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教養関連の本の書評4 |
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羽生善治 (はぶ よしはる) |
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(プロフィール) 1970年、埼玉県生まれ。 将棋棋士。 |
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決断力おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:686円+税 発行所 :角川書店 発行日 :2005年7月10日 形態 :新書・201ページ ジャンル:教養 目次 第1章 勝機は誰にもある 第2章 直感の七割は正しい 第3章 勝負に生かす「集中力」 第4章 「選ぶ」情報、「捨てる」情報 第5章 才能とは、継続できる情熱である |
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![]() 現代の将棋界で最も成功したといっていい著者が、自らの「勝ちに向かう思考法」を解析して解説している。 たえず将棋の勝負において下してきた決断において必要なことについて、ビジネスの世界も絡めて解説している。 ![]() はじめは将棋の話が中心かと思い、読み始めたが、ビジネスにおいても非常に参考になることが多いことに驚かされた。 著者は直感力を重視しているが、ここで勘違いしてはならないのが直感=思い付きではないということ。 その背景にはものすごくたくさんの勉強や鍛錬があり、絶えずいくつもの決断の引き出しが準備されている。 ビジネスにおいても全く同じであり、勉強や鍛錬などの自己啓発を怠るものには成功は絶対に訪れない。 |
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(書評作成:2010年12月4日) | ||
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本田 健 (ほんだ けん) |
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(プロフィール) 神戸生まれ。 経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。 |
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40代にしておきたい17のことおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() 本体価格:571円+税 発行所 :大和書房 発行日 :2011年4月15日 形態 :文庫・190ページ ジャンル:教養 目次 1.できること、できないことを見分ける 2.自分史を書いてみる 3.60代、70代のメンターに教えを請う 4.先立つ後悔をいましておく 5.健康と時間を資産だと考える 6.お金とどうつき合うかを決める 7.ノーと言う勇気をもつ 8.世界に自分が何を残せるかを考える 9.自分のサンクチュアリをもつ 10.家族とつながる最後の10年を大切にする 11.パートナーシップと向き合う 12.新しいことに挑戦する 13.現在の人生の中にある祝福を数える 14.手が届く夢をかなえる 15.絶対にあきらめない 16.正しいことよりも楽しいことを選択する 17.人生の意味を見出す |
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![]() 40代というと人生の後半に対してフレッシュ・スタートを切るための重要な10年である。 目次欄に記載の40代のうちにやっておきたい17の項目について簡潔に解説している。 ![]() ちょうど今40代のど真ん中ということもあり、本書を手にとってみた。 本書に書かれているように、40代というのは20代ほどの希望はないけれども、これまでの経験に基づきまだまだ希望を持って仕事や生活を行っていけるという非常に大切な時期であるということがわかった。 日ごろの忙しさのために、あまり今という時期を見つめることはなかったが、今一度40代の今をどう生きていくべきか考えてみようと思った。 そのような考えを持たせてくれたという意味だけでも、本書は読む価値があったと思う。 解説されている内容については紙面の都合かどうかはわからないが、ごくありふれた内容であり、またその内容もちょっと薄っぺらい。 過去の偉人の言葉などを引用しながら解説していけば、もっと内容に厚みが出たと思う。 |
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(書評作成:2014年2月10日) | ||
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樺沢紫苑 (かばさわ しおん) |
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(プロフィール) 精神科医、作家。 1965年、札幌生まれ。 1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。 |
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読んだら忘れない読書術おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,500円+税 発行所 :サンマーク出版 発行日 :2015年4月20日 形態 :単行本(ソフトカバー)・251ページ ジャンル:教養 目次 第1章 なぜ、読書は必要なのか? 読書によって得られる8つのこと 第2章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本 第3章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード 第4章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編 第5章 「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術 第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術 第7章 「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方 第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊 |
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![]() 「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」、「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」、「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」、など読書を行ううえでの悩みに対し、どのようにすれば「読んだら忘れない」ようになれるのかについて解説している。 ![]() 読書を行うにあたり、読んだ内容を後から思い出すことができないことがあった。そんな悩みを抱えているときに本書を書店で見つけ、その魅力的なタイトルからすぐに購入。 本書で紹介されている主要なポイントをまとめると、次の二つになる 1.読んだ内容をアウトプットする(人に内容を話す、SNSなどで紹介する、書評を書くなど) 2.スキマ時間を上手に活用する いずれもすぐにやれそうなことなので、すぐに実践してみたいと思った。 特に2番目のスキマ時間の活用において、人間の集中できる時間は15分だからそれをうまく活用することが重要、というのはとても有益な情報であった。 直接は本書のタイトルと関係ないが、本書で紹介されている有益な情報として、「amazonnプライム」の有効な活用方法があった。 年間3,900円かかるサービスであり、自分には関係ないかと思っていたが、会員になると毎月1冊無料で本を読める特典があるとのこと。非常に音区間があるサービスなので、早速試してみようと思った。 |
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(書評作成:2015年7月19日) | ||
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坪田信貴 (つぼた のぶたか) |
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(プロフィール) 株式会社青藍義塾代表取締役 塾長、学校法人大浦学園 理事長。 |
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学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,500円+税 発行所 :KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発行日 :2013年12月26日 形態 :単行本(ソフトカバー)・321ページ ジャンル:教養、映画化された本 目次 第1章 金髪ギャルさやかちゃんとの出会い 第2章 どん底の家庭事情、批判にさらされた母の信念 第3章 始まった受験勉強、続出する珍回答 第4章 さやかちゃんを導いた心理学テクニックと教育メソッド 第5章 見えてきた高い壁―「やっぱり慶應は無理なんじゃないかな」 第6章 偏差値30だったギャル、いよいよ慶應受験へ 第7章 合格発表と、つながった家族 |
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![]() 高校2年の夏にして学力は小学4年レベル、全国模試の偏差値は30程度だった金髪ギャルのさやかが、塾講師である著者・坪田信貴から心理学を駆使した指導を受けてやる気に目覚め、1年で英語の偏差値を40上げ、ついには最難関レベルの私立大学である慶應義塾大学に現役合格するまでの1年半を綴ったノンフィクション小説である。 ![]() 本作品は、いろんな楽しみ方ができる実に欲張りな本であると思う。 はじめは、映画「ビリギャル」の原作として、映画の背景についてもっと知るという楽しみ方。 二つ目は、子供の教育に対してヒントを与えてくれるという楽しみ方。 そして三つ目が、会社における部下への指導や接し方に対してヒントを与えてくれるという楽しみ方。 まずはじめの映画の原作としての楽しみ方であるが、実際に私も映画を見た後にこの本を読んでみた。 映画では時間の都合上編集されてしまった部分などについて本書を読むことでよくわかった。 そして二つ目の教育、三つ目の指導の部分であるが、これまでも教育関係の本や、コーチングなどを活用した指導の本などについてはいろいろと読んできた。 本書では今まで読んだどの本よりも、解説されている内容がよく頭に入ってきた。 それは、あまりできのよくない主人公・さやかが、実際に著者の心理学を駆使した指導により、次々と実績を上げていく様子が面白おかしく語られており、しかも映画を見たという効果もあり、感情移入できていたためであると思う。 |
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(書評作成:2015年8月23日) | ||
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