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第六八〇号
歴史と芸術と文化の中を通り抜ける魅力的なコース!
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2018年12月11日
AAC東京支部会員
奥田 有史氏 |
東京支部・準会員のステファノのアテンドでイタリアの「フィレンツェマラソン」に
参加してきました。今回はAAC東京支部のイベントとして募集しましたが、最終的
に日本からの参加は松田さん金涌さん私の3名となりました。
1日目(出発)
金曜日の朝に関空を出発して、フィレンツェについたのはその日の夜。 有名なベッキ
オ橋の近くのホテルにチェックイン後、早速ステファノが近くのレストランに連れて
いってくれました。
トスカーナの名物といえばプロシュート(生ハム)やサラミですが、なんと言っても
絶品なのはフィレンツェ風ビーフステーキ。 良質な赤身の牛肉を炭火で香ばしく焼い
たものを塩コショウのみでいただくという大変シンプルなもの。すごいボリュームが
ありましたが、ワインと共にペロリと平らげることができました。
2日目(マラソン前日)
土曜日は今回唯一のフリーデーなので、我々3人はフィレンツェから1時間ぐらい電車
に乗ってピサの斜塔を観光しました。斜塔をバックに色んなポーズで写真を撮ったり、
斜塔に登ったり、他の建物を見学したり半日ほどピサの街を満喫しました。
その後、フィレンツェに戻ってきて、市内観光。「屋根のない美術館」と言われるフィ
レンツェはどの建物も歴史ある厳かなもので、「本当に明日はこんなところを走って
いいの?」という感じでした。
夕方、ステファノとマラソンエキスポで合流して、マラソンに参加する現地メンバー
とエール交換&写真撮影。その後は、創業1865年の歴史あるレストランで会食。
前日に続きこの日もステーキやワインをたくさんいただき「カーボローディング」な
らぬ「ミートローディング(?)」で翌日に備えました 。
3日目(マラソン当日)
当日は朝から生憎の雨。ステファノのチームとホテル前で合流して写真撮影後、歩い
て10分程のスタート地点へ。前日に見学したドゥオーモ広場がスタート地点。お祭り
のような雰囲気に包まれた中、午前08:30にスタート。
途中シニョリーア広場、ヴェッキオ橋など歴史と芸術と文化の中を通り抜ける魅力的
なコースです。早くゴールしてしまうのがもったいので、3人で写真を撮りまくりなが
ら走っていましたが、意外に周りのイタリア人はみんな真面目に走っており、所々
立ち止まりながら記念撮影しているのは我々だけでした。
沿道からは「フォルツァ!」「アレアレ!」と熱狂的な声援を数多くいただき、高揚し
た気分のままあれよあれよという間に気がつけばゴール地点。金涌さんとははぐれ
てしまいましたが、松田さんとは並んでゴールすることができました。タイムは3時間
25分。写真を撮りながら走ってた割には、何故か普段一生懸命走っ てるタイムと
あまり変わりませんでした。
その夜は、ステファノ所属のランニングチームと合同での打上げ。出場した人もして
ない人も集まってピザパーティーが賑々しく行われました。日本から来た我々はフレ
ンドリーな皆さんに大歓迎され、両チームのユニホームの交換会も行い、お互い交流
を深めることができました。
イタリアの皆さんも日本でAACの皆さんと走ってみたいとのことでしたので、その際
は暖かく迎えてあげてください。
4日目(帰国・おまけ)
前日夜遅くまで盛り上がりましたが、寝ぼけ眼のままホテルを4時半にチェックアウト。
朝6時半の飛行機でイタリアを後にしました。途中トランジットのためにオランダで5時
間程度の待ち時間があったので、電車に乗ってアムステルダムの街を探索。
フィレンツェよりも北にあるせいか、凄く寒かったのですが、綺麗な運河の街並みを、
予定外に見学できて得した気分でした。
その後、関空組のお二人とは別れ、一人成田へ。翌朝成田に到着後そのまま会社に
出勤し、一連の弾丸ツアーは終了しました。
今回は上記のように短期間のため大変バタバタしたツアーでしたが、内容の濃い貴
重な体験ができました。ステファノは毎年フィレンツェマラソンに出場する(来年の
分も既に申込み完了) そうですので、皆様も一度参加されてみてはいかがでしょう。
・・・できれば、1週間ぐらいかけて(笑)
(大会開催日:2018・11・25)