2012年8月20日 AAC会員 本地 敏行氏 |
乗用車 自宅→吉野(吉野山観光駐車場)
奈良交通バス 天川川合→近鉄 下市口駅(1110円)
近鉄電車 近鉄 下市口駅→近鉄 吉野(270円)
近鉄 吉野駅→吉野山観光駐車場 徒歩
乗用車 吉野(吉野山観光駐車場)→自宅
道具 水(1.5Lと予備2.1L<100均商品>)
レスキューシート、ホイッスル(滑落時の救難用)、方位磁石、クマ鈴、
アーミーナイフ(10得ナイフ)、ヘッドライト(予備電池付き)、
ファーストエイド用品(テーピング、絆創膏<特大、小など>)
着替え、タオル、雨合羽
食事 おにぎり、どらやき、飴、菓子、チョコ、ゼリー状栄養剤、粉体栄養剤その他
総重量 7.6kg
ルート 吉野山観光駐車場(標高200m)(3:15)→高城山→青根ヶ峰→四寸岩山(1235m)→
百丁茶屋跡(5:30)→大天井ヶ岳(1438m)(6:13)→五番関(女人結界)(6:30)→
洞辻茶屋(7:15)→西ノ覗→山上ヶ岳(1719m)(7:45)→小笹宿(8:10)→阿弥陀ヶ森
(女人結界)(8:30)→小普賢岳(9:00)→大普賢岳(1780m)→国見岳→七曜岳(1584m)
(9:50)→行者還岳(1546m)→行者雫水(10:30)→奥駆道出合(11:30)→弁天ノ森(11:45)→
弥山(1895m)(12:30)→八経ヶ岳(1915m)(12:50)→弥山(1895m) (13:00)→
狼平避難小屋(13:40)→栃尾辻(14:30)→(ゴール)天川川合(600m)(15:35)
ルートラボ計算 上り 3254m 下り 2961m 道のり 48km
7月8日。梅雨時期だったため、計画実行日に近づくと週間天気予報を毎日確認し、奥駆開催の
日を検討していた。6月、7月に計画した一番の理由は3つあり、気温がまだ高くないこと。夏至
に近いため、日の出日の入り間(太陽が出ている時間)が長いこと。(道中で迷った場合、日の入
りが遅いため戻ることもコースを変えることもできるため。)最後に時期的に雨天日が多いため、
コース途中の水場が枯れる可能性が低いことでした。今回の計画は当初、公共交通機関の利
用を考えていました。JRの始発に乗り、途中で近鉄電鉄に乗り換えて 近鉄 下市口駅を降りる。
そこから奈良交通バスを利用して、天川川合のバス停で下車し、山中へ入ることを計画していた。
しかし、この計画では一番早い時間で天川川合のバス停に到着するバスでも朝の9時になる。
近畿最高峰の八経ヶ岳を越えて 吉野までの全48kmの工程を10時間(19時下山計算)で走り
きることは事故を想定した場合、難しいと考えた。よって、夜の0時30分に急遽 自動車で吉野
に向い、吉野山観光駐車場を4時スタートできる段取りを取る計画に変更することにした。車に乗
り込み、阪神高速を利用し、五条付近(2時半くらい)を走っていると寝不足気味(全く寝ていなか
った)のため、体全体に異常なむくみを感じ始めた。このまま強引に進み、吉野山観光駐車場に
到着し、1時間だけ仮眠してからトレイルランに出発することは 危険と考え、やむなく今回の計
画を取りやめて、来た道を引き返すことにした。真夜中のドライブは気温も18度で、思いのほか
涼しい。空には大阪よりもたくさんの星も見える。帰りは阪神高速を利用しなかったが、渋滞なく
家まで走ることができ、気持ちのいいドライブとなった。後日、時間に余裕を持って出発できる日
を考えることにした。
7月15日に改めて練り直した大峯半縦走の計画の実行を考えた。計画の日の前夜は、20時に
就寝し、真夜中の0時30分に起床して、準備した荷物を車に乗せて出発する。大阪市内は阪神
高速道路を使わずにひたすら下道だけで吉野へ向かった。運転中に感じたことは真夜中という
のに、街のいたるところに人がいて、改めて都会の夜は眠らないことを実感できた。吉野に行く
ことは 今回初めてだったので、吉野山観光駐車場の場所を探すのに時間がかかった。近鉄吉
野駅からだいたい100m高台に駐車場があり、丁度吉野山の観光地の入口に位置していた。
近鉄吉野駅から歩くと、九十九折(つづらおり)の坂道を歩いて登らなければならない。走った後
にバスと電車でここまで辿り付き、近鉄吉野駅を降りて この坂道を上がらなければならないと
考えると少し気が滅入る。15時10分に吉野山観光駐車場に到着し、トイレを済ませて5分後に
スタートをした。トレイルランを事故なく進めるため、日が出るまでは歩くことを自分自身の決めご
とにし、まっくらな山道を一人寂しくライトを照らしながら歩く。今宵は三日月のため森林下だと月
明かりもほとんど届かない。ライトを消すと見事に真っ暗となる。こんな時に限って、山の斜面の
茂みの中でガサガサと獣の動く音がよくする。暗闇のため見えないだけにとても気になる。背の
リュックにつけていたクマ鈴を手に持ち変え、必要以上に手で鈴を鳴らしながら進んだ。金峯神
社に4:00前ごろに到着したが、金峯神社に行くには吉野の人里から少し離れて山道(コンクリー
ト道)を少し歩かなければならない。有名な「トレイルラン大峯奥駆縦走大会」のスタート地点は
この金峯神社の鳥居あたりと知ってさらに驚いた。
四寸岩山の手前辺りでようやく空が明るくなり始めたので、手に持っていたライトをリュックにい
れ、5分強ほど休憩した後、コース状況によって走るようにした。今回のトレイルの基本走行につ
いては芦屋浜のトレイル練習会と同じで、上り坂を歩き、平地と下り坂を走る。山道を進んでいる
と目の前に大きな山が見え始めた。山へ向かう手前にある百丁茶屋跡で5分休憩して食料補給
を行なった後、その山(大天井ヶ岳)へ向かう。この山は思いのほか急勾配の上、鎖場や岩場も
多く、山道の幅も片足一つ分というところもあり、いっきに体力がなくなった。途中、農作業用の
モノレール沿いに山道が進んでいたので、そのモノレールを手すりがわりに使わせてもらった。
体力も相当奪われ、先の距離(工程)に不安を感じる。どうにか大天井ヶ岳山頂に着くと、急な下
りが待っていた。その上、厄介なこと は、木々が張り出す根が山道上を覆っていることでした。
木の根に足を滑らせてヒヤヒヤさせることが多かったが、転倒せずに踏みとどまることができた。
大天井ヶ岳をなんとか下りきったところに女人結界の門があったので、そこで5分弱ほど休憩す
ることにした。その先は洞辻茶屋までいっきに走る。洞辻茶屋では数人の登山者が休憩してい
た。洞川から上がってくる人と合流するためと考えられる。ここから山上ヶ岳までは、すれ違いの
登山者の掛け声は、「こんにちは」「おはようございます」ではなく、「おまいり」だったので、違和
感のため、初めの数人には「おまいり」とは答えることができなかった。洞辻茶屋を過ぎるとすぐ
に陀羅尼助小屋が2つ続き、先の山上ヶ岳までは山道もとても整備がされ ている。勾配の低い
階段や石段などはとても歩きやすい。行き来する人も多いため、長い木製の階段や鎖場の上り
では大渋滞が起こっている。私は見た目で足が速いとわかるようで「特急電車来たで」と道を譲
ってもらうことができた。西ノ覗で崖下を見せてもらい、山頂の神社で10分休憩。山上花畑と書
かれていたので看板につられて行ってみたが、広い山頂には花はなく、一面笹葉で覆われてい
るのみ。奥駆道への道を見失ったので、一度お寺まで戻り、奥駆道を探し出して先へ進んだ。
山上ヶ岳を過ぎると登山者とは出会わなくなった。山の景色も六甲山とは違い、倒木や生えてい
る木々の幹にはコケがびっしりと付いている。中にはツキヨダケ?が生えているブナの倒木もあ
る。この場所に生えている木々 は環境に適用するため、外界とは形が違うように感じる。和佐
又山との辻に近づくと若干のハイカーと出会うことができた。出会う人の装備はすべてキャンプ
泊仕様の人ばかりで驚いた。大普賢岳辺りは八経ヶ岳までのコース中 一番険しいと感じる。
鎖場が多く、細い山道の上、滑落に注意しながら確実に足を踏み出さなければいけない場所が
多い。険しい分 雄大な景色(水太覗など)や七曜岳など山頂からの展望がいい場所もある。
標高も高いため、吹き抜ける風も寒いくらいだ。
山上ヶ岳を越えて少し進んだ場所にある小笹宿では水の補給ができることを知っていたが、どこ
の水を補給していいのかきちんと調べておらず、安全を考え、小笹宿の近くを流れる小川の水を
数度飲むだけにしておいた。(後から確認すると小笹宿の前を流れる小川の水が飲料可能にな
っていた。)小普賢岳あたりで背に積んでいる残りの水残量が1Lを切り、少し不安になってきた。
これだけ深い山の中なので、飲料が1Lを切ると少し不安になる。先の行者雫水ではリザーブも
含めて満タンにする必要がある。幸い梅雨シーズンのため、コース上の水場が枯渇することはな
いだろうと推測してこの時期を選んでいる。もし給水できなければ、弥山小屋で1L 100円で補
給となる。もし、弥山小屋が閉まっていた場合は、水不足のため遭難となってしまう可能性もある。
その場合、八経ヶ岳までは行くことができず、途中でしかたなく下山して近くの水場に避難するこ
とも考えないといけない。
今回、とても勉強になったことは、リザーブタンクやペットボトルなどに給水することは余計な重量
を背負うことになり、走行の邪魔になるが、深い山では給水マークがついていても諸事情で給水
ができないことも想定されるため、給水ができるところでは必ず満タンまで飲料水を補給したほう
がいいということでした。
一応、行者雫水で給水できないことを想定して水の使用を極力控えて山道を進む。周りの景色は、
崖や勾配のきついところに作られた足場の狭い山道、それらを過ぎると尾根伝いで平坦な場所
になるが、中には道が泥沼化しているところもある。誤って踏み込んだなら、靴が隠れるまで泥
の中に泥没してしまう。今回、2度泥の中に靴が泥没してしまった。内1回は泥の中に靴を残して
足がスッポ抜けてしまった。靴を取り戻すために泥上を歩いたため、靴下まで泥にまみれてしま
った。それからは道が泥沼になっていると思わしき場所では コース脇の草の上を走ることにした。
巨岩やコケの多い景色、ところどころに銅像や木々の根元に札が供えている風景(75箇所ある
なびきの場所?)、祠なども 多くあり、深い歴史を感じることができる。
行者雫水に到着したころには水は約500mlとなっていた。まずはたくさんの水を飲み、次に背負
っているリュックの中のタンク(2つ)に水を合計3リットル弱補給し5分ほど休憩を行なった。補給
最中、これまでの道中で追い抜かした人が私に追いついたので少し話をすることができた。その
人はここから弥山まで行き、そこで宿泊する予定にしていることを教えてくれた。ここでは水を多
く給水すると重くなり先の工程に支障をきたすため、500mlのペットボトルを満タンするだけで、
後は今飲めるだけ飲むようでした。私は吉野から来たことを伝え、下山後電車とバスで吉野へ
帰ることを伝えると少し驚いているようでした。行者雫水は 冷たくて美味しかったが若干ゴム臭
いようにも感じた。(水の出口にゴム管を使用していたためと考える。)たくさんの水をいれたリュ
ックを背負ったため、水の重さを感じる。ここから弥山まで2時間で到着できると想像している。
弥山に着くころには12時まわっている。日も高くなってきたので、日差しも暑く感じるようになって
きた。ここからも引き続き 尾根伝いのため、急勾配はないが、小高い丘のような尾根をいくつも
やり過ごすことになる。ところどころに湿地のようになった道があったのでそれ らをよけながら進
む。小高い丘(尾根)は疲れきった足には堪えるため、ついつい歩いてしまう。
理源大使像をすぎると高低差300m強の弥山への急な上り坂に差し掛かる。この上り坂はさすが
に堪えた。20歩〜30歩歩くたびにその場に立ち止まり息を整える。弥山への道は人気コースの
ようで整備されており、勾配の低い木製階段が数百メートルも続いている。この道は通常の荒廃
した登山道よりも歩きやすい。(荒廃した登山道の階段は、金属のブイを用いて丸太を斜面に固
定させているが、その丸太が朽ちてしまい、金属のブイだけが残ってしまっていることが多く、残っ
たブイに足を引っ掛けやすくてとても危ない。)ただ この木製階段もアイゼンを用いる登山者が
原因で摩耗(劣化)が進んでいるところが幾つかあるのが残念でした。時間的に上から降りてく
る登山者がとても多い。階段と山道とを何度か繰り返すと山の上 から発電機のような音が聞こ
え始めた。見上げると三角屋根の弥山小屋が見え、ほどなく到着することができた。弥山に来る
途中、アンチドートリザーバー(モンベルの商品)の飲み口を木に引っ掛けて落としてしまったた
め、水漏れが激しくなり、ここに来るまで水をかなり消費してしまった。水の残りは1L強くらいと
なっている。弥山では水を1L 100円で販売されている。これを目当てにしていたが、山小屋の
売店はしまっている。(実は勘違いで、閉め切り側の扉に手をかけたためでした。)10分程度休
憩をした後、残りの水の量を考え、八経ヶ岳に進むべきかそのまま下山するべきかを悩んだ。
せっかくここまで来たことを考えると、八経ヶ岳に進みたい。八経ヶ岳を下山し、もう一度弥山に
戻った時に山小屋が開いているかもしれないと思ったからでした。八経ヶ岳までの山道は山鹿
の影響を防ぐために弥山とのコルを少し過ぎた辺りから扉付きのネットが張られていた。(六甲
山の魚屋道上のゴルフ場近くにある猪用の扉(高さが2倍)に似たもの。)柵をすぎるとオオヤマ
レンゲなど珍しい様々な植物が生えていて今までの登山道とは 違う景色でした。鹿に食害され
たが、本来はここに生えている植物がこれまでの登山道にも生えていたのだろう。多くの登山
客はカメラを片手に花や木々を撮影している。八経ヶ岳山頂では雲や霧も晴れ、遠くまで景色を
望むことができてとても気持ちがよかった。(ただ、この場所は妙にハエが多くて驚いた。)
少しの間(5分くらい)、休憩し、また弥山へ戻ることにした。山小屋の売店が開いていることを願
ったためでした。水の量が残り1Lで天川川合までの12kmを降るにはすこし不足気味と感じる。
もし下山中に何かあったときは対処ができないため、水がほしくて、もう一度売店へ向うことにし
た。さっきとは逆の扉に手をかけると扉が開いた。扉の先にはご用の方は呼び鈴を押してくださ
いという張り紙とボタン(呼び鈴)があったので、押してみると奥から宿の人が出てきてくれて ほ
っとした。水を1L100円で購入し、「ありがとうございます」と2度いい、10分弱程度休憩した後、
大峯山系を下り始める。(もし、トレイルランをされる方がいるなら、私自身、今でも弥山から天川
川合までを走りきるには給水2リットルが必要と感じている。)狼平小屋までは勾配の低い階段
が途切れることなく続くため、普通の山道よりも速いペースで下ることができる。狼平小屋で若い
登山者に会い、少し話をすると彼は朝に天川川合を出発し、ここまで登ってきたようでした。弥山
小屋で宿泊予約をしていないため、宿泊できなかったことを考え、この狼平小屋を宿泊場所にし
て後日弥山へ向かうらしい。弥山はこの時期は人気なのだろうか?この狼平小屋の横を流れる
川は煮沸等させなければ、飲み水には 適していないが あるトレイルランをする人の書いた記
事ではこの水を汲んで生のまま飲んでいた。場合によってはお腹を下したりするのでしょうか?
狼平小屋のすぐそばにかかる橋を渡り、少しの上り勾配を進むと、明星ヶ岳と下山道との合流す
る地点(高崎横手出合)に到着する。途中、いくらか上りの登山者と出会うが、弥山から天川川
合までの下山中に同じ下山に出会うことがなかった。今の時間を考えると登っている人たちは弥
山などでの宿泊が目的だろう。高崎横手出合からはうんざりするくらい長いくだりが続く。木々の
中を走っているが、標高が下がるにつれ、気温が高くなるのが肌でわかった。最後に上りの登山
者に出会ったのは栃尾辻の少し手前で、2人組の彼らはコースアウトしかけている状態でした。
私が走ってくるのを確認し、道を間違えているのを理解したようで、コースを修正していた。栃尾
辻の避難小屋には扉がなく、今 までの小屋と違い、中に入るのも少し抵抗があるくらいに寂しい
ものでした。栃尾辻を過ぎ、車道やヘリポートを過ぎ、少し進むと車の走行音や川の水音が聞こ
え始めた。里の気配を感じ、ようやくうんざりするくらいに長い下山道に終止符を打つことができ
ると感じた。登山口に出るまでの500mくらいは階段が続き、疲労した足にはかなり堪えたが、
住宅地に出るとほっとした。登山口から左手方向に役場があり、そこにキレイな公衆トイレがあっ
たので、体を拭き、着替えを済ませる。ここからバス停までは500m程度歩かなければならない。
村の観光案内所前がバス停になっており、バスを待つ15分間 靴紐を緩め、靴下を脱ぎ、泥で
濡れた足を乾かした。奈良交通バスに乗り込み60分弱のバスを過ごすと、近鉄 下市口駅につ
いた。バスを降りるとうんざりするくらいに暑い。駅の空調の聞いた待合室に座り、30分電車を
待ち、終点の近鉄 吉野へ向う。時刻が18時のため終点の吉野駅で降りるのは私一人でした。
駅を出て、九十九折の上り坂を上がり、駐車場へ着くとようやく今回のトレイルランを無事に終わ
ったことが実感できた。本来は1時間くらい早くこの近鉄吉野に帰る予定で、帰りの途中に売店
などでいろいろと土産物を物色したかったが、予想以上に奥駆道に苦戦を強いられたため、車に
着い たのが18時30分でした。帰りは大阪までを下道で走り、その後は阪神高速を使い、家に
到着したのは20時30分でした。
第三三八号
日和佐うみがめトライアスロン10連覇達成回想記!
2012年8月16日 AAC会員 阪本 一雄氏 |
2000年の第1回大会300名から回を重ね、今回は700名の参加大会になりました。
この間2006年に由岐町と合併して日和佐町から美波町に変わりました。
スイムコースは、うみがめも上陸するほど最高に綺麗です。
バイクは、ショート大会としては坂道、カーブと変化にとんだキッイコースです。
平成13年9月2日の第2回大会に初参加し、平成24年7月15日第13大会まで12
回連続出場してきました。エイジ65〜75才の12年間よくぞ頑張れたと思います。
成績は1位11回、2位1回を挟んでいます。
タイムは年齢を重ねる度に段々と遅くなり寂しい限りです。
初めの頃は、エイジーの参加は15〜16名でしたが、70才をすぎると3〜4名になり、
75才の昨年よりライバルがいなくなり、力が入らずタイムは落ちる一方です。
2年つずけて自己ワーストタイムで残念です。
80才に成るまで頑張れればと思います。今後とも宜しくお願いします。
(大会開催日:2012・7・15)
第三三七号
『初トライアスロン』ハワイトライアスロンin湯梨浜大会!
2012年8月12日 AAC会員 丸岡 あゆみ氏 |
2012年7月12日 AAC会員 細野 英一氏 |
2012年7月5日 AAC会員 古橋 一哉氏 |
今年で5年連続5回目の参加となりました。2回目の参加となった2009年の自己ベス
トを記録後、年々、タイムが悪くなり、昨年は、12時間11分44秒という自己ワースト
記録を更新しました。その後に参加した、ウルトラマラソン(村岡)、フルマラソン(福知
山)ハーフマラソン(三田)とことごとく、ここ数年のワースト記録を更新しました。
本年度は、1月からジムやマラソン大会で知り合った方々と一緒に走るようになりまし
た。結果、1月の10q、2月のフル、4月のハーフと、徐々にタイムが良くなりました。
やや慢心した結果、4月のフルは、また、タイムが悪くなり、反省して5月は走り込み
をして、何年かぶりに、月間走行距離を250q以上走りました。6月には、更なるレベ
ルアップを目指し、AACにも入会しました。大会直前までに250q以上の走り込みと、
疲労を残さないように、練習強度や体調管理にも気をつけました。
今年は、更に体調管理のため、金曜日に北海道(札幌)に入り、土曜日の朝に大会
直前の刺激ランをして、北大でインターバルトレーニングも実施してから、湧別に移動
して受付をしました。今年は5回目にして初めて、テントでの宿泊ではなく、ランニング
の師匠の知り合いのご自宅に泊めていただきました。就寝前に、師匠と明日の打合
せをした結果、気温が上がらないことが予想されたので、自己ベストの更新、昨年の
タイムより3時間短縮、サブ9の3つの目標達成を目指して1q5分で走れるところま
でつっこみ、ペースが維持できなくなっても最後まで粘るというシンプルな作戦で挑む
ことにしました。
当日は、予想とおり天候に恵まれました。スタート直前に、知り合いとエール交換をし
て、気合を入れて5回目のサロマに挑みました。ややオーバー・ペースでのスタートと
なりましたが、40qまでには、トイレ小2回を含んでも1q5分以内のペースが維持で
きました。スタート時の霧雨の影響でお腹が冷えたのか腹痛があり、計呂地でトイレ
大で時間をロスしました。結果、40〜50q区間は1q5分以上となりました。ここで、
心を折ると一挙に遅くなるので、粘ることを忘れずに、走り続けました。それでも、徐々
に遅くなりましたが、70q通過タイムが5時間52分24秒という好タイムだったので、
このまま最後まで粘れれば、鶴雅リゾートのおしるこを食べる余裕があることがわかり
ました。おしるこを食べて、ワッカに入り、80q地点でサブ9まで残り2時間以上あった
ので、毎年、タイムが極端に悪くなりますが、1q6分のペースで粘れば目標達成で
きることがわかったので、1qことの表示のたびにラップを確認し、ペースを維持してワ
ッカを走り切りました。残り2qも安心せずにペースの維持というよりはペース・アップ
する気持ちで(実際は維持するだけでしたが)ゴールを目指しました。いつもゴール手
前で、札幌のランニングクラブののぼりを持って応援してくれる仲間もいなく、ちょっと
寂しい気持ちもありましたが、8時間45分31秒(順位:45/326)で無事完走しました。
今年は、天運に恵まれ、サブ9を目指すには千載一遇のチャンスだったので、目標達
成ができてとても良かったです。
(大会開催日:2012・6・24)
第三三四号
や っ ぱ り 5 連 覇 を 達 成 し た い !
2012年6月23日 AAC会員 松田 英子氏 |
2012年6月18日 AAC会員 谷口 幹雄氏 |
2012年6月9日 AAC会員 千原 昇氏 |
2012年6月5日 大阪市在住 H・Y氏 |
2012年6月1日 AAC会員 山上 達也氏 |
新入会の山上でございます。初トライアスロンで、丹波ファインキッズトライアスロンへ
参加致しました。ジュニア部門に参加する息子と親子参戦になりました。距離も短くリ
ラックスして望めました。
苦手のSWIM(400m)は10.5min程でほぼ最後尾でのSWIM UP、BIKE(20km)は乗り始
めに手間取りましたが除々に加速し、Ave32km/hで37.5min、RUN(5km)も走り始めに
足が回らず、除々にペースが出来ましたが、Ave5.5min/kmで27.5min。
トランジション1min32secを加えて、1hr17min02secで完走。21位/28名の結果でした。
先ずは、完走で良かったと思います。
来年は、9min程度でSWIM UP、BIKEを35km/h、RUNを5km/minで、トランジションを
少し早めて、1hr10minを切りたいですね。
その前に、今年は、オリンピックディスタンス(ショート)レースにも挑戦しますので、よろ
しくお願い致します。
(大会開催日:2012・5・27)