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大久保寛司さんの本の書評 |
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大久保寛司 (おおくぼ かんじ) |
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(プロフィール) 1949年生まれ。 73年、日本アイ・ビー・エム(IBM)入社。本社業務改革推進本部等を経て、98年にCS部長に就任。 2000年に退職し、現在は人と経営研究所所長。他に、ナレッジマネジメント学会理事などを務めている。 |
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人と企業の真の価値を高めるヒント こんな人と組織が生き残る | ||
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人と企業の真の価値を高めるヒントおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:648円+税 発行所 :中公文庫 発行日 :2006年9月25日 形態 :文庫・262ページ ジャンル:ビジネス 目次 第1章 変化する市場、顧客への対応 第2章 経営理念の実現に向けたリーダーシップ 第3章 顧客へ価値を生み出すための、仕組みの改革 第4章 やる気を引き出し、能力を伸ばす 第5章 顧客重視の社風を創る |
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![]() 真の価値ある企業とは「顧客中心」の経営ができている企業である。 そのために企業およびその企業で働く従業員が心がけることについて解説している。 ![]() これまでの企業は「売り上げ第一主義」であり、企業に利益をもたらしてくれる源泉である「顧客」のことを真剣に考えている企業はごくまれであることがよくわかった。 おそらく自分の職場でも顧客満足度(CS)という言葉について議論されてはいても、真剣に顧客本位の対応がとられていることはまれではないだろうか? 本書を読んでそのことに非常に反省させられた。 また日本では企業内研究者・開発者の比率が比較的高いため、直接顧客と向き合うことが少ない。 そのような場合、顧客満足度の向上を考えることは難しいが、本書では、「”価値”を市場や顧客に提供し続けること」と書かれており、非常に参考になった。 本書の特徴としては各章の最後にまとめが要約されており、その部分だけを読むだけでも有益である。 新人から中堅社員までみんなに読んでもらいたい内容である。 |
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(書評作成:2009年10月31日) | ||
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こんな人と組織が生き残るおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:1,500円+税 発行所 :中央公論新社 発行日 :2006年4月25日 形態 :単行本・187ページ ジャンル:ビジネス 目次 1 仕事力を高める 2 組織力を高める Q&A |
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![]() 会社において楽しく仕事をしていくためには、自らの行動や考えを変えていく必要がある。 楽しく仕事を行っていくための秘訣について、仕事力と組織力の二つに分類して解説している。 ![]() 仕事を楽しくするための、考えや行動が分かりやすく解説されている。 具体例などに基づいて解説されており、イメージしやすくて理解がしやすい。 本書を読みながらこれまでの自分お仕事のやり方について振り返ってみると、いろいろと反省させられるところ、気づかされるところがあった。 いちばん印象に残っているのは、「指を自分に向ける」ということ。 とかくうまくいかないことがあると、それを人のせいにしてしまいがちであるが、原因は自分にあるのではないかと考えることが必要である。 |
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(書評作成:2008年11月22日) | ||
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