My Little Library
 

大石 静さんの本の書評

 

大石 静 (おおいし しずか)

葉月陽子 (はづき ようこ)

 
(プロフィール)
(前者)
1951年東京都御茶ノ水生まれ。日本女子大学文学部国文科卒。
’81年、永井愛とともに女性2人だけの劇団“二兎社”を旗揚げ、交互に作・演出・主演をつとめる。
テレビ・映画の脚本家としても活躍し、’91年からは脚本に専念。
’96年NHK朝の連続ドラマ「ふたりっ子」で橋田賞・向田邦子賞をW受賞。
 
ふたりっ子  オードリー
 
  
著者から検索  書名から検索  ジャンルから検索  トップページ 
 
ふたりっ子

ふたりっ子

おススメ度:(5点満点)

本体価格:1,165円
発行所  :双葉社
発行日  :1996年

ジャンル:日本文学(文芸)、ドラマ化された小説

目次
1巻
天下茶屋街の朝、ピアノと将棋盤、伝説のロマンス、京大へとうふ屋に、心の翳り、
新しい世界、それぞれの決意、奨励会、恋、悩乱、珍客、プロポーズ、香車を捨てよ、
六甲の夜、発覚、愛の行方

2巻
蒸発、おかえり麗ちゃん、駆け落ち、海に抱かれて、星夜、二匹の魔物、
おれは神様やない、二十歳の花嫁たち、新生・野田とうふ、失敗だった結婚?、
裏切り、再開、いい人だけど・・・、8一玉、ジンジャーレモン、千秋楽、委細面談

3巻
いのち、悪夢、家族会議、妻をもらってください、パエリアとダイアモンド・サラダ、
駒音が聞こえへん、死ぬまで一緒、おれに任せろ、別れの日、真美と玲美、
ミラクルチャイルド、あの人の街は・・・、流氷、雨上がりのブランコ、もう一度プロポーズ、
幸せの形
 内容
 NHK朝の連続テレビ小説のノベライズ。大阪の通天閣の近くのとうふ屋の仲良しの双子の麗子と香子。 顔はそっくりでも性格は正反対。麗子は京大に進み、香子は将棋の世界へ。 二人のおのおのの生き方、二人を取り巻くいろんな人々について描かれた大阪の下町を舞台とした人情いっぱいの小説。

 感想
 朝の時間はちょうど通勤時間だったのでテレビを見れなかった。 ふたりっ子は結構有名だったので見てみたいなと思ってたので本屋でこの本を見つけたときは思わず買ってしまった。 非常に読みやすく全3巻だったが一気に読みきった。話は面白かったが、この程度の字の量だったらわざわざ3巻に分けなくてもいいのでは。 1冊にまとめてもっと値段を下げてもよかったのではと思った。
(書評作成:2003年12月15日)
トップ > 書名別検索(は行)
トップ > 作者別検索
トップ > ジャンル別検索(日本文学(文芸))
トップ > 映像化された小説 > ドラマ化された小説
トップ > NHK朝の連続テレビ小説の原作の紹介
 
  
著者から検索  書名から検索  ジャンルから検索  トップページ 
 
オードリー

オードリー

おススメ度:(5点満点)

本体価格:1,200円
発行所  :双葉社
発行日  :2001年

ジャンル:日本文学(文芸)、ドラマ化された小説

目次
1巻
渡り廊下、雲行くがごとく水流るるがごとく、トメイトウとキャベッジ、初めてのエキストラ、
破かれた花嫁の絵、ライカのカメラ、ラブレターの行方、君の瞳にコーラで乾杯!、
「養女にください」、山鹿灯籠踊り、「脇役でええんです」、大部屋のいじめ、茶店のお杉、
この映画は当たらない!、ぼろアパート、契約解除、おれの女神

2巻
こんな男はあかん!、わいが殺陣師ぃ?、手切れ金、雨のプラットホーム、
七年ぶりの珍客、惨殺浪人・夢死郎、夢の方舟、この人はわたしを捨てる・・・、
ポケットえりかちゃん、悲しみを勲章に生きろ!、救急外来、香港なんか行きとうない、
別れの日、金貸してくれ、黄葉、離婚してください

3巻
椿屋はあたしが継ぐ!、父の青春、アメリカからの電話、主役はR・レッドフォード?、
死ぬまで一緒、わいが守ったる!、友禅染めの小瓶、吠えろ!タイガー、消えた十万円、
突然フィアンセが・・・、三十四年目の手紙、ナースコール、恋のカツサンド、落ち椿、
監督を命ず、『MUSASHI』、流れ橋
 内容
 NHK朝の連続テレビ小説のノベライズ。 京都・太秦を舞台に映画作りにかけた女性“佐々木美月”の挫折と栄光の半生を描く。 美月は自分のことを「オードリー」と呼ぶアメリカ育ちの自由奔放な父・春夫、自分を赤ちゃんのときに引き取り養女のように育てる高級旅館・椿屋の女将・滝乃、春夫と滝乃に振り回される実の母・愛子の間で振り回され、複雑な幼少時代を過ごす。 そんな美月の楽しみは太秦で撮影される映画(時代劇)であった。 周囲から反対されながら映画の世界に飛び込み、栄光と挫折を味わいながら、女優としてあるいは監督として映画の世界で生き抜いていく。

 感想
 このドラマは好きで会社に行く時間を少し遅らせて毎日テレビを見ていた。 毎回テレビで見ていて話はすっかり頭の中に入っているのだが、小説で読んでみて改めて感動した。 登場人物一人一人が非常に個性的であり、どの人も手抜きすることなくしっかりと描かれている。 しかし大石静は登場人物を死なすのが好きなんですね。この本では主要な人物二人も死んでしまいます。
(書評作成:2004年3月17日)
トップ > 書名別検索(あ行)
トップ > 作者別検索
トップ > ジャンル別検索(日本文学(文芸))
トップ > 映像化された小説 > ドラマ化された小説
トップ > NHK朝の連続テレビ小説の原作の紹介
 

Copyright(c) 2015 My Little Library. All Rights Reserved.