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    第八一五

    2024びわ湖マラソン参戦記!


2024年3月18日
AAC会員

北田 俊英氏

     2024年3月10日びわ湖マラソンに参加しました。北田です。振り返りますと、前走
     11月のおかやまマラソンから間もあったので、割と準備もできて調子も上がって
     ました。それが、2週間前にウイルス性の胃腸炎にかかり1週間ほど苦しんでしま
     いました。ただ、熱はなかったので少しは走れましたし、1週間前には復活できま
     した。

     前走では大小1回づつピットインしてしまったので、前日と朝の水分摂取を少なめ
     にしました。早朝5時ごろ家を出て、最寄駅で1回、快速電車で1回、会場で1回 大
     を出すことができて、まあ万全でスタートを迎えました。

     スタート時8:20はかなり寒く、風も少しありました。100円レインコートを
     羽織り、汗をかいたので5kmぐらいで捨てましたが、その後はやや寒かったです。
     (スタート時気温2℃ ・ ゴール時気温8℃)

     30km前後に左膝下の外側にやや力が入らなくなり、ペースを落とし様子をみたと
     ころ復活し、ペースを戻せて、30km前に置いて行かれたランナーを抜き返すこと
     ができました。最終盤、シューズの推進力に負けて疲れて踏ん張れず前のめりに
     なって、こけそうになったのでペースを落としました。

     結果、ネット3時間17分26秒でした。SBですが、PBより10分弱、昨シーズンより
     約5分遅いです。やっぱりマラソンはしんどいです。ファンランにしようかと真剣に
     思っています。道中、西さんがすれ違いで声をかけてくださり、元気が出ました。
     ありがとうございました。

     効果は分からないですが、モルテンのマラソンセットを買って、前日夜と当日朝に
     ドリンクを飲んで、少し早めの18kmと 28kmでジェルを補給しました。
     シューズは、アシックスのS4です。疲れても推進力がある感じです。足の付け根
     や腰の下の方に筋肉痛があります。
     最後に、AACの皆さま今後ともよろしくお願いします。
   



   
    第八一四

    骨折を乗り越えてティファニーGET!


2024年3月14日
AAC会員

鮫島 道代氏

     私がマラソンを始めたきっかけは50歳を目前に何か記念に残ることを成し遂げ
     たいという思いからでした。
     初フルマラソンは2014年の寛平マラソン。3:58:23で完走しました。その頃サブ4
     というマラソン用語も知らず、ゴール後一般ランナー憧れのサブ4を初回で達成
     できたことに自分でも驚きました。

     当時はスポーツジムのドレッドミルで走るのが日課で外で走ることはありません
     でしたが、AACに入会してからランに対する楽しみと意欲がどんどん膨らみました。
     レースに出るたび記録を更新し、走ることが本当に楽しい毎日でした。

     しかし、2018年の泉州国際マラソンの自己ベスト(3:13:58)を最後に坐骨神経痛と
     膝痛に苦しみ思うように走れなくなりました。走りたいけど走れない葛藤とコロナ
     禍により相次ぐレース中止で、私のマラソンに対する熱はどんどん冷めていき、
     目標さえも見失っていました。

     もうすぐ60歳を迎える私は10年前の気持ちを思いだし、サブ4返り咲きを目標に
     姫路城と名古屋ウィメンズにエントリーしました。通勤ランを再開し、週末はロング
     走。少しずつ調子が戻ってきた矢先、年末に右膝蓋骨を骨折してしまいました。

     6週間のギプス固定後、リハビリ6週間と診断が出された時、もう終わってしまった
     と消沈しました。ギプスが取れて2日後の姫路城は流石に諦めたけど、回復が順
     調だったのでウィメンズのスタートライン立つことを決意しました。骨折から2ヶ月
     余り、ノーランで無謀な挑戦です。

     スタートしてから10㎞までは気持ち良く5:30ペースを刻むことが出来ましたが、早々
     に膝の違和感が出始め徐々にペースダウン。第1エイドまでは走ったり歩いたり
     して進みました。ここでDNFも考えましたが、収用バスが来るまで1時間半以上待
     つなら歩いてでもゴールに向かって一歩ずつ進めば完走できると確信しました。

     なんせこの大会、制限時間内に完走しないと参加賞は何にも貰えないんです。
     なんと言ってもイケメンにティファニー貰うために全ランナー必死なのです。
     私もそのうちの1人 & #129315、足を引きずりながらワーストタイムでゴールしま
     した。
     5:29:56 (ネットタイム)   5:30:33 (グロスタイム)

     完走できただけでもよしとしよう。来シーズンこそは還暦サブ4を目標に新たな気
     持ちで頑張りたいと思います。
   



   
    第八一三

  2024丹波篠山マラソンでセカンドベスト!


2024年3月13日
AAC会員

中川 隆夫氏

     AACに入会して10年目となります中川隆夫です。65歳過ぎて体力、気力とも衰え
     ていく最中、椎間板ヘルニアや不整脈でドクターストップ、追い打ちかけてコロナ
     で大会中止に運動不足。

     土曜日練習会にも行かなくなり、もう終わりかなと思いました。しかしコロナが
     明けて大会が開催され、トライアスロンレースにメンバーと一緒に出ると楽しく、
     また続けようとの気持ちになりました。

     ただ身体が出来ていないので、完走するだけで精一杯の状態でした。このままで
     はレースに出ても面白くないので、何か変えなければと始めたのが、「グルテン
     フリー」と「断酒」でした。

     去年10月から始めて体重が65キロから57キロに減量し、マラソンのタイムも3時
     間59分→3時間45分(加古川)と上がりました。
     この度3月3日に開催された丹波篠山マラソンでは、コロナ前の3時間39分を上
     回るのを目標にしました。
     結果は3.5ペーサーに25キロまでついて行き、ネットで3時間33分43秒を達成す
     ること出来ました。

     また沿道で応援のAACメンバーにとても元気をいただき、最後まで頑張ることが
     出来ました。本当にありがとうございました。
     偉大なレジェンド一字違いの隆二兄さんとは大違いですが、少しでも近づけるよ
     うにこれからも練習しようと思います。
   



   
    第八一二

   2024篠山マラソン!


2024年3月5日
AAC会員

佐藤 雅之氏

     シーズン最後のフルマラソン2024篠山マラソンを3月3日に走ってきました。
     今シーズンは既に3本走りましたが岡山(体調整わず)→加古川(強風)→姫路
     (脱水症)と自らのマラソンでの信条である「言い訳しない、人に自分に年齢に」
     に反して今シーズンは言い訳ばかりのレースが続いています。

     私のマラソンは「イーブンペースこそが最速」というもので、今までそのスタイル
     で走り続けてきました。スタートラインに立つ前に今日現在の自分の実力を冷静に
     判断し、キロ何分何秒ペースなら走り切れるかを決めます。コースによっては坂
     や風の影響もあるので、その前後5秒差以内で淡々とペースを刻みます。

     もしそのペースが適正なら前半は「少し遅すぎるかも?」と思えるほどのスピード
     ですが、中盤からはペースをしっかり意識しながら無駄な動きをしないことを心が
     けます。それでも終盤になるとそのペースを維持することが段々と厳しくなるので
     必死で腕を振り脚を回し堪えます。最後の数キロはその日最大心拍数となり苦しし
     さもマックスになりますがそのままゴール出来れば設定ペースが正しかったことに
     なります。

     今回の目標は最低でも3時間20分を切ること、出来れば15分を目指したい。
     その為に決めた設定ペースは4分36秒~4分44秒/k(23分00秒~23分40秒/
     5K)を何とか維持すること。

     スタート前の気温5℃と少し肌寒いものの後半気温が上がることを考えるとベスト
     に近いコンディションかもしれない。10時40分スタートの号砲が鳴る。
     さあ、泣いても笑っても今シーズン最後のマラソンがスタートした。
     笑ってゴールするぞ。

     最初の5k:23分39秒(4分43秒/k)スタート直後の混雑もありほぼ予定通り、
     5~10k:23分05秒(4分37秒/k)決して楽ではないが順調。
     10~15k:23分11秒(4分38秒/k)何も考えず淡々とペースを刻むのみ。
     15~20k:23分16秒(4分39秒/k)18キロ地点のスタート地点近くで応援
     が多くなり声援に力を貰う。

     中間点1時間38分40秒、このペースで完走すると3時間17分台。やはり15分は
     難しそうなので無理をしないで第2目標の20分切りに目標を変更しペースを維持
     することに専念する。

     20~25k:23分25秒(4分41秒/k)まだ脚も呼吸も大丈夫。
     25~30k:22分59秒(4分35秒/k)身体が軽く感じて今回最速LAP、脚は
     まだ十分残っている。
     30~35k:23分26秒(4分41秒/k)31kの折返し後向かい風でペース落と
     すも、前のランナーを一人づつ抜かしていくことでペースとモチベーションを何
     とか維持。
     35~40k:24分44秒(4分56秒)向かい風で体力消耗し、ここで一気にペース
     を落としてしまう。心拍も「ハーハーゼーゼー」とMAXになるが、あと2キロ。
     このままのペースを維持してゴールすれば3時間20分切りは間違いない。
     最後のコーナーを回るとゴールの篠山城が見えてくる。あと600mだ。

     そこで安心したのか、突然身体に力が入らなくなる。一旦ストップし再度走り出
     すと、前の景色が45度傾いていく。気が付けば左側道に大きく横転。自分の身体
     に何が起こっているのか分からないまま何とか身体を起こして再度走り出すも、
     100mも行かないうちに再度横転。沿道の観客が心配そうに近づいてきてくれ
     たが、人の手を借りるわけにはいかず 「大丈夫です」 と言いながら再び目の前の
     ゴールを目指すも中々ゴールテープが近づいてこない。あと数十メートル、最後
     は這うようにゴールするがゴール後3度目の横転。係員が駆け寄ってくれるが全
     く起き上がれない。 「タンカ・タンカ!」という声が遠のく意識の向こうに聞こ
     える。

     人生初の担架に乗せられ、救護室に運ばれ点滴を受ける。
     その頃には大分意識もはっきりしてきたので救護の方に「点滴何分くらいかかり
     ますか?」と質問すると「30分くらい」とのこと。後続のランナー達をゴールで
     応援する約束をしていたのにと気持ちは焦るがやむを得ない。

     3万人以上が走る東京マラソンの裏で4000人規模で行われた今回の篠山マラソン。
     自身今回で9回目の出場となるが、いつもシーズン最終のフルマラソンとして毎回
     入れ込み過ぎて失敗レースとなることが多かった篠山マラソン。今回も期せずして
     最後の最後に大きな落とし穴が待っていました。

     3週間前の姫路城マラソンではマラソン人生で2度目の「脱水症」に見舞われ、
     今回はその反省から各ポイントごとにまめに給水し、20kと30k地点ではしっ
     かりエネルギー補給もしたにも拘わらずのアクシデント。改めてフルマラソンの怖
     さを実感した大会でもありました。

     ゴールタイムは3時間19分52秒(ネット)と辛うじて今回の最低目標だった3時間
     20分だけは切ることができました。

     これで今シーズンの挑戦は終わりました。一度も笑顔でゴールできなったことが
     心残りですが、それでも棄権することなく4回完走したことで納得したいと思います。

     70歳となる来シーズンまだ走ることができるのか?今は不安しかありませんがもう
     一度笑顔でゴールするためにもオフシーズンにしっかりと身体の手入れをし、来シ
     ーズンに臨みたいと思います。

     今回も沿道で応援してくれた皆さん、写真を撮ってくれたラン友の皆さん、そして
     ゴール後お世話になった救護班の皆さん、本当にありがとうございました。
   


   
    第八一一

    サブスリー達成!


2024年2月19日
AAC会員

山本 晃久氏

     2024年2月11日の姫路城マラソンで、ついにサブスリーを達成しました。
     AACに入会して15年、フルマラソン18回目でのことでした。達成して、
     うれしいと同時に、
       ・やればできる
       ・最後は 「なんとしてもサブスリーを達成する」 という気持ちが大事

     ということを実感しました。

     思えば、AACに入会した当時は芦屋山麓コースの登り坂でついて行けず、
     宮川でショートカットして下ったのに、中央公園に着いたらもうみんな帰った後
     だったというレベルで、フルマラソンを走ることすら想像できないぐらいでした。

     そこからついて行けるようになり、皆さんに刺激を受けてフルマラソンを走る
     ようになりました。少しずつタイムを更新し、途中停滞した期間もありましたが、
     コロナ禍で在宅勤務になり平日も走ることが増えて更にやる気も出て来ました。
     タイムも初マラソンの3時間51分からコロナ前2019年の3時間13分、2年前に
     3時間9分、1年前に3時間1分を出し、いよいよサブスリーを目指して1年間練習
     して来ました。

     当日のスタート前は非常に寒くトイレが混み、ウォーミングアップがほとんどでき
     ませんでしたが、3時間のペースセッターがスタート時は後方に居たので、なんと
     かついていければと期待して臨みました。ペースセッターの3人は、早めの2人と
     遅めの1人に別れて走ってましたが、4kmぐらいから期待通りに遅めのペースセ
     ッター付近で走ることができました。

     これでなんとかサブスリーいけるかと思いながら走ってましたが、35kmぐらいから
     ペースセッターから遅れ始めてしまい、もうこれまでかとあきらめの気持ちが芽生
     えてしまいました。『これだけ練習してサブスリーできなかったらいつできるんだ、
     なんとしてでもサブスリーを達成するのではないのか!』と自問自答していく
     中で思い出し、そこからは自然と『サブスリー、絶対にやる、絶対にサブスリー
     と声に出して走っていました。

     そうすると不思議なもので先ほどまでの弱気が消え、ペースも少し上がり持ち直し
     て来ました。そこから周りの人のことは気にせずにずっと声を出し続けると、つい
     にはペースセッターに追いつき抜かすことができました。

     姫路城の門をくぐると止まって待っていた早めのペースセッターを抜き、サブスリー
     を確信。その瞬間、涙が出てきました。そして、ガッツポーズでゴール。ゴールして
     すぐに、小谷さんが祝福してくれてとてもうれしかったです。
     今後も可能な限り、サブスリーを達成し続けたいです。
     これで念願の「AAC匠の会」に入会できたのも非常にうれしいです。