鳴門釣行記2003年(10/26)

 祭りも終わって、善ちゃんよりTEL。「俺行けんかも知れんから、よろしく頼むわ。段取りは取るから。」とのこと。めずらしいなあ、善ちゃんが不参加なんて。・・・・・
 2〜3日して、上ちゃんがやってきた。前々から、言っていた酸っぱい梅干しの件で。
「またキス狙いに行きたいわ。」「磯ノ浦か?」「日曜日に行って来ようかなぁ。」・・・・・
 1週間前、例によって善ちゃんよりTEL。「行けんやつが多くて、結局、下ちゃんとおっちゃんと上ちゃんとおまえの4人だけやねん。」「まあしゃあないなぁ。」「どこ行く?」「カレイやろ」「やっぱり鳴門やでぇ。」「エサいくら?」「マムシ2000円言うといてぇ」
 2日前 上ちゃんよりTEL。「俺、祭りの時こけて、右手の中指ゴキってなったんよ。医者に行ったら、靱帯切れてるらしいんよぉ。」とのこと。「医者に釣りに行きたいから薬指の方に固定してくれ。と言ったのに人差し指の方に固定されてどうしようもない。」そりゃあ、靱帯切れてるのに釣りに行ってらっしゃいと言う医者はおらんでなぁ。(後日聞いたところによると、上ちゃん医者に行く前の日曜日にも靱帯切った指で釣りに行ったそうな。)結局下ちゃんとおっちゃんの3人になってしもた。善ちゃんにTELすると、近場にするかぁ?、でも鳴門まで行ってほしいしなぁ、とのこと。まぁ、当日出発の時に話し合いするか。
 10月25日夕方。山から帰るとき、外環の反対車線を見ると事故か何かで、渋滞してる。ボンゴの軽油入れに行こうと思ってたのに、これじゃ無理か。集合してからどこかで入れるか。これがそもそものつまずきだった。・・・・・・・・・・
 夜10時善ちゃんとこ着。善ちゃんも入れて4人で話し合いの結果、やっぱり鳴門に行くことに決定。行きたそうな善ちゃんに見送られて出発。まずはエサ屋へ。マムシ1500円、青イソメ300、氷、ケミホタルを買う。そこから、佐野で右に曲がって、湾岸線の下の道路を少し走り、フェリー乗り場の信号を右折。そうだ、ボンゴの軽油だ。半分以下や。やっぱり入れとくかと、とUターン。そうそう、交通費6000円徴収。会計の下ちゃんに渡そうと財布を膝の上に置いて、赤信号で止まったら渡そうと思ってた。「この辺にスタンドあるやろか? もう夜の11時前。コンビニで聞いてみるか?」前に行ったことのあるコンビニで聞いてみた。このまま、第2阪和まで出ればあるとのこと。第2阪和へGO。少し走って、そうだ交通費を渡さないと、膝の上に財布がない。車を止めて、足下を見たがない。えらいこっちゃ。そうだコンビニだ。Uターンしてコンビニへ。自分の止めていたところに、車が止まっていた。その辺を必死に探していると、その車の人が、「何か捜し物ですか?」「財布落としたみたいです。」「それやったら、嫁さんがコンビニに届けに行きましたよ。」 あったぁー、よかったぁ。
 スタンドは、第2阪和に出たところにあった。Uターンしてフェリー乗り場へ。乗船待ちの時、11時に自動OFFになる携帯の電源をいれようとボタンを押しても反応なし!!! エッ、携帯よお前もか?!! 叩いてもどうしても反応なし。まいったなぁ。バッテリーを抜き差しして、もう一度入れてみる。おっ起動した。よかった。財布といい、携帯といい、今日はどうなってるんだ。もう一度何かあるのかなぁ・・・。きっとボーズや。
 11時40分泉佐野出港。天気はいいみたいだ。車が少なかった割に乗客は多いように思った。磯か波止か釣り人もいる。雅くんよりTEL。鳴門のカレイはわからんぞ。それより淡路でグチとキス狙う方がいいんとちゃう?と言う。確かにその通りかも知れないなぁ。でも善ちゃんは鳴門に行って来てほしそうだし、悩ましい。下ちゃんおっちゃんに相談すると、やっぱりダメでも鳴門に行ってみようということになった。
 1時15分津名港着。そこから高速に乗って南下、鳴門大橋を渡り、鳴門北で降りて、釣り場についたのが2時15分。津名からちょうど1時間。
 何か地べたが濡れている。まだ暗いので、竿出しは明けてからだ。風が強い。3時頃下ちゃんが竿だし始めた。俺は4時頃からにしよう。おっちゃんは寝ている。そう言えばフェリーでもよく寝ていたなぁ。今日は大潮で満潮が6時半頃。今は底から上がりだした頃か。俺も4時過ぎに竿出しした。釣り座は、右が下ちゃん、真ん中がおっちゃんで、俺は会長の善ちゃんの指示通り一番左の、カレイではなくアイナメポイント。2本の竿を正面の筏の左とそのまた左の投げた。なかなかアタリがない。
 5時頃おっちゃんが真ん中で竿出し始める。
 5時20分頃、下ちゃんにいい型のガシラ。1匹釣寸やから権利達成や。その頃にはだんだん明るくなってきた。俺にも、と思い上げてみると、上はゴンちゃん、下に10センチほどのハゼ。一応権利達成や。でもこれで終わったらどうしよう。雅くんとのやりとりが頭をかすめて通った。
 しばらくして、右の竿に鮮明なアタリ。キスか? 巻くと重たい。大アナゴだった。潮がどんどん上がってきた。俺の所はまだいいが、おっちゃんは後ろに下がってる。下ちゃんは、水浸しになって、右に場所移動する事になってしまった。
 6時20分左の竿が当たった。上げるとイソベラだった。6時40分頃野うんをした。(報告するな!!!)

 7時40分 カレイ29センチやりいっ。下ちゃんは、キュウセン。
 8時10分 32センチカレイ 困っちゃう。
 8時40分 今度は25センチくらいかな。おっちゃん怒ってる。
 結局エサが無くなり、10時に納竿。カレイ3匹キス3匹ハゼ4匹アナゴ1匹
 あと下ちゃんが俺の場所に入った。そこで、10時半と11時頃に下ちゃんカレイをゲット。おっちゃんますます怒ってる。
 12時に納竿。下ちゃん カレイ2匹ガシラ1匹キュウセン1匹ハゼ2匹  おっちゃんはハゼ2匹
 12時50分津名着。2時のフェリー。
 4時30分来々着。善ちゃんと合流。検寸。俺が優勝。(3人だけだけど)
 来月俺は行けんので、下ちゃんまたカレイ釣ってなぁ。
追伸
 後日、お魚さんたちを、丁寧にさばきました。
 まず、カレイは、タワシでよぉーくこすって、ヌメリを取り、はらわたを取って、唐揚げ用に。キス、ハゼも頭はらわたを取ったあと、腹に指をつっこんで、骨のところで、しごいて、松葉状に。アナゴは、背開きにして、下ちゃんの御指示通り、骨きりを十分にして、すべて、天ぷらとなりました。キスハゼの頭、骨は、一煮立ちさせて、わが愛犬2匹の、ごちそうとなりました。もちろん犬も人間も、大満足したことは言うまでもありません。