先が見えなくて

この先にあるのは

闇だけなんじゃないかと

小さくなって怯えていた



今は

少し見え始めた「先」に

怯えている


昔よく行ったあの場所へ
久しぶりに足を踏み入れた

楽しい時間を過ごした
ここで与えられたものは大きかった

過去の神話を懐かしんでも
仕方ないってわかってる

あの時流れていた曲が
今もまだ流れていた

仕方がないってわかっていても
涙を流さずにはいられなかった