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   第八四六号
       全日本トライアスロン宮古島大会を初完走!
2025年4月29日
AAC会員

田中 弘治氏

     2025年4月20日に全日本トライアスロン宮古島大会に出場しました。(誕生日の前日)
     トライアスロンを始めて13年になりますが、4月は仕事が休みにくいなか、定年もあと
     数年ということで仕事の負担も減り、念願の初出場しました。

     昨年9月のアイアンマン北海道で久しぶりのロングトライアスロンを完走したこともあり、
     コバルトブルーの宮古島の海、そして自転車とランは少し距離が短いしと甘く考えて
     エントリーしました。

     スイム3km
     スタート前になって気が重くなってきました。開催が4月と言うことでいつも以上に寒い
     時期の2月・3月は、自転車の練習をしてませんでした。実質野外で自転車に乗った
     のは3月末から六甲アイランドのみで不安しかありませんでした。
     その分プールでの練習はした方だったこともあり、スイミングは少し余裕がありました。
     また、アドバイスを参考に海岸左側からスタートすればほぼ揉まれることもないという
     ことだったので、終始宮古ブルーの海を気持ちよく2周回終了。

     自転車123km
     次は問題の自転車、距離も短めでアップダウンも大した事ないなと思ってたけど、以外
     とアップダウンもあり何より練習不足、この日の暑さに完全にやられて70kmくらいで
     ヘロヘロ。
     よく考えたら練習でも70kmまでしか乗ってなかったからかな・・・
     とりあえずなんとか自転車終了。

     ランニング35km
     スタート時点でもうヘロヘロ、今日は完走できないかもと思いながら歩いて体調復活を
     待つことにした。
     何も考えてなかったが25kmの関門で審判員に「9分前だから大丈夫だよ」と言われ、
     結構ギリなのでこのペースだと完走はむりだと思い、500m走って500m歩き 、9分/km
     以内でゴールを目指すことにした。

     そうこうしてるうちに気温も下がり始め体調も復活し始めて、なんとか初ストロングマ
     ン完走できました。 記録11:41:28 (制限時間まであと18分32秒)
     国内のロングトライアスロンでは、五島長崎バラモンキング・佐渡国際トライアスロン
     に参加できていないので、この二つを完走してからもう一度、宮古島に出てみたいと思
     います。
       



   
   第八四五号
         連続ランニング終了の巻!
2025年4月26日
AAC会員

古賀 徹氏

     2020年4月21日よりスタートした連続ランニング(一日も休み無く毎日走る、1
     回の距離に制限は設けず月間300キロ以上をノルマとする)が2025年3月29日
     を最後に1804日であえなく終了しました。
     1000日達成迄については投稿文(2023年1月16日付、第七八三号)にて寄稿
     しておりますので、それ以後について少し振り返ってみたいと思います。

     後半最大のピンチは2023年9月の丹後ウルトラの際に発覚した〇゛の手術の後
     ドクターより1週間の運動厳禁を命じられた時でした。ドクターには連続ランの取り
     組み中であり、スーパースロージョグも駄目ですか?と確認するも当然のごとく却下。
     でも結局数キロずつ恐る恐るスロージョグでつなぎました。1週間後ドクターの経過
     チェックを受診した際に経過良好のお墨付きを頂いた時にはホッとしました。

     その後も多少の体調不良等はありましたが雨の日も台風の日も毎日コツコツ走り続け
     てきましたが、幸い大きなケガもなく自ら終えるタイミングを完全に見失った状況で
     した。

     2024年の年末に約30キロのマラニックの後、右膝が痛みだしました。年明け2
     025年もなかなか痛みや腫れが残りつつも何とか走れる状況が続いていました。
     しかしこの5年間〇゛以外大きく体調を崩す事が無かったのに、今年に入って数回
     の発熱や嘔吐を繰り返したり、3月には39度を超える熱が4日間ほど続いた日も
     何とか連続を繋いできました。

     さすがにこうした状況で走るのも本当に辛くて連続を止めるタイミングを考えるよう
     になりました。今年の4月20日でちょうど丸5年、もしくは10月で2000日達
     成を機に止めようかと弱気になったのがいけなかったのでしょうか、、、

     3月23日の武庫川春風駅伝の日も体調がいまいちの中、何とか3キロ襷を繋ぎま
     したが思うような走りも出来ず打ち上げも参加せずに帰りました。
     その週明けから昨年暮れから痛めていた右膝の調子が一気に悪化の一途をたど
     りはじめました。一方3月の300キロノルマ達成まで多少距離も残っていましたので
     激痛に耐えながら無理を続けいよいよ27日には11キロをキロ11分と歩くよりも遅い
     ペースとなった時に断腸の思いでしたが連続を止める事を決めました。

     翌28日・29日の土曜練習会の日までは数キロ走りそこでゲームセット。月間300ま
     で二日で残り8キロでしたがもう限界でした。1804日と何とも中途半端なタイミング
     で突然終わりましたが、これも限界ギリギリまで粘った証、不思議と悔しさは感じま
     せんでした。

     自分で勝手に決めたルールで、誰に監視、チェックされる訳でも無い中、ひたすら自
     分に厳しくストイックになんでこんな事してるんだろうと自問自答しながらもクラブ
     の皆さんのお声掛け、応援無くしては絶対にここまで頑張れませんでした。
     途中777日、1000日の節目でもお祝い、激励して頂き本当にありがとうございました。
     その後、痛みで今日4月23日まで一歩も走れてません。もう連続リスタートは無いか?
     な・・・
       



   
   第八四四号
    静岡マラソンで10回目のサブスリーを達成致しました!
2025年4月22日
AAC会員

小谷 邦仁氏

     先日の静岡マラソンで10回目のサブスリーを達成致しました!

     2015年に神戸マラソンを初めて走ってから足掛け10年、あの頃はまさか自分が
     サブスリー、ましてや10回もできるとは夢にも思いませんでした。そもそもそんな
     にマラソンを続けているとは思っていなかったですが・・・。

     初めてのサブスリーは2019年の加古川でした。それまでは何となく1人で走ってい
     てタイムも3時間8分がベストで十分満足もしていて、特に「もっと速くなりたい!」
     とも思っていませんでした。

     それが・・・家がお向いの藤本茂さんと遠く離れた北九州で朝ラン中に出会い、
     お声がけいただいたのをきっかけに2019年にAACに入会しました。 環境は一変、
     当たり前に自分より早い方々、六甲山を一晩中何往復もする方々、ランだけでな
     く泳いで自転車までやっておられる方々、そんな皆様に囲まれて自然と練習の量
     も質も上がっていき、そのシーズンの加古川で思ってもみなかったサブスリーが
     達成出来ました。

     そこからコロナ禍が始まり長く公式大会のない期間が続きましたが、「勝手にフル
     マラソン」などを企画し気持ちとパフォーマンスを維持していました。 そこから、
     2022岡山、加古川・2023姫路、金沢、加古川 2024姫路、福知山、加古川・2025
     静岡でついに10回を達成!!  2時間49分13秒<ネットタイム>

     マラソンを通じて色んな方と出会い、こうして書きながらも本当にAACとの出会い
     で人生が豊かになったな~と感じています。 次の目標ですが、実はサブエガも5
     回まで来ていて、こちらも10回狙ってみたいと思っています。自分的にはなかなか
     ハードルが高い目標なのですがチャレンジしてみます!
     今後とも皆さまと切磋琢磨させていただきたく、よろしくお願いいたします。
      



   
   第八四三号
    芦屋さくらファンラン10キロ 自己ベスト更新できました!
2025年4月14日
AAC会員

梶原 卓氏

     昨年12月に入会した梶原卓と申します。 皆さま今後とも宜しくお願い致します。

     今週4月13日に開催された芦屋さくらファンラン2025の10キロを走ってきました。
     当日はあいにくのお天気で、楽しみにしていたお花見は中止になり残念でしたが、
     レース中は雨もほとんど降らずで比較的、良いコンディションで走れたと思います。

     後半は汗がかなり出ましたが、AACの皆さんも走っていると思うと、最後まで集中
     力を切らさずに頑張れました!おかげで自己ベストを2分半ほど更新できました。
     ありがとうございます。AACで日ごろ走るコースというのも走りやすかったです。

     タイムは37分19秒(ネット)。 大きくペースも乱れずに気持ちよく走れたのが何よ
     りの収穫でした。なかなか4月も走れていませんでしたが、これを機に来シーズンの
     目標に向けて、練習会に参加させていただきながらコツコツと走り込んでいきたい
     と思います。 来年は、皆さんとのレース後のお花見を、そして乾杯のビールを楽し
     みにしております!!

     先月3月23日に徳島マラソンを走ってきました。これまでフルマラソンは、神戸4回
     京都1回・大阪1回、今回が6回目のトライでした。
     実は、昨年も徳島マラソンをエントリーしていましたが、仕事で棄権しました。今シ
     ーズンは昨年コロナ後遺症が悪化し、ほとんど練習できず、月間100キロいく月はよ
     い方で、8月は0キロでした。エントリーするか迷っていましたが、芦屋浜アスリート
     クラブの皆さんから、背中を押していただき、エントリーすることを決めました。
     まずは一年ぶりのリベンジで参加できたこと自体がうれしかったです。

     レースは、当日は真夏日に近く、会場の温度計は24℃。なかなかのコンディションで
     したが、吉野川の河川敷のコースはとても気持ちよかったです。特に菜の花が綺麗
     なのが印象に残っています。

     ただ、17キロ付近で右脚が攣ってしまい、33キロ付近で左脚も攣ってしまいました。
     過去に攣ったことはなかったので、棄権も考えましたが、少し歩いて少し走るを繰り
     返しなんとか完走できました。私設のエイドで、何度もコーラをいただきました。
     攣ったおかげで、エイドの方や沿道の方の声援に触れ合う機会が多く、いい経験を
     させていただきました。

     レース後は、ゴール近くで一緒にバンザイをしてくださるバンザイ隊の方と記念撮影
     をさせていただき、レースの苦しさは全部吹き飛びました。また、会場から徳島駅付
     近までは、ランナーズクルーズに乗せていただき、とても気持ちよかったです!
     帰宅後は、シャワーを浴びると痛いくらい日焼けしており、早くも夏のように皮膚が
     むけてしまいましたが、これも良い思い出になりました。
     タイムは3時間45分40秒(ネット)。

     今年の神戸マラソンではサブ3を達成できるように、目標に向かってまたリスタート
     したいと思います。
   



   
   第八四二号
            AACに入会して!

2025年3月12日
AAC会員

尾崎 竜平氏

     昨年10月に入会いたしました尾﨑です。入会のきっかけと、先日の丹波篠山ABC
     マラソンで8年ぶりの自己ベスト更新ができたので、その報告をさせていただきます。

     芦屋浜アスリートクラブへ私が入会するきっかけとなったのは、フルマラソンの
     記録の伸び悩みと、あいつぐケガでした。登山をしなくなるのと入れ替わりに10
     年ほど前から意識して走り始め、1年ほどでフルマラソンベストの3時間12分を
     出しました(2017年津山加茂郷フルマラソン)。

     以降、神戸や篠山を中心に年1~2回のフルマラソンを走っていたのですが、コ
     ロナ禍の頃ランは完全に中断。職場の方のお誘いで再び走り始めたのが3年前。
     走る爽快感を思い出し、再び走り出しましたが、以後2年ほど両足足底腱膜炎・
     右足首捻挫・左ひざの故障・右腸脛靭帯炎と、怪我が続いてしまいました。
     治って練習再開しても、気が付いたらまたケガ、治ってすぐレースで記録伸びず。
     タイムは自己ベストに及ばず3時間30分前後。

     けがを克服し、タイムを伸ばすには、一緒に走ってくれ、客観的な意見をくれる仲
     間が欲しいと考え、昨年10月にAACの扉をたたいた次第です。大会ではAAC
     のユニフォームを着た方がいつも走っておられて存在は知っており、練習場所も
     自宅からそう遠くないことから、連絡をとらせてもらいました。

     月1~2回程度しか練習会に参加できていませんが、いつも暖かく一緒に練習し
     て下さったり、リレーマラソンに誘っていただいたり、メンバーの皆さんには感謝
     しかありません。何よりいろいろな経験談やランに関するお話・助言をお聞きする
     のは非常に参考になり、モチベーションも上がりました。

     そのおかげで先日の丹波篠山ABCマラソンでは3時間2分と自己ベストを10分
     ほど更新することができました。当日は4分10秒/kmくらいで押し通すつもりで
     入り、我慢できずに苦手な下りでずるずるペースダウンしましたが、それも4分
     40秒/kmくらいでなんとかとまりました。

     AACの練習会では、自分からすると長い距離を走るため、それに合わせるため
     に普段も走行距離も伸びて足ができたことが大きいのでは思います。皆さんの助
     言で、スピード練習の考え方がなんとなくわかったこと、これまた助言で初めて買
     ったガーミンを使い練習時のペースがわかるようになったことなどが背景にあった
     と思います。ケアや柔軟性を高める大切さを知ったことも大きいと思います。

     フルマラソン3時間切りをできるような練習を続け、いずれは遠くのウルトラマラ
     ソンに参加し、100マイル・200マイルのトレイル参加・完走も夢見ています。
     今後もどうぞよろしくお願いいたします。
      



   
   第八四一号
       姫路城マラソンで自己ベスト更新!
2025年3月2日
AAC会員

倉西 清氏

     先日、私は姫路城マラソンで3時間36分という自己ベストを記録しました。しかし、
     この結果はまるで棚からぼた餅。もっと言うと「棚から落ちてきた餅をなんとかキ
     ャッチした」ようなものでした。

     昨年の神戸マラソンを1週前に控えたある日、私は盲腸にかかってしまい、手術
     のために出走を断念しました。内視鏡手術で回復は比較的早かったものの、そも
     そも練習量が圧倒的に足りていません。しかもしかも気持ちがすっかり折れてしま
     い、今シーズンは記録更新など夢のまた夢。「まあ、完走できればそれでいいか」
     と自分に言い聞かせながら、半ば開き直って臨んだのが今回の姫路城マラソン
     でした。

     ところが、スタートラインに立つと不思議なほど身体が軽い。「え? もしかして、
     走れる?」と自分でも驚きつつ、序盤は慎重に様子を見ながら進みました。20km
     を過ぎ、さらに30 kmを過ぎてもまだまだ順調で、「もしかして、これは奇跡のレ
     ースなのでは?」と、完走どころかサブ3.5の可能性も頭を横切りました。

     しかし、人生そう甘くはありません。38km地点、突如として脚が悲鳴を上げまし
     た。 「ここまで来たのだから、最後まで粘る!」と気合を入れるも、ペースはみ
     るみる落ち、ゴールまでが果てしなく遠く感じました。「とにかく後半のAAC応援
     隊までは!」と気力を振り絞り、勢いそのままゴールへ飛び込みました。

     結果は3時間36分。まさかの好タイムに「え、こんなに走れたの?」と自分が一番
     驚いています。きっと、気負いがなかったことが功を奏したのでしょう。リラック
     スして走ることの大切さを改めて実感しました。

     とはいえ、38km地点での失速は今後の課題です。来シーズンこそ、万全の準備で
     「3時間30分の壁」をぶち破るつもりです。今回の奇跡的なレースを糧に、次は
     本物の実力で勝負します。さて、練習を頑張ってみるか・・・・
     いや、その前に、しばらくはチートdayを楽しみます!^ ^
     <完走記録(ネットタイム)3:36:28>
   



   
   第八四〇号
      10年ぶり2回目のフルマラソンで初サブスリー!
2025年2月27日
AAC会員

萩原 崇史氏

     こんにちは、萩原と申します。
     先日、姫路城マラソンをネットで2時間55分32秒で完走してきました。
     ①何故、10年振りにフルマラソンに挑戦したのか?
     ②レースまでの練習プロセス
     ③当日のレース展開
     という構成で投稿させていたきます。

    ①何故、10年ぶりにフルマラソンに挑戦したのか?

     そもそも10年もレースに出走しなかった理由は、単純に興味がなかったから。みなさ
     んのレース報告を聞くのはとても好きでしたが「42キロも走って、すごいなぁ」と感心
     しているだけでした。
     そんな中、去年の7月20日(土)のAACの練習会終わりに小谷さん(旦那)に「明日、
     ちょっとキツめの練習するけど、来ない?」と誘われて参加し、久しぶりやったレース
     用の練習が楽しかったのが、マラソンに向き合うきっかけでした。
     何故、小谷さんが私を誘ってくれたのかは謎です。多分、気まぐれ。多分、この日に
     姫路城マラソンにエントリーした気がします。

    ②レースまでの練習プロセス
     下記が練習開始から当日までのプロセスを時系列で振り返ります。

     【8月~9月】
     練習スタート 暑い中インターバル走等、スピード強化練習中心に実施。

     【10月5日】
     4:30/kmペースで30キロ走に挑戦するも22キロで撃沈。
     心肺は平気だが、脚が動かなくなったので、完全な走力不足。大嫌いな30キロ走を
     4週間で5回の実施し、脚作りと距離耐性をつける。疲労溜まりやすかったので回復
     の為、プロテインを飲むようになる。

     【10月27日】
     4:30/kmペースで30キロ走コンプリート。

     【11月02日】
     4:15で30キロに挑戦したがまたもや22キロで撃沈。このレベルになると我流の走り方
     では限界があると感じ、ランニングエコノミーを勉強し効率よくスピードが出せると思
     われるフォームに矯正。

     【11月16日】
     4:15/kmペースで30キロに挑戦し、ギリギリだけどクリア。その後もフォームを意識し
     て、自分に馴染ませる。

     【12月08日】
     フォームも馴染んだところで、一人で3時間走に挑戦し、41キロ走る。(無補給)この
     時、恐らくサブスリーできると実感する。

     【12月22日】
     宝塚10キロレースに参加し39分30秒で完走。着替えから荷物預けの流れ、スタート前
     の準備、給水などを思い出す。ランニングフォームを矯正したことにより、短距離スピ
     ードは確実に落ちたがその変わり、そこそこのスピードで長い距離を走れるようにな
     ったと感じる。

     【年末年始】
     小谷さんとマンツーマンで練習。

     【01月12日】
     小谷さん・船田さん・稲田さんのサブ3トリオと姫路城に試走。この頃には、4:30/km
     はジョグペースに感じることができ、ヘラヘラしゃべりながら33キロ走る。船田さんに
     肩に力が入っているとアドバイスをいただき、貪欲にフォーム矯正。

     【01月18日】
     アルファフライ3を購入し、4:15/kmペースでも31km走を余裕を持って走る。

     【02月09日】
     神戸ラブランに出走し、10年ぶりのハーフマラソンでPB更新。(1時間22分44秒)
     ネガティブスプリットを試してみて、上手くハマったので姫路のレースプランが決まる。
     その後、練習の負荷は変えず量を落とす一般的な調整を行い、レース前3日は完全
     オフ。カーボローディングとか、よくわからないことはやらない。

     【02月23日】
     完全な状態で姫路城マラソンを迎える。この半年は何度も失敗し、失敗した原因を
     考え、対策を講じる。クリアしたらまた新しい目標を設定し、また失敗するを繰り返し
     た半年間でした。

    ③当日のレース展開
     Bブロックスタートだったこともあり、最初1分ぐらいはスタートラインまで徒歩で移動。
     その後、アップも兼ねて最初の1キロは4:40/kmぐらいからスタートしました。最初から
     スタート直後は渋滞することを想定していたので、まったく焦りはありませんでした。
     最初の5キロはサブ3ペースよりも1分ほど遅いペースでスタートしましたが、2分ぐらい
     オーバーすることも想定していたので、「ラッキー」と思っていました。

     また、この時点で脚が恐ろしく軽く、レースによる気持ちの高揚もあるけど、ピーキン
     グの重要性を実感。18キロまでは登り基調なので、ペースが速くならないように注意
     し、前半5キロの遅れはハーフまでに取り戻せばオッケーぐらいの感覚で、景色や応
     援を楽しみながら淡々と走りました。

     18キロからは、下り基調なのでペースアップし、4分5秒~4分10秒で走行。前半ハー
     フは予定通りの1時間30分05秒で通過。脚もぜんぜん疲労感はないし、心拍数も130
     程度。2週間前にハーフマラソンを1時間22分で走っていたこともあり後半の21キロを
     1時間30分で走ることは、すごく簡単なことに思え、「いける!」と確信しました。

     26キロ地点でサブ3ペーサーに追いつき、この集団に混ざって走ろうかとも一瞬考え
     ましたが脚も心肺も絶好調の状態で、ペースを落とすメリットが何もなかったので華麗
     にパスしました。18キロ~37キロまでは4分5秒~4分10秒でまとめたが心拍数はまだ
     140程度。37キロでAACの皆さんが応援してくれていたので、いいところを見せようと
     ペースアップ。ラスト5キロは3分/km台で気持ちよくゴール!!

     会心のレースができたポイントは間違いなくピーキングとネガティブスプリット。
     前半1時間30分、後半1時間26分というレース展開でしたが、前半がゆっくりなので心
     肺に余裕があり、心肺に余裕があるからフォームが崩れにくく、失速もしにくいです。
     かつ、ピーキングをしっかりすることにより脚にも余裕があるから、リラックスして冷
     静にレースをコントロールできるといった好循環が生まれました。私の実力でサブスリ
     ーを確実に狙うのであれば、最適な作戦だったと思います。

     よくわからない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
     皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
   



   
   第八三九号
   “競わない” アート型のランニングの専門家!
     
~地球をキャンバスに走っています~

2025年2月4日
AAC会員

志水 直樹氏

     AACの新年会で講演をさせて頂いた、GPSランナーの志水直樹です。
     この度ご縁あって入会をさせて頂くことになりました!

     《自己紹介》
     兵庫県西宮市出身。 建設コンサルタントと小学校教師を経て、2019年4月より世界
     初の職業『GPSランナー』を創り、プロとして活動。 “競わない” ランニング文化を
     創ることをミッションに掲げ、国内外で活動を展開。
     現在活動10年目。地元西宮市のローカル情報サイト「西宮つーしん」の走る記者せ
     んせー@にしつーや、学生と企業や団体をつなぐ「にしのみや若者応援BANK」の
     代表としても活動。

     世界12ヵ国を駆け巡り、描いた作品数は約1500、描いた総距離はおよそ14600km。
     (2025年1月現在)『世界の果てまでイッテQ!』で特集や、明石家さんまと共演ほ
     か、世界12ヵ国の160以上のメディアに出演・掲載。 趣味:飲酒。(何でも飲みます)

     《主な実績》
     ・台湾1周1,135kmを24日連続フルマラソンで完走
     ・イカ砂漠越え!ペルーで4,600kmのアルパカの地上絵を制作
     ・アジア競技大会2026(アジアオリンピック)の公式イベント「GPS RUN ART」の監修
     ・2025年1月『となりの人間国宝さん』に認定!?
     ・2025年AAC新年会「じゃんけん大会」優勝

     《次のプロジェクト》
     能登復興支援!『つながれJAPANプロジェクト』
     4か月で3,700km走り、ランナーの地上絵を描きます。
     ⇩プロジェクト詳細はこちら  https://gpsrunner.official.ec/

     クラウドファンディング実施中です!
     AACの皆さん、応援・ご支援、どうぞよろしくお願いします!
     ※2025年7月末までを予定

     ランニング界の大先輩たちと一緒に楽しく走れることを楽しみにしています。
     どうぞよろしくお願いします!

     《HPやSNS等のリンク》
     ・ホームページ| https://gps-run.com/
     ・facebook| https://www.facebook.com/naoki.shimizu.526
     ・instagram| https://www.instagram.com/gps_naoki/
     ・X(旧Twitter)| https://x.com/GPSNaoki
     ・Youtube| https://www.youtube.com/@gpsrunnertv
     ・TikTok| https://www.tiktok.com/@gpsrunner.naoki
   



   
   第八三八号

     キリマンジャロに登ってきました!

2025年1月14日
AAC会員

藤若 貴生氏

     年末年始にかけて、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ5895mに登ってきました。
     学生時代から山登りをつづけていて、毎年、北アルプス、南アルプスにも行ってい
     ますが、さすがにこの標高まで登るのは初めて。

     キリマンジャロは、登山の技術という点では、とても簡単な山で、冬の金剛山、六甲
     山に登るレベルという印象でした。4700mあたりまではごく普通の登山道。そのうえ
     が富士山の5合目からと同様な感じです。アイゼン(軽アイゼン)をつけるのも5600
     mくらいから。

     ただ、体調管理は難しかった。高山病対策のためダイナモックスという薬を飲んでい
     たのですが、薬の副作用で頻尿や下痢に悩まされ、十分に睡眠がとれなかったり、
     食欲がなかったりで、途中、本当に頂上までたどり着けるのか不安になることもあり
     ました。 その分、頂上に到達したときの喜び、安堵感は最高でした。

     12/28、29
     成田から仁川・アジスアベバ経由でタンザニアのキリマンジャロ空港へ。キリマンジ
     ャロの麓のモシという町に一泊し、登山準備。移動の疲れもあり爆睡でした。

     12/30
     ホテルから車で1時間程度移動し、マラングゲート1820mという登山口に到着。ガイド、
     ポーターと面会。自分たちは10名のツアーでしたが、ガイド、ポーターの数は20人超。
     海外の登山に来たなぁと実感しました。5~6時間かけて樹林帯の中を歩きマンダラ
     ハット2730mの山小屋に到着。2段ベッドが10台置いてある小部屋に、他のツアーの
     メンバーと一緒に宿泊。

     12/31
     標高が上がるにつれ、草原地帯となり、ジャイアントセネシオやジャイアントアリの
     歓迎を受ける。8時間ほど歩いてホロンボハット3720mの山小屋に到着。キリマンジ
     ャロの頭が少し見え、やる気が高まる。

     1/1
     高度順応のため、小屋から4~5時間散策。この日の最高到達地点は4150m。この日、
     頂上付近は風が強く、登頂できなかったグループもかなりいたらしい。天候条件が良
     くなることを祈るのみ。

     1/2
     草原地帯を抜け、赤茶けた砂礫地帯をキリマンジャロを見ながら歩く。果てしなく遠
     い道を歩くという感じで、夕方5時にギボハット4703mに到着。前日から下痢気味、
     寝不足のため終始眠気を感じた1日となった。

     1/3
     仮眠のあと、午前0時30分からヘッドランプをつけて砂礫の道を登る。空がしらけて
     くる7時過ぎにギルマンズポイント5681mというポイントに到着。軽アイゼンをつけ
     て雪と氷のおはち巡り。

     午前10時頃最高峰のウフルポイント5895mに登頂。頂上は青空、周囲は雲海でとても
     幸せな時間でした。30分程度、頂上に滞在後、下山を開始しましたが、このころから
     体調に異変が。転倒することが多くなり、どうやら目の焦点が合わなくっていました。

     ガイドにサポートしてもらいながらギボハットまでなんととか下山。1時間休憩したら
     症状も回復し、20時40分、無事、ホロンボハットまで戻ることができました。この日
     の活動時間は20時間超。疲労も大きかったですが、天気にも恵まれ、無事に登頂でき
     たことは感激でした。

     1/4
     ホロンボハットからマラングゲートまで下山。モシのホテル泊。久しぶりのシャワーは
     最高でした。

     1/5、6
     アルーシャのサファリを観光後、キリマンジャロ空港から往路と逆ルートで1/6に成田
     着。1/7は成田から直接出勤し、自宅に帰ったのは1/7の夜。ハードな11日間でした。

     ちなみに今回のツアーでは、27~65歳の方が10名参加。7名が登頂。男女比は5名
     5名で女性が多く驚きました。日本人の平均登頂率は50%程度だそうです。
     食事はコックが同行してくれていて朝夕は温かなものを、昼はパン、クッキー、果物を
     出してくれるのですが、お腹の調子がそれほど良くなく、正直、食事を楽しむことはで
     きませんでした。
     小屋のトイレはあまりきれいとはいえないし、日中は屋外で用を足すことも多く、しか
     も4000m以上では隠れるところもほとんどないので、女性には少し厳しいかもしれま
     せん。とはいえ、登頂できた時の喜びはとても大きいので、機会があればぜひチャレ
     ンジしてみてください。