社会人になっても、しょっちゅう遊びに来る先輩がいた。
よっぽどサークルを愛しているのか、暇なのか・・・。
そんな風に思っていた。
今ならその気持ちがわかる。
行くと、ちょこっとでも自分の居場所があって、それがあたたかく、嬉しいのだ。
それに体力的には疲れるが、一瞬、自分もまだ学生なんじゃないかという錯覚に陥る。
その感覚が嬉しい。
(あとで落ち込むのだが・・・)
6月15日(土)
14日、同期のサークルの子に、「明日は団体戦がある。応援しに行く」ということを聞く。
そんなの聞いてまへんで!(当たり前)
しかも、広島に行った同期の子も来るということで、「行く、行く!」と即決。
深夜のことであった・・・。
電車で最寄り駅に着いた。
近鉄に乗るのも久しぶりである。「向島駅」。「桃山御陵駅」の次の駅だ。
この「桃山御陵駅」をみんなは略して「モモゴ」と言っていた。「モモゴ」、久しぶり〜♪と、思わずにこにこしてしまう。
以前、練習で使っていたコートや、試合が行われたコートがことごとくつぶれてしまったので、今回のコートは初めてだ。
と思ったら、偶然にも1回来たことのあるコートだった。
SC役員でやみ練しよー、と来たのがこのコートだった。
とは言っても、その時は車で連れて行ってもらったので(他の役員の子に)、道はさっぱりわからず、駅からコートまで勘で進んだのだった。
途中、親切そうなおばさんに聞いてみたりして。
試合の内容はともかくも(そこは触れてはいけないらしい・笑)、最後に試合に出た子たち(準決勝に残っていた男子Aチームの子たちだ)が挨拶をした。
その挨拶で印象的なものがあった。
ひとつは4回生の子で、前会長。
「こうやって、みんなでいるというのが当たり前だと思っていたけど、この当たり前はいつかは終わって当たり前ではなくなってしまう」
というようなことを言っていた。(細かくは覚えていない。記憶力ナシナシだから)
4回になると、残りの時間というものを考えるようになる。
みんなと一緒に、テニスをして。
勝って喜んだり、負けて悔しがったり。
感動を一緒に感じられる時間は、結構限られているのだ。
その瞬間に身を置いている時は気付かないものなのだが。
そのことになるべく早く気付いた方がいいと思う。当たり前の大切さ、をわかってるF君。
まだ時間はある!
少なくはなってきてるけど、まだあるんだ!生きろ〜〜〜!!
心ひそかに燃える私だった。(私が燃えても。)
私も学生の、最後の最後の時間は、めいいっぱい遊んだ。就職決まってない時も、みんなと過ごす時間を大切にした。
就職も大事、でも残り時間も大事。
私はどっちも手に入れる。って思ってた。
何をそんなに生き急いでるんやろ?ってくらい、ほんとに生き急いでいた。
ちょっと無理したところもあったけど、がんばってよかったと思う。後半の時間の使い方、後悔は何一つない。
もう一人は現・会長。(あの子が会長・・・??って感じだけど)
ダメダメな試合をした彼は(うわ、すごい言い様。)、かなり落ち込んでいた。
相手も悪かったのだが。(うまいんだ、あのダブルス。)
しかし、奴もまだまだだ。相変わらずなテニス。
(と、人のことはどーにでも言えるのだ。自分のことは棚上げ。)
練習ではうまいのに、試合になるととたんにダメダメになる。始まる前は「まぁ見ててくださいよ(にやり)」って感じなのに、始まった時にはもう目が死んでいる。
精神的にかなり弱いっぽい。(そうは見えないのだが)
試合をこなせば、なんとかなるやろ、と彼の初めての公式戦を見た時思ったのだが(あれは何年前・・・?)、あれれ〜?である。
終わった直後に「口先だけやね〜」と傷を抉りに行ってやった。
なんてひどい先輩、と思うかもしれないが、彼の方がもっとひどい後輩、なのでこれくらいはいいのだ!(独断と偏見による)
「で、でも成長が見られたでしょ?」
「・・・・・。」(ど、どこに・・・?)
試合の約束をなぜかする。勝手に条件を作る。(心の中だけで)
8ゲームで、7−0私アップの展開からね・・・(ふふ)
挨拶でやつは泣いていた。よう泣く子や。
「今回が最後の試合になる4回生のためにも、勝ちたかった。」
と悔しがっていた。
その精神は私にはあまりないので(基本的に自分さえ勝てばそれで満足。だから団体戦て向いてないねんな〜)ほうほう、と思う。
負けるより、勝つ方がいいに決まってる。
だけど、やっぱりそううまくいくもんじゃないよ。(練習しろ、練習。)
でも、きっと4回生は、そうやって自分たちのために勝ちたかった、って泣いてくれる後輩がいることで、十分救われてると思うよ。
次に会うときは、成長してるんやろうな!期待してるぞ!(えらそう)
つーわけで、夜は打ち上げ。
食料は少なく、そのかわり花火がいっぱいである。
このうちあげは3回目だが(わ、フル出席だ)、今までで一番花火が豪華だった。
打ち上げ花火とかいっぱいあったし。
それより何より、今日の収穫は、後輩の子とかなり話して楽しかったこと。
かなーり誤解して、話にくい、と思ってたのだが、なんちゅー面白い子なんや!と嬉しくなる。
それから1回生ながらAチームでがんばった子とも少々話し、若さに触れられてよかったなぁというのが今日の感想である。
飲んで歌って、楽しかった。一瞬だけ若返った一日。
と、いいことで締めたかったのだが、最後にオチがないとどーもダメなのが関西人。(ってたいしたオチでもないのだが)
この日は、応援に来ていた1コ下の女の子の誕生日だったので、サプライズ!でケーキとプレゼントを用意していた。
そのケーキのおすそわけ、と持ってきてくれたのが先述の現・会長くんである。
こいつは最初っから失礼で生意気なやつで、しばしばかっちーんとくるようなことを言ってくれる。(久しぶりに会って、第一声が「やつれましたね〜。(にやにや)」である・・・)
「いや、ケーキはいいよ。」
「いやいや、ちょっとくらい食べてくださいよ」
「んじゃ、フルーツだけ・・・」
と、ブルーベリーをつまむと、「これ、イチゴですよ。どうぞ」と差し出してくれる。
おー、いいとこあるじゃんと「あーん」をして口に入ると思った瞬間!!
まるでマンガみたいに、すっとそれを自分の口にいれ、「あー、おいし(にや)。」
「・・・・・・!!!」
そして彼はさわやかに去って行った・・・・・。
「なに、あれ、あんな後輩いいの!?なぁ、後輩やでっ!」
と、今日初めて会った1回生に訴える始末。(それほど悔しかった)
くそ〜・・・がるる・・・
あーあ、素敵な一日っ。
もどるぅ〜♪