第四四九号

           初 め て の ア イ ア ン マ ン ・ デ ィ ス タ ン ス !


2014年6月21日
AAC会員

三田 博史氏

       AACの仲間18名と一緒に長崎県 五島列島 福江島で開催された2014五島長崎国際
       トライアスロン大会「バラモンキング」に参加してきました。
       コースは富江港での湾内を2周回するスイム(3.8km)、富江港から島の西側を2周回
       して外濠公園までの起伏の多いバイク(180.2km)、外濠公園から堂崎天主堂駐車場
       を2往復するラン(42.2km)の計226.2km。
       当日午前7時の気温は20.0℃、水温は21.4℃で風もなく梅雨真っ只中なのに降水確
       率はまさかの ”0%” 海はベタ凪で言い訳の出来ないコンディションでした。

       スイム スタートは浮いている状態からスタートするフローティングスタート。前から3
       列目辺りから出ましたが、基本的にコースロープがなかったのでインに寄ってくるとい
       うこともなく、バトルはそんなにありませんでした。
       3週間の長良川のスイム2周目から出来るようになった左右呼吸をしながら周囲の様
       子を窺い、同じようなペースで泳いでいる方を見つけて近くをいつも通りのノーキック
       で泳ぐと、余裕を持って完泳出来ました。 タイムは1:07:03で、S順は83位。
       1:10は切りたいと思っていたので上出来。Bタイプのスタート前にスイムフィニッシュ出
       来てびっくり。Bタイプに参加している仲間を探そうと思いましたが、みんなウェットスー
       ツにキャップをしている状態なので見分けがつかず、すぐに諦めました。

       T1(スイム⇒バイク) トランジションバックを受け取り、テントで着替え。といっても
       ウェットスーツを脱いでゼリーを採ってから足を拭き、靴下⇒ゼッケンベルト⇒グローブ
       ⇒サングラス⇒ヘルメットの順番で装着するだけ。自分のバイクラックまでは距離が
       あることを確認していたので、バイクシューズは履かずに手で持って走り、バイクラッ
       ク到着後履きました。バイクを下してから乗車ラインまでは、長良川でバイクと3kmお
       散歩ジョグして上手くなった?のでカッコよくサドルを持って走れました。

       バイク いつも通りスイムで先に上がった方々をどんどん追い抜き快調に走っている
       と、周回コース途中の折り返し後1分くらいで宗平さんを発見。このまま90kmくらいま
       で抜かれずに行けたらバイクフィニッシュ時の差は2分遅れくらいかな、と考えながら
       走っていたら、2周目に入ったところくらいで、現在10位で前と4分くらい離れていると
       の情報が入ってきました。4分ってかなり離れてるなぁと思いながら漕いで後ろから
       宗平さんとの差を気にしていると、2周目の周回コース途中折り返しでもその差は殆
       ど変らず。その後AACのメンバー数名抜かして走って、最後まで宗平さんに抜かれず
       に済みました。 タイムは5:25:47(T1,T2込)で、B順は5位。 AVE 32.4km/h

       T2(バイク⇒ラン) 降車ライン通過後、バイクキャッチャーなるボランティアの方に
       バイクを渡してトランジションバックを受け取り、テントで着替え。ヘルメット、グローブ
       を外してここでもゼリーを採って、シューズを履き替えてキャップを被り、ショッツを3本
       入れたフラスコをポケットに入れてスタート。

       ラン 予報では最高気温27℃程度だったので出来れば3:20を、悪くても総合10時間
       切り!と思って出発。最初はキロ4.5でもちょっと息が上がり気味でしたが、しばらく走
       っているとキロ4.75くらいでリラックスして走れたのでこのままゴールまで行きたいな、
       と思っていましたが、15km付近の下りで左前太腿が攣りそうになり、ストレッチしよう
       としたら今度は左後太腿が攣りそうになり、絶望。どうしようもないのでペースを落とし
       てエイドで梅干しや塩を採って、エアサロンパスを掛けてもらい回復を図っていました
       が、下りになると違和感があり、無理をすると攣りそうなのでペースを上げきれず。
       35km付近で同じエイジの方に抜かれてこのまま宗平さんにも抜かれたら表彰台も厳
       しいと焦りましたが、どうしようもないので離れすぎないようにしようと思っていたら、
       ラスト2kmくらいで接近してきたのがわかり、これなら行ける!と思い、攣ってもゴール
       出来そうなラスト1.5kmからスパート。キロ4.15くらいで一気に抜いてそのままゴール
       出来ました。 タイムは3:31:59で、R順は16位。

       結果 総合記録 10:04:49 総合順位 4位 年代別順位 2位
       ゴール後久しぶりに味わう疲労感がキツかったですが、屋台でビールを買って休憩。
       宗平さんがゴールされて、5位くらいですか?と聞かれましたが、全くわからず。
       その後すぐに速報が出てて、総合4位、年代別2位と教えてもらいました。新年会の
       AAC賞 受賞時に宣言したバラモンで総合10位、年代別3位、自分の中で思っていた
       宗平さんに勝つというのが目標だったのですが、それを上回れたことは満足。
       トライアスロンでは総合で初の表彰台に乗れました。ただ、10時間切りが見えていた
       だけに、それが残念でした。
       ITUロングディスタンストライアスロン世界選手権への出場権利は取れたので、次の
       目標はアイアンマンのワールドチャンピオンシップ出場です。来年は2ヵ月連続で世
       界選手権へ行きたいので、9月にあるアイアンマン・マレーシアに向けて練習していこ
       うと思っています。

       最後に バラモンキングは離島での開催だけに、島を挙げての熱い応援、慣れた様
       子のボランティア、スムーズな運営の大会関係者の方々と、最高の環境でした。
       今回は宿の手配をして頂いた中川さんや、物凄いおもてなしをして頂いた宿にしき荘、
       一緒にバラモンキングに挑戦したAACのメンバーや、遠くから応援して頂いた皆様の
       おかげで個人的には最高の結果となりました。ありがとうございました。
       (大会開催日:2014・6・15)



第四四八号

      ”Naoki, you're an ironman!” のコールを聞きながらフィニッシュ!


2014年6月17日
AAC会員

澤 直樹氏

       68日にオーストラリアのケアンズで開催されたアイアンマンレースに宗政会長と
       ともに参戦してきました。私のレース模様と感想をレポートします。
       レースデーの天気は残念ながら雨。ただ、心配していた風がほとんど吹かず、結果
       的にはタイムの出やすい絶好のコンデションだったと思います。

       アイアンマンは7:551300人くらいが一斉にスタート。どこからスタートしてもバトル
       に巻き込まれることを覚悟して、真ん中あたりの前のほうから泳ぎ出しました。泳ぐス
       ペースがなかなか見つからず、後ろからもガンガン来られ、波のタイミングともかち
       合って水をだいぶ飲んでしまって、ちょっとパニックになりました。しばらく立ち泳ぎで
       呼吸を整え、なんとか落ち着いてからは、いい感じのオーストラリア人を目標にして
       ペースを掴み、そこそこ波のある条件ながら、途中からは海が楽しめるようになって
       きました。タイムはとってませんでしたが、後で見ると1h08mくらいで思っていたより
       は速かったです。なお、期待していたトロピカルな海では全くなかったです。

       バイクはオーストラリアの大動脈、マウントクックHYWをひた走ります。雨は降ってい
       るもののほぼ無風で絶好のコンデションです。設定ペースは最初の3時間を35km/h
       残りを32km/hでカバーして5h20mくらいを狙っていました。序盤、中盤を狙い通りに
       走ることができ、補給食もしっかり採ってラスト30キロに差し掛かったところで、エイド
       でスポーツドリンクとジェルを取ろうとちょっと減速した瞬間、後輪の空気がプス〜
       …>_<  勿論、スペアを持ってたので、すぐに交換して再スタートしましたが、雨で
       リムセメントが緩く、タイヤが外れないようゴールまでのコーナーは超減速を余儀無く
       されました。

       なんとか無事にバイクフィニッシュのケアンズ市街に辿り着き、ランシューズに履き替
       えてランコースへ。実はここまでの時間表示が見当たらず、時計もしてなかったので、
       スタートから何時間たっているのわかってませんでした。ランバックに入れていたガー
       ミンXTで確認すると6h45mかかっていることが分かり、ラン4時間で目標の11時間
       切りを達成出来そう、と考えながらスタート。

       しかし、走り始めてすぐに左膝裏に違和感が。昨年の北海道と同じ症状でしたので、
       ペースを抑えて痛みが和らぐのを待ちましたが、和らぐはずもなく、114キロのラン
       コースの1周目の最後には走ることができなくなりました。ここで念のために持ってい
       た痛み止めを飲み、ラスト1周での復活を期して2周目は我慢して歩き倒しました。
       我慢と薬が功を奏し、ラスト1周はキロ6分半ながらも騙し騙し走れるようになり、11h
       50m
で ”Naoki, you're an ironman!” のコールを聞きながらフィニッシュしました。
       膝が痛くならなければ・・・という悔しさはありましたが、ギャラリーの声援や子供らと
       のタッチ、アスリートどうしの激励を楽しみ、自分なりに納得できるレースでした。

       ケアンズは木曜日の夜出発の月曜日帰りが可能で、工夫すれば北海道と大差ない
       費用で参加できます。日本人のサポートも充実しているし、ギャラリーのノリが良く、
       楽しめますよ。皆さんも是非参加してみては!



第四四七号

        うまれて初めてトライアスロンの大会に参加してきました!


2014年6月16日
AAC会員

今池 章仁氏

       うまれて初めて、トライアスロンの大会に参加してきました。大会名は、『丹波市ファ
       インキッズトライアスロン大会』です。会場は、山や川・田んぼや畑・爽やかな風・自
       然の匂いに包まれたのどかな田舎町です。その名の通り、たくさんの小学生をはじ
       め、中学生・高校生・一般の大人と様々な年代の人達が年齢に関係なく、同じ競技
       (距離は少しずつ違いますが)に挑戦します。今回、その中の1人として参加しました。


       当日は、少し早めに現地に到着しました。まず、周りの様子を窺いながら、スタート
       前のトランジッションの準備に取り掛かりました。これまで、主にマラソン大会への参
       加経験しか無かった為、とても新鮮に感じると同時に緊張しました。

       クラブのトライアスロン経験者の皆さんから頂いたアドバイスを思い出しながら、ラン
       ニングシューズやタオル・バイクシャツ等の置く順番やバイクの変速段数を確認した
       り、ドリンクボトルやゼッケンベルトやその他の小物を用意して、スイムからバイク、
       バイクからランへと移る時の作業を頭の中でシミュレーションしました。


       スタート時刻が近づき、最終点呼を受けて、プールサイドで順番を待ちました。私の
       最大の難関はスイム400m。(25m
16)。ここでも、クラブの皆さんから頂いたア
       ドバイスを思い出しながら、ターンや完泳した後のイメージをしました。

       また、同じコースで泳ぐ人達と少し話しもしました。一人の方は私と同じく今回トライア
       スロンデビューで、もう一人の方は2度目とお聞きしたので、少し気持ちが楽になり
       ました。


       私達の順番となり、プールの中でスタートを待つ間は落ち着いているつもりでしたが、
       10秒前の合図を聞いた途端、自分の鼓動が大きく響いてきました。『緊張するな!』
       と自分に言い聞かせましたが、心拍数は下がりません。合図が鳴り、そのままスタート。

       いつもより呼吸が苦しく感じました。
       『ゆっくり、ゆっくり、全身の力を抜こう、息をしっかり吐いて・・・、また呼吸が苦しい、
       まだ200m、あと100m、更に息が苦しい、ラスト1往復・・・。』何とか400mを泳ぎ
       切り、プールから上がりました。

       息は完全に上がり切ったまま、トランジッションへ。何はともあれ、最大の難関である
       スイムを終え、心の中はひと安心。そのせいか、バイクの準備に少し時間がかかっ
       てしまいました。


       ヘルメットを被り、バイクを押して乗車位置へ。バイクに跨り走り出すものの、息は上
       がったままでした。思ったより向かい風を強く感じ必死にペダルを踏みましたが、周
       回を重ねる度に疲れてスピードが落ちていきました。4周20キロを走り終えた時は
       腿がかなり張っていて、息も上がったままでした。降車位置でバイクを降り、トランジ
       ッションでバイクを置いて最後のランへ。


       ここでしっかり前を追い、順位を上げたいと密かに考えていましたが、現実は甘くあり
       ませんでした。脚がいつものイメージで動かずスピードが出ません。それどころか、
       脚が重く歩こうかと思ったくらいでした。気温も上がり暑さも増してきていました。

       折返しで給水を摂って、少し落ち着きましたがペースは上がらないままゴール。

       ここ数年、アキレス腱、膝、足底筋と痛めてしまい、中々満足な体調で走ることが出
       来なくなっていました。昨年、2年半振りにフルマラソン(大阪マラソン)を完走し、体
       調も少し復調しつつあると実感していた矢先、また、足底筋を痛めてしまい元の木阿
       弥に。仕事が忙しくて時間が取れない期間と重なり、年明けから数か月は故障を意
       識せず過ごしていましたが、僅かでも自由な時間が生まれてくると走れないことが辛
       く感じるもの。そんな中、予てから興味は持っていたものの水泳(クロール)が苦手
       で二の足を踏んでいたトライアスロン。走れないなら少しの時間でも泳ごうと、プール
       に通い出しました。それから3か月後のトライアスロン初挑戦でした。


       終わってみれば、最初から最後まで息が上がりっぱなしで少しきつかったですが、
       意外と完走出来てしまったと、特にスイムは泳げてしまったという感じでした。

       『案ずるより産むが易し』といいますが、正にその心境が湧き出てきました。トライア
       スロン挑戦へ背中を押して下さった方々、練習方法やこの大会参加に向け様々なア
       ドバイスを下さった方々、応援して下さった方々、本当にありがとうございました。

       感謝、感謝です。今度は、ショートの大会で完走することを目指して頑張りたいと思
       います。今後とも、よろしくお願いいたします。

       (大会開催日:2014・5・25)



第四四六号

          淡 路 島 マ ラ ソ ン 合 宿 に 参 加!


2014年6月15日
AAC会員

伊藤 裕剛氏

       真夏日と言えるような猛暑の531日~61日にマラソン合宿が開催されました。
       バイク部隊の3名は、朝から明石経由で淡路島洲本市を目指し、ラン部隊は13時に
       集合して車で現地を目指しました。ラン部隊が出発しようとした矢先に、バイク部隊か
       ら電話が入り、明石海峡が濃霧の為、ジェノバラインが欠航との事。急遽、明石港に
       向かいバイクとメンバーを回収してから、今宵の宿・洲本市由良町のエトワール生石
       (おいし)に到着したのは16時過ぎでした。早速着替えて、全員で「由良要塞」のあ
       る小高い山(標高約100m)に海抜0mから一気に上って降りるというコースを走りま
       した。

       豆知識 ※由良要塞(生石山砲台)
       紀淡海峡を挟んで和歌山と対峙する淡路島東南部の由良は古くから大阪湾の海防
       上の要衝でした。幕末には沿岸に台場が築かれ、背後の丘陵地には明治中期から
       昭和20年敗戦まで旧軍の要塞が置かれていました。戦後進駐してきた米軍によっ
       て粗方の施設は破壊されてしまいましたが、煉瓦造りの弾薬庫跡が残っています。

       合宿一番のお楽しみは何と言っても夜のBBQ!美味しい淡路牛を頂きながら、しこ
       たま呑みました。勿論BBQ終了後もお部屋でしこたま呑みました。

       翌朝も超良い天気!宿舎の目の前が穏やかな湾なので、スイム練習に勤しむメン
       バー、散歩しながら由良要塞目指すメンバー、一人黙々とランニングするメンバー、
       それぞれでした。
       続いて10時~合同練習。まずは軽く由良要塞を一周したあと、チームに分かれて駅
       伝をしました。ゆっくり走ろう!と言いながらも、いざ走りだすと皆一様にご自身を追い
       込まれ物凄いスピードで走られました。

       午前でランは終了し、ホテルニュー淡路のレストランで淡路牛と玉葱たっぷりの牛丼
       を皆で食しました。バイク部隊のメンバーは牛丼だけでは足りず、生しらす丼もぺろり
       と平らげた後、それぞれの帰路につきました。



第四四五号

         ちょっとやってみたいな~ トライアスロン!


2014年6月1日
AAC会員

宗政 典子氏

       ちょっとやってみたいな~ トライアスロンという軽い気持ちから始まったこの挑戦です。
       5月25日 ”第16回丹波市ファインキッズトライアスロン大会” に、53歳でやっとデビ
       ュー&完走という目的を果たすことができました。ラッキーな事に5人中3番目で3位入
       賞となりました。

       <スイム> 400m
       まず一番のネックです。水が苦手でいつもイヤイヤ泳いでおり苦痛のひとつです。普段
       通りに落ち着いて!というアドバイスもいただきましたのでその言葉を肝に銘じてスター
       トしました。人とどこが違うのかスイスイとは進みません。必死で泳ぐと息があがってパ
       ニックになりそうなので、たぶん外目からは優雅に泳いでいるように見えていることでし
       ょうネ~^ ^
       グループ分けは、最も遅いグループの第1レーン(4名)。遅い人ばかりと思いきや、申
       告タイムを遠慮?して申し込んだのか速いスイマーが混じっており、8往復の6往復目
       を私が終えたところで彼女はスイム終了。「こんなに差ができるものか?」と驚きました。
       苦痛なスイムは12分くらいが1時間ほどにも感じました。バイクトランジッションは何度
       もシュミレーションをしたので落ち着いて対応できました。

       <バイク> 20km
       平地がほとんどで、少々の坂ありです。スタート直後から前には誰も見えず、始めから
       一人旅です。視界が開け、向かい風もなんのその気分で良く走れました。自分では速
       く脚を回しているつもりでも、そのうち数名の男性に楽々抜かれ、また女性にも二人抜
       かれ脚力の違いを見せ付けられました。しかしこの5kmの4周回は面白かったのです
       ぐに終わってしまった感覚です。
       トラントランジッションでは帽子の用意を忘れていました。また、ドリンクの事を全く考え
       ておらず準備していませんでしたが、旦那さまが気がついて置いてくれましたので、喉
       の渇きを抑えることができました。2点の反省点ありです。

       <ラン> 5km
       脚が重いのかフワフワしているのかよくわからない変な状態です。小またでしか走れま
       せん。息も上がります。きついな~それなのに、男性も含め5名ほど抜くことができて気
       分は良かったです。やっとゴール!終わった~~~とホッとしたというのがレース後の
       正直な感想でした。
       改めてショート・ミドル・ロングのレースに出場される方々を尊敬致します。ショートです
       ら私にはまだまだ遠い世界です。と、言いながら数年後にバリバリやっていたら笑って
       やってくださいネ!^ ^

       最後に周回ごとに声援を送ってくれた仲間や知人に感謝致します。本当に力になりまし
       た。ありがとうございました。一番嬉しかったのは、バイクを90kmこいで西宮から応援
       に駆けつけてくれたK淳子さんに "バイクのダンシングが男前やったわ~" と言われ
       た事でした!
       (大会開催日:2014・5・25)



第四四四号

        春の大本命☆芦屋浜浜風カヌーアスロン大会


2014年5月30日
PUMA RC神戸会員

石戸 敦子氏

       今回で3回目の出場。毎年春の楽しみな大会です。今年は光栄なことに招待選手。
       それに加えて選手宣誓のおまけつき。当日やっぱり選手宣誓はすんなり言えず、
       日付を言うのを忘れてしまいました。
       あ~、レースより緊張した(笑) でも人生初のいい記念になりました。

       肝心のレースはたいして速くもないのに前に並んでヤル気十分。スタートの合図と
       ともに男性陣がすごいスピードで横を駆け抜ける。私なりには頑張って走るもどんど
       ん抜かされていく。最初の1キロぐらいは何とかスピードを保てたのだが、だんだんビ
       ルドダウン?・・・ すれ違うチームメイトとエールを交わすもきっと恐い顔してたに違
       いない!!

       次はカヌー。暑かったので、まず水分補給して、カヌーへ乗り込む。毎年のことなが
       ら、なぜが人のいる方、いる方へとカヌーが進んでしまい、いつも他の方のお邪魔虫。
       ほんとすいません。 と思っていたら、近くで見事撃沈賞をゲットされる現場を目撃。
       お手本のようにきれいな転覆でした(笑)・・・なんてじっくり見物をしている余裕はな
       く、外側から大きく回り込んで他のカヌーを避け、前へ前へ。クルッと回転しないよう
       に、しかしながら前に進むように漕ぐのが本当に難しい。ここでも必死のパッチ。
       やっと陸地が見え、最後のランへ。

       1キロしかカヌー漕いでないのに、いつも走り始めは足の感覚が変。フワフワした感
       覚が抜けず、そして思いの外足が疲れていることに気が付く。最初のランよりキロ30
       秒も遅い。スタッフの方からの情報では私は現在女子2位らしい。
       かなり頑張っているのに1位の人の背中も見えないなんて今年はアカンなぁと諦め
       かけたとき新しい情報が・・・ 「何かない限り女子1位やでぇ~」と天の声が聞こえ
       てきました。現金なものでこの後からはまたまた元気復活。最後も一人でゴールテ
       ープを切りたかったので、ゴール手前で足踏み。今年もショートの部女子1位頂戴し
       ました。ありがとうございました。

       お仲間のゴールも見届け、お楽しみの青空ランチ&じゃんけん大会。雨の予報がす
       っかり晴れに変わり、眩しい太陽の下みんなで美味しくお弁当を頂く。表彰ではたく
       さんのラスクもお土産にゲット。我がチームは男子ショートの部で1位と3位、男子ミド
       ルの部で3位と陰で「賞品どろぼう」と言われているとかいないとか・・・(笑)
       でも大事なじゃんけんが弱いんですよねぇ~渾身の力を込めて参加するのに座るの
       が早いこと、早いこと。かくいう私もめぼしい賞品がほとんどなくなったころにやっと
       勝利。

       しかしながら選手宣誓の「楽しい1日にします」という目標はしっかり達成できた素敵
       な1日になりました。毎年お世話になっている大会主催&ボランティアの芦屋浜AC
       のみなさん、ありがとうございます。みなさんの素晴らしいサポートのおかげでこうし
       て楽しく過ごすことが出来ました。来年もまた招待して頂けるようなので、ランとカヌ
       ーの腕を磨いておきますネ!次回もよろしくお願いします。
       (大会開催日:2014・5・11)



第四四三号

   世界遺産を背景に駆け抜けた?タフなコース! 「第1回十津川トレイルラン2014」


2014年5月28日
AAC会員

山本 純一郎氏

       日本最大の村とされている、奈良県十津川村で「第1回十津川トレイルラン2014」
       が開催されました。
       コース概要は、距離35キロ、最大標高差1018m、平均斜度 上り:21.6% 下り:
       17.5%、獲得標高 上り:2964m 下り:2955m このデーターは走り終わって知
       り得たものでした(笑) 当日の天気は晴れ、気温25度山を駆け上がるにはGOOD
       なコンディションでした。

       今回の大会は気軽に楽しく走ろうと、事前調査なしにレース三日前まで過ごしていま
       した。そろそろ開催場所を調べようと地図とにらめっこ・・・以外と遠い!車で4時間
       レースのスタートが8:30だから3:30には家を出ないといけない、日帰りはあまりに
       も弾丸過ぎる。

       さて今から宿泊場所は確保できるのか?仕事の合間で斡旋されている民宿、旅館
       を片っ端から電話するがどこも満室状態。あたりまえかと思い近場は諦めた。
       せっかくなので少し離れてもいいので、温泉宿を見つけようと会場から20キロ離れ
       た川湯温泉にターゲットを絞り即電話、1件目で素泊まり4500円の旅館を確保でき、
       これで一安心。
       レース前日、川湯温泉に向けて車を走らせること4時間半。やはり以外と遠い!
       旅館に到着後すぐに川原の露天風呂に飛び込み運転の疲れを癒す。気候といい、
       ロケーションといい、最高の温泉でした。

       いつもは前日の懇親会やコース説明会は参加しないが、今回は下調べ無しでの参
       加であるため懇親会に参加した。すると、「山本さん!」と声を掛けられ顔を上げると
       真っ黒な人が立っていました。池田さんでした。やっぱりAACの方が傍にいると心強・
       く感じられます。明日のレースも安心安心・・・と思っているのも束の間。コース説明
       が始まるとその安心がだんだんと不安へと変化してゆくではありませんか。主催者は
       アクトレップスポーツと言うところで、ダイヤモンドトレイルをはじめ色々とトレランの大
       会を運営している団体のようです。その方が今回のコースは関西屈指の難コースと
       言い切り、詳しくコースを説明し始めました。大阪の人達に分かりやすいように、摩耶
       山を直登しそして尾根をしばらく走りまた下る、そして次は最大の難所である六甲山
       を直登し尾根を走りまた下る。と説明があり、池田さんの顔を見た安心が不安へと変
       わった原因がそこにありました。

       さてレース当日、8:30ウエーブスタート!始めは県道を約1キロを歩きます。そこか
       ら山道に入る、しばらくアップダウンを繰り返しながら登っていると、コース幅30セン
       チぐらいのトラバースするコースが続く、踏み外すと滑落しそうな危険なコースである。
       少し怖いかも・・恐る恐る走っていると、昨日説明のあった摩耶山直登が始まる。
       多少練習していたせいもあり、まだ何とか大丈夫である。尾根をひた走りまた下る。
       下りながら次の六甲直登が頭をよぎる・・・21キロ地点2回目のエイドが過ぎると六
       甲直登が始まった。やはり練習してたとはいえ両足の太もも、ふくらはぎは悲鳴をあ
       げつつあった。1/3ぐらい登ったぐらいから足は動かなくなり、3メートル登っては止ま
       り、3メートル登っては止まりの繰り返し、でも進まないと山頂の絶景には出会えない。

       自分に負けたくない思いだけで、1200メートル弱の山頂にたどり着く。そこからは、
       ブナ平と言うブナの原生林の中の道なき道をひた走る。これはトレランではなく、アド
       ベンチャーランかと思ってしまう。あとは、世界遺産、小辺路の石畳の階段を下りてゆ
       く、つるつるで石の大きさもバラバラ、終盤でこれはキツイ!観光客と挨拶を交わしな
       がらゴールへと進む。最後に一度に5人しか通行できないつり橋を渡るのだが、揺れ
       る揺れる・・・谷までの高さは40メートルくらいあっただろうか、初めてつり橋に恐怖し
       た瞬間だった。ゴールまで400メートル!6時間50分でテープを切ることが出来た。

       今回トレラン4回目のレースでしたが、コース・景色・スタッフ・地元の人・いろんな意
       味で最高でした。ゴールした瞬間はもう来年はゴメンだ!と思っていたが10日が過
       ぎた今になってみると、もっとトレーニングをつんでチャレンジしてもいいかな?
       と思うようになり、また新たな目標ができてしまいました。
       (大会開催日:2014・5・18)



第四四二号

       関西圏で素晴らしい大会が誕生!“第1回南紀白浜トライアスロン大会”


2014年5月20日
AAC会員

武田 英明氏

       日本有数の観光地である和歌山県南紀白浜で第1回南紀白浜トライアスロン大会
       が5月11日(日)に開催され、参加してきました。
       コースは白良浜海水浴場でのスイム(水泳、1.5km)、白良浜から海岸線を走るバイ
       ク(自転車、40km)、旧白浜空港から坂田地区の白浜会館までのラン(10km)の計
       51.5km。
       当日午前7時の気温は17.7度、水温は19.5度と空は青く晴れ渡り、風もほとんどなく
       絶好のコンディションでした。

       <スイム>
       白良浜海水浴場の砂浜から沖に向かって2周回。透明度が高く、水中で監視するダ
       イバーがはっきり見える国内でも数少ない大会。前日は強風により海は白波が立ち、
       この状態ではスイム中止と言われたが、レース当日はベタ凪。
       参加者463名を2ウェーブに分けてのスタート。砂浜から横に大きく広がり並んでのス
       タートで比較的バトルは少なく泳ぎやすい。天気が良すぎて沖から折り返しで浜へ
       向かう時は太陽の光がまぶしくて、どこに向かっているのか一瞬慣れるまで分かり
       にくかったほど。
       全体的に参加者のスイムタイムは良く、私も初の25分台とベストを2分も更新。トラン
       ジットまでの砂浜ランはとにかく砂が細かくゴミや貝殻が落ちていないため、安心して
       駆け抜けることができた。

       <バイク>
       白良浜をスタート後、才野と三段折り返し間を3往復。これがほとんど平地がなく、上
       るか下るかのハードコース。片側1車線を両方使うため、463名が行き来すると周回
       遅れも出てきて、接触に気を付けながら事故に巻き込まれないよう注意が必要。
       途中トンネルが2か所。長い方は1kmはあっただろうか、大会資料に「サングラスは
       透明度の高いものを推奨します」の注意書きはごもっとも。トンネル内はヒンヤリして
       温まった体を冷やしてくれるため、心地良い。
       鴨居分岐点で36.5km。そろそろバイクフィニッシュが近づいてくるころかと思いきやこ
       こからは何と斜度13%の急登が約1kmも続くという大会主催者から鉄人たちへの素
       敵なプレゼント(笑) 最後にとどめを刺すのか!マジかっ~!と心の中で叫んだ人
       は多かったのではないでしょうか?
       バイクコースにはエイドステーションの配置はなかったけど、550mlのボトル1本で十
       分補えた。途中、パワージェル1本の補給のみでランヘ。

       <ラン>
       南紀白浜空港をスタートし平草原公園内を通過する道は土や岩と砂利。これトレラン
       !? そこから海岸沿いまでは約3kmの下り。しかもなかなかの急斜面。一気に駆け
       下りたいところだけど、後々足にくるのではとやや抑えながら走り、湯崎交差点(5.9
       km)からはほぼ平地。
       スイム会場の白良浜海水浴場を抜け、左手に白浜のシンボルとして親しまれている
       円月島が見えた時には、うわぁ~めっちゃえ~景色やん!海も青くてきれいしサイコ
       ー~! 旅館や食堂のおばあちゃんやおじいちゃんから道中声援を受けながらの残
       り3kmは疲れた体を癒し、フィニッシュゲートへと足を進められた。

       <結果>
       総合タイムは2時間16分30秒で自己ベスト更新。最後のランは、20代で2度しか達成
       していなかった40分切(38分20秒)。今年初戦にしては、上出来の結果でした。
       西宮から車で2時間ちょいと近くて、泊まった宿は素泊まりで¥4,320。おまけに宿内
       の露天風呂の温泉で肌はすべすべ。
       アワードパーティの食事は、寿司や刺身でお腹いっぱいと文句のつけようがない大
       会でした。ちょっとほめ過ぎですが、大会全体を通して気持ち良い気分を味わえたの
       は確かです。

       来年はぜひAACの皆さんにもこの大会の良さを味わって頂けたらなと思います。
       AACの会員さんはトライアスロンをする人ばかりではないですが、AAC主催のカヌー
       アスロン大会と日程がバッティングしない調整が可能ならぜひお願いしたい次第です。

       大会の様子はYOU TUBEでアップされていますので、ご興味のある方は「YOU TUBE
       南紀白浜トライアスロン」で検索してみてください。
       ⇒https://www.youtube.com/watch?v=3Gk0PJp3ujA
       (大会開催日:2014・5・18)



第四四一号

        横浜TRI世界大会パラトライアスロンエリートの部に参加しました!


2014年5月19日
AAC会員

山田 敦子氏

       横浜トライアスロン世界大会パラトライアスロンエリートの部に参加。昨年まで、ほと
       んど日本人しか参加しなかったこの大会、2016パラリンピックに向けてITUが動き出
       したことで、今年は定員60名に対して70名以上のエントリーがあり、日本人選手が
       たくさん落選しました。
       女子はむしろ選手が足りず全員がエントリーでき、私のカテゴリーPT5には外人3名
       と私の4名でした。昨年の1位と2位が来ることが分かっていたので、私は自己ベスト
       を目標にしました。

       ガイドは武友麻衣さん。初めて公式戦でのガイドをしてくれましたが、彼女は全て信
       頼できる能力の持ち主です。
       スタートはいつもどおり、ポンツーンにつかまってのフローティングスタートです。
       水温19度は、淡路で低体温になりかけるような練習をして臨んだので、全く問題あ
       りませんでしたが、外国勢があまりに早すぎでバトルも何もできませんでした。
       でも、スイムは自己ベストでした。

       バイクは去年と大きく違うし、ガイドさんにとっては全く知らないコース。1周目はガイ
       ドさんの不安が伝わってきて、私も無駄な力が入ってしまいました。でも、さすが2周
       目には落ち着いて、20kmを35分であがりました。
       ランは1周目はおそらく1km5分以下で入れていたのに、2周目に入るころによこっぱ
       らが痛くなって、フィニッシュまで治りませんでした。おかげで27分もかかってしまい
       ました!それでも、自己記録を4分程度短縮して、1時間24分30秒でした。
       例年の課題だった「フィニッシュは笑顔で」これも達成できました。

       1位は1時間10分でした。まるで子供と大人。リオは無理かと思いました。でも、ガイ
       ドさんが記録などを分析した結果、私の力ならまだ伸びるし、トランジットに無駄な時
       間がかかっていることも改善すれば、届かない記録ではなかったといわれたので、
       今ではがぜん燃えています!

       今回はメダルはもらえずでしたが、得るものはとても大きかったです。今後は、ランと
       スイムをもっともっと伸ばしていきたいので、AACで皆様のご指導を頂けましたら幸い
       です。どうぞよろしくお願いいたします!

       また、タンデムバイクはやはり日本人女性がパイロットできるサイズでオーダーしな
       ければ、海外勢には太刀打ちできません。でもあと3分程度で1位に追いつきます。
       ですので、HPに掲載されている通り、ご支援をお願いできましたら幸いです。
       https://readyfor.jp/projects/paratriathlon/
       (大会開催日:2014・5・18)



第四四〇号

          緑 の 電 車 に 乗 ら な か っ た ら ・ ・ ・


2014年5月16日
AAC会員

松田 彰康氏

       4/27(日)の水都大阪100kmウルトラマラニックに参加してきました。100Kmは
       1昨年の丹後100kmウルトラマラソン以来2回目のチャレンジでした。今年の初め
       に目標は10時間切りと思い申込みました。

       4/24(木)の練習会はいつもより短めに切り上げて調整出来たかなと思いました
       が、4/25(金)起きたら喉と鼻が調子良くなく風邪気味の症状。しまったと思いま
       したがGWの後半ロングライドもあるし、こじらせて五島のトライアスロンに影響が
       出てはと思い、ここで無理するよりは当日の体調でDNS、走ってもDNFかなと判断
       しました。

       4/26(土)も体調はあまり良くなく、完走する気が全くなくコース図を見ながらどの
       辺でリタイヤすれば駅が近い(淀川沿いのコースですので大体、京阪電車の駅に
       なります。)のかを調べてアルコールもいつも通り飲んで就寝しました。

       当日、始発に乗って現地へ向かう途中この大会は安全ピンを自身で用意する事に
       なってましたが忘れましたので、途中のコンビニで安全ピンを買ったりして100Km
       の緊張感も全くなく会場に着。走れない体調ではなかったのですが、完走は出来な
       いだろうとの思いでAACのユニフォームは着用せずにスタート。

       AACのメンバーお二人と三人でキロ5分40秒ぐらい(一人の方がラップをチェック頂
       いてましたので)でしゃべりながらリラックスして練習会の様な雰囲気で走ってました。
       天満橋近辺を走ってると京阪電車が見えて、一緒に走ってるメンバーに「あの緑の
       電車が京阪電車ですよ。帰りはあの緑の電車に乗って帰ってくる事になるでしょう
       ね。」などと話してました。

       「お腹が空いて来てエイドはまだかな?」とか、「この大会ってエイドが充実してるっ
       て話しですよね?」とか、「エイドと言うよりはお食事処か?」などと話しながら最初
       の10Km地点のエイドに着。巻きずし等食べて少しお腹が落ち着いて再スタート。

       しばらくして「僕はそろそろやめようかな」と言ったら、「いくらなんでも早過ぎですよ
       !」などと励まされ、確かに今やめても7:30ぐらいだし、さすがにビール飲みながら
       メンバーのゴール待つのも早すぎると思い直して走り続けました。

       約5Kmごとのエイドのパンやソーメンや豆腐やジュースや果物を楽しみに3人で走
       り続けて気が付けば50Km超えて、僕は喉と鼻の調子が良くなってきたと話しなが
       ら毛馬の55Km地点のエイドに着。ここで一緒に走ってたメンバーの1名が足の腫
       れの為リヤイア。

       ここからはゴールの大阪城公園まで10Kmぐらいですので、電車に乗らなくても足
       に余裕があればゆっくり走って帰れるかと思います。僕も一緒にリタイヤも少し思い
       ましたが、もう少し走ってみようと思い再スタート。

       「お互いマイペースで走りましょう!」と言いつつ自身の楽なペースで走ると、キロ5
       分10秒ぐらいのペースで走れるので、体調は悪くないと思いエイドを楽しみながら
       走ってた。気が付くと枚方大橋のエイドが見え、折り返しで戻って来るので一旦通り
       過ぎ枚方折り返しでゼッケンにスタンプを押してもらい、スタッフに「あとは帰るだけ
       ですから頑張って下さい」と声を掛けられ、枚方公園駅近いので緑の電車の朝の話
       しを思い出しましたが、走って戻ろうと思い枚方大橋のエイドに着。

       このエイドでも色々食べて飲んで。特にミックスジュースが美味しい。この時点で残
       り24Km。時計を見ると13:45~13:55ぐらいだったかと思います。6:30スタート
       なので16:30に戻れたらサブテン? 残りキロ6分で走ったら2時間半として、体
       調から考えてこの時点でサブテンをほぼ確信。

       ここからはペースアップして行ける所まで行ってみようと思い、キロ4分45秒前後で
       走り、85Kmぐらいから向かい風でペースダウンをしましたが毛馬のエイドに着。
       ここでも色々飲んで食べて再スタート。残り10Km、時計は見ずゴールの大阪城公
       園を目指しました。

       大阪城公園に入ってゴール地点横を一旦通過。ここで先にレースを終わられたメン
       バーに声を掛けて頂き元気をもらい、天守閣までの坂を登って降りて来てラスト2K
       mは8分台で走ってゴール。サブテンは間違いないと思ったけど、タイムは?と時計
       を見ようとしたら、メンバーから「松田さんサブ9.5やったね。凄い!」の声で感謝の
       気持ちと喜びが体じゅうに。

       結果は前半50Km4:54ぐらい後半50Km4:33ぐらい計9:26:24でゴール。
       自身でもすごく不思議なネガティブスプリットのレースでした。ゴール後、ビール飲み
       たいと思いましたが、ゴール地点はビールが無く少しがっかり。会場を後にしてから
       売店で飲みましたがすごく美味しいビールでした。

       緑の電車に乗ってたらここまでは美味しくなかったかと。この結果が出せたのは、
       前半楽しみながら一緒に走って下さり励まして頂いたAACのメンバーのお二人、
       そして普段一緒に楽しく走って頂いてる皆様のお陰と思います。ありがとうございま
       す。51歳、これからも進化をあきらめず色々チャレンジしていきたいと思ってます。
       (大会開催日:2014・4・27)