第三六九号
第33回篠山ABCマラソン大会を走ってきました!
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2013年4月5日
AAC会員
新倉 俊之氏 |
初めまして。昨年12月に入会させて頂きました新倉と申します。どうぞよろしくお願い致
します。入会間もないですが先日の第33回篠山
ABCマラソン大会の感想文の依頼を頂
戴し誠に光栄です。
昨年の大阪マラソンが初マラソンでしたが、目標にしていましたサブフォーをぎりぎりです
が達成することできました。以前から芦屋アスリートクラブにはマラソンを完走してから入
会しようと思っていましたので、大会終了後即入会をさせて頂いた次第です。
入会してからは土曜練習会のほか、木曜練習会にも2回程参加し、次にエントリーして
いた篠山マラソンに向けて練習を重ね大会当日を迎えました。3月3日の篠山マラソンは
前日に雪が降り、篠山に到着したときは気温0度と寒い朝でしたが、春を感じさせる晴天
で寒さを忘れるほどいい天気となりました。
AACからの参加者も昨年の40名を上回り、
今年は
AAC史上最多の参加人数の47名と「大変なことになってきた!」人気のある大
会でもあります。
無謀にも今回の篠山マラソンは3時間30分を目標にして挑みました。スタート位置に並
び先ずは登録の部からスタートが始まり、私は未登録の部
Bブロックスタートでしたので
前の方で号砲のあと歓声が聞こえました。10分後未登録の部の号砲が鳴りスタート、ロ
スタイム4分程度要しましたが順調にスタートを切りました。大阪マラソンではスタートか
ら流れに逆らって人の間を縫うように追い越し、前半に足を使い過ぎて終盤は失速し足
がつってしまう失態をしてしまいましたので、今回は前回の反省から流れに逆らわず一
定ペースで走ることを意識し混雑が解消するのを待ちました。
徐々に体も温まり混雑も少なくなり自分のペースで走れるようになり、オーバーペースに
ならないよう注意しながら手元の時計で
1:42でハーフを通過しました。途中、篠山マラソ
ンの人気のひとつである沿道の応援は評判通りで、お年寄りから学生、子供まで熱いエ
ールで元気づけられました。応援のお陰も有り調子が乗ってきましたのでハーフから少
しペースを上げ、アップダウンも調子よく走り抜けました。
しかし30
kmを超え徐々にきつくなりはじめたころ、折り返してくるブルーの
AACランニン
グユニフォームを着た皆さんの勇姿を見て自分もがんばろうと奮起しました。しし汁のふ
るまいをスルーし、35
kmを過ぎたころからふくらはぎがプルプルしはじめ、大阪マラソン
の嫌な思い出が蘇ります。足がつらないよう少しペースを落し様子をみていましたが、つ
る一歩手前な感じで次第に足も重くなりペースダウン。なんとかぎりぎり4分台後半で走
るのが精一杯でスタミナのなさを痛感しました。さらに40
kmを過ぎ街中に戻ってきたこ
ろには走ることだけに集中し、ひたすらゴールを目指し頭の中が白くなるといいますか、
他のことを何も考えず無心といいますか、この瞬間がマラソンが楽しいと思うひとつでも
あります。最後に悪あがきしラストスパートでゴール。
結果は、3:28:24(ネット3:24:22)で自己新記録及び目標を達成することが出来ま
した。2回目のマラソンでしたが
AACで練習させて頂いたお陰で、自分の決めたペース
で余裕をもって走ることができ、レースを楽しめたことがなによりも嬉しいです。
来シーズンは更に上を目指しチャレンジしていきたいと思います。来年も篠山マラソンに
エントリーします。
(大会開催日:2013・3・3)
第三六八号
AAC入会してからの半年を振り返って!
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2013年4月2日
AAC会員
大西 健夫氏 |
「あれ?場違いなところに来たかな?」 平成24年9月22日、初めてAAC土曜練習会
に参加した時の感想だった。朝礼で、多くの方が、前週開催された丹後ウルトラマラソン
の結果報告をしていた。「
60キロ、
100キロ・・・信じられない。」当時の私は、まだハーフ
マラソンを
2回走ったことがあるのみ。フルマラソは全くの未知の世界。そんな私が、神
戸マラソンに当選してしまったため、なんとか完走したいと思い、AAC練習会に参加した
のだ。ということで、最初はおっかなびっくりだったのだが、実際に練習コースを走ってみ
ると、まあ、なんとかついていくことが出来るペースだったし、会員のみなさんも自由で明
るい雰囲気だったので、翌週に入会を申し込んだ。
それから2ケ月後。
11月
25日の神戸マラソンでは、グロス
4時間4分
30秒、ネット
3時間
52分
25秒と、初マラソンで(ネット記録では)サブフォーを達成することが出来た。AAC
会員の中では、かなり遅い方ではあるが、自分の中では大満足のタイムだった。AAC
練習会での走りこみと、それに刺激を受けてプライベートでも走ったことが、良い結果に
つながったのだと思う。
その後、奈良マラソン、篠山マラソンと走ったが、いまだに神戸の記録を越えていない。
練習量不足が大きな原因だと思う。私のもうひとつの趣味がトレッキングである。六甲
山が近所ということもあり、芦屋ロックガーデンから、同じようなルートを、これまで数多
く登った。そんな私であるが、実は六甲全山を縦走したことがない。
ということで、なんとか六甲全山縦走したいと思い、今回、AACの六甲全山トレイルラン
練習会に参加した。序盤は調子よく飛ばしていたものの、菊水山の急坂で、足が前に
出なくなった。「ダメだ。このままでは完走できない。」途中棄権だけは絶対にしたくなか
ったので、掬星台までは登山モードにしようと方針を変更した。ゆっくりペースで掬星台
を通過し、なんとか一軒茶屋までたどり着き、そこから下り坂をラストスパート。その路中
で、高原さんには色々とサポートしていただき、大変ありがたかった。
最後の塩尾寺からの下りの舗装道路が、予想以上に足にきつい。ようやく宝塚に到着
して六甲全山を完走。目標が達成できて嬉しい筈なのに、「ああ、終わった。風呂に入っ
てビール飲んで餃子食べて横になりたい」という気持ちが強かった。あとは宝塚温泉で
汗を流しaaの打ち上げに参加。楽しい時間を過ごした。
以上、半年を振り返ると、AACに入会して、フルマラソンを
3回走ったり、六甲トレイルラ
ンを完走したりと、いろいろな体験が出来て良かった。今後は、
5月のカヌーアスロン大
会に申し込んでいるので、カヌーを操作できるようになること、および、フルマラソンを
3
時間
30分以内に完走することが現在の大きな目標である。今後とも定期的に練習会に
参加しますので、よろしくお願いします。
第三六七号
団体競技の楽しさが今回わかった気がします!
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2013年3月28日
AAC会員
庄子 和代氏 |
H25.3.17、平荘湖駅伝に参加させていただきました。木曜練習会でみどりさんから
お誘いいただいたのですが、なんせAACでの駅伝参加は初めて。私でいいのかなぁ〜
なんて思いつつも楽しそうだったので「出ます!」と即答。
・・・が、後日メールでメンバーを知らされてずっこけた。何故か誘い主のみどりさんの名
前がない!みどりさぁ〜ん・・・とお腹かかえて爆笑。気を取り直して走順確認。
私、第一走者?ひぇぇ・・・そしてアンカーは悪友大畠ひろちゃん。「やばいね、どうする?
」と小心者の二人。 ・・・が、そこはノンキな私たち。「庄子から大畠、栄光の架け橋的
な?」とウヒャウヒャ楽しくなってきた。当日、集合場所のセブンイレブンで美ジョガー(久
野さん、ひろちゃん)二人をマイカーに乗せて平荘湖へGO!
一人旅が大好きで、どこまでも一人で運転する私ですが、他車に付いていくのは初めて
でドキドキ。「レクサス見失った!ボルボに離されるな!うちの軽自動車、なめんなよ〜
!」「行っけ〜!うなれ〜!」女子三人朝からテンション上がってます。外界から隔離さ
れた車の中に女子三人ときたら朝から女子会気分。恋愛遍歴からトイレネタまでワイワ
イキャイキャイ楽しぃ〜〜〜〜!!
あっとゆー間に平荘湖。のどかでえーとこですなぁ。久野さんは「トライアスロンしたぁ〜
い!平荘湖で泳ぎたぁ〜い!」とますますテンション上がってます。
そんな中、第一走者のへたれな私はだんだん緊張してきちゃってテンションダウン・・・
気を落ち着かせるために集合場所のセブンイレブンで買った雑誌の歴史人「幕末の暗
殺」をペラペラめくって見るものの落ち着かず。そんなこんなでみんなでアップをし始める
も時間がなく、第一走者の私は一人離脱してスタート地点へ。
同じ所からスタートの哲さんを見つけてちょっとだけ安心したものの口の中パッサパサ、
まったく気持ちに余裕なし。スタートの時はいつもこんなの。毎回ドッキドキ。なんでこん
なに小心者なんだろう。自分がいやになる。でもいつもと違うのは駅伝は団体競技。
4.8キロ走り切って第2走者の田村さんに何が何でも輪っかの紐を渡さなくちゃ。
(緊張で最早「襷」というワードさえ浮かばない)
・・・そしてスタート。待機中、チラホラ聞こえてきた大阪や横浜国際の話。この人たち、
国際ランナーさんなんや。絶対つられてオーバーペースになってはならぬ。ならぬことは
ならぬものです・・・何度も自分に言い聞かせたけどお調子者の私がそんなことできるわ
けないやん。まんまと彼女たちのトラップに引っかかって1キロ目、ぐっと抑えたつもりな
のに3:50。見事なオーバーペース。こんなの最後までもつわけない。
2キロ目、3:58・・・3キロ目4:18・・・4キロ目は見なかったことにしよう。 残り800m、
これ駅伝じゃなかったらカンペキ歩いてたな、私。もう苦しくて苦しくて。協調性がないが
故に個人競技を好む私ですが、仲間がいるから頑張れる・・・団体競技の楽しさが今回
わかった気がします。襷を田村さんに渡せた時は本当に嬉しかった。
結局15チーム中8位で襷をつないだ不甲斐ない私でしたが、他のメンバーが頑張って
くれてチームは5位にランクイン。みんなすごーい!おめでとう!となんだか他人事装っ
て不甲斐ない自分から目をそらす。走った直後はもっとイーブンに走れるようにならなく
ちゃとか、スピード練習もしなくちゃとかいろいろ反省したような気はするのですが、今と
なったら何も覚えてない。だって、のどかな景色でコンビニすら見当たらない平荘湖。
昼食抜きになってしまい、すきっ腹状態のまま晩の打ち上げで飲んでしまったんだもの。
おかげで打ち上げ後半からの記憶がきれいさっぱりない!仕方がないので反省はまた
次の機会にしよう。そうしよう。でも「めっちゃ楽しかった!」という記憶だけはしっかり残
っています。むしろそれしか残ってません!
今後も是非駅伝にも参加させていただきたいので、チャンスがあったらお声掛けください
ませ♪ ご一緒させていただいた皆様、何故かメンバーの中に名前はなかったけどお誘
いくださったみどりさん、みんなみんな本当にありがとうございました!
(大会開催日:2013・3・17)
第三六六号
初六甲全山トレイルラン・自己紹介を兼ねて!
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2013年3月26日
AAC会員
北林 仁氏 |
『ところで、あんたどちらさん?』 須磨浦公園スタートから
6時間経った!? ガーデン
テラスで初めて中川さんに声を掛けられました。皆さんも『誰?』と不思議に思われてい
たことと思います。申し遅れました、初めまして。北林 仁と申します。
41歳です。私は、
ランニングを始めて、2年のまだまだビギナーです。
ランニング(トレラン)を始めたきっかけは、転勤です。名古屋市内の街中から神戸の裏
六甲に引っ越してきて、何気なく犬の散歩コースが近所の六甲山となりました。そこで
あまりの森の気持ちよさに、いつの間にか走っていたのです、飼犬をそっちのけに。
一人でランニングする孤独との戦いの中、芦屋浜アスリートクラブと出会い、メンバーに
入れて頂きました。おかげさまで
3月
24日の六甲全山トレイルランにメンバーとして今
回初参加となりました。また、六甲全山縦走は初体験で『無事完走できるか・・・』『みん
なと仲良くなれるか・・・』と多少の不安を抱えつつ、スタートから
6時間後にようやくお声
をかけて頂いて
(笑
)、平常心に戻った気がします。
コースの中で一番きつかったのは、菊水山、摩耶山の登り、塩尾寺からの下りでした。
しかし、
Aチームの皆さんの励ましと引っ張って頂いたおかげで、無事に完走できました。
特に、一軒茶屋から片岡さんに併走して頂いた時は、折れかけていた心が助けられ、
前へ踏み出すことができました。結果完走記録は
8時間
10分でした。
縦走を走り終えた後は充実感でいっぱいでしたので、これからも練習会に参加し、走る
楽しみを噛みしめながらやっていけたらと思います。これからもよろしくお願い致します。
(行事開催日:2013・3・24)
第三六五号
高 知 龍 馬 マ ラ ソ ン の 紹 介 !
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2013年3月9日
AAC会員
鎌苅 滝生氏 |
昨年までエリートランナーの大会として開催されていた高知マラソンは、市民型マラソン
に変更して開催されることとなり、名称も新たにしての第1回目の開催であった。
種目はフルマラソンのみで、定員は3500人。抽選で選ばれた数は3800人強で、出走
者は3475人であったとのこと。
参加費は8000円。制限時間は6時間。参加賞は白のアームワーカーで黒字で高知龍
馬マラソンの文字が入っている。完走賞はマフラータオル。
コースは陸連公認コースで、スタートは高知城の南のグランド通りで、坂本龍馬の生誕
の地はすぐ近くにあり、高知市の中心街である。スタート直後は、東に向かい県庁前、
はりまや橋を経て10km過ぎに南下し、15km過ぎから西に向かい中間点を通過する
と、このコースの最難関の瀬戸大橋に達する。高さは50m、長さは1500mの橋を渡る
と左手前方に雄大な太平洋が広がる。桂浜を左手に海岸沿いのすばらしい景観を眺め
ながらのランニングであるが、向かい風は結構強い。仁淀川で折返し35kmを過ぎると
北に向かいゴールの春野陸上競技場へひと踏ん張りとなる。40kmを過ぎてからダラ
ダラと昇りが続き競技場に入るが、最後のこの昇りはやはり厳しい。あとは競技場のト
ラックを一周してゴール。前半は小さなアップダウンはあるものの概ねフラットで走りや
すいが、瀬戸大橋とゴール前の昇りがある後半はややハードな周回コースである。
大会の運営は問題なく、特に荷物の搬送と給水は満点ではなかろうか。スタートとゴー
ルが異なるので荷物の搬送があるが、スタート前の預けもゴール後の返却も非常にス
ムーズであった。大型の11トントラックが10台用意され、それぞれのトラックに高校生
が4〜5名配置されていて手際良く受渡しがなされ、全く待ち時間なしであった。
給水は15ヶ所設置されており、水、スポーツドリンクの他に、バナナやみかん、パンが
供された。給水テーブルはたくさん並べられ、テーブルの手前では「前の方にもあります
ますので進んで下さい。」と誘導も的確で、混乱や接触はなかった。出場者数に比べて
多くのテーブルが設置されており、他の大会に比較すると非常にスムーズなエイドであ
ったことが評価できる。ゴール会場から高知駅までのシャトルバスの運行もかなり頻繁
になされ、ほとんど待ち時間はなしで、ここでもランナーへの配慮が行き届いていた。
私個人のレースに関しては次の通りです。すばらしい天候に恵まれ、暖かくて脚の痛み
が出ず、今年3回目のフルですが、前2回のレースに比べ記録もやや良くなったが、風
が強く、後半に入り、特に37km以降花粉の影響が強く、鼻つまり状態での残り5kmは
苦しみました。しかしながら、今回も「芦屋浜ガンバレ」、「芦屋ファイト」と多くの声援を
受け、ゴールできました。
エリートランナーの大会から市民型マラソンへの衣替えに関しては、同じ四国で愛媛マ
ラソンがあり、高い評価を得ているが、この高知龍馬マラソンもうまく転換できたのでは
なかろうか。今後も、あまり規模の拡大を求めて定員の増加をせず、ランナー中心のす
ばらしい大会であるよう期待したいものです。
(大会開催日:2013・2・24)
第三六四号
渡りたいんだけど何時になったら渡れるかな?!
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2013年2月27日
AAC会員
本地 敏行氏 |
大阪国際女子マラソンの沿道を補助するための補助員に今年も参加させていただくこ
とになった。(※文面では、沿道に立って大会運営のボランティアを行う行為および人を
補助や補助員という言葉をします。)
この補助員というお仕事は一度参加すると次年度もどうにかお声をかけていただくこと
ができているので最近では毎年の恒例行事となっている。今年も参加させていただくこ
とで3年連続補助員として沿道に立って、ハーフの選手やフルマラソンの女子選手の安
全を見守らせていただいていることになる。今年もJR桃谷駅に集まり、そこからコース
で言うと往路では10km付近、復路では32.5km付近の沿道を補助することになる。
桃谷駅に集合した時間帯はまだ太陽も雲の隙間から出ていたため気候も暖かいと思っ
ていたが、今までの経験上、ひたすら沿道に立つため、いくら太陽が出ていても、足の
先や手の先からしだいに身体が冷えてきて全体が寒くなることは経験済み。また、建物
の影は入ると冷え気味は一気に増す。今年はその辺りも考慮して、いつもの服装よりも
少し厚めに服を着込む。駅には9時に集合した後、場所を移して再度集合して、その場
でいろいろと注意点を聞く。補助員には、黄色で背中にウーマンマラソン2013と書かれ
たウインドブレーカーとボウシ、カイロ、ストラップ、それと補助員に不可欠となる大会の
プログラム(道を歩く人に選手の通過時刻などをよく聞かれるため)が一つの袋に入った
ものを配られる。私が参加しているグループはさらに各チームリーダーを先頭にしていく
つかの小さなグループに分かれている。補助するコースは2.5〜3kmの距離の往復路。
コースで言うと往路で大体9km〜12kmくらい、復路では31km~34kmくらいの区間とな
る。各チームには走路へ侵入できるような箇所(場所)を規制するため(侵入防止のた
め)に張る幅5cmくらいの白いテープが配られる。各チームは規制線(白いテープ)を張
るための事前調査と沿道の立ち位置の確認のためそれぞれチームに別れて、コース沿
いの歩道へと繰り出す。
道路(コース)はまだ封鎖されていないため、車道には車が走り、交差点では信号は赤
黄青と変化し、たくさんの人が往来しているので、白いテープを張ることは許されない。
マラソン大会が開催されることを市民に理解してもらうため、警備員の方々は朝早くか
らコース上の歩道に立っている。大会について質問をされる市民に対して回答などもさ
れているようだった。彼らはずっと立っていたので、いつお昼ご飯を食べているのか?
休憩しているのか?少し疑問に感じた。朝の9時もしくはそれ以前から走路(コース)上
の歩道はもちろんのこと、歩行者の多い道路(駅近くなど)では少し分け入った場所にま
で立っている。私達は、封鎖するべき場所に張るための白いテープの長さを計り切り、
その付近に立つ人にそれらテープを渡しながらグループで歩いた。
大会のスタートは12時付近だ。補助位置の下見と白いテープを張るための準備を行っ
た後、この区間の補助員にはおにぎりと豚汁が振舞われる。少しの団欒の後、大会開
始の1時間前くらいになると各集団は補助するべき場所(走路)に戻り、各個人は指示
された立ち位置に入ることになる。それからはマラソン大会が終わるまでの長丁場とな
るためトイレを済ませなければならない。近くの施設は大会運営のため、トイレを貸し出
してくれている。指定された いくつかの場所(施設)でトイレを済ませた後、指示された
沿道の立ち位置に立つ。コースとなる道路上に信号がついている交差点などでは警察
官が2人以上で立っている。大会開始時刻が近づくにつれ、道路(コース)を走る車がジ
ョジョに少なくなってきた。コース(道路)の先のほうで少しずつ規制が始まっているため、
この道路に流れてくる車も少なくなってきていると予想される。寒い中待っていると道路
上(コース)を規制の横断幕を張ったパトカーが通り過ぎた。その車が通った瞬間から規
制が始まる。車道へと侵入ができる開口部(植木の部分やバス停などの開口部)、歩道
と車道とを分けるためのポール(ガードレール)がない場所や車道(コース)と交わる道路な
ど、人が道路(コース)へ入れるような場所はすべて規制するために白いテープを一斉
に張る。各交差点の信号も警察官の手によって、すべて走路向きは青色、走路を横断
する向きは赤色へと変えられてしまい、それ以降信号は変化することはない。交差点の
中央には警察官が立っていて、規制が始まると道路には誰も立ち入ることができなくな
るため、私達も警察官の指示に従うことになる。そのため、道路(コース)を横断したい
歩行者が居ても警察官の指示なしでは向こう側には通すこともできない。私達は、走路
の安全のため、走路に入ろうする人や応援のあまり、走路にせり出す応援の人に注意
を促すため、コースを背中にして、ひたすら歩道側を向いて注視する。
フルマラソンの復路上を監督車?や計時車両が通り過ぎ、まずはたくさんのハーフマラ
ソンの選手がフルマラソンの復路側を走り抜ける。そうこうしている間に往路側にも同じ
ように大会車両が走り抜けた後、テレビ局の中継車両が見えると同時にフルマラソンの
女性ランナーが往路をかけぬける。道路の両側(往路、復路)を多くのランナーが走っ
ている。沿道には知らない間にたくさんの人が集まり応援をしている。規制を張ったビニ
ールテープが伸びてコースにせり出すのが心配だったが、私が見ていたところは3mく
らいの信号付きの道路だったため、問題なくやり過ごすことができた。ただ、向こう側に
渡りたい人が多く集まり始めたことが心配だった。フルマラソンのランナーもハーフマラ
ソンのランナーもたくさん走っており、まだまだ通りの向こう側には渡ることができない。
見ていて気の毒に感じたのはピザの配達をする若い男性だった。ピザ配達時間は決ま
っている?ので、その場で50分近く立ちつくすことになり、彼には仕事とは言え、申し訳
ないと感じた。
ハーフランナーが通り過ぎるころには、ほとんどのフルマラソンランナーも通り過ぎ、両
側とも最後に走る収容車も通過したため、少し間は道路の封鎖が解かれる。しかし、道
路を横断したい人がいれば、警察官の指示を伺う。少しの間通行は可能だったが、そん
なに長くない時間が経過した後、フルマラソンのトップランナーが折り返して復路に近づ
いてきた。トップランナーが通過した後、僅かの間、向こう側に横断もできたが、すぐに
フルマラソンのランナーが続いて通過し始めると次に横断できたのは最後の収容車?
および規制解除車が通過するまでの約1時間後となった。数十日前から看板などで告
知されており、当日も朝早くから警備員の方が沿道に立っているが、市民に対しては大
阪国際女子マラソンの認知度は高くないようでした。通りの向こう側に渡れないことに
怒り心頭している男の人や先ほどふれたピザの配達の若い人、それ以外にもたくさんの
人が「渡りたいんだけど、いつになったら渡れるかな?」などという質問をされる。私達
は、道路が封鎖されてしまっている以上、警官の指示に従い、OKが出たときのみ、白
いテープを開放して渡すことができるため、どうすることもできない。
4車線の広い道路は復路のみが選手のコースとなっていて、たくさんの女性ランナーが
走り抜けている。往路は誰も走っていないにもかかわらず、規制が解除されない。よっ
て、大会を認知されていない人は、自転車で誰も居ない道路(往路)を快適に走られる
人も多くいたので、私は何度も歩道に入るように手を大きく振って、車道(往路)に侵入
している人に分かってもらうように動作することがあった。
たくさんの女性ランナーが復路を走りぬける中、私達は車道側を背中にしながらたまに
車道(選手側)にも目を配って走路を確認する。いくらか芦屋浜ACのメンバーが走って
いることを確認できた?が、私が知る限り、ブルーの服は着ていないため、また土曜練
習会にもめったに参加していない自分にとっては見つけることは困難に等しいものだっ
た。多くのランナーはあまりの寒さのため肌が若干の赤みを帯びているのを見て、寒さ
に負けず、収容車には乗ることがないよう走りきってほしいと感じた。
ランナー達がすべて走りぬけ、収容バスが抜け、最後に規制解除の横断幕が張られた
パトカーを確認の後、車道に張られた白いテープをすべて撤去し、今回の補助員の仕
事は終わった。最後は、指定の場所にごみを置くと大会関係者がごみを回収してくれる
とのことで指定された場所に白いテープのごみが入った袋を置いた。寒い中、15時過
ぎにようやく今年の大阪国際女子マラソンの補助員のお手伝いを終えることになった。
(大会開催日:2013・1・27)
第三六三号
東京タワー階段RUNなるものにいってきました!
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2013年2月24日
AAC会員(東京特派員)
柳岡 昭宏氏 |
みなさん、ご無沙汰しております。入会
5年目で始めての投稿です。昨年より東京駐在
となったのですが、週末は気ままに街中を走っております。芦屋のように自然に接しな
がら走る機会は少ないですが、街中は街中で刺激があって結構楽しいです。
先日は東京タワー階段RUNなるものにいってきました!オープン前の早朝、展望台ま
での
600階段を駆け上がるといったものです。
時間内であれば何往復してもいいのですが、私は
2往復で足がガクガクでした。多くの
方が2〜3往復でギブアップだったのですが、中には5往復されるつわものもおられまし
た。短時間ですが、ふだん使わない筋肉が大いに刺激さました。また、あいにくの雨で
したが、鳥瞰図のような町並みを見ながらのRUNも新鮮でした。機会があれば皆さん
も一度チャレンジしてみてください。
それから、東京マラソン開催まであと
2日となりました。実は、私も今回初参加します!
気の進まなかった転勤の埋め合わせで当選したのかな?なんて思っております。
会社が中間点に近いこともあって、年が明けてからは、週末の度に会社をランナーズス
テーション代わりにしてコースを隅々まで走り込みました。これで好記録間違いなし!と
言いたいところですが、月間走破距離が圧倒的に少ないので、今回もファンランといっ
たところに落ち着きそうです。
AACアンケートでもお気に入りのマラソン大会第2位でしたが、東京の観光スポットをし
っかり押さえ、かつアップダウンも少ないすばらしいコースです。大声援を受けながら走
ることを心待ちにしています。しっかり体調を整えてがんばります!
第三六二号
つま先着地走行が身についてきたかなと実感!
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2013年2月22日
AAC会員
澤 直樹氏 |
1月
27日に開催された勝田全国マラソンに出場してきました。勝田ってどこ?という方も
いると思いますが、勝田は茨城県の県庁所在地である水戸の隣の駅で、現在はひたち
なか市になっています。なぜそんな遠いところの大会に出てんの?というと、最近、仕事
でお世話になりはじめたお客さんが毎年出場されているという情報を聞き、一緒に走って
親睦を深めようと画策したからです。週末を挟んだ出張を作り、仕事がてら大会に出場し
てきました。
前日、コースの前半部分を試走したところ、冷たい風で体が冷えてしまい、こりゃ大変と
思いましたが、大会当日の気温は低いが風はなく、晴れ、という絶好のコンディションと
なりました。(そういえば、同じ週末の淡路島合宿は強風で大変でしたね。)
折り返しのないループ状のコースになっており、所々に細かいアップダウンがありますが、
風さえなければ特に難所というところはなく、走りやすいコースです。
勝田マラソンは今年で
61回目という非常に歴史ある大会です。これまで参加者は
1万人
に満たない規模だったそうですが、昨今のマラソンブームに加え、
1ヶ月後の東京マラソ
ンの調整に、という人で参加者はフル部門で
1万
2千人を超えたとのことでした。
コースは全般的に広く、特に前半は広いコースになっていますが、スタートが商店街とな
っており、
1万
2千人がスタートするのに
20分近くかかったようです。
今回、ベアフットラン習得を目的に、靴は
Adipure Trainerで
3.5時間切りを目標としました。
途中、
10?15キロあたりで
AACの鎌刈さんに会いました。ユニフォームを着てると分かり
ますね。仲間に会うと頑張ろう!とファイトが湧いてきます。走りはキロ
4分
30?45秒でイ
ーブンペースをキープしましたが、途中
2回のトイレストップと
35キロ前後で
2度ほど歩い
てしまい、目標を
4分弱オーバーしてしまいました。
ちょい体重が増えてたかなあ、ってあたりが敗因ですが、翌日以降、脚が痛いということ
もなく、着実にベアフットラン、すなわち、つま先着地走行が身についてきたかなと実感し
ています。今シーズン、これでマラソンは終わりですが、トライアスロンシーズンに向けて
練習量を維持していこうと思っています。
(大会開催日:2013・1・27)
第三六一号
2013淡路島バイク合宿に初参加!
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2013年2月5日
AAC会員
小谷 信雄氏 |
はじめまして、今年1月に入会させて頂きました小谷信雄と申します。尼崎市生まれ、
尼崎市在住の49歳のおじさんです。週末に、クロスバイクで大阪、京都へサイクリン
グする程度の私が、なんと無謀にも ”合宿楽しそう” というイメージだけで「2013淡路
島バイク合宿」に参加してしまいました・・・。
2013年1月26日(土)朝5時起床し、窓から外を見るとまだ夜の明けない暗闇に、公園
の大きな木が強風に大きく煽られているのを見て、「これで合宿大丈夫?・・・」
6時に車で高椋氏に迎えに来てもらい芦屋7時集合、そこから宗政夫妻、細野氏と合
流し、いざ!淡路島へ出発です。前日からの天候は回復せず最悪で、明石海峡大橋
の上では強風で車が煽られ怖い思いをしました。また、高速を降りてから海岸線に出
ると海は大きな白波が立ち車は潮をかぶりながらも何とか合宿所に到着しました。
今日は寒く強風なので自転車に乗るには危ないので午前中は・・・
バイク講習(宗政氏×2)
1、ラン 宿→寿司屋コース(中川氏、細野氏、脇本氏、村田氏、片岡氏)
2、ラン 宿周回コース(高椋氏、小谷)
3、バイク講習(宗政氏×2)と、3グループに分かれて練習しました。
ラングループはランニングの途中で見つけた長い滑り台で、皆さん童心にかえって楽
しんでいました。12時に寿司屋で昼食タイム。お腹も空いていたのでおいしくいただ
きました。詳しくは写真を見てください。
帰りは1ランの皆さんは宿までランニングです。私は車でお帰りです。皆さん元気です!
午後はまだ風が強いですが、山間部での10kmランニングコースを無理せず走ること
になりました。走ってみるも、場所により強風に煽られ危ない為早々に切り上げて帰
ることとなりましたが、本日の活動記録に正福寺の看板前で ”ハイポーズ。
夕方には女性陣に同行してスーパーに夕食の買出しに行きました。今夜のメニュー
はキムチ鍋と寄せ鍋です。やっぱり寒い日はお鍋が一番です。(写真集の中でも皆
さん楽しくされてる様子が見れますよ!) おいしくいただきました。
食事の合間に片岡氏、村田氏にAACから表彰状が贈られました。皆さんすごいです。
皆さんお酒もたくさん飲まれほろ酔いかげんで楽しくされていた頃、8時より本館でパ
フォーマンスショーがあるとのお誘いに皆で参加です。すでに会場には多くの宿泊客
が来られていました。私たちは空いてる席に座り、さすが宗政氏は積極的に前列に
陣取り写真集投稿へ貢献して頂きました。
3人のダンサーによるベリーダンス。男性パフォマーによるロボットダンス。考えられな
いような動きで会場を驚かせていました。これもちょとしたサプライズでしょうか。
宿に戻り今度は第二のサプライズです。宗政夫妻へ皆さんから結婚お祝いのケーキ
がプレゼントされ、脇本氏司会によるケーキ入刀に皆さん大盛り上がりでした。
皆さんに祝福され宗政夫妻も感激されていました。
さていよいよ皆さんお楽しみのカラオケタイムです。日中の天候不良でバイクにあまり
乗れなかったストレスがここにきて発散され、深夜に渡り歌い続くのでした・・・
2013年1月27日(日)今日は昨日より風も弱まりまずまずの天候です。中川氏より本
日は郡家から海岸線西側へ南下し慶野松原で折り返しする60kmコースとのこと。
朝食をすませ準備していよいよ合宿らしくなってきた感じです。
中川氏先頭でいざ出発です。宿から出て500〜600mほどで海岸線に出ました。風は
少しありましたが、昨日の天候から見れば全然OKです!天気も良く風は冷たいです
が右手に見える瀬戸内海はとても青くきれいで爽快感満点です。途中、反対車線を
走るライダーを見かけ寒い日でも好きな人は走るんだなーと思った。淡路島海岸線と
いえどそこそこにアップダウンがあり、先頭をゆっくり走ってくださっている中川氏に付
いて行くのがやっとの状況で慶野松原に到着。ローソンにて15分ほどトイレ休憩を入
れた。折り返し地点近くで南あわじのあの風車群をバックに記念撮影。皆さん楽しん
でますよ〜
帰りは脇本氏が先頭です。後方より「脇本さん先頭やば〜い!」との声が!案の定
あっという間に私ははるか彼方に離されてしまいました。往きに眺めていた海なんか
に見とれている余裕もなくヘロヘロで帰ってきました。皆さん早々にバイクを片付け宿
でゆっくりおくつろぎです。どんだけ早いねん!!私も早く走れるようにもっともっと練
習しないと・・・ お腹もぺこぺこで昼食のカレーライスをおいしくいただきました。
そろそろ帰る時間となり、高椋氏、細野氏と三人で帰宅です。途中淡路サービスエリ
アで奥様にお土産を買って帰りました。(気持ちよく次回参加願って・・・)
無事、芦屋に到着。車に荷物を乗せ換え、お借りした車をパーキングに置き、高椋氏
に自宅まで送っていただきありがとうございました。
今回、「2013淡路島バイク合宿」に参加に於いて、皆さんには大変お世話になりまし
た。また、ご指導頂き楽しい合宿を体験することが出来ました。
ありがとうございました!次回はもっと走れるようがんばって練習ですネ!
(合宿開催日:2013・1・26〜27)
第三六〇号
カーフマンジャパンデュアスロンに参戦して!
|
2013年2月1日
AAC会員
川崎 潔氏 |
AACの皆さん、お久しぶりです。前回の投稿は確か
2010年の丹後ウルトラトライアス
ロン(
S6km B310km R84km)でしたから、2年以上経過しました。
自分はこの2年間マラソンをせずに、バイクばかりやってきました。
自転車レースにもかなり参戦したのですが、基本的にドラフト状態が怖いので、ヒル
クライムや、サイクルエンデューロが中心です。そんなレースを転戦する中で痛感した
のが、自分の自転車技術の未熟さです。どのレースに出てもほとんどビリで、落ち込
む事の連続でした。
しかし最近カーフマンデュアスロンに参戦しだしてから、少し希望の灯りが見えてきた
ような気がします。カーフマンは第1ラン5km、バイク30km、第2ラン5kmのレース
です。
トライアスロンの水泳の代わりに第1ランがあるので、水泳が嫌いな人に
最適な競技といえましょう。
カーフマンの正式名称は、「カーフマンジャパンデュアスロングランプリシリーズ」で、
今シーズンは2012年10月28日の東北ステージから始まり、2013年2月10日の
九州ステージまで、日本全国6会場にわたって開催されています。各ステージとも年
代別3位まで表彰され、賞状と地元の特産品等の豪華賞品がもらえます。
さらにエージ優勝者には10ポイント、2位には8ポイント、3位には6ポイント、が与え
られ、6ステージ終了後に合計ポイントが高い人から各エージ上位3人に「デュアスロ
ン世界選手権出場資格」が与えられます。今年の世界選手権は8月にカナダのオタ
ワで開催されると聞いています。
このあたりのシステムはトライアスロンのJTUエージランキングと同じですね。
今シーズンは2月3日締め切りの「九州ステージ申し込み受け付け」が最後です。
ただ5月5日に特別にチャンピォンシップ大会が予定されています。この特別大会は
例年、長良川の木曽三川公園で開催され、通常のエージ獲得ポイントにボーナスポ
イントが加算され順位が大きく変動します。それまでの各ステージに参加していなく
ても、長良川でエージ優勝すれば、一挙に世界選出場資格を得ることも可能です。
AACの皆さんのなかでも、バイクを向上させたいという方、またスリリングなレースを
お好みの方には、一押しでお勧めできる大会だと思います。
また参加料も初回7
,350円、2回目から6
,300円と比較的安いです。
(最近の大都市マラソンでは1万円を超える参加料が当たり前ですからネ!)
さらに団体戦の部もありますから、もし来シーズンに「チームAAC」で何人か参
加すれば、個人戦プラス、団体戦で2重に楽しめますヨ!
以上、「熱く燃える最近のデュスロン界」のレポートでした。
第1ラン 21分01秒(53位) バイク57分03秒(64位) 第2ラン 21分58秒(33位)
合計 1時間40分02秒 総合 116人中50位 年代 7人中2位
(大会開催日:2013・1・20)