香港旅行記(めちゃながっ)
9月19日(日)
とうとう女三人、香港の旅の出発だ。あっと言う間だったな・・・
18日(土)はバイトで帰ってきたのが10:30。なんだかすごく疲れていた。
それから準備や色々で・・・(珍しく高校時代の友達から電話がかかってきたりして)風呂に入ったのが1時。
上がってから少しネットに繋ぐ。
ネットの友達に「早く寝なさい!」と怒られ、しぶしぶ(笑)寝ることにしたのが2時半くらいだったろうか・・・
その友達がモーニングコールをしてくれた。(なんせ、2時間ほどしか眠れないからね・・・^^;)
4時20分頃に電話が鳴った。いつもなら、「あ、モーニングコールや〜」などと思うところだが、今日は「なんか電話が鳴っているらしい」というかんじでとった。最初は何が起きているのか理解不能であった^^;
まあ無事に京都駅に着く。
さて、ここで問題なのは空港行きバスに乗れるかどうかである。(関西国際空港までの電車、はるかのほうが速いからもっと遅くに出発できないこともなかったが、バスの方が安いのだ)
標識と過去の記憶を頼りに、八条口のりばへと早足でどんどん進む。
乗車券を買い、荷物を預けて乗り込むと、時間は5:52。
電車が京都駅に着いたのが5:43だったから、10分もせずに乗り込んだのである。これはスゴイ!
早朝ですいているとはいえ、よくがんばったな〜と我ながら感心する(笑)。
6時ちょうどにバスが発車。
空港に着いたのが7時半ちょっと前。早朝のためか道もすいていて、予定よりもずいぶん早く着いてしまった。
友達二人はまだ来ていないようだ。
仕方なく、一人で昨日のうちに買っておいたパンを食べる・・・
今回は格安ツアーで行くのだが(貧乏学生ですからね・・・)、その集合時間は8時20分。
しかし、8時15分になっても二人の姿は見えない・・・不安になってくる。
なにせ、一人は海外初、もう一人は「パスポート、どっか行った〜」などと言う人であるから、不安で不安でしょうがない。(さらに私自身もかなり危険な人である。方向音痴だし、身体も顔に似合わずデリケートだし・・・)
二人に電話したら、一人はギリギリに着くという。もう一人は連絡とれず・・・
結局三人が揃ったのは、8時20分過ぎだった。(連絡の取れなかった友達は、実は結構早く来ていたのだが、集合場所を間違えていたのだ)
出国審査も無事通過、手荷物検査や金属チェックもスムーズにすすんだ。やましいことは何もないのに、やはりどきどきしてしまう。以前、金属探知でひっかかって、かなり念入りにボディーチェックされたことがあるので、なおさらびくびくしてしまう。
飛行機の中では寝まくり。でもおかげで酔わずに済んだ。
さて、飛行機だが、○日空である。今までに乗ったことのある飛行機より小さいなと感じた。
離陸前、滑走路を走る機体は異様に揺れる。かなりビビったが、なんとか無事に着陸・・・
(機内食はマズイとまではいかないが、決しておいしいものではなかった。5段階評価でいうと、2だろうか・・・)
機内は冷房がききすぎていて寒いくらいだったのだが、外に出ると蒸し暑い。亜熱帯の土地だからね。
海は一見、川のように見える。その向こうにビル群が見える。やたらと背の高いビルが林立していた。
そして反対側には緑の山々。
香港は「香港島」を中心に、無数の島、それに中国大陸の一部を合わせた土地のことを言う。
中国大陸のほうは「新界」(ニュー・テリトリー)と呼ばれ、その南に九龍半島が香港島にむかってつきだしている。
半島部分は「九龍」と呼ばれていて、香港で一番の繁華街。空港もここにある。
全部合わせて東京都の半分くらいの大きさだそうだ。
日本との時差は1時間。香港の方が遅いことになっている。
バスで九龍半島を観光。龍翔道展望台、黄大仙寺院。
ここ(黄大仙寺院)では珍しい風景が見られた。
何やらブツブツ言いながらおみくじを真剣にがちゃがちゃ振る人と音。お供え物の果物や鳥の丸焼きなど・・・
お供え物は日本のものよりもずっと豪華で、あと面白いことに線香は大きくて太かった。(こんなにいっぱいお供えして大丈夫なのだろうかと余計な心配をしたら、後で持って帰って食べるそうだ。ほっとした・笑)
それに蝋燭を何本も。線香は太いし蝋燭は何本も立ってるし・・・でちょっと危険!だと思った。
おみくじは何本もある中から一つを選んで、その番号を占い師の所に持っていって判断してもらうらしい。
ここには100人以上もの占い師がいるのであった。
夕食は潮州料理で、結構薄味であった。(塩味なかんじ)
雨に降られて(ホテル着から夕食の時間まで街をぶらついていたのだが、その途中でスコールにあって・・・かなり濡れた)、寒かったのがあたたまった(*^^*)
最初にめちゃくちゃ濃い(渋さのある)ウーロン茶が(後にそれはウーロン茶の中でも「観音茶」であることがわかる)、小さな小さな入れ物にはいってやってきた。あとはガチョウの肉、キャベツの煮たの(味がほとんどない)、レタスと貝の炒め、セロリといかの炒め、麺にチャーハン、おかゆ、魚など・・・
味付けは本当に薄味だった。(魚がとくにおいしかった!)
その後もビックリすることになるのだが、店員がかなり雑である!
おしぼりなんて、つかんでビローンって目の前に出すし、スープなどをつぐときダーってそのままついで、こぼれるのはおかまいなし。(そんなことしたらこっちの手も汚れるのに・・・)
その後、トラム(路面電車)で観光だったが、疲れていたためか、ほとんど寝ていた・・・^^;
町並みを見た後、スターフェリーに乗り、夜景を見る。(降りた後は、ハーバープロムナードからも夜景を)
私は勘違いしていたのだが、フェリーで香港島に行ったのではなく、九龍半島に戻ってきていた。
これは、ある香港を舞台にした推理小説にも出てくるのだが、すっかり忘れていた。そういえばトラムに乗る前に、暗いトンネルを通ったような・・・
九龍半島と香港島はほんの1キロくらいしか離れておらず、海底トンネルで結ばれているのである。
香港は眠らない街、といったかんじだった。
携帯で話しながら歩く人、店は遅いところでは10時まで開いている。(免税店なんて11時までだ)
道には若者があふれ、活気があった。それだけでなんだかこっちも興奮してくる(笑)
車も多い。特に赤い色のタクシー(的士)が目に付いた。車はトヨタやホンダ、日産やミツビシなど日本車が多く見られた。
夜は疲れのためか、すぐ就寝。
ロウソクを使うことが多いからこんな看板があるのだろうか?
香港の街並み 手前にあるのがタクシー。
休むことを知らない人たち。夜の街に若者がこんなにいっぱい・・・
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