ウォーター

びわ草子



 6月1日(木)   

6月ですな・・・
いや、早いもので。
こんな風に年老いていくのだなぁと考えるとほんとに怖くなったり。
まあ、恐れてもどうしようもないことなのだけれど。
土曜日はついに最後の試合ということで(負けるのはわかってるから…)、はりきって練習に出る。
やはりサーブの調子が悪い。ああ、まったく嫌になってしまう。
スポーツってストレス解消のためにやってるはずなのに、なんで逆にストレス溜まってるの!!



 6月2日(金)

明日は試合。ということで、友達の家に泊まりに行く。
バイトの友達で、片道2時間半かけて(帰りは3時間、らしい・・)行っていたおかしな人。
で、去年の秋頃からやっと下宿をしているのだ!
その子も夜に用事があるということで、あまり早くは行けない。
サークルの練習に行ったあと、アフターにも行ってまったりとする私。
女の子はみんな帰ってしまって、男どもの中にひとり、こんないたいけな乙女がいるのである。(爆)
ところが話は下ネタに… 全く女扱いされてないし。
一応、文句を言ってみたのだが「オーケーでしょう」と勝手にいいことにされる。(ちなみに相手は下級生だったりする)
まあ、いいんやけどね(笑)
ずいぶんと長いこと話して、別れる時。誰一人駅まで送ろうとしてくれない。
こんな暗闇のなか、一人で行かせるか?まったく気の利かない奴らめ…
友達の家にも一人で行き(迎えに来てもらわずに)、もう完璧。
今度から突然おじゃましたりとかできるぜ。にやり…
かなりくつろぐ私。もう、我が家のごとくに。
朝はかなり早いというのに、寝たのは1時をとうに過ぎていた…
なんかドラマとか見てたし。 ヤバイヤバイ…起きられるかなぁ?^^;



 6月3日(土)

さて、朝は5時半に起きる。
心配していたが、なかなかすぐに起きられた。
ふふ、私だってやればできるのよ!(嬉しげ)
友達は起きない。そっと行く準備をする。
眠くて眠くてたまらないが、手だけ動かす。
家を出たのは予定通り、6時。
友達はずっと寝ていて、そのまま黙って出ていった方がいいかとも思ったが、いくらなんでも何も言わずにはないかな〜と思い、一応「いってきます」とだけ声をかける。
朝。なんとなくもやのかかったような静かな町を、私は一人歩いた。
天気がよくない。なんとか雨は降っていないのであるが。
こんな早起きしたんだから、あってほしいよな…
ぼーっとした頭で考える。
さて、集合場所の駅に着くと、同じサークルの男子が既にいた。
「おはよ〜…ぐぅ。」
「寝てる、寝てる!!」
みんなご苦労様です。午前からの試合のために朝練ですよ…
私は他の役員さんの車に乗せてもらって、コートに向かう。
練習したのだが、その役員の男の子と打ち合って、楽しかった!!力使い果たした!いやぁ、これでもうテニスは満足じゃ…(だからこれから試合だって)
午前は男子の試合で、かなり激しい戦いとなっていたようだ(役員なので、そうちょくちょくは見に行けない。)
決着のつかないまま、私たち女子チームも試合が始まってしまう。
私が一番手。
相手は去年の個人戦で、かっこいい人…と惚れた人だった。
もう、緊張ですよ。こんなに緊張したのはじめてってくらい緊張。
だって憧れのあの人と対戦しているんですよ!! もう、うますぎ!!こわかった〜(笑)
まあ、でも一日晴れず、曇っていたので私の体調はなかなかによかった。
暑かったらもっとみじめな試合をしていたと思う…
やっぱりサーブが入らなくて、うーんってかんじの内容だったけど、なかなかに頑張れたかな。
ストレートで負けたことは気にしないでおこう…(爆)
帰り、京都市内に住む先輩の車で送ってもらう。 寝てしまった…すみません、Yさん…
まあ、気にせず☆(嫌な後輩だ…)



 6月4日(日)

バイトにて幼児に襲われる…
私、もうお嫁に行けないわっ。
子どもだと思ってなめたらあかんよ。おっそろしいことを平気でしてくるから…
何をされたのかはご想像におまかせします。
子どもの恐ろしさを再確認する私だった。
それにしても今日は婚礼2席だったのだが、どちらもモー娘の「ハッピーサマーウェディング」が流れた。
いや、別に本人たちの好きなようにしたらいいんだけどね?最後の最後、手紙、花束でしんみりした後の退場の音楽にこの曲を使うこともないと思うのよ?
なんだかこの曲が流行りそうな(披露宴でのBGMで、ね)予感である。
つんくめ…狙いやがったな…(謎)
ああ、覚えたくないのに覚えてしまいそう。あの、「証券会社に勤めている杉本さん。」のセリフも…
仕事中「ぱらっぱ〜」と口ずさむ自分に気づいてしまったりして。 はぁう…



 6月6日(火)

今まで楽々な学校生活を送ってきたのであるが、なんと研究発表があたってしまった。
先生に指名される… なぜに私?(涙)
一週間でこんなのできるわけないじゃん!!
先生は嬉しそうに、「これは大変ですよ〜」とのたまう。
このじじいっ、ドたまかちわって中身出したろか?なんて言いませんことよ、おほほ
とても とても重い足取りで図書館に向かう。調べないと…(うんざり)
ところで今日は「ろく・ろく」。2年前の今日、サークルで1回生コンパがあったのだなぁ、と思い出す。
あのころは夢も希望もあった…
友達がサークル内の男の子に惚れてたり、まあ色々と…青春のようなこともあった…
それが現在、コレかぁ…
なんだか感慨深い一日だった。(違)



 6月7日(水)

明日はなんと北海道からうみねーさまがやってくるのだ!!
ドキドキ!!
なのに私…何しているんでしょう? ホテルにて半日以上を過ごす。
他の部署の社員さんに、「アレ?朝からいるよね?まさか、この後も…?」と驚かれる。
「ええ…ふふふ…」
「女の子一人やん」
「女の子扱いされてませんから、うふふ〜」
まあ、そんなこんなで家に帰り着いたのが11時。家を出たのは朝の8時半だったはず…
金のためだし、しかたがないか!(金第一主義者)



 6月8日(木)

さて、とうとうオフである。しかも地元、滋賀県で!!
滋賀に4人も集まるとは…ほとんど奇跡である。
しょうさんから電話があって、行くと「道違ってた」と言われる。
行く前に交差点の名前と曲がる方向を教えておいたのだが、どうも一カ所、反対を言ってしまったらしい…
いやぁ、簡単に人を信用したらいけないってことですよ、一つ勉強になりましたね☆
うみとみっきは遅れるらしく、暑かったのでとりあえず近くの喫茶店に入る。
ここの店員さんは若い男の人だったのだが、なんだか変な人だった。
どう変な人かと言われると困るのだが、なーんか変な人だったのだ。
「ミルクティーか、レモンティーか、どっち〜にされますかぁ〜?」
のんびりというか、ボケというか…まあまあかっこいい人だったのになぁ(関係ありません)。
電話がかかってきて、やっと二人と合流。
うみちゃん…車から見えてないぞ!!(爆)
ちっさいから…って言ったのは私じゃなくてS氏ですので。(笑)
なんか照れてしまってうみちゃんの顔をじっと見られない私だった・・・
んでもこっそり見たところによると、顔ちっちゃい!!
横に並びたくないよぅ・・・
とても元気な人で、若かったー。いやぁ、若いっていいわ(ヲイ)。
で、昼食をとりにいく。そこでへんなおっさんに会うのだが、みっきさん、接客業で培った技(?)を披露。
いや、そんな酔っぱらい放っておけばいいのに…
で、この後どうする?といったところで、うみちゃんが「琵琶湖みたい!」というので、みつきの車で湖岸道路を走ることにする。
私としては、北上したかったのだが(そっちのほうが景色もいいし、水もきれいだし)、なぜか南に向かってしまう。
天気も今にも雨が降り出しそうな曇り空で残念。
晴れてたらもうちょっときれいな風景が見られたと思うんだけどねぇ… 琵琶湖大橋を渡り、(どうってこともないのだが…)何もみるところがないので、元来た道を引き返す。
途中、めちゃくちゃトイレに行きたくなって、コンビニに寄る。
うみちゃんに譲りつつ、早く出てきてくれー!!と思う。なかなか我慢の限界でしたわ。
うみちゃんが出てきて「あー、さっぱり」
私も急がなきゃ…やばいよぅ、膀胱炎になっちゃうよぅ。(汚い話でごめんなさい)
なんとか間に合って、ほっとため息。 四人とも行って ドライブ(?)再開!
道の駅で一応琵琶湖を見るが…水がきたない。
なんかくちゃいし〜^^;
北の方は綺麗なのよ、ほんとうに!!(涙)
それからたねやにいっておやつタイムである。
やはりおやつは必要でしょう。
私はお抹茶をいただく。 ちょっと薄かった…もうちょっと濃い方が私の好みだったのだが…
もっと何か食べたいなぁ、と思いつつ(笑)、みつきが「サンバDEアミーゴ」をしたいというのでセガワールドに行く。
私も一回やったのだが、やはり照れがあるわ〜
みつきはかなり楽しそう・嬉しそうだった。 いやぁ、えがったえがった。
それから私が今一番気にいっているゲーム、「THE TYPING OF THE DEAD」もする。
ネット系の友達とコレをやると面白い…
ついつい真剣にやってしまった(笑)。
それからしょうとみつきがトロッコをして、最後にみつきがまた踊ってゲーム終了。
時間かけて移動したのに、うみちゃんは何もゲームをしなかった。
よかったのかなぁ…寒いって言っていたし^^; ごめんね。
そしてお別れの時。
みつき&うみをICまで先導しようとしたのだが、いきなりはぐれる(爆)
電話で連絡をとって、なんとか再会。
そして途中まで送って別れたのでした…
こっちに来る途中、植物園のバラがかなり咲いているようだったので、今度撮影に行きたいな。
本当はこの後行ったろかと思ったのだが、天気もいまいちだったし、次晴れているときに行こう、と思って断念する。
家に帰ってからは夕食をとって、ソファで寝ていた。
か弱いから、ワタシ(大嘘)。
ふぃー、今日はご苦労様でした!!運転ばっかさせてごめん!



 6月9日(金)

今日「ロックの日」らしい。
はい、豆知識でした(全く意味なし)

ところで今日の帰り道で見つけたのだが、道にあるゴミ箱にこんなことが書いてあった。
「犬の糞をこの中にいれないでください」
そんなことをわざわざする人がいるのだろうか…
いや、わざわざ書いているのだから、被害にあったんでしょうな。
そんなことを考えつつ歩きました。
いや、どうでもいいことだが。
火曜日の発表のための論文を読みながら、電車に揺られる。
今日はバリ旅行の申込金を払いに行ったのだ!
2万円!痛い…
今、手元にあるのは3千円ほど…給料早くくれ〜
それでも旅行への期待は高まる。 ルンルン気分である。
そういえばパスポートの申請をしなければならない。
インドネシアではパスポートの残存期限が6ヶ月以上ないといけなくて、私のは5ヶ月しか残っておらず…悔しい。
また戸籍謄本をとりよせたりしなきゃだ。面倒臭い…
まあ、バリのためと思ってやるしかないのだが。
そうそう、そろそろマイパソが戻ってきそうである。
早く!!(><)
このパソコン、使いにくくて、イライラすること限りなし、ってかんじなので。 メールも見たいし…
気になる修理代だが!!部品が1000円程度で…総額11000円ということである。
なに、高すぎるやろ!!技術料(人件費?)
でも今は一刻も早く帰ってきてほしい私でした。



 6月10日(土)

起きたのは10時。
それからちょこっと食べ物を食べ、また寝る私… なんかやたらダルイ。
本当は試合に行ってないといけないところだったが、発表のことを考えると、そんなことしてる場合じゃないのである。
しかし、結局図書館に向かったのは3時…遅すぎる。
うちの町の図書館は、閉館が6時だから3時間しかない。到底足りない…
いや、自分が悪いのですけれど。
焦りつつ、調べものをするのであったが、やっぱり全然できないまま閉館時間になり…
どうするべ^^;
とにかく本を調べるしかないので、図書館がなかったらどうにもこうにもできないのですよ。
明日は祖父の四十九日。午後からなので、午前中、ちょっと行って…
月曜日。どこの図書館もあいてない…(涙)
てなわけで、授業もないのに、学校まで行って来ます。
ダルすぎる…
夜はまとめようとしながら、レジメもやっと1枚作って、ネットで現実逃避する私だった…
寝たのは3時。ヲイヲイ…



 6月11日(日)

朝起きて、眠い眠いからだをなんとか動かす…
ちゃんと動くようになるまで、30分以上かかった…
やはりちゃんと早く寝なければならない。いや、早くじゃなくていい、人並みに…
用意をして出かける。 妹と二人で駅まで車、それから電車で行くのである。
早めにいって、図書館に…と思っていたのであるが、やはりいまいち早く行けなかった。
自分で自分の首をしめてるや。
それはともかくも、今日行った図書館は、実は初めて来る図書館だった。
最寄り駅ではなく、バイト先の近くの駅から行くことになっていたので、その近くにある図書館を選んだのだ。
以前、友達とドライブ中に、一回寄ったことがあったのだが、その日は休館で(こういうの多いな…)入りたかったが入れなかったのだ。
そして…感動!!
広さはこじんまりとしていたのだが、なんか雰囲気がいいのですよ!!
あったかーいかんじ。
新しくできたところだから、キレイだし。
外観も、緑ありーの、水ありーのでよかったけど、中もいいや〜(うっとり)
県立図書館は、場所的にはよかったのだが、机などのスペースが全然なくて使いにくい図書館だったので、全然気に入らず、1度しか行ってないのだが、ここは違う!!
私の気に入っている町の図書館と同じく、いすや机が充実している。
さらに奥の方には会議室、(学校みたいだ)そして畳スペースがあるのである!!
なんなのぉ〜、この図書館!!ビデオまであるし〜 と、かなり気に入ってしまった。
図書館で一日を何の苦もなく過ごせてしまえる人なので、ここは最高のスポットですね〜うふふ〜。
おでぇとの場所としても使えるぞ(普通は使わないか…)
しかし、堪能している時間はなかった!電車に乗り損ねそうになって、焦った〜^^;
次はもっとゆっくりするぞ〜☆



 6月12日(月)

朝から学校に行く。目的は図書館である。
あーあ、地元の図書館だったら15分で行けたのに・・・ まあ、仕方がない。
11時過ぎくらいに着いて、早速調べものの続きを始める。
とっても地道な作業で、地味〜に。
まあ、こういうの嫌いじゃないんですが。
期限があるっていうのがね・・・なかったら、そんなに苦でもないのになぁ。
しかし、こういう作業ってどうしても無駄が多くなってしまう。
一つのことに対して、それを証明するための材料を集めるんだけど、その推測が間違ってたら、材料は集まらないし、集めても使えない。
・・・ってこの意味がわかる人が、何人いるだろう^^;
こういうのはやってみないとわかりませんね。まあ、兎に角調べてもその半分くらいしか(いや、それ以下かも・・・)使わないことが多いです。
無駄な時間なんだけど、無駄だと分かるまでに時間がかかる。
それに私は要領悪いみたいだし^^;
悔しいので、HPに研究結果をのせちゃおうかな、なんて考えているのですが・・・まあ、面白くないけど、自己満足の世界だからいいのだ!!
7時で閉館なので、学校を去る。
久しぶりにこんな時間に帰るなぁ・・・
帰りの電車の中で、することもなく電光掲示板(でいいのか?)を見る。
あの、「次は〜駅」とか書かれるやつね。
駅名だけでなく、宣伝(?)も流れるのだが、私はそれを読むのが結構好きだ(文章であったら説明書でも読むのが癖になっているのだ)。
それを見ていて、ちょっと何かを言いたくなった。
{日本初公開・佐川美術館で中国文明の珠玉の名品78点を展示した、「上海博物館・青銅器名宝展」を開催中。日本発公開・ですぞ!}
少々省略。しかし、ナニ、この「ですぞ!」って!!
なんなの!?
時代か・・・?
複雑な思いの私でした。いいのか、日本!(笑)



 6月13日(火)

ついに研究発表の日。
1時間早く行って、ちょこっと手直し、コピーをする。(レジメが必要なので)
ここでもまた痛い出費である(笑)。
研究はまあ、なんとか無事に終了。
この先生はなかなか厳しく、(いや、そうは見えないのだが絶対けなされる)ドキドキしてたのだが、そんなには文句も言われず、一安心である。
これでこの授業はしばらく何もしなくていい。やったぁ〜♪
ところで今日は電車にて缶ビールを飲むおじさんを見た。
それはよく見る風景なのだけど、その後。飲み終わった後である。
そのおじさんはその飲み終わった空の缶を、足元に置いた。
それ、その後どうする気・・・? よもやそのまま放って帰るんじゃなかろうな?
私はそのおじさんより早く降りたので、どうなるのかはわからなかったが、その可能性は高い、と見る。
たまにこんな光景に出会う。
高校生などにもよくみられるが(もちろん、高校生だけでなく、ちゃんとした大人でも)、ごみや空き缶をどうして捨てられないのか、と思う。
「街はごみ箱じゃない」という宣伝(公共広告機構の)じゃないけど、自分で出したゴミくらい自分で始末できないのか?
無性に腹が立つ。
神経がしれない。
昨日読んだ新聞の投稿欄に、40代の女性が電車の中で化粧をしている若い女の子に、「私が彼氏だったらあんたとはそっこう別れる」みたいなことを言って去ってやったわ!と、嬉しそうに書いてあった。
それを読んで、(確かに格好のいいものではないけど、そんな目くじらたてて言うほどのことか?私が現代ッ子だからそう思うだけか?)とおもったのであるが、それとは比べ物にならないでしょう、ゴミ捨ては・・・
そんなこと嬉しそうに報告してる暇があったら、缶置いていくおじさんに「自分の缶は自分で始末をつけるのが常識でしょう、そんなことも知らないでよく今まで生きて来れましたね」くらいは言ってほしいものだ。
電車はゴミ箱じゃないんです。
たまにころころ、と缶が転がってくるとほんとむかつきます。
ちょっと残った中身が出てしまってるときなんて、床がベタベタして、踏んだ時の気持ちったら・・・
車からタバコを投げ捨てる人も。危ないだろが!!
後ろからぶつかったろか、と思います。 自分も損するので、やりませんが。
(そういえば昔、電車で缶を置いたおっさんの缶が足元に転がってきて、むかついてそれをおっさんの足元に置きなおしたということはあったが・・・)
酔ったおっさんはほんま嫌やわ。



 6月14日(水)

いつものようにギリギリの時間で車をとばす私。 駅までわずかな時間。
よかった、今日も間に合う。
車を降りて、改札口に急ぐ。
定期を出さなきゃ。定期定期っと・・・
ナイ。
鞄をごそごそ。しかし、いくら探してもない。 またか・・・?(ため息)
たまにやってしまう。しかしここで諦めてはいけない!
問題なのは定期の行方である。家にあるのか、それとも他の場所にあるのか・・・
以前にもこんなことがあったが、慌てて家に取りに帰ったら実は鞄の中にあったということもあったし(しかも、そのせいで次の電車さえ乗り損ねた。30分に1本なのに・・・)、所在を確認せねば。
まず、鞄を念入りに調べる。
しかし、ない。
次に家に電話。母に探してもらう。
数分後に電話をかけることを約束して、自分は駐車場に戻る。
荒い運転のせいで(?)、かばんから定期が滑り出て車内に落ちていた、ということもあったのだ。
すぐに発見される・・・落ちてた・・・
電話する。「ごめん、あったわ・・・」
で、もちろん電車は行っているので、少しの間本を読みながら待つ。
江國香織の「冷静と情熱のあいだ Rosso」。これは対になる「冷静と情熱のあいだ」があって、そちらは辻仁成が書いている。
一つの事柄を、男と女の、別の視点から展開されている。らしい。
初めてそれを書店で目にした時、「読みたい!!」と思ったのだった。
しかし、ハードカバーだし、高い。 二冊買わなきゃ、意味ないし。
で、迷っていたが買わないでいて、たまたま友達に「この本読みたいねん」と話してたら、なんとその人はそれで興味が湧き、買ったらしい。
それを借りてきたのだ。まだ全然読めてないけど。
授業は1時間だけで、帰ってきたら友達をさそって近くの植物園に行く。
この間、その前の道を通ったら、バラが咲いているのが見えたので。
バシバシ写真を撮って、その後ちょこっとドライブ。
CDを借りた。Grammy nominees 2000。
Ricky MartinのLIVIN'LA VIDA LOCAも入ってるぞ♪
踊りつつ、夜は更ける・・・



 6月15日(木)

朝は8時に出て、今日もバイトだった。
学校に行く時よりも早く起きたような気がするが、気のせいだろう。
ハンコをかばんに入れる。
今日は給料をもらわねばならない。本当は10日でもらえるのだが、それまで入ってなかったので。
仕事も4時半と、外が明るいうちに終り、私は給料をもらいに総務室へ急いだ。
これでやっと借金生活から抜け出せる−−−嬉しさが胸に込み上げてくる。
いつも「ない、ない」と言いつつ、家にはあった金だが、今回は本当になくて(財布に150円とか)、「千円貸して〜」とチビチビ借りていたのだ。
いつまでも借りているのはなんとなく心の負担になるし、返せることに喜びを覚えた。(すぐに返してもうチャラ♪)
家に着くと、妹とその友達が私を待ち構えていた。
待ち構えていた、というか本当はたまたま帰ろうと外に出たところだったようだが。
いつもよりずっと帰りを笑顔で迎えられ、「をを(はぁと)」と思ったのだが、「ちょうどいいところに^^駅まで送ってあげて♪」と・・・
まあ、いいんだけどね。どうせそんなことだと・・・ふん。
で、その子を送っていって、その帰りに買い物を頼まれる。
朝のパンを買って、給料が入ってご機嫌な私は妹を連れてちょっと遊びに行く。
こんなのだから・・・^^;
そろそろしっかりと財布の紐をしめなきゃ。旅行あるんだから!!



 6月17日(土)

朝は6時に起きる。
今日も試合・・・と思ったのだが、どうも雨が降っているらしい。
「らしい」というのは、自分ではっきり確認したわけじゃないから。
というのも、「雨降ってるで」と起こされたのだが、どうにもこうにも起きられないのである。
で、「行くの?」と聞かれ「ちょっと見てみる」と答えるが、目が開かない。
「結構降ってるよなぁ」と適当に聞いてみると「そうだねー」と母。
「これはないわ。寝る」
そう言って再び夢の中へ・・・
その後、雨が降っているから送れとか言われて何回も妹の送り迎えをさせられる私だった・・・
しかし、今日は一日よく寝たなぁ。



 6月19日(月)

今日は一日休み。今週はバイトが入ってないので、かなり暇人な一週間である。
まあ、私にとってはそんな時があるほうがいいのだが。
ナマケモノだし。
のんびり、なにをするでもなく一日はすぎていった。
ところで、急に、だがこの前学内でばったりでくわした女の子のことを思い出した。
その子を見て、私は驚いてしまった。
彼女の右手には、トンボが・・・
「!?」
大学生にもなって、嬉しそうに虫をつかむ人って・・・と驚いたわけだが、違っていた。
彼女は少し焦ったような表情で、出入り口に向かう。
そして外に出てそのトンボを放した。
こういうことだろう。 つまり、建物の中に紛れ込んでしまったトンボに、彼女は気付いた。
もがいていたので(自分から入ってくるくせに、方向を失ってむちゃくちゃなことをするんだよね、虫って・・・)、かわいそうに思い、捕まえて外に逃がしてやった・・・
いい人だなぁ・・・
私はあまり女の子らしくない女の子なので、虫ごときできゃーきゃー言う女が嫌いなのだ。 (ハチとか怖い虫もあるけど・・・)
ちょっと心温まる私だった。
虫といえば、昔(中学生の時)ちょっとした事件が・・・まあ、それは後日。



 6月20日(火)

今日は夕方(夜?)から、ホテルのご招待でバーベキュー(?)に行った。
会場に着くと、バイトからは私たち(友達と待ち合わせして一緒に行ったのだが)以外に二人しかいなかった。
四人で乾杯してまず伊勢エビの甘い感じに仕上げてある料理を食べる。
女性向けということで甘いらしいのだが、私は甘くない方がいいなぁ、と思った。
それにしても色んな部署から来ている。
やたらおばさんが多いと思ったら、掃除のおばさんなんかもいた。
おばさんパワーはすごい。もー、話すわ、話すわ。大きな声で。
将来私もあんなんになるんかな…(苦笑)
その後は、焼き肉セットと、スープ、豚まん、最後には抹茶のアイスクリームと内容はなかなか充実していた。
5人席に4人で座っていたのだが、しっかりと全部たいらげる。食べ過ぎ?(笑)
おばさん達が去ってから、宴会の上の人たち(社員さん)が来る。
で、なんかいくらか飲んだところで気分良くなってこちらの席に移動してきた。
「気分いいわ〜♪」
かなりご機嫌な様子で、幼い子どものように振る舞う。
いやぁ、珍しい光景を目にしたわ。
色々話して、かなり楽しかった〜 ♪
今度からの仕事も楽しめそうな予感(ほんとか?)。
気付いたら中華の人とラウンジの人もいて、「いつもブツ集めしてる子」とか言われる。
確かにこの人と出会うときはいつもブツ集めしてるような気もしないでもないけどね…
名前をちゃんと教える。それでも「ブツ集めしてる子」と呼ばれる。
頑固な奴め〜。
あとは後かたづけなどして、別れる。
私は友達二人を乗せて送ってあげた。 いやぁ、今日は楽しかった。



 6月21日(水)

今日も学校は休みである。明日も休みだよ。
晴れたらサークルにも行こうと思っているのだが。
またまた昼まで寝る。
夜は暑いのもあったし、蚊に襲われて寝られなかったのだ。 憎らしき蚊め。
ところでどこにも行かないと書くことがない。つーことで中学生の時の虫にまつわる思い出話を一つ。
虫というか、蛇の話である。
2年生の頃かな。その頃は(というか中学時代はずっと)部活、部活の毎日で。
その日も部活をしている私たちだった。
田舎なもので、中学の周りは田んぼに囲まれていて、時々下手な1年生などは網をこえて、ボールを外に飛ばしてしまう。
季節によっては田んぼの中に入ってしまって、あのぬるぬるの泥の中に入ってボールをとる・・・なんてこともよくあったのだ。
その日は田んぼの一歩手前、草むらでボールはとまった。らしかった。
2年生の私はさすがにもう飛ばさない。1年生が飛ばしてしまったのだ。
それを数人でとりに行ったらしいのだが、悲鳴が聞こえる。
どうしたどうした?と行くと、なんとそのボールの横に蛇がいるということである。
で、ラケットでどかそうとしたところ、ボールはとれたがラケットに蛇が上ってきてしまって、ラケットを手放したということだった。
見ると、結構大きい。
騒ぎまくるみんな。
イライライラ。蛇ごときでキャーキャー言ってんじゃねぇよ!
私は女の子らしい女の子になれない子だったので、そういう女の子を見るとイライラしていたのだ。
まあ、実際そう思ったし、ちょっとうらやましい?気持ちもあったかもしれない。そういう風にふるまえる女の子たちが。嫌いでもあったが。(笑)
まあ兎に角イラついた私は「んもー、どれどれちょっと貸してみぃ」といって蛇に近づいた。
さすがに手づかみはできなかったので、棒を拾って、おりゃあとラケットと蛇を引き剥がした。
棒はとても細くて短かったので、下手したら触る羽目になっていただろうが、運良く成功だった。
蛇はポトっと落ちて、ラケットは戻ってきた。
ちょっと英雄になる私だったが、心中は複雑であった・・・
まあ、それはいい。しかしこんなことがあったことさえ忘れていた私だったが、再び思い返すようなことが3年生になった頃に起きた。
役員になった母が、わりと近くに住む同じクラスの男の子のお母さんと役員会で仲良くなったらしかった。
その男の子はなかなかいいかんじの子で、私も気に入っていたのだが、ある夜、役員会から帰ってきた母が、その子のお母さんにこの事件の話を聞いたというのである。
勿論私は驚いた。
その男の子がこの事件を目撃していたらしく(というか大騒ぎしていたので目立っていたのだろう、恨むべし・・・)、その話を母にもしたというわけだ。
なんてこったい・・・
以来、そのお母さんにもそういう目で見られることになった。
いいんだけどね。ふん・・・ ま、そういう事件でした。



 6月22日(木)

授業もバイトもない。
午後からはサークルの練習(のためだけ)に行こうと思っていたので、その前に買い物に母を連れて行く。
いつも通り、起きたのは昼近くになっていたので、少々急がなければならない。
せかしつつ(自分が悪いくせに・・・)、家に帰ってきてから昼食をとり、行く準備をする。
さて行こうかと思ったのだが、どうも雲行きがあやしい。
一応、雨は降っていなかったので、行く気だったのだが、母が「折角2時間近くもかけて行くんだから、もしなかったらいけないし、電話したほうがいいんじゃない?」と言うので、電話をする。
すると「雨・・・降ってるなぁ。」と。
「止む気配なし?練習はないの?」と聞いたところ、「これは無理や。みんなで遊びには行くけど」とのことだった。
私の目的はテニスのみである。「そんなら行かへんわ〜」と言って、電話を切る。
もう一週間以上も練習してないから、ぜひにしたかったのだが。
なーんて、テニス馬鹿みたいだ(にしては全然練習してないけど・・・)。
日曜日は試合があるのに、大丈夫かいな。



 6月23日(金)

起きたら外は雨だった。今日も雨か・・・
全く、今年ほど梅雨らしい梅雨も近年には珍しい。
何日かのあいまにめちゃめちゃ晴れて、それはまるで夏みたいで。梅雨の晴れ間というか。
まあ、そんなかんじで何日も雨が降り続く今日この頃である。
今日は週2日の学校日のうちの1日だったので、学校には行く。
練習ないかなぁ、と言うと「今日は一日雨らしいから絶対無理」と母が断言するので、傘を持って、テニスの用意はしないで行く。
テニスの用意となると、テニスシューズに、ウェアに、ラケット、・・・とめちゃくちゃ重くなってしまうので。
マーフィーの法則ではないが、私が傘を持っていかないと雨は降って、散々な目に遭い、持っていくと雨は降らない。
そういうわけで、練習時間になるとしっかり雨はやんで、むしろ晴れているのであった・・・
くそぅ。
むかついたので、練習に行ってやる!!
何の用意もないが、服装もスカートじゃないし、できるだろう。ラケットは借りればいいし。
問題は靴だったが、無理したらできるだろう、ととっても危険なことをする。
みんな驚いていたけど・・・
ちゅうか、やっぱ失敗でしたな。
練習自体は楽しかったけど、やっぱちゃんと用意はしておかなくてはいけません。
自分自身、動きにくいし、ラケット貸して貰ったりと迷惑もかけてしまった。
すまんでした。
明日はSCの試合があるからまた早起きで行かなくては。
12時半には就寝・・・えらいぞ、私!(違)



 6月24日(土)

6時半に家を出たのに、踏み切りでひっかかって乗り遅れた・・・(−−)
次の電車は30分後である。なんてことだ。
まあ、仕方がないので次の電車が来るまで待つ。
半分寝かけ・・・遅れたのも、起こされてからしばらく半寝状態だったせいだろう、多分。
電車が来て、さすがに土曜の朝だし座れたのだが(しかも乗り換え無しで京都まで行ける電車だった♪)、しっかり寝る私だった。
隣に座ったのが若い、わりとかっちょいい男の人だったので、「あ、かっこ悪いわ・・・」と思ったのだが、睡魔には勝てないのである。
さて、目的地には30分遅れで到着。
しばらく待つと、試合に出る男子や応援に来た同じサークルの人が来る。
朝の悲劇を訴えて(自分が悪いのだが・・・)、慰めてもらう。
試合は準決勝で、うちのサークルの男子Aチーム(うまい方のチーム)が出るのだ!
いやぁ、男子はすごい。(女子は・・・聞いたらいけない)
仕事そっちのけで応援に行く(ヲイ)。
予報では雨だったのに途中からすごい晴れてくる。
最近の天気予報は全くあたらない。
雨が降らなかったのはよかったが、こんなに晴れなくても・・・
暑さに弱い私は、途中でバテバテになってしまって、応援どころではなかった。
焼けたし・・・
まあ、勝利して、来週は決勝である♪
やったねー。こうなったら優勝しかないでしょう!!
午前で試合は終わって、午後からヤミ練に行く。1回生の男の子に混じって。
明日のサークル対抗戦には出るので、練習しておきたかったのである。
帰ったらヘトヘトで、一応ネットに繋いだものの、ボケボケだった。ので、また早めに落ちる。



 6月25日(日)

朝は6時過ぎに起きる。
集合時間は昨日より1時間遅いので、起きるのも1時間後でよさそうなものだが、今日は選挙に行かないといけないのである。
初選挙・・・なんかどうもやり方が分からない。
紙を二つに折らなければならなかったらしかったのだが、そのまま入れてしまった・・・
まあ、いいだろう。こうして人は成長していくものなのである(適当)。
終わるとすぐに駅に向かう。
今日はちゃんと予定通りの電車に乗れた。
で、試合の内容は・・・聞かないで(涙)。
結果としては1勝1敗だったのだが、自分で納得のできない内容だった。あかんなぁ。
あんなに楽しみにしてたのに。。。
疲れて、今日も早めに寝る。
というか、ネットしながらマジ寝てたもん。
ひさびさ先輩などに会って、楽しかったけどほんま疲れたわー。ヘロヘロ。



 6月26日(月)

今日はちょっと学歴コンプレックスについて。
私には結構学歴に対するコンプレックスがある。というか、自分の頭の悪さに対するコンプレックスとでも言うか。
「学校」というものにとらわれてはいないつもりだが、どうなのだろか。
友達は(女)、「頭がいい人が好き」と言う。
私も頭がいい人が好きだ、もちろん。
話していて面白いと思うのは頭がいいからだろうし、馬鹿な人は(というか賢くない人、と言ったほうがいいのだろうか)やはり面白くないことが多い。
ここで言う「頭がいい」と「賢くない」は、テストの点数がいいとかそういう問題じゃない。
いくら成績のいい人でも、人間的に馬鹿な人っているし。成績が悪くても、尊敬できる人はいる。
その友達はその違いは認めるが、好きになるのはいい大学(ここで言うのはもちろん、一般に偏差値が高い大学・知名度のある大学、だ)に通う人だと言う。
いくらいい人でも、大学に行ってなかったり、二流・三流大学だと聞いた瞬間に、気持ちがさめる、馬鹿にしてしまう、と。
彼女自身、そんないい大学でもないのに・・・(いや、失言)
しかも「いい大学」の定義も人によって大きく差があると思うのだが・・・
まあ、それはさておき、私は賢い人が好きなのだが(賢くない人が嫌い、という意味ではない)、私自身は賢いどうかいうと・・・なのである。
前にコンプレックスがあると言った。
私は人に対して大学名でどうのこうの言う気はないし、実際前に好きだった人は「寝ていても通る」と言われる高校に行き、大学に行かず就職だった。
その人のことはずっと尊敬している。
しかし自分のこととなると別だ。
自分の頭の悪さを自覚する度に、ほんとに嫌になる。
大学の話も、正直したくない。(何を勉強しているか、という話ではなく、どこの大学か、とか)
つまらないことだとは思うのだが、なんかこだわってしまう。
んー、なんででしょうねぇ・・・他人についてはなにも思わない(だろう)と思うのだが、自分だけはなんか許せない・・・
これは心のどこかで大学名で判断しているということなんだろうか・・・嫌なんだけど。
この書き方で気を悪くしてしまった人がいたら、ごめんなさい。



 6月27日(火)

正面に座ったカップル
学校に行く途中の電車で、カップルに出会った。
向かい合わせの席で、おばさん化(むしろ、お婆さん化?)している私は、もちろん空いた席に座った。
その向かいに座っていたのが、おないどしくらいのカップルだった。
(しまったぁ・・・居辛いカモ)
今時には珍しく、男の子はかっこいいし、女の子もかわいかった。
(をー、ナイスカップルだー)
しかし!!楽しそうにしているべきはずの二人の雰囲気が、なんだかおかしい。
下をむきながら・・・様子をうかがう。
「だから・・・なんでそういうことするのかって聞いてんの!」
「・・・」
どうも喧嘩しているらしい。
ますます居辛く、目線もどこにむけたらいいのやら・・・ ひたすら下を向いて、目的地に着くのを待つ。
しかも怒っているのは男の方だったりする。
「結局、お前は今日俺と行かなくてもいいわけだ、たまたま横にいるのが俺なんだろ」
「だって・・・今日の目的は買い物だから・・・」
どうも彼の主張としては、彼女の中で自分の存在は一体なんなのかということが言いたいらしい。
俺ってなんなんだよ?と彼は怒っていた。
「俺がいなくても、お前は出かけただろ?」
「・・・多分ね」
「俺なんかいなくてもいいんだよ」
「でも、○○が一緒にいてくれたら嬉しいよ」
「それはおまけだろ!俺がいようといなかろうとお前にとっては同じなんだろ!」
このやりとりをみなさんが見ていたら、どうお思いになるだろうか。
男の言っていることは、わからないでもない。
自分の存在の軽さ。そういうことが言いたいのだろう。
自分が、自分の好きな人の中でなんの影響も及ぼせないほどの存在だと感じ、それは確かに辛いことだろう。しかし・・・
うざい男・・・
そう思わずにはいられなかった。
普通、こういうことを言うのは女の方だと思っていたのだが、男も言うのねぇ・・・
ねちねちしてる男やなー。いくらかっこよくてもこれは嫌やなー。
だっていつも一緒にいなきゃなんないわけ?
彼女の愛情表現に問題があったのかもしれないけど(自信マンマンの人なんてそういないし、やはり随所随所にちゃんと「好きだよ」ということを表現することは付き合っていく中で必要だと思う、だけど)、私から見て、そんなぞんざいに扱っているようには思えなかった。
前後のやりとりとか知らないから決め付けることはできないけど。
男のヒステリーだな、こりゃ・・・
それでも耐えている彼女、えらい!!
彼がずっと責めていて、彼女はほとんど話してなかったけど・・・
私は彼らより先に降りたので、その後どうなったかはわからない。 しかし・・・うっとい男もいたものだ・・・



 6月28日(水)

数日前から唇の裏側に口内炎ができた。
ご飯を食べるときだけでなく、日常的にも痛い。これはかなり痛い。
口の中は治りにくいとはいえ、何日かしたら治るだろうと思っていたのに、なかなか治らない。
それどころか、ますますひどくなっていくような気がする。
ああ、このまま治らなくてくさったらどうしよう〜
などと不安でいっぱいの私でした。
痛い・・・



 6月30日(金)

夢を見た。
こんなに鮮明に覚えている夢も珍しいので今日はこの夢の話をしよう。
久しぶりに――もう10年ほど前以来か?といった勢いの「久しぶり」に――初恋の君が出てきた。
暇人な私は中学時代の友人と会っている。
私はまだまだ遊びたいのに、用事があるとか何とか。
説得をして、「んじゃあ、何する?」というところまでもっていった時。
私の視界に、初恋の君が!
彼はすらりと背が高く、(昔はかなり低い方だった)顔もかっちょいい。
「ああー、初恋の君だぁ☆かっこいぃ〜。話しかけてこよぅっと♪」
折角遊ぶ気になった友達をあっさりとほっぽりだし、私は彼のもとへと走りよった。どうやら、私は友情より男をとるらしい。
はやる気持ちを抑えつつ、彼の近くへ走っていって、なんと言えばいいのかわからないなりにも「○○くん♪」と声をかける。
で、「久しぶり〜」とにこやかに笑う私だったが、彼は「??」という顔をしている。
まさか・・・
「もしかして、私が誰だかわかってない?」 「うん、ごめん」
ガーン!!ショックである。
いくら小学校以来といっても、忘れるなんて!(涙)
今考えれば、成人式で会ったし、(しゃべってないけど)2年前の同窓会で「高校生の時部活の試合で会ったよね」とか話してたんだから、忘れているはずはないのだが、ここは夢の中。かなりショックをうける私だった。
まあ、でも忘れられてるんだから仕方がない。
気にせずゴー!ってなわけで、二人で歩きつつ、話をする私たちだった。
途中でヤクザに襲われかけ、必死に逃げた。
ヤクザ(?)は近所に住む知り合いの家に借金の取立てにきていて、その側を通った私たちにも火の粉が・・・というわけらしかった。
走って逃げて、へんなガレージ?に逃げ込むと、かつてのクラスメートの男の子がいる。
この子も小学生の時のクラスメートで、初恋の君と仲が結構よかったようなのだが、この子が夢に出てくるのは初めてなんじゃないだろうか・・・というくらい、珍しい人の登場である。
なんか、就職して車買った〜とかでフェラーリを見せてくれる。
「すごい!」「・・・でも、こんな堂々と置いてたら、さっきのヤクザになにされるか・・・隠さなきゃ!!」
なぜそうなるのかよくわからないがみんなで協力して車に銀色のシート(でいいのか?)をかぶせる。
バレたら・・・あわあわ。となりながら三人車の影に隠れる・・・ そこで目がさめた。
登場人物もわけわからんし、なんでヤクザなのかとか、なんで隠れてるのかとかよくわからん夢だったけど、とりあえず、・・・疲れた。 おわり。