10月16日(土) 友人の結婚式 仕事しごとでフラフラになりながら(この1ヶ月ほど、かなーり帰りは遅くなっている)、ずっと気がかりだった16日。 中学生からの長い付き合いの友達の、結婚式だった。 彼女とは高校からは別々で、近所には住んでいるけれども、そうしょっちゅう会うこともなく、たまにメールで元気?と聞いたりするという感じ。 と言っても、私の友達つきあいは昔からみんなそんなもので、四六時中一緒にいるということはなかったな。(中学生の時はクラスが一緒の時はずっと一緒だったけど) 性格があまり似てなくて、中学時代はよくケンカしたりして、今でも彼女の考えが「わからんなぁ〜」と思うことはしばしばなのだけど(そして、きっと彼女も私を解せないと思うことも少なくないはずだ)。 なぜか離れられない友達。 友達でいることがあたりまえなような。 そういう私にとっては数少ない本当に親しい(上の文だけ見たらそんな親しくないようにとれるな・笑)友人の結婚式でした。 いわゆる披露宴というものはなくて、教会で式を挙げた後、レストランでウェンディングパーティー。 親戚と親しい友人だけで。 媒酌人もいない、司会も友人で、というパーティーで、友人を代表して、彼女の紹介を頼まれてしまったのだ。 すごく光栄なことだし、断ることなんて出来ないし、「してくれへん?」と言われて「いいよー」とあっさり答えたのだけど、1週間、ずっと「あ〜何言おう〜。どーしよー」と悩む日々。 人前で話すの、苦手なんだよ〜。 で、少々欝なところもありました(あー、これだから小心者は)。 仕事で忙しかったのも手伝って、結局前日にカンペを作るという、イッツ・ギリギリ人生なわけで。←そして私の性格を知っている彼女は、心配して電話してきた(笑)式の前日で忙しいだろうにさ〜。すまんな、こんな友人で。 これだけ悩むのはもちろん、彼女が大切だからなんですけどね。 だって、大事な友達の紹介、テキトーにできるわけないでしょ。 なんか心あたたまるエピソードとかないかな、と昔もらった手紙を掘り出して、読みふけって(何をやっている)、文を考えるんだけど、なかなかまとまらない。(←そして1日が過ぎた。前々日のこと) 紹介と言っても、何年、○○家の次女として生まれ・・・とかじゃなくて、古い友人ならではの紹介じゃないといけないし。 持ち上げないといけないし、笑いも入れないといけないし、ぐちゃぐちゃ書いては削除、書いては削除で気付いたら2時。 途中、感慨深し、とか涙ぐんだりして、なんとか、これでいいかなぁ・・・という文が出来上がった。 寝たらすぐ朝だったよ・・・ ちゃんと6時半に起きられました。 珍しくちゃんと化粧をし、ドレスを着て、いざ出発。 車の中でも一応1回声を出して読んで、よし、がんばるぞーと気合を入れる。 式の控え室に着くなり、お母さんが声をかけてくれて、「今日はよろしく頼むな!」と言われてしまう。 「は、はひ!」などと間抜けな返事をしつつ、式が始まる・・・前。 ああ、すでに胸が熱くなってきた!!(まだ、彼女の姿も見てません!!) 中学の時からの友人は私一人で、あとは高校時代の友人一人。(この子とは1回だけ会ったことがあった) この子と2人で受付をすることになっていたのだが、この子もまた感激やさんで、じんときているようす。 「やばいわ、私すでに!」「うん、うん!」 で、扉がついに開き・・・お父さんと共に現れた友人!! ぶわ〜 と涙が溢れてきて、止まらない!!友人泣いてないしな!私が泣いてどうするって! なんだか姉とか父の気分ですよ。(何故) それで、途中で父と新郎と交代するじゃない?そこで、父が娘の腰を優しく、彼の方に押しやったんですよ。 それ見て、またも涙が ぶわ〜。 父の愛やな!!とか思って。なんか、自分から離れていくわが子を優しく送り出すって感じで、そこにがんばれよっていうメッセージとかあるような気がして、あー、兎に角感動でした。 鼻水がたれそうになって(汚い)、どうしようーと思ってたら、また神父さんがいいこと言うんだわ! せっかくおさまっていた涙がまた、出てくるし。どうすんねん鼻水。 今まで、ホテルの仕事してきて、イロイロ見てきたはずなんだけど、やっぱ身近な人の結婚式は全然感動が違うわ。 最後、誓いのキスでまた ぶわ〜。 幸せに輝く友人、キレイやで!!(ぶわ〜) 普段はこんな私なんですが、涙腺は弱いのでした。 式後、レストランに向かい、受付け。といってもやることは全然ないんですけどね。それより、紹介よ! またまたアセアセし始める。 不慣れな司会(でも、むしろ良かったかも。雰囲気あったかかったし)とカンパイ。 そして紹介は・・・足をがくがくさせながら(だって、たかが朝礼でも足震えるんだよ?って威張ることじゃないけどさ・・・)、なんとか笑いポイントでは笑ってもらえたし、ちゃんと読みきることが出来ました。 内容が、友人にとって満足いくものかどうかはわからんけどね^^; まあ、気を遣ってか、本気かわからないけど、お母さんもお姉さんも、良かった、ありがとうって言ってくれましたけど。 私が出来る精一杯のことはしました。つたなかったけど、友人よ、これで許せ!! 紹介が終わったら、あとは気楽に会食を楽しめました♪ でも途中で、こう思い出が走馬灯のように(死ぬのか)ぐるぐる回って、また涙出そうになります。(何度も言いますが肝心な友人の方は泣いてません) 高校時の友達の子としんみり、思い出を語ったりして二人で涙ぐんでました(だから・・・)。 彼女の家族も付き合いあるのですが、明るいおもろい家族なんだよね。挨拶でも、笑いポイントははずしていませんでした、お父さん。(さすが!) 私のワンピース姿に、「どうしたん!」て結婚式ですから・・・ お母さんにもお姉さんにも言われて、「普段、私がどれだけひどいかっこしてるねん・・・」と友人に文句を言ったら(いや、ひどいかっこしてるんですが)、予想通り「だって、あんたがスカートはくだけでびっくりやねんから!」とか言われつつ、パーティーはお開きになったわけで・・・ そしてお見送りの時に、友人がかけてくれたコトバで、またも涙ぶわ〜でした。 ほんと、よいお式、パーティーだったよ! ちょっぴり幸せ気分を分けてもらって、温かい気分で帰れました。 |