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島原隆志さんの本の書評 |
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島原隆志 (しまはら たかし) |
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(プロフィール) 1972年生まれ。 株式会社インバスケット研究所 代表取締役 インバスケット・コンサルタント。 |
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インバスケット・トレーニングおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() 本体価格:1,400円+税 発行所 :同文舘出版 発行日 :2011年11月18日 形態 :単行本(ソフトカバー)・232ページ ジャンル:ビジネス 目次 1章 インバスケットの基礎知識 2章 インバスケットでわかること 3章 インバスケット・トレーニングをすれば何が変わるのか 4章 インバスケット・トレーニングの進め方 5章 インバスケット・トレーニングの効果的な方法 6章 インバスケットを使えば社員はよみがえる |
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![]() ビジネスシーンのトレーニング手法の一つであるインバスケット手法について、それを学ぶことの重要性、インバスケット・トレーニングを進め方について解説されている。なお、本書はインバスケット・トレーニングの演習書ではなく、インバスケット・トレーニングを開始するに当たり、必要最小限知っておきたいことがまとめられた解説書である。 ![]() インバスケット手法とは、制限時間の中、架空の状況で架空の人物になり切って、案件処理を多数行なうビジネス・シミュレーション・ゲームであり、ビジネスシーンにおいては管理職登用における試験のひとつとしても用いられるものである。 以前、実際に試験においてインバスケットを行ったが、そのときにはまったく時間が足りず、またどのような思考で処理をしていけばよいかまったくわからなかった。 インバスケット手法についてきちんと学んでみたいと思い、まずは初心者向けと思われる本書を手に取った。読んでみて、インバスケットについてどんな思考で処理していかないといけないかということについて凡そは理解することができた。本書これまで一度もインバスケットをやったことがない人を対象として、インバスケットとはどのようなものかを紹介しているような内容である。これを読んだからといってすぐにインバスケット手法が身につくというものではない(著者もとにかくトレーニングをやってみることが重要といっている)。 ただ本書で難点があるとすれば、何度も同じような内容が出てきて、ページ数の割には得られる情報は少なく感じたところである。 インバスケットとはどのようなものかまずは学んでみたいという人以外にとっては本書の内容では物足りなさを感じるかもしれない。 |
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(書評作成:2015年7月18日) | ||
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