びわ草子


 

 5月4日(日)

3・4日と岐阜の山の方まで行ってきた。
今騒がれている、白装束がいる!と言われている近く。
別に白装束を見に行ったわけではありません(当たり前だ)。たまたま。
サークルの先輩同士が、今月結婚されるんですよ。
それで、その前に祝うパーティーなるものをしよう、と先輩が提案されまして。
会場が岐阜になったのは、後輩の実家がペンションをしていて、それが岐阜のすずらん高原というところだったというわけで。
車で行ったのだが、道のりはかなり険しかった。山だしね。
私が運転したわけじゃないのに、やたら疲れた。
運転手さんはもっと疲れただろう。ありがたき。
着いたらもう夕方だったので、荷物を部屋に置いて、二人に渡す色紙に言葉を書き、後輩が「ちょっと散歩行きません?」と誘ってくれたので、出る。
すごい、山だ。(当たり前だけど)
白樺はすごくキレイだけど、山だ。
ゼハゼハ言いながら、道を歩く。
「ここで育ったんだねー」としみじみ言う。
「たまーに熊出るんですよ。最近はあんまりないけど。小学生の時とか、熊警報出たら、外出られなかったんですよー」
く、熊警報?
初めて耳にした。くま警報。すごい怖い警報だ。
戻ると、もう夕食だった。
すごく美味い、と話に聞いていたので、楽しみにしつつ食べる。
魚が特にうまかった!!
魚を、塩と卵白をまぜたもんで覆って、ホイル焼きにしたもの。
料理はフルコースで、次々と出てくる。ちょっと食べすぎくらい、食べてしまった。
人数が多かったので、席が3つに分かれていたのだけど、幸せなお二人と同じテーブルにつかせて頂いて、話もはずんだ♪
夕食が終わると、この集まりのメインである、二人のお祝いだ。
二人にはしばらく席をはずしてもらい、準備を。
ケミストリーの「君をさがしてた」を歌うことになってたので、それぞれ練習をしているのだが・・・
これで大丈夫か?(毒)
不安を多く抱えつつ、二人を再度迎える。
まずは買ってきてあった(小さい)ケーキにキャンドルサービスーってチャッカマンで火をともしてもらう。
ケーキカット、写真撮影、花束贈呈・・・
一応、コンセプトは披露宴の練習らしい。
最後、新婦さん(となる先輩)と一番仲の良い先輩が、泣かせる言葉を用意して、歌に入る。
間奏のとこでそれを読むことになっていた。
歌は、まあまあなんとかなって(音楽科の後輩たちのおかげ・・・)、計画通り、先輩は泣いてくれた♪
っていうか、それ見て泣けた(おい)。
歌が終わって、企画者があいさつして、二人から挨拶をもらう。
新郎(となる先輩)も、声を詰まらせながら、語ってくれた・・・
すげー感激・・・。
やっぱ身近な人同士が結婚って、すごい不思議な感じがするし、感動もひとしお。
すごいことだよなーと思いながら、二人を見ていた。
こうやって、忙しい中、集まれる仲間がいていいことだなーとか。
なんか、幸せそうな二人を見ていたら、こっちまで笑顔が自然にこぼれて、幸せな気分になった。
幸せをおすそわけしてもらった、日でした。
その後話したり、ゲームをしたりと、なんだか学生に戻って(しかも先輩も後輩もいるし、2回生くらいに戻った気分)、合宿にきているかのようだった。
先輩たちとも色々話せてよかったなぁ・・・。
次の日、帰るのにも時間がかかるので、特に何もせず帰ることになった。
まあ寄り道なんかもしたけど・・・。
滞在時間がすごく短くて、ほんとあっという間だったけど、一瞬でも(現実を見れば・・・笑)幸せな時をみんなと共有できたのがよかったなぁ。
リフレッシュできました。
身体的疲労は否めないが・・・(苦笑)



 5月5日(月)

4月の風は光り、5月の風は薫る、と言われるが、薫るような素晴らしい天候がこのGW続いた。
気温的には、「夏かいっ(怒)」って感じでしたが。
青空を見ると、なんだかウキウキします。
・・・ウキウキしつつ、行ったのはブック○フ。
探してる本はなかった。買えということか・・・
その後、なんだか疲れてしまって(多分、立ち読みのせい・・・)、折角の天気は意味なし。
どうにかしろよ、自分・・・。
まあ、今日は休息日ですから。ゆっくり夕寝をむさぼりました。
明日から、大変な日々が待ってるからな・・・
また更新できないかもしれん。くそ。



 5月6日(火)


殺す気か・・・ぜはぜは。



 5月7日(水)

ブックオ○が好きです。
もともと本屋の雰囲気が好きだったりするのですが。
古本は読み放題だし、何せ宝探しというか、思わぬ本に出会ったりするのが嬉しい。
行くといつもワクワクします。
ブックオ○めぐりをたまにする私ですが、職場からそう離れてはいないところに1件あることを発見!!
こりゃー行くしかないっしょ、ということで、腹をすかせつつ、仕事帰りに行ってみました。
(最近、ストレスアーンド疲労たまってるんで・・・癒しを求めに・・・)
中型店だったんですが。
車とめるとこがなくて渋滞してるような、すごい混みよう!!
夕飯時なのに・・・。
なんとかとめて、店内に入りました。
まず向かう場所は決まっています。
今はもう売ってない、読みたい本(漫画)を求めて、ふらり。
これはもうずーっと探していて、半ば諦めかけです。
・・・・ある!!!???
しかも100円!!泣きそうになりながら(もちろん、嬉しくて)手にとりました。
それだけで満足だったのに、この店はなんということでしょう、私が欲しいなーと思っていた本が、ここぞとばかりにそろっているのです!
(一部なかったけど・・・でもまだ諦めない!諦めたらそこで試合は終わりだ!)
かなりほくほくして、2000円も使い込んでしまいました!(馬鹿)
あー、また行くぞ♪



 5月8日(木)

朝から最悪な気分だった。
出社途中の、前の車が、「どれだけ捨てたら気がすむねん!」というくらい、ゴミを車中から道路へ捨てていた。
割り箸やら、ゴミ袋やら、とにかく色々と。
走行中にタバコも投げ捨てやがったし。
こういうことする人間は最低です。
ほんとにむかつく。
こういう場面は、たまに見かけるのだけど、ここまで大量に捨てるのを見るのは初めてだった。
いつも思うのだが、捨てたらそのゴミが跳ね返って、持ち主に戻ったらいいのに。
かなり淡い記憶だが、星新一さんのショートショートで、こんな話があったと思う。
日本中、ゴミは増え続けて、埋め立てる場所がなくなってしまった。
さあ、この増え続けるゴミをどう処理するんだ?
と、なぜか(どうしてそうなったのかは全然覚えてない)いくら捨てても、捨てても限りがない場所が見つかった。
人間は、そこをゴミ捨て場として、大いに利用する。
捨てても、捨てても、まだ捨てられるのだ。
しかし、果たしてすてたゴミは一体どこに行っているのか?
ある日突然、空から何かが降ってくる。
なんだ?と思った瞬間、次から次へとモノが落ちてくる。
それは、人間が捨ててきたモノたちだった・・・
ちょっとゾクっとしたのを覚えている。



 5月9日(金)

かなり古い話になるが、結局「韓国旅行記」は書くことがなさそうなので(笑)、印象深かった出来事を紹介したいと思う。
一番印象的なのはやはりアレを食ったことだろう。
2日目の夜。
副社長に付き従って(すでにここから間違っていた)新人(男の子)二人と女の子(子、という歳でもないか・・・)5人は、夜の街へくりだした・・・。
釜山の夜はなかなかに賑わっている。
屋台は、大体同じものが等間隔にある。
最初に入ったのは、日本で言うおでんの屋台だろうか?
ただし、しょうゆ味ではもちろんなく、なんだか赤いものに、あんまり味のしない白い固めのおもちみたいなものをつける。
食べました。
・・・辛い。予想通り、からい。
必死に水を飲み、何もつけてないもち(っぽいもの)を食いました。
あんまり(というか全然)美味くないけど。辛さを中和させるにはこれしか。
辛いものが苦手な私には少々きつい食べ物だった。
他の人曰く、そこまで辛くはない、ということだったが・・・。いや、辛いって。
次に、日本でもお祭りの時なんかにあるベビーカステラ。のようなものもあった。
これは、普通なので、わざわざここで食べなくても・・・ってことで省略。
そして、ついにあの物体の屋台に行き着いたのだ。
なんと表現したらよいのか分からない匂い。
なんだか茶色いブッタイが、グツグツと煮込まれている。
おかしいです、なんだかどこかで見たことがあるような気がします。
なんだか、甲殻みたいのが見えます。大量のそれ。
・・・それは、「ポンテギ」という、蚕のさなぎのしょうゆ煮、でした。
ああ、グロテスク。
姿かたちがそのまんま。いかにも虫です。
私は見て見ぬフリをしようとした・・・が、嫌な予感がする。
副社長は、意味不明なことをチャレンジさせるのが好きなのだ。
何食わぬ顔をして通り過ぎようとしたその時、副社長が「ちょっと待て」と皆の足をとめた。
なんですか・・・?いや、聞きたくありません。先に進ませてください。
しかしそんな私の祈りをよそに、彼はにやりと笑って、「次はアレを食べるぞ」と宣言したのであった。
えーっと。勘弁してください。
さっさとそれを購入。
「お前ら、これを食わないで韓国をわかったつもりでいるんじゃないぞ。」
・・・いや、べつにわからないでいいです。
新人二人が、完全にそれを食さなければならないのは明らかだった。
屋台のおっちゃんは、サービスなのかなんなのか、紙コップにそれをてんこ盛り(ほんとに溢れてたし・・・)入れてくれる。
プラスチックのスプーンに山盛り虫たちをのせて、(もちろん、のせたのは副社長だ)ふるえる手で新人らはそれを食した。
うー、見てるだけでも・・・
ところが、「よし、お前らもや!」と副社長は私たちの方を向いた。
・・・何が私たちも?
というまもなく、なぜか「折角だし、挑戦しよう」と一人の女性が。
・・・・・。
「うん、食べられない味じゃない。虫だと思わなければ・・・」
いや、見るからに虫だから。虫は無視するってわけには(ちょっとギャグ。てへっ☆)。
「じゃ、私も・・・」
絶対に食べなさそうな、おとなしい感じの先輩までも、それに手をのばした。
「ほれほれ、お前もやろ!」と差し出された1匹のそれ。
「・・・・・ですよね!」
なぜかその場のノリ(?)で私も食してしまったのだった。
あまり感触を覚えるのが嫌だったので、思い切って一気に噛む。
・・・・まずい。
いや、吐き出すほどってことはないけど、なんせ味付けが薄いから、なんなのかよくわからん味。
舌先になんだかザラザラしたのが残った。
なんなのかは考えないことにしよう。
結局、一人を除いて、みんなそれを食った。
しかし、これをおやつとして食べてたのはちょっと前までのことで、今の若い女の子とかは食べないらしい。
これで韓国に精通した!って、副社長、してません!!
ポンテギの需要はそれでも結構あるのだろうか、等間隔に、やっぱりポンテギの屋台が存在している。
食べてから、匂いに敏感になってしまい、数メートル前にきたら「あいつらがいる!!」と反応するようになってしまった。
ポンテギはたんぱく質が豊富。らしいです。
いや、たんぱく質くらい他のものでじゅうぶんとれます。
まあ、貴重な体験はしたと思う。もう食べることはないだろうが。
・・・そんな思い出。



 5月10日(土)   ちょっとつぶやき

時々、消えてしまいたいと思うことがあります。
時々、というよりしょっちゅうと言ったほうが正しいかもしれない(笑)。
それでも、一掴みの私に向けられた優しさが、今も私を生かしている。
「いてくれてよかった」の一言が、ずっと私を生かし続ける。
なんでもない言葉が一番大切だ、と思う。
逆に傷つけ、傷つけられることもあるけど。



 5月11日(日)

久しぶりの新解さんネタ。
今日は「ふっくら」という言葉で、新解さんの好みが少し見えてきた気がするので、それをご紹介しよう。
まず、新解さん以外の辞書で「ふっくら」を調べてみる。

やわらかに ふくらむようす。ふっくり。「ごはんがーとたきあがった」 『三省堂 国語辞典 第三版
やわらかく、ふくらんでいるようす。「−(と)した顔 −(と)焼ける」 『福武 国語辞典
やわらかく、ふくらんでいるさま。ふっくり。「赤ん坊のーとした頬」 『旺文社 国語辞典 第八版

うちにあった3冊の辞書を見る限り、たいした違いはない。とにかく、ふくらんでいる様子のみを説明するものである。
ところが新解さんが説明するとこうなる。
「柔らかく ふくらんでいて、佳(ヨ)さの感じられることを表わす。」

確かに、「ふっくら」という言葉には、どちらかといえばプラスのイメージがある。
しかしこうもはっきり、「よさの感じられることを表す」と言い切ってしまってよいのだろうか。
他の辞書をみても、よさにまでは触れていない。
むしろ新解さんの説明だと、ふくらんでいる状態よりも、よさを感じられる方を重視しているフシがある(そう感じるのは私だけ?)
例文はこうだ。
「ー肥えた三十過ぎの女房」
つまり、この女房は、やわらかくふくらんでいて、よさの感じられる、30過ぎの女、ということになる。
少なくとも、新解さんはそう思っているということだ。
他の辞書は「ふっくら」を説明するのに、ごはんや赤ん坊などをとりあげているのに、新解さんが一番に思いついた例文は女房だった。
ここに新解さんの好みを見た気がする。
「よさの感じられる」と言っている通り、きっとふくよかな女性がお好みなのであろう。
(「ふくよか」も感じのいい様子、と説明している。『福武 国語辞典』では、ただ「やわらかそうにふっくらしている様子」とある)
逆にがりがり、などやせているのはどう説明しているのかな、と思い調べてみたが、感じについては触れられていなかった。
さすがに遠慮したのであろう(と、勝手に想像する)。
とにもかくにも、新解さんの姿がだんだんはっきりしてきたぞ。よしよし。



 5月15日(木)  トイレの夢には要注意!

あまり美しくない話ですが。
おねしょをしたことがあります。子供の頃ではなく、いい歳になってから。(多分、中学生の時)
その時に見た夢は、はっきり覚えているのです。トイレに行く夢でした。
トイレに行くのをすっごく我慢していて、「出る!!トイレはどこじゃ〜!?」と半ばパニック状態の私。
なんとかトイレに到着!!
用を足して、「はぁ〜・・・幸せ・・・」
・・・・・・
・・・・・・
なんか、気持ちよすぎるんじゃないか?
・・・・ここ、本当にトイレか?
目覚めました。
泣きたくなりました。
そこはトイレではない、まぎれもなくベッドでした・・・。
そんなことがあったなぁ、と何がきっかけでかはわからないのですが、会社でおねしょ話に花が咲きました。
「すんごい気持ちいいらしいね。知り合いにもした!って人いる〜」
「うん。すっごい気持ちいい。気持ちよすぎておかしい!って気づいたんだけどね。」
「気づいたときには・・・」
「うん・・・(哀)でも、その後同じような夢見てさ。よっしゃ、出すぞ!って時にちょっと待て、ここは本当にトイレか?夢じゃないか?って思って。
うお〜って起きたら、やっぱ夢だったよ。やっべーって速攻トイレ行ったって。」
「おおすごい、ちゃんと学習している!」
「でしょ」
「私も、夢の中でしてて、本当に出してたよ。結構最近。」
「おお〜。結構あるんやな〜」
「最近って、高校の時とか?」
「ううん、半年くらい前」
「最近すぎるって・・・」
トイレの夢には要注意です。



 5月18日(日)    ケチって体調崩す

自分の車のタイヤを交換しました。
スタッドレスだったので、ノーマルに(遅)。
面倒で気づかないフリをしてたんですけど、さすがにねー。もう5月終わってしまうがなってことで。
車やさんに車見てもらう機会があったので、その時に一緒に交換してもらおーと思っていたら、1本500円ですと言われ。
タイヤは4本あるから、500X4=2000.
2000円は高いやろ!
というわけで、2000円をケチって、自分で交換することにしたんですよ。
前回も換えたし〜と思ってたけど、結構父親にやらせていた部分があって(私ももちろん手伝ってたけど)、今回一人でやったら・・・・
激疲労。
かなりの重労働です。
特に私のようなかよわい婦女子にとっては(誰)。
で、なんとか(やけくそになりながら)終了したはいいが、その後頭痛・・・。
またこれか・・・
意識朦朧になるまでひどい頭痛に襲われ、夕食後食べようと思っていたクッキーも食べられず(これが一番ショック)寝ましたよ・・・。
次の日も、体はギシギシ言っていたよ・・・(というか普段使わなすぎ?)
2000円でとんだことになってしまいました。
そろそろやっぱ・・・ちゃんと運動しなきゃな。
と思うのは思うんだけど・・・。
実際行動にうつせるかというとそれは別問題だったりするんですよね。てへっ(誰)。



 5月20日(火)

先輩が、ある(よく本社とうちの支店とを行き来してくれる)運送会社の男の人の携帯に電話をかけた。
もともとは本社専用、という感じの人なので、本社の人に電話番号を教えてもらってかけた。
ちょっとした確認(でも確認がとれないと大変)のためだった。
コールが鳴る・・・・
「・・・・。とってくれへん」
しばらく待った後、先輩は電話を切った。
「まじで?会社からの電話やからとってくれへんのかな?仕事はもう終わった、あとは知らん!って」
(彼はすでに仕事を終え、自宅に帰ったとのことだった)
「いや、でも確認とれへんかったら、うちらが帰れへんし」
「しつこくかけてやるさ!」
コールが鳴る・・・と、いきなり切られた。らしい。
「切られた・・・・」
「えっ・・・・」
「まだまだやってやる」
いやがらせになるんじゃないか?と思ったが、私も帰りたかったので、止めはしなかった。
コールが鳴る・・・切られる。コールが鳴る・・・切られる。
「完全に拒否られてる」
「やな人やな〜、○○さん(運送会社の人)」
「とってくれてもいいのになー、そんなあからさまな」
「それでもかける私」
「すごい執念」
コール・・・・・・
「あっ、もしもし、○○さん・・・の携帯ですよね?あの、私・・・」
そして用件を済ませ、電話を切ったあと・・・
「奥さんが出はった」
「えっ、まずかったかなぁ?あらぬ疑いをもたれてたりして。かわいそうな○○さん・・・」
どういう事態だったのかは、次の日にわかった。
○○さん本人が、こちらに来てくれたので、先輩が「しつこくかけてすみませんでした〜」と謝ったところ・・・
「いやー、こっちこそごめんなー。うちの嫁、勝手に人の携帯見よるんや」
「あっスミマセン」
「いやー、077・・・どこやねんって切れたらしく・・・・」
そうか、本社は06、知らない番号からかかってきたので、浮気ちゃうか!と思ったのであろうか。
それでいきなり切ってたのね・・・
あんまりしつこいから、「人のダンナに手ぇ出すな〜!」って一言言ったろと思ってとらはったのかなぁ(勝手に想像)。
会社名を言うと、勢い込んでた(?)奥さんは、「はっ、いつもお世話になっております・・・・!!」と焦った様子で電話をとりついでくれたらしい。
平和な家庭に、一瞬でも波風をたててしまっただろうか。
しかし、すごい奥さんだなぁ・・・
悪いことをした。
しかし、知らない番号からかかってきたからって、いきなり実力行使するかな?
もしかしたら、過去に浮気騒動があって・・・・
と、妄想がとまらない私たちでした。
三人とも妄想力が豊かで。困っちゃう。



 5月22日(木)

新入社員の歓迎会が行われた。
こちらに配属が決まって1週間。二人の新入社員(男)は、思ったより仲良くやっている。
・・・ように見える。表面上は。
私は、二人には入社前に行った旅行の日程が一緒だったのだけれど、その時は多分お互い、そんなに会ってもいない頃だっただろうし、特に仲が悪いともいいともわからなかった。
ただ、あんまりなじめてないような気がした。
まあ、そんな話してもいないだろうしな、と私は思っていたのだが。
4月から本社の方で研修していた二人。
もともと、二人とも滋賀出身なので、もちろん寮生活だ。
しかも、二人同室だったらしい。
友達は、近づきすぎるとうまくいかない、というのが私の信念で(だから、どんなに仲がいい友達でも、ある程度の距離は保ちたい、と思う。その人とうまくやっていく距離というものはある。もちろん、その長さに差はあるが)、二人はきっとうまくいかなかったのだろう、と思う。
知り合って間もない人間が、四六時中一緒にいたら、そりゃうまくいかんって。
と、二人がかなり険悪な仲だ、ということを彼らの同期から聞いた。(といっても私は又聞きだけど。正確には、私の同期が、彼らの同期の女の子から聞いた)
離れたおかげか、はたまた表面上だけなのか、それは私の預かり知らぬところだし、別に自分に害がなければ、仲がよくても悪くても、どうでもいい(自己中だから)が、兎に角今はわりと仲良くやっているように、見える。
まあ、円滑にものごとをすすめるには、悪いよりいいほうがいいに決まってるので、うまくやってくれるといいなとは思う。
店はおしゃれな雰囲気のなかなかよさげなところだった。
歓迎会のメインだというのに、勝手に幹事にされていた新入社員M君だったが、幹事に任命されてすぐ、いくつかの店をピックアップし、さりげなく皆の希望なんかも聞いて、下見にも行ってくれたらしい。
なかなかやるな、M・・・!
やはりそれくらいのマメさと責任感がないとだめだと思う。なかなか営業に向いてるんじゃないだろうか。
などとえらそうに言える立場でもないけど。
女の勘よ、ってことで(笑)。
食事は和やかな雰囲気ですすめられた。酒をがふがふ飲まない私にはいい感じだった♪
疲れからか、同期の子は大した量も飲んでなかったと思うのだが(ちゃんぽんがよくなかったかな)机につっぷして、寝ていたが・・・。
ほっとく(笑)。
二次会も行くか〜となったが、床で同期が眠りこけているので(しかも皆放っておいた。冷たいな・・・自分も含め)、明日も仕事があることだし、帰ろうということになった。
帰る方面に分かれて、酒を飲んでない新入社員K君の車でもう一人の新入社員M君と私と同期の子とかろうじて20代の営業男と帰ることになった。
が、しかし。
若さゆえか(私のぞく)、やはり二次会ないと寂しいやろ〜とやたら盛り上がってしまって、結局カラオケに行く羽目になってしまった。
私は早く帰って寝たかったのだが・・・帰る原因となった同期がやたら元気になって歌う気満々であった。
しかし意外にも楽しかった。
最近若者に注目されてる?ダンディー坂野というお笑いの「GET’s!」という台詞が、なぜかうちの支店の中でも流行っていて(さすがに20代の間でだけだが・・・)、歌いながら「ゲッツ!」「ゲッツ!」と大いに盛り上がった。
M君のターン「ゲッツ」は素晴らしかった・・・。
そんなこんなで、「11時前には帰り着くな〜」と思っていたが、結局家に帰る頃には日付は変わっていた。
風呂入って、そっこー寝たが・・・
悲しいことに、老体には無理がこたえたらしく、なかなかに素晴らしすぎる朝を迎えることになったのである。。。



 5月26日(月)      チョコクランチの恐怖

同期が土日でディズニーへ行ってきた。
そのお土産は、リクエスト通り(土産はチョコもの!と言っていた)チョコクランキーであった。
お昼休みに、さっそく食べる。
ガリッ ゴリッ ・・・・うまい!!
「やっぱチョコはうまいな〜」「幸せやぁ〜」
大満足の私たちであった。そう、その時までは幸せだった。その時までは・・・
家に帰って、夕食を食べ終わったあたりからである、口内に異変を感じ始めたのは。
上の歯の裏側・・・歯茎。が、異様にふくれあがってるのを感じる。
ズキン、ズキンとなり始め、痛みは徐々に増していく。
ま、まさか・・・
硬いチョコクランチが歯茎にあたり、傷めてしまったようだ。
痛さが半端ではなくなり、話すことさえ億劫になった頃、ようやくあのチョコが原因だ、ということに思い当たった。
っていうかチョコで歯茎傷めるって・・・。
情けなすぎる・・・。
しかし情けないが痛いものは痛い。
ティッシュでおさえてみると、なんだか黄色いものが・・・っていうか膿んでるし!!(がーん)
血ぃ出てるし!!(いた〜)
そりゃ痛いって。泣きべそになる私。(2●歳)
あー、恐るべしチョコクランチ。皆様もお気をつけて。