泉南大川釣行記(2004年1月25日)

みなさーん、本年も投げ釣り頑張りたいと思います。特に本年は、投げ釣りではありませんが、アオリイカを是非とも釣りたいと思っております。本年もどうぞよろぴく。
 例年通り、みかんの収穫も終わり(去年の11月に雨の日が多く、遅れ遅れになり、また正月明けから風邪をひいて、結局1月20日頃までかかりましたが)いよいよ、平成16年の投げ釣り人生がスタート。今年はどんなお魚ちゃんに会えるのか? はたまたどんな出来事が待っているのやら?乞うご期待!!!
 1/11日に我ら泉釣会(泉州投釣会)の新年会が来々でありました。その時、今年を占う意味で、私が作ってきた宝くじ(といっても、2桁の組と6桁の数字をプリントしただけのものですが、)を、やりました。1口500円で9人と来々のママとの10人で、5000円のくじとなりました。同じものを2枚ずつ作って、みんなに1枚ずつと袋の中に丸めて同じものを入れて、マスターにひいてもらいました。さてさて、まず組から発表、「78組の・・・」 「みんなの中で78組の人?」と言うと みんな一斉に「はい、はい、はい!」そりゃそうやわな、最後の数字が違うだけやもんなー。「数字を発表します」「78組の3、7、、1、、、1、、、、7、、、、、」「ここまで合ってる人?」 またみんな一斉に「はい、はい、はい!」 当たり前か!!!「さて最後の数字は、4番」  「俺や」と雅くん。今年は、ついてるなぁ。
 さて1月の例会は、1/25日、泉南から和歌山方面ということで、俺と誠ちゃんと雅くんと上ちゃんは大川漁港、あとは有田と佐野とに行くということで、新年会の時に話し合って、雅くんなんか「マムシ500円買っといて
」だって。朝からの釣りだから、みんなは、朝早くに出て行くらしいが、俺は朝が苦手なので、夜から行くことにして、どうせ土曜の夜は、8時から中学のPTAの寄り合いがあるし、俺は役員で行かなきゃいけないし、10時頃までかかるから、それから出ていこう。誠ちゃんも、一緒に行きましょうか、ということでその日はそれで分かれた。
 1週間前、例によって善ちゃんからTEL。「大川行くんか? 誠ちゃん有田に行く言うてんでぇ。法ちゃん以外みんな行けそうや。俺ら有田に行くわ。誠ちゃん確認するわ。」「頼んだでぇ」いつもいつもすみませんねぇ善ちゃん。
 2,3日して善ちゃんよりTEL。「誠ちゃん、やっぱり大川に行く言うてるわ。またTELしたって。」「わかった。有田は何人?」「俺と徳ちゃんとおっちゃんと下ちゃんの4人」大川4人に有田4人か?
 2,3日前誠ちゃんにTEL。「別で行きます。夜行くか、朝行くか、まだ決めてません
。」とのこと。上ちゃんからもTELはいる。夜から行くか、朝行くか迷ってるらしい。
 1/24土曜日の夜。やっぱりPTAは、10時を過ぎてしまった。上ちゃんと誠ちゃんよりTELがはいった。上ちゃんは、結局朝行くことにしたらしい。誠ちゃんは、俺が出る時間に合わせて、自分の車で別で行くことになった。
 11時45分出発(誠ちゃんには11時30分出発と言っておいたのだが)ガソリン(軽油)を入れて、エサ屋についたのが、12時30分頃。マムシ1500円。雅くんのマムシ500円(500円やでぇ。たった500円)を買ってると、誠ちゃんがやってきた。誠ちゃんはマムシ100円だ。1000円でもよかったかなぁ? でもたっぷりとつけるんや、たっぷりと!!! 「今日はサーフの初釣り大会無いやろう?」 神戸の方の投げ釣りのホームページでは、初釣りは2月になっていた。「いや、今日サーフの大阪協会の初釣り大会やで。紀ノ川の方にたくさん行ったで」とのこと。また去年と同じや。いややな。
 エサ屋を出て、旧の26号線をひた走って、1時20分頃大川漁港の駐車場に着。ワンボックスが1台とまってる。3人ぐらい釣り人らしき人が仮眠していた。船か何かに乗るのだろう。外に出ると風が強い。イヤやなぁ。波止に人はいなかった。場所取りしてる三脚も無かった。波止は波をかぶって濡れていた。天気予報では、冬型が強まって、荒れた天気になるとのことだった。でもまだそんなには荒れていない。10分程して誠ちゃん到着。とりあえず寝るか。ボンゴの荷台にマットを敷いて、シュラフに入って寝る。善ちゃんと雅くんにメールを打っておく。「風強し、初釣り大会あり。・・・」
 時折風で車が揺れている。やっと寝入った頃、「よっちゃんよりテルやでぇー」と俺の携帯が鳴った。「もしもし」「今から出る。有田に行くわ。風強い?」「風強い!投げ釣り多いかも知れんでぇ。」時間は3時だった。もう少し寝る。
 それから寝られなくなった。場所取りのため、三脚を5つ、波止の角の所から左右に並べて置いた。車の中でごろごろして、4時頃起き出して、支度を始める。誠ちゃんは自分の車でまだ寝ている。投げ竿2本、ルアー竿2本、一応三脚に立てて、投げ竿1本をセットして、正面に投げようと構える。向かい風が強い。少し風が止むまで、その体制で待った。いつまでたっても風が止まない。そのまま、波止の先端まで行き、裏側の船着き場から投げていた。ここは風がない。ただ、向こうまで3、40メートルぐらいで、少し放ると根掛かりする。根掛かりしたので、元の所に戻って、道路と平行に投げる。2本の竿を投げると、雅くんからTEL。子供連れて5時に出るわ。善ちゃんたちにTEL。投げ釣りマンいっぱいや。仕方がないので、ボートのところで釣ってるらしい。やっぱりな。
 5時半頃、明確なアタリ。今頃なんや? 24センチくらいのチヌやった。みんなに報告。権利達成や。俺が1番や。今日は景品や。1位が小型のクーラーとアタリセンサー、2位とブービーが防寒着、3位が発光ダイオードのヘッドランプ。6時頃雅くんにTEL。「今何処?」「深日の先の二股。あと10分位」 上ちゃんは、どうなってる? TELする。「今何処?」「ここや、わかるか?」なんや、もう駐車場か。
 有田の善ちゃんにTEL。「ババタレ(20センチくらいのチヌのこと)釣れたでぇ。」「ええなぁ。俺とこ全然や。行くとこ無いしなぁ。・・・」
 釣り人が増えてきた。竿釣り、投げ釣り、俺たち。おれが角の右側、根本に近いところ。角の左が上ちゃん、そのまた左に、雅くんの子供と雅くん。誠ちゃんは、6時頃起きて、先端の方に行った。雅くんにエサを渡す。500円で足りるのか? 「大丈夫!!」と雅くん。
 なかなかアタリがない。風は少しましになっているが、相変わらず寒い。
 8時頃、雅くんが、重そうにリールを巻いている。「これがカレイやったら大きいでぇ。」と冗談げに言っている。上がってきたら、32センチのカレイだった。「なにすんねん。腹立つ奴やなぁ。誰が場所取りしたったと思うてんねん。」と俺。「怒ってる?!」と雅くん。
 俺の竿が当たった。重い、これがアイナメやったら、大きいでぇ。気になってるのか雅くんも見に来た。「おっアイナメや!!!」と雅くん。背中はアイナメの色やけど、どう見てもフグや。もう原辰徳や。
 9時半頃、嫁さんよりTEL。「若樫は大雪やでぇ」とのこと。
 本命のアタリがない。ギンポにフグ。
 お湯を沸かしてコーヒーでも飲もうと、新作の折り畳みコンロ「オリコンNO.1」で湯を沸かそうとしたが、寒さでなかなか沸かない。上ちゃんは、ガスコンロのガスが寒さのために気化せずに苦しんでいる。やっとの事でコーヒーにありついた。

 根本で投げ釣りをやってる人が27,8のアイナメを釣り上げた。ええなぁ。話をしに行くと、サーフの人らしい。俺より早く来ていたワンボックスの人たちらしい。3,4人で来ていた。1月の最終の日曜日は、大阪サーフ協会の初釣り大会だそうだ。来年から、その日は、はずさないといけないと思った。検寸の時間があるのだろう、10時頃には、帰ってしまった。
 だんだん寒くなってきた。霧のような細かい雪が、ちょっと舞っては、消えていく。先端にいた誠ちゃんが、角の隙間の所に入ってきた。先端は、すごく寒いそうな。1本の竿を、根本の方に投げる。雅くんも竿を1本持ってきて、俺のもう一つ根本に投げていった。右に投げた竿が当たった。少し重い。巻き上げていると、また雅くんが見に来た。何や何や? 上げてくるとイソベラだった。また雅くんに大笑いされてしまった。「5目釣り違うか?」「チヌ、フグ、ギンポ、イソベラの4目や」失礼な奴や。
 根掛かりで切れた竿の仕掛けをセットしていると、もう1本の竿の尻が浮いた。おーっとみんなが言ったので、少し巻くと軽い。何にも乗ってないでぇ。でもあとで上げてみると、力糸として使っていたPEが切れていた。やっぱり魚だったか。ひょっとしたら50センチのアイナメか?!!! ナイロンの5号にすればよかった!!! 3号にしたのが間違いだったか?

 俺の所はもう根掛かりの連続になってきた。11時納竿予定。もう時間は、10時30分。時間がない。誠ちゃんが、小さいけどカレイを釣り上げた。俺は20センチほどのクジメをゲット。根本で少し粘ったけど、釣れたのはギンポだけだった。
 結局、雅くんのカレイが32センチで1位、俺のババタレが24センチほどで2位、誠ちゃんが3位、徳ちゃんが4位、あとの4人は、ボーズに終わり、ボーズ率を上げる結果となってしまった。
 雅くん今年はどうなってるの?