
○秘密の小部屋○
詩が好きです。こんなにもたくさんの思いや言葉自体の美しさを、短い言葉で表すことの出来る・・・
だから言葉の一つ一つを大事にしたい。
言葉に敏感でいたい。いつもそう思っています。
特に短い詩、悲しい詩が好きです。感傷的な文が好きなのです(暗い・・・?笑)
このバージョン(?)はどっぷり悲しみにひたっております(笑)そんなのが好きなの、アタシ(爆)
まるであの日は
ぴかぴかに磨いた
宝石みたいだった

心の中が からっぽ
つまっていた つまらないプライドとか
意地とか
大切な思い出とか・・・
みんな捨てちゃったんだ 多分

いっそのこと あなたが 死んでしまえばいい と
思った
誰のものでもなくなるから
それが現実となった
今
いっそのこと
私が死んでしまえばよかったのに
あなたがいないという
世界に生きていかなければ
ならないのなら
私が死んでしまえばよかったのに

あなたは
いつも私の側にいて
わたしは支えられるのに
慣れてしまった
あなたがいなくなった 今
立つことができず
一人で 泣いてます
いくら
泣いても戻ってこない とか
前向きに生きる事を望んでるはず とか
言われたって
簡単に 思えるはずがない
思えるぐらいだったら
こんなに泣きはしなかった
こんなにも愛しはしなかった

目が覚めると
君が
お日様の笑みで
そばに 居るような気がして

帰ってこないと
知っていたけど
ずっと
待っていたよ

こんな私でも
泣きたくなる事はあって
涙が止まらなくて
思わず 声を出して泣いて
それでも あなたはいない
人は
悲しみに陥るとき
何を考えるのだろう
そして 誰が
救えるのだろう

少し前 私は
遠くに見えるたくさんの人の中から
あなたは居ないかと
胸をわくわくさせながら
この窓から覗くのが
好きだった
あの頃の思い出は
今ではただの「思い出」になってしまって
それでも
あの時の想いだけは
今でも変わらないのに
言葉にならなかった
最後の 「好きだよ」 のつぶやきが
霧の中の 林のむこうに
しゃぼん玉が流れるように
消えていった・・・
小さな紅い火が
揺れる
小さな温かい火が
揺れる
あなたとの思い出がはかなげに
揺れる

I wish if you were here with me.

不意の哀しみに
どう対処していいのか
わからなくて
理由もない孤独感に震えながら
あなたを想って
泣いていた

「ぼくの大切な」
ぼくの大切な
名もなき小さな花が
摘まれて
どこかに持ち去られたなんてこと
知りませんでした
ぼくの大切な
命よりも大切な花が
摘まれて持ち去られていたなんて
返してくれ
小さなぼくの花
神様 ぼくの清らかな花を
どうか
どうか返してください

君がいなくなって
からっぽになった心(ヨウキ)
カランと
無機質な音をたてる
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