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   第八三五号

    2024アイアンマンハワイ世界選手権でDNF!

2024年11月11日
AAC会員

宗政 義仁氏

     2024年10月26日、6年ぶりに参加した9回目のアイアンマンハワイ世界
     選手権大会は体調不良により残念ながら初のリタイア(DNF)。他選手が歓
     喜のゴールをしている姿を見るにつけ、リタイアの原因がはっきりしていると
     はいえ大変に悔しい思いをしました。

     今年の5月26日開催の「皆生・大山シーツ―サミット」に参加した時、カヤッ
     クが大波で暴れたそのあおりで跳ね飛ばされ、腰椎圧迫骨折の事故にあい、
     未だにランニングが出来ない状態なんです。

 
    今大会の日本人参加者は62名、入賞者は2名でした。アメリカの参加者が
     約10倍の638名だったことを考えると、ウ~~~ㇺ と唸ってしまうしかない。
     何故こんなに少ないのか!・・・これとて大変悔しい思いでした。
     今後は2年後の80歳で、2026年大会での完走を目指して頑張ります。

     それはさておき、レース以外においては楽しいことがイッパイ、9泊の毎日が
     あっという間に過ぎ去ってしまった。少しですが思いで深い写真をご紹介します。

      https://jic.konjiki.jp/

   



   
    第八三四号
     第22回丹後60kmウルトラマラソンの報告です!
2024年9月24日
AAC会員

向 英樹氏

     今年に入会しました向(むかい)です。遅くなりましたが9月15日に開催された
     第22回丹後100キロ(でなくて60キロ)ウルトラマラソンの報告です。マラソン人
     生で初めて仲間のバスツアーに参加して走りました。行き帰りのアクセスを気にせ
     ずレースに挑め、ショートコースなので朝もゆっくりと過ごせました。レース結果
     は9時間17分3秒で久しぶりに完走出来ました。

     以下ダラダラと完走の感想なので読み飛ばしてください。
     丹後は初めてでしたが、60キロなら余裕でエイド完食が目標だよねと、甘い気持
     ちで9時にスタート。

     ペース配分もキロ9分を超えないくらいで大丈夫と大雑把です。集団に引っ張られ
     て、入りの10キロは6分半、4キロ間隔のエイドを楽しみながら余裕の走り。
     しかし、丹後ウルトラを甘く見ていた間違いに気づき出す。

     気温と湿度がヤバイ&ペースはガタ落ちに。 関門は33キロ?・14時半?
     気がつけばオイオイ間に合わないよ・・・周りの良いペースのランナーに付いて10
     分前に辿り着きました。

     暑さにやられて色々なエイドも一口だけで早々にリスター。え~と次は45キロ?
     15時半?だったかな、いやいや16時半やろ、エイドメモは汗とかぶり水で紙くずに。
     公設・私設エイドの給水とかぶり水を頼りに次の関門は30分前に通過。

     ゴールまでのペースをキロ9分で間に合うのに、1時間短く計算して焦るあせる。
     ん! 頭からかぶり水で正気に帰り、完走ペースを取り戻す。夕焼けを見る余裕
     も。網野に辿り着き夕暮れになり、薄暗いゴール近くまでボチボチ走していると。
     向さんと呼ばれた?バス仲間が待ってくれていた!何時もは淡々とゴールなの
     ですが、ゴールでも待ってくれてニヤついたフィニッシュを撮影して頂きました。

     終わって見れば苦しくとも楽しく走れました。ご一緒の皆様、本当にありがとう
     ございました。
   



   
    第八三三号

      アイアンマンジャパンみなみ北海道チャレンジ


2024年9月19日
AAC会員

小澄 隆氏

     9年ぶりに日本で復活した待望のフルロングのアイアンマンレース、アイアンマン
     ジャパンみなみ北海道大会に出場しました。コースはスイム3.8km、バイク180km、
     ラン42.2kmの合計226km。私はこれを11時間56分26秒で無事に完走することが
     できました。(218位/1,310名、エイジ11位/168名)

     マラソンやトレイルランからトライアスロンへと競技の中心を移した私は、当初か
     らスイムに対する苦手意識がありました。特にこの3.8kmのロングスイムはメンタ
     ル的に最大の不安要素でした。それは単に距離の問題だけでなく、スタートやコ
     ーナーブイ(浮輪)で繰り広げられる人混みのスイムバトルが原因です。これが
     スイム苦手な人には大変で、体力を消耗すると気が遠くなり、後のバイクやラン
     に影響を及ぼします。2019年に初挑戦したびわ湖トライアスロンでは、スイムパ
     ニックに見舞われました。その苦い経験がいまだに頭をよぎります。

     昨年の12月にこの大会にエントリーして以来、完走してアイアンマンになることが
     2024年の最大の目標となりました。すべてはアイアンマンのために、という意識
     で取り組みました。先のコロナ期間を経て様々な大会が中止。私のレースへの
     モチベーションも今一つでトレーニング不足から体重は5キロほど増加。ここに区
     切りをつけるべくロングディスタンストライアスロンに初挑戦です。この増えた体
     重を落とさない限り、アイアンマンの226kmは完走できないと自分に言い聞かせま
     した。一年の計は元旦にありで正月にランニング。フルの距離を再確認するために
     3月の丹波篠山ABCマラソンに出走しましたが、4時間オーバーで撃沈。スローペ
     ースなのに30キロ地点で身体がまったく動かなくなりました。コロナ渦直前までサ
     ブ3で走っていた感覚は遥か遠い昔のことのようでした。

     GWあたりから気合を入れ直してトレーニング。毎週120~140キロのバイクライド
     と30キロ走を週末土日に天候を見ながら継続しました。そのおかげで体重が落ち、
     身体が動くようになってきました。ただ、今年の夏は暑く、猛暑の中での30キロ走
     は過酷でした。そんな中、申込んだ皆生トライアスロンに初当選。ある意味アイア
     ンマンよりも灼熱の皆生がハードル高いのではと思いましたが、トレーニングの
     延長線上でこれを無事完走し、9月15日(日)のアイアンマンを迎えました。

     当日、宿泊先の函館市内のホテルからレンタカーで会場へ20分ほど移動。夜中
     に降っていた雨は止みましたが風が強く、海のコンディションが気になりました。
     レース当日、天候は曇り、朝の気温は20度、海水温は22度。強い風の影響で遠
     浅の海は波が高く、その波が黒い砂を巻き上げて、濁った海水は真っ黒で視界
     はゼロ。試泳タイムに海に入るも「やばい」という感覚があり、少し気持ちが沈み
     ました。

     6:30、いよいよアイアンマンスタート、長い一日の始まりです!トレーニングして
     きた自分自身を信じて身体を動かすだけです。スイムは1.9kmを2周回、合計3.8km。
     タイムは1時間30分を予想。5名5秒の間隔でローリングスタートします。私はスイ
     ム申告タイムからカテゴリー分けされた5つの4番目、たぶん800名~900名あた
     りでスタートしました。濁った海水と波を必死に我慢して気持ちを落ち着けました。
     序盤でブイやレスキューのボートにつかまっている人たちが数名見受けられまし
     た。状況は一緒です。皆さん苦戦しています。スイムの1周目が終わり、少し落ち
     着きを取り戻しました。2周目を泳ぎ切ってスイムアップ。タイムロスを含めて1時
     間30分ほどかかりました。毎度スイムが終わると、生きて戻ったとホッとします。

     次はバイクステージ。無料の高速道路を閉鎖して行われるおよそ3周回、180km
     のコースです。30km時速アベレージで6時間のタイムを予想していました。コース
     は高速区間だけに分かり易く、スピードも出しやすい。フラットな触れ込みでした
     が、アップダウンはそれなりに感じました。北国特有なのか、路面の補修だらけ
     でデコボコになっていて走りにくい区間もありました。スピードに乗って路面のデ
     コボコに当たるとすごい突き上げがあり、コース上に選手のボトルが結構な数、
     落下して転がっているのが見えました。1周ほどしたところで、私もまさかと思い
     サドル後方のボトルゲージに手を伸ばすと、ツールボックス(パンク修理キット)
     がなくなっていることに気づきました。どうやら私も路面の衝撃で落としてしまった
     らしい。マズイ!パンクしたら何もかも終わりだ。そう思うとバイクに集中できなく
     なりました。コース上にツールボックスが落ちていないか確認しながら2周回、3周
     回と進めました。幸いパンクトラブルもなく、バイクステージを当初の予定通り約
     6時間で終えました。

     最終のランパートは田舎道14kmを3周回。割にフラットで、2.5kmおきくらいにエ
     イドもあり便利です。タイム予想は4.5時間。気温も日中の最高26度くらいから徐々
     に下がり、3周目は21度くらい。身体は動いてくれました。皆生に比べれば身体の
     コンディションも良好。38km地点を過ぎてゴールを感じられるようになると、少し
     スピードアップ。ラストスパートです。長い長い一日も終わりに近づき、気分が高揚
     してきました。音楽やDJの叫び声が聞こえてきます。コーナーを曲がると赤いマ
     ットのビクトリーロードが広がります。両サイドにはたくさんのギャラリー。大きな
     声援とハイタッチの嵐。何度も何度も両手を突き上げて声援に応えました。多く
     の人がビクトリーロードのアイアンマンの看板を叩いてゴールを祝福してくれました。
     DJが私の名前と「You are an IRONMAN!」と叫んでくれました。半年を掛けたチャ
     レンジが終わりました。特別な瞬間に浸り、涙がほんの少しだけこぼれました。
     これがアイアンマンレースなんですね。ランのタイムは4時間18分。気温が味方し
     てくれました。

     アイアンマン最高の舞台はハワイのコナですが、男子2025年度はフランスのニ
     ースで開催されます。男女入替の開催場所となっており、エイジ別の上位者には
     この権利が与えられます。しかし、これを表彰式で即決し、多額のエントリー費を
     クレジット決済しなければならないそうです。参加しない場合は権利放棄となり、
     次の順位に権利が回ります。今回の大会ではなんと100枠もありました。男子65枠、
     女子35枠です。後で知ったのですが、私の55~59男子カテゴリーには9枠の権利
     が割り当てられていました。私はエイジ11位だったので、もしかすると私にも権利
     が回ってきていたのかもしれません。表彰式当日、バイク輸送の片付けなどでドタ
     バタしていてその場にいなかったため、事実は分かりません。でも、コナやニー
     スに出るのはもう少しあとでいいかなと思っています。

     最後に、宿泊した函館市内の食事は毎度、毎度外れがなく、海鮮、特にイカ刺し
     やラム肉のロースは最高で、忘れられない味になりました。エントリーや渡航費
     などトータルで軽く20万オーバーの出費をしたかと思いますが、レース結果にグ
     ルメに大満足のイベントとなりました。
   



   
    第八三二号

       自己紹介とトライアスロンレース結果


2024年9月17日
AAC会員

内野 敏郎氏

     2023年11月から芦屋浜アスリートクラブに参加させていただいております。
     出身は鹿児島で兵庫には2020年に引っ越して来ました。元々はロードバイク
     の主にヒルクライムを楽しんでいましたが、鹿児島って結構雨が多く、自分は少
     しでも路面が濡れたり風が吹いていたりするとやる気が失せてしまうので、心肺
     機能維持のためクロストレーニングとしてランニングでもやってみるかと走り始
     め、じゃあついでにスイムもということで今ではすっかりトライアスロンにハマ
     っています。

     自分はずっとボッチ練でやっていましたが尼崎のプールで宗政さんと知り合い、
     芦屋浜アスリートクラブの存在を知り刺激をいただければと思い入会させてい
     ただきました。まだショートレースオンリーですが、いずれはミドル・ロング
     と挑戦してみたいと思っています。

     今年度は南紀白浜トライアスロンと伊勢志摩トライアスロンに参加しました。
     南紀白浜トライアスロン当日は雨、気温も低くスイムスタートはブルブル震えな
     がら待機しました、スイムは波も無く泳ぎやすかったですが残念ながら景色を
     楽しむことは出来ませんでした。

     バイクパートはアップダウンのある海岸線を3往復した後白浜空港まで100m程
     のヒルクライム、トンネルが追い越し禁止になっていて中々ペースを上げられず
     心拍・体温とも下がってとても寒かったです。

     白浜空港への登りはヒルクライムレースならゴリゴリ踏んで行くところですがそ
     れをやったらランで終わってしまうので、他の選手に抜かれようとも踏まずに淡
     々と回すを心がけました。

     ランパートは序盤アップダウンのあるクロカンエリアを経て海岸まで100mの
     ダウンヒルとハードなコースでした。雨のため水たまりを走ったりと好きな人に
     はたまらないコースでしょうが、走力の無い自分には地獄でした。心拍180以
     上まで上げて頑張りましたが抜かれる一方でした。

     レースナンバーが年代順ではなくバラバラだったので誰が同エイジか判りません
     でした。一人だけ知っている有力選手をバイクでラップしてたので、良いところ
     に行けたと思いましたが結果は5位、レベルが高すぎて驚きました。

     伊勢志摩トライアスロンは一転して酷暑、熱中症アラートのためランは7キロに短
     縮されました。スイムは2000mとショートのレースより500m長かったのですが、
     魚の群れを見ながらやっぱり海のレースは良いなぁと思いながら泳いでいたら、
     あっという間に終わってしまいました。

     バイクパートは15キロ3周回、序盤はハムストリングスがかなり重く感じました。
     自分はスイムでは意識して足を止めるようにしていますが、今回は楽しく泳ぎす
     ぎたかもしれません。そして何よりも暑かった。南紀白浜ではあれほど恨めしか
     ったトンネルが天国に感じました。

     3周回目に入る際に普段ならロスになるのでやりませんが、命の危険を感じたの
     でかけ水エリアにピットインしてかけ水をしました。キンキンに冷えた氷水を期
     待していましたがお風呂の湯みたいなぬるま湯なので、思わず温いよ~と声が出
     ました。係の人は苦笑いしていました。

     3周回目は皆限界に達していたようで各所で落車を見かけるようになりました。
     目の前でもフラフラしながら側溝にダイブした人も居ました。やっとの思いでトラ
     ンジッションに戻りざっと見渡したところ周囲に1台もバイクが戻っていない、よし
     現時点1位だ!と気合を入れてランスタート。

     しかし最初のエイドで水補給して再スタートしようとしたところで、右ふくらはぎ
     がバチンと来ました。ここのところ肉離れに悩まされていて、痛み止め飲んでのレ
     ースでしたがここに来て悪化してしまい歩くのも困難になってしまいました。

     しばらくピョコピョコ頑張って走りましたが悪化する一方なので、同エイジの数人
     に抜かれたところで諦め1周回終わったところでリタイアしました。残念なレース
     結果ですがリハビリ、フォーム改善に取り組んでもっと強くなりたいと思います。
   



   
    第八三一号

   道南旅ライド(日本海ルート) ~ ニセコから函館への旅 ~


2024年9月7日
AAC会員

立田 慶太郎氏

     AACメンバーの皆さま、大変ご無沙汰しております。2019年に北海道へ引っ越し
     しました立田です。今年の4月からは家族と一緒に東京で暮らしています。
     会社の永年勤続休暇を利用して、北海道へツーリングして参りましたので、久し
     ぶりに投稿させて頂きます。

     その前に8/18(日)に開催された「北海道トライアスロン」に5年ぶりに参加しま
     した。こちらは洞爺湖(普段は泳げない)で泳げる貴重な大会です。バイクコース
     は洞爺湖畔の周回、羊蹄山を眺めながら走るアップダウンのあるコースです。
     ランは洞爺湖畔の一部を往復するコースでした。毎年300名程度の参加規模で、
     とてもアットホームな大会です。是非、AACメンバーで集まって出場したいですね!

     北海道トライアスロン翌日の8/19(月)から旅ライドをスタートしました。
     1日目 小沢~岩内(15km)
     レンタカーを返却後、新千歳空港駅から小樽経由で小沢駅(倶知安駅のとなり)
     まで輪行でいきました。この日は前日の北海道トライアスロンの疲れも残ってお
     り、共和町の「雷電メロン」を丸々一個や採れたてのとうきびを途中の直売所で
     頂いたり、岩内ビーチで軽く海水浴したり、軽く走るだけに留めました。おかげで
     疲れを癒すことができましたね。

     2日目 岩内〜せたな(115km)
     岩内からはずっと日本海沿いの海岸線を走るルートです。風も穏やかで快適な
     ツーリング日和でした。湾岸線特有のトンネルは多かったかな。お昼は漁師直
     営店でウニ・イクラ丼を頂きました。今回、民宿にお世話になることが多かったの
     ですが、6000円台(2食付)でも夕食にウニが出てきてお得感がありましたね。
     この日は特にトラブルなく、目的地のせたなに到着しました。

     3日目 せたな〜江差(95km)
     宿を出発し、途中にある太田山神社に立ち寄りました。ここは日本一参拝が難
     しいと言われている神社です。入口の階段からロープがあるほど傾斜があり、
     その後の登山道もずっとロープがないと登れないほどでした。最後に5mはある
     と思われる直角の壁を登ってようやく本殿に辿りつきました。参拝するのに往復
     で1時間半を要した噂通りの神社です。

     この日の昼食は乙部町の「津花食堂」。ちょうど8月から漁師をしていた若夫婦
     がオーブンしたばかりで、この店は当たりでした。イカ刺し定食美味しかったな~

     このあと荷台の1箇所が折れてしまうアクシデントが発生! さすがにこの時はヤ
     バいと思ったのですが、持参していた荷物固定用のゴムロープを使うことで乗り
     切りました。コンビニでガムテープも購入して、応急処置を施し、その後のツー
     リングは問題なく走行出来ました。

     江差のかもめ島から眺める日本海に沈む夕陽が綺麗でした。何人かのソロキャ
     ンパーがテント張っており、いつかはテント泊のツーリングもしてみたいな。
     この日の夕食は「鮨紋」。わざわざ札幌から食べに来る人もいるお寿司さんです。
     江差で捕れた新鮮なネタが美味でした。

     4日目 江差〜知内(112km)
     この日の天気が午後から雨になる予報だったので、部屋で朝ご飯を食べて6時
     前に出発。9時に松前に到着して松前城に立ち寄りました。隣の福島町は千代
     の富士の出身地で立派な記念館があります。また青函トンネル博物館と実際に
     新幹線が通るところも見学して来ました。午後に少し雨に降られましたが、本格
     的に降る前に宿に到着出来ました。

     5日目 知内〜函館(63km)
     昨日の大雨もすっかり上がり、朝から気持ちのよいライド。北海道最南端の白神
     岬からは対岸の津軽半島がハッキリ見えました。午前中のうちに函館駅に到着。
     午後は五稜郭、立待岬など、函館市内を少し観光して宿にチェックイン。
     合計走行距離はちょうど400kmでした。 余裕のある工程でしたので、途中観光
     スポットに立ち寄ったりして、かなりゆっくり過ごせたと思います。

     今回のコースは決して人気の高い観光スポットがある訳ではありませんが、その
     分観光客も少なく、静かにそしてリーズナブルに北海道の美味しい幸や景色を楽
     しむことが出来る絶好の場所だと思いました。

     これまで北海道で走った湾岸線ルートは以下の通りです。
       ・道南ルート(太平洋側) 苫小牧~室蘭~函館
       ・道北ルート(日本海側) 小樽~留萌~稚内
       ・積丹半島ルート     小樽~岩内
     今回の旅ライドで、北海道の左半分は制覇しました。あとは右半分をこれから数
     年の間で走りきり、北海道湾岸線一周(約2.600km)をコンプリートしたいと思います。
   



   
    第八三〇号

   富士登山駅伝競走に参加してきました!


2024年9月5日
AAC会員

藤井 政徳氏

     8/4に会社の陸上サークルメンバーで富士登山駅伝競走に参加してきました。
     富士山のレースと言えば山梨で開催される富士登山競争が有名ですが、静岡側
     では駅伝スタイルで山頂を往復する富士登山駅伝競走が毎年開催されています。
     15年ほど前までは全国中継でTV放送されていましたので、名前くらいはご存じ
     の方もおられるのではないでしょうか。

     この大会は御殿場市陸上競技場をスタートとし、富士山頂で折り返して再び競技
     場に戻るという総高低差3199m、全長48.2kmの文字通り日本一過酷な山岳駅伝
     です。主戦場は大砂走で有名な御殿場登山道で、全11区間を6人で分担します。
     前半3人がロード区間、後半3人がトレイル区間を受け持ち、一人で同一区間の
     上りと下りの2回を走るところがこのレースの特徴です。
     (6区は頂上折り返しで往復)

     今年の私は幸か不幸か激坂でのタスキリレーで注目される4区(8区)を担当しまし
     たが、下りが超苦手な私にとってここの復路は苦痛を超え恐怖そのものでした。
     実際、タスキ渡し時にランナーと激突・転倒して転がり落ちる痛恨のミスを犯し、
     大きくタイムロスしてしまいました。一番の映えポイントだっただけに非常に残
     念です。この区間を始めYoutubeにはレースの模様が沢山挙がっていますので、
     興味ある方はご鑑賞下さい。

     このレースはレギュレーションも厳しく、第9区で4時間制限の関門があり、これ
     に間に合わないチームは一斉繰り上げスタートとなります。実に7割のチームが毎
     年タスキが繋がらず繰り上げスタートとなっており、完走できるチームは3割弱と
     いう困難さです。残念ながら我がチームもこれまでタスキが繋がったことがなく、
     一度はゴールにタスキを届けたいというのが積年の目標です。

     今年は私以外は全てサブスリーという強力布陣で臨みましたが、直前に健康トラ
     ブルが重なり過去ワーストの記録に終わってしまいました。その不完全燃焼を払
     拭すべく来年も懲りずに再挑戦する予定です。

     メンバーの一人が発した、『死ぬ前に一度は富士登山駅伝に出たい』 をきっか
     けに参加した同大会ですが、今回で通算6回目となりました。チームの高齢化は
     否めず、年々抽選漏れの危険度が増していますが、なんとか10回出場の特別
     表彰までは続けたいところです。

     またこのレースはランナーだけでは成立せず、サポーターの補助が不可欠です。
     各中継地点毎にエイド役が必要なほか、各中継地点へのランナー搬送など、
     裏方サポートが非常に重要になります。このため2日間の大会参加を通してチ
     ームの連帯感はMaxとなり、他の駅伝とは違う充実したゴールを迎えることが出
     来ます。レース後に飲む美酒は我がチームに於いて3倍の喜びで格別です。

     来年は記念すべき第50回大会となり、コロナ前の水準にチーム数を復元すべく
     一般チームを大幅に追加募集するという噂があります。もともと新規参入が難し
     い大会ですが、来年はチャンスの年になるかもしれません。

     芦屋浜ACとしての参加も面白いのではないでしょうか。我こそはと思われる方は
     是非事務局へ意思表明下さい。もし実現するようでしたら、微力ながらエントリー
     準備から協力させて頂きます。

     【一般の部藤井チーム完走時間5時間24分32秒 ・ 61位/75チーム中 】
      <富士登山駅伝競走大会の動画>