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健康関連の本の書評 |
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松原英多 (まつばら えいた) |
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(プロフィール) 東京に生まれる。東邦大学医学部卒業後、アメリカ、カナダに4年間遊学。 帰国後、母校に帰り、大脳生理学の研究とともに、東洋医学・医学心理・催眠療法を学ぶ。 医学博士・日本東洋医学会専門医・日本気候物理温泉学会認定医。 |
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やせる本おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() 本体価格:777円 発行所 :廣済堂出版 発行日 :1991年6月15日 形態 :単行本・97ページ ジャンル:健康 目次 肥満に悩むあなたに やせるための大原則 生活習慣を改善しよう 簡単カロリーコントロール 運動でシェイプアップ 話題のダイエット法に挑戦 東洋医学でやせる 心理療法でやせる リバウンドはこうして防ぐ |
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![]() まずはじめになぜ太るのか、なぜ肥満がいけないのかについて解説した上で、やせるための生活習慣、食事(カロリーコントロール)、運動(ウォーキング、エアロビクス、水泳、気功法、ヨガなど)、心構えなどについてやさしく解説している。 ![]() 現在この本に書かれている内容の中で、ゆっくり食事すること、半身浴、ウォーキング、階段の上り下りについて実践中である。 簡単に実践できる方法が紹介されているのはいいと思う。 ただ間違ったダイエットとして言われている単品食ダイエット(卵やパイナップルなど食べ続ける)を紹介しているのはちょっといただけない。 |
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(書評作成:2003年11月24日) | ||
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三戸秀樹 (みと ひでき) |
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(プロフィール) 関西福祉科学大学教授、(財)労働安全衛生研修所理事、(財)中央労働災害防止協会講師 |
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労働ストレスの回復を図る 「家庭外化」から家庭のいやしを守る方法おススメ度:(5点満点)![]() ![]() 本体価格:1,000円 発行所 :文理閣 発行日 :2003年12月10日 形態 :単行本・77ページ ジャンル:健康 目次 第1章 事故・災害の裏にあるもの 第2章 ストレス解消と家庭 第3章 変わる家庭―家庭の外化 第4章 家庭を癒しの場に |
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![]() 労働現場で問題となっているストレスに対し、「家庭の外化」という考えを基に、ストレスの解消や緩和における家庭の役割について述べている。 なお「家庭の外化」とは、家庭の中にあったものが外に出て行くこと、と定義されている。 ![]() 最近、会社ではストレスから心の病を発祥する人が多く、心のケアが必要であるといわれている。 この本ではストレスの解消のためには、「家庭の外化」を遠ざけ、家庭を癒しの場所にする、すなわち仕事上のストレスは家庭で癒されることが大切であると述べている。 結局は癒しが重要という当たり前の結論で終わっている。 タイトルからかなり期待した分、ちょっと肩透かしを食らった気分である。 わずか77ページで(真剣に読めば1時間かからない)1,000円というようにコストパフォーマンスにも難有りであると感じた。 ストレス社会と呼ばれる現在において、この手の本は今後多く出版されるであろうから、あえてこの本を読む必要はないであろう。 |
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(書評作成:2004年3月22日) | ||
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関谷 透 (せきや とおる) |
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(プロフィール) 1931年、旧満州奉天生まれ。 北海道大学医学部卒業後、同大学院修了。医学博士。東京大学医学部精神医学教室入局。 現在初台関谷神経科クリニック院長、初台メンタル・ケア研究所所長。神経研究所晴和病院評議員、日本外来臨床精神医学会副理事長、東京各科医会協議会顧問、東京精神神経科診療所協会顧問、東京都医師会学校精神保健検討委員会委員長等を歴任。 |
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休み上手になる本おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,400円+税 発行所 :実務教育出版 発行日 :2005年9月30日 形態 :単行本・97ページ ジャンル:健康 目次 第1章 もっと生活をスローダウンさせよう 第2章 「休み方」にも発想の転換を 第3章 頭や体が喜ぶライフスタイルへ 第4章 リフレッシュできる休日を過ごすために 第5章 日常を離れ、気分転換する12のヒント 第6章 新しい「自遊時間」を発見する17のヒント |
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![]() 仕事上の精神的な疲労の蓄積から心のトラブルを抱えるようになった現代人。 長年にわたり、サラリーマンやOLの“心のトラブル”の診療にあたってきた精神科医である著者が、精神的な疲労をリフレッシュするための休日の重要性、休日の過ごし方などについて解説している。 ![]() 仕事をしていると体の疲労はなんともないけど、なんとなくだるいとかやる気がしないとか感じるときがある。 本書を読んでいるとそれは精神的な疲労のサインであるということがわかった。 また本書では休日の過ごし方などについて解説されているが、自分はなんとなく休日を過ごしているだけで、疲労のリフレッシュという点から言うと上手な休日の過ごし方ができていなかったんだな、ということに気付かされた。 本書に書いてあることはごくごく当たり前のことであるけれども、なかなか仕事をしていると実践できていないことが多いことが分かる。 精神的な疲労の怖さ、リフレッシュの重要性を再認識できるという意味で本書は非常に役立つと思う。 |
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(書評作成:2006年8月4日) | ||
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石井直方 (いしい なおかた)谷本道哉 (たにもと みちや) |
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(プロフィール) (前者)1955年東京生まれ。 東京大学教授、理学博士。専門は身体運動科学、筋生理学。 81年ボディビル世界選手権3位、82年ミスターアジア優勝など、競技者 としても輝かしい実績を誇る。 エクササイズと筋肉の関係から、健康や老化防止についてのわかりやすい解説には定評があり『あるある大事典』『スパスパ人間学』などテレビ番組への出演や、雑誌の監修が多数。 (後者)1972年静岡県生まれ。 大阪大学工学部卒。東京大学大学院博士課程。専門は筋生理学、生化学。 スポーツ・トレーニングを、遺伝子・細胞などミクロなレベルから、生体の運動パフォーマンスというマクロなレベルにわたり研究している。 翻訳、執筆、運動指導など幅広く活躍。 |
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スロトレおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,100円+税 発行所 :高橋書店 発行日 :2008年7月15日 形態 :単行本・127ページ ジャンル:健康 目次 1 どうして痩せられるの?―“スロトレ”ダイエットのすべて 2 体脂肪がみるみる落ちる―“スロトレ”ダイエットを始めるゾ! 3 気になる部位を集中シェイプして理想のボディに 4 ふだんの動きに取り入れて「痩せ体質」に―日常エクササイズ 5 なぜ?どうして!?―スロトレダイエットについてのギモン 6 “スロトレ”ダイエットを成功させるための―ザ・裏ワザ |
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![]() 無酸素運動で基礎代謝量を増やすダイエット方法について紹介している。 ただし従来のつらくて苦しい筋トレではなく、誰でも簡単にしかも短時間で実施することで成長ホルモンを分泌させる「スロトレ」ダイエットについて紹介している。 ![]() 「世界一受けたい授業」で「スロトレ」が紹介されているのを知り、本書を購入した。 女性向けに書かれてはいるが、男性でも充分に対応できる内容である。 科学的根拠に基づき、短時間でしかも最大限の効果が得られ、特殊な器具が不要で自分の体だけで実施できるトレーニング法が紹介されているのがよかった。 早速はじめたいと思う。 誰にでもすぐに実施可能という点でオススメの本である。 |
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(書評作成:2008年7月27日) | ||
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小山勝弘 (こやま かつひろ) |
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(プロフィール) 1968年栃木県生まれ。 筑波大学大学院修士課程体育学研究科修了。兵庫医科大学大学院医学研究科修了。 山梨大学准教授。医学博士。専門は運動生理・生化学、健康科学。 |
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内臓脂肪がなくなる筋力トレーニングBOOKおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,100円+税 発行所 :成美堂出版 発行日 :2007年7月20日 形態 :単行本・175ページ ジャンル:健康 目次 1章 内臓脂肪型肥満、メタボリックシンドローム解消トレーニング 2章 皮下脂肪型肥満解消トレーニング 3章 体脂肪をためない”食習慣&生活パターン” |
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![]() 筋力アップで基礎代謝を高め、内臓脂肪を手軽に無理なく減らしていくトレーニングプログラムについて紹介している。 また内臓脂肪だけでなく皮下脂肪を低減するためのトレーニングについても解説している。 ![]() トレーニング法について写真入りで紹介しているので非常にわかりやすい。 トレーニングは、内臓脂肪、皮下脂肪の低減の両者に対応しており、運動の強さにより3段階に分かれているので、自分のレベルに合わせて無理なくトレーニングすることが可能である。 また単なるトレーニング法について解説するのではなく、筋肉や脂肪、肥満のことについても丁寧に詳しく解説されており、その点でも勉強になる。 |
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(書評作成:2009年4月18日) | ||
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春山茂雄 (はるやま しげお) |
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(プロフィール) 1940年京都府生まれ。東京大学医学部卒業。 東京逓信病院外科・東京都教職員組合互助会三楽病院外科科長を経て、1987年に神奈川県大和市に田園都市厚生病院を開設し院長となる。 |
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脳内革命おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,600円 発行所 :サンマーク出版 発行日 :1995年6月5日 形態 :単行本・237ページ ジャンル:健康 目次 プロローグ 東洋医学と西洋医学の接点で治療 第1章 医学が証明するプラス発想の効果 第2章 筋肉をつければ病気にはならない 第3章 いつまでも脳を若く保つ食生活 第4章 脳が若ければ百二十五歳まで生きられる |
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![]() プラス思考をすることで、著者が”脳内モルヒネ”と呼ぶホルモンが分泌され健康になり、逆にストレスが多いと健康を害する物質が分泌されるという説について解説している。 ![]() 賛否両論が多い本ではあるが、プラス思考の重要性、筋肉をつけることの重要性、という部分については身違った説を唱えているわけではなく、非常に参考になると思う。 今のストレス社会を生き抜いていくためには、またビジネスにおいて新しい発想により成功していくためにはプラス思考が重要。 一応、健康の書籍として分類したが自己啓発として読んでみると参考にすべき点が多数見つかると思う。 |
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(書評作成:2010年3月22日) | ||
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蒲原聖可 (かもはら せいか) |
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(プロフィール) 高知県生まれ。 徳島大学医学部卒業、同大学大学院修了。医学博士。 1996〜1999年、アメリカのロックフェラー大学で、肥満および糖尿病に関する研究に携わる。 現在、東京医科大学病院総合健診センター医師。(株)DHC研究顧問。日本体育大学非常勤講師。 |
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図解雑学 なぜ太るのかやせるのかおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,200円+税 発行所 :ナツメ社 発行日 :2002年10月10日 形態 :単行本・223ページ ジャンル:健康 目次 1 あなたは、太っている?やせている? 2 太るしくみ・やせるしくみ 3 肥満は遺伝する? 4 生活習慣と肥満の関係をさぐる 5 太る・やせると病気の関係 6 肥満を治療する 7 太る・やせると食事の関係 8 ダイエット法を考える |
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![]() 肥満に遺伝子がどのように影響するのか?またどのようにすれば自分にあったダイエットの方法が見つけられるかなど、肥満と病気の関係も含めて、イラストを交えてわかりやすく解説している。 ![]() タイトルは太る、やせるということを併記しているが、内容はほとんどすべてが肥満に関連することである。 ダイエット方法に関する記述はやや弱いが、太るということを科学の視点から見ており非常に興味深い。 一般にダイエットというと食事制限というイメージがあるが、正しいダイエットをするためにはやはり太る、そしてやせるメカニズムを知ることが重要。 そういう点で本書はそのメカニズムについてわかりやすく解説しており、まさにダイエットを始める上での入門書としてうってつけだと思う。 |
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(書評作成:2009年1月31日) | ||
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