びわ草子


 

 5月6日(土)

サークルの友達との集まりがあったので、梅田へ。
集合場所はビックマン前。久々だったので、行き方に不安があったが、そんなに迷うことなく無事到着。(ていうか、何回行ったかわからないくらい行ってるのにねぇ〜ちょっと行かないとおぼろげーになってしまう)
メンバーがイマイチわかっていなかったのだが、都合の合った同期+1コ下の女の子と、まあ見慣れたメンバー。
しかし一人、卒業以来の人が来ていて、びっくりする。総勢9名でお食事・・・・。
で、まあ近況報告やら結婚ネタやらで盛り上がる。(結婚もなー、かなり来るよ)
その場にいない人は何をしているのかと言うところから、思い出話に花が咲く。
しかし、卒業してウン年・・・の月日は思った以上に長く、皆の記憶もあやふやだ。
「1回の時やろ?」
「え、2回じゃなかったっけ?」  (注:1年生、2年生の意味です)
「あったやん」
「いやー、あったような気がしないでもないようなないような」
話しているうちに、徐々に思い出すものの、固有名詞になると思考が止まる。
最も時間がかかったのが、JRの駅前にあったハンバーグ専門(?)の喫茶店の名前。
9人もいて、誰一人思い出せないってどういうこと?
「あのー、ローソンの前の道の向こう側で」
「狭いとこよな」
「えーとえーと何やったっけ」
「うーんうーん、あんなに行ったのに思い出せない」
丁度JR駅前なので、寄るのに便利だったから、何回も行ったのだ。確かアフターだけでなく、パーティーっぽいこともしたはずだ。(多分)
それなのに、思い出せない。
心の中がもやもやして、皆うんうん唸って数分・・・。
ついに「なんかさ、ポップコーンみたいな名前」一人が言った。
「そんな名前のわけ・・・」
「いや待って、ポップコーン・・・・」
「・・・・」
「・・・!!ポップウェイや!」
「「「あーーーっ!!」」」
というわけで、何とか一人が思い出してくれました。スッキリ!!
今日の収穫はポップウェイやったな・・・と満足して帰宅。
ていうか皆記憶やばいで。
・・・私だけじゃない、よかった☆



 5月17日(水)

1週間ほど前に始めたハンゲームのナンプレ。
始めて3〜4日程は嵌りに嵌っていて、仕事中でも「早く帰ってやりたいな〜」と思うほどだった(そして昼休みにやっていた。貴重な休み時間なのに脳を疲れさせるワタシ・・・)。
各問題に点数がついていて、数をこなせばこなすほど、点数があがっていく。
(オンラインユーザーの中での)順位が出るものだから、雑誌にあるナンプレを解くのよりも燃えるのだと思う。
始めた当初は、(多分、時間的にも一番ユーザー数が多かったのだと思うがそれにしても)7千番台というなんだか先の見えない順位で「ガクッ」となった。
元来、負けず嫌いな性格なので、くっそー目指せ1000番台(低い目標に思えるかもしれないが、なんせ7千だからねぇ・・・)やーと思い、とにかく解きまくる。
しかし、やっているのは私だけではないのだ。
解いて解いて、よーし順位、少しは上がったかな?と期待して見ても、他の人も解いているので、むしろ下がってたり。
お昼にやると少しは成績いいんだけど、それはユーザーが少ないからで、結局夜になって見てみれば、全然変わってないんだよね〜。みんな暇人だな。(と、毒づいてみる)
そうしているうちに、飽きっぽい性格のワタシはやっぱり飽きてしまって、あんなに頑張っていたのに(体調が悪かったのもあり)数日放置してしまった。
今日、数日振りにやってみたら、冴えていたのか、なかなかスムーズに出来たのでまたちょこちょこやり始めた。
ブツブツ数字をつぶやきながら、時々「7けてーい」「1けてーい」などと喜びながら怪しさ満載で一人部屋にこもるワタシだった。
目指せ驚きの100番台!(目標がでかくなった)



 5月21日(日)

昨日は半日ずっとナンプレをしていた。
100番台の後半になんとかギリギリ入るところまで行ったが、なんだか身体がおかしいよ?
パソコンの画面をほとんど瞬きしないで見ていたせいでしょうか、時たま目の前がまっくらになるよ?
(あきらかに や り す ぎ ですから)
というわけで、変調をきたしてきたし、難度もあがってきて解くのに時間もかかるしで、ちょっとお休みしようかな^^; 飽きてきたしー(すぐ飽きる)
いや、正味めまいがして意識がとびそうになってるって、やば過ぎだよね・・・
そこまでやるか自分。



 5月22日(月)

今朝新聞を読んでいて「女性から見たメードカフェ」という記事があったので、おっと思って注目した。
おっと思ったのは、私が少なからず興味を持っているからだ。
どんなんなのかなぁ、一回行ってみたいなぁと、思っている。(近くにもないし、怖くて行けないけど・笑)
その記事を書いたのは40代の女性記者で、「お嬢様」と呼ばれてどんな顔をしていいのかわからず思わずうつむいてしまったそうだ。
そりゃそうだよなーと思う。
私は二十歳とかでも、ホテルのバイトで小さい子供に「おねえちゃんに・・・」と話しかけるのにも抵抗があったもん。
マニュアルで自分のことをおねえちゃん、と言うようになっていたのだが、この子供からすればおねえちゃんじゃないよな、どっちかというとおばちゃんだよな。と「おばちゃんだとおそらく思われているであろうに自らお姉ちゃんと主張すること」に非常に心苦しさを感じていた。
まあ、だからと言って「おばちゃんについてきてねー」と言うのも抵抗あるんですけど。
話を戻してメードカフェ。
何やら韓国やタイにも進出して、勢いすごいなーという感じなのだが、記者は「圧倒的に優位なのはメードさん。ご主人様はぜい弱だ」「幻想に守られた”家”で・・・(中略)「いい若い者が大丈夫か」と胸ぐらを揺さぶってやりたい気持ちがわきあがってくるのだった」
と手厳しい。
ワタシは半分「いいんじゃない?」と思う。
メードさんに夢中になる彼らは、周りに迷惑をかけているでもなし、それは一つの楽しみであり、楽しみ方は人それぞれ、自由だ。その自由は守られるべきである、と。
一つの産業になってるわけだし、お金もおとしていってくれるしね。
しかし結局、仮想の世界であることは確かだ。
ネット上も殆ど仮想現実だ。その世界を否定する気持ちは全くない。
ワタシもその世界を楽しいと思い、夢中になった時期もあった。
ただ、これはリアルではない、ということがわかっていて楽しんでいるのか、ということが重要だろうかと思う。
仮想現実の世界を楽しんだ後、現実の世界に戻るのか、ということ。
人は現実を生きなければ。仮想現実の中でのみ存在するのはそれこそ逃避だし、脆弱ってもんだろう、と思ってしまう。
メードカフェにしろネットにしろ、それのみに生きる若者には、確かに、これから大丈夫か、と問うてみたい気持ちにはなる。



5月24日(水)

本社での研修を終えて、新入社員の男の子が月曜日から配属だった。
ついに妹より年下が入ってきてしまったよ・・・と遠い目をしてしまう。
なんだか輝いてるよ・・・
で、初日から体調不良で早退して、次の日も休みだったので、どうしたことかと思ったら、胃腸風邪になっていたらしい。うつすといけないということでお休み。
いや、うつす前に絶対働けないと思うけどね。胃腸にきたらさ・・・。
今年はやたら胃腸風邪が流行っている気がする。
ちょっと前には同期もなってしまっていたし。
あとは、喉にくる風邪。5月も後半だというのに、寒かったり雨降ったり(もう梅雨きてるんじゃないの?ってくらい、よく降っている)暑かったりで体調を崩しやすい環境ではあるなぁと思うけど。
まあ、そういうわけで今日、本当は体力仕事をさせるつもりだった新入社員のK君は、病み上がりで無理だろうと、内勤を命じられたのであった。
で、上の人が朝から出払ってしまうので、事務の流れとか教えてあげて〜と支店長は言い残して行ってしまう。
教えてあげるのはいいんだけど、1日もいらんのですけど・・・?
案の定、午前中にすでにやることないよ・・・。
一応、色々教えてあげたつもりだけど、初めてのことばかりできっとピンときてないだろうなぁと思う。でもこれはやってるうちにわかることだしなー。
K君はとっても真面目に一生懸命メモをとっていた。
こんな時期が私にもあったのかなぁ。そういえばあったよなぁ。
と微笑ましく見ていたのに、
「おばさんにいじめられなかった?」と営業Yさんが声をかけてあげているのだった。
気ぃ悪いわ〜。
(しばらく、「誰がおばさんやっちゅーねん」とお怒りモードの私たちでした)



 5月28日(日)

大学時代の友人とわたせせいぞう展を観に行く。
滋賀でやるとは珍しい・・・
友人とは以前京都の伊勢丹でわたせせいぞう展があった時にも一緒に行っていて、その時のことも思い出しつつ。
わたせさんの絵は一枚にもストーリーがちゃんとあって、見れば見るほどにすごい細かいこだわりみたいなものを感じる。
ちょっと切なくてでもあったかくなる、
そんな話が多くて、見てまわるうちに心の中が切ない気持ち、嬉しい気持ち、楽しい気持ちでいっぱいになった。
今回は、「あなたのセピア色のエピソード」を公募して、応募作品の中から大賞に選ばれた一遍をわたせ氏が描き下ろして展示されていたのだが、これがまた良かった。
琵琶湖に大きな桜の木、その下のベンチに座る男女。
湖の青に桜も良かったし、エピソードも良かった。
あー、ワタシもエピソード応募すればよかったな〜・・・ってそんなロマンティックなエピソードがないか。残念。
コラボでステンドグラス・粘土(花)もとっても良かった!
まあ、とにもかくにも、楽しんだのでした。
ハートカクテル イレブン 買ってしまったよ。
父親の形見の電気スタンドをつけて部屋の中で一人見ているカノジョの絵がやたらと気に入ってしまったので。
家に帰って喜んで見ていました。まだ嬉しい気持ち。わあいわあい。