第二六九号

           “サブスリーランナー”というより“オンスリーランナー”
2011年3月11日
AAC会員

堀内 信弘氏

       皆様こんにちは! もう三月だというのにまだまだ寒うございますなぁ。。。 (≧∀≦)
       さて、今シーズンは何を血迷ったか5本ものフルマラソンにエントリーした小生だが、
       始めからファンランと決めていた奈良マラソンと途中で投げてしまった加古川マラソ
       ン以外の大会ではすべて3時間±1分未満と、ほぼ “3時間” に記録は集中した。

       毎回死に物狂いで力をだしきって走るので、このような近似値のフィニッシュタイム
       になるのだろうが、これら三大会のデータから、小生は “サブスリーランナー”という
       より “オンスリーランナー” (ジャスト3時間ランナーの造語 ^ ^;)であることに気づか
       された。

       先シーズン初サブスリーを達成してからというもの、マグレの一発屋でないことを証
       明すべく再度サブスリーで走ることを目標としてきたが、考えてみればそれは初めて
       のサブスリーを達成するまでに抱いていた『もっと速く走りたい!』という強い意思と
       は異なり、『3時間さえ切れればそれでいい。』 というネガティブなものとなっていた。

       さらに今シーズンは効果的なペース走のためのAT(無酸素運動にシフトする閾地)
       や効果的なスピード練習のためのRCT(血中二酸化炭素濃度が増大する閾地)等を
       アシックス研究所で測定してもらい、それらを意識した練習を取り入れたり、ストライ
       ドの可動域を広げるため股関節のストレッチに力を入れたり、大会直前期に酸素カ
       プセルに入ったり…と、そのこと自体は悪いことではないかも知れないが、いかに効
       率良くサブスリーで走るかということばかりを追求して、本来あるべき本質的で地道
       な練習を怠っていたような気がする。
       (直近一年間の大会込み月間走行ave.も160km少々。)

       今シーズン、別大でサブスリーを達成した時点では福知山の3時間00分10秒とい
       う記録の雪辱を果たしたような気分で悦にいっていた面もあったが、東京でまたして
       も3時間00分43秒という記録をだしたことで、大いに考えさせられることとなった。

       3時間で走る能力しかないから僅か数十秒でサブスリーを二度も取り損ねた訳で、
       もう少し努力しておれば三本ともサブスリーで走れていたかと思うと急に悔しくなった。

       しかし先シーズンサブスリーを達成してからというもの、モチベーションはかなり低下
       していたので、ここで “悔しい” という気持ちが湧いたことは喜ばしいことかも知れない。

       この気持ちを糧に、来シーズンまだまだ進化するランナーになれるよう精進しよう!



第二六八号

                    今シーズンを振りかえって!

2011年3月10日
AAC会員
大村 美佳氏
>
     今シーズンのレースも先日の篠山マラソンを走り終え、無事に終了すること
     ができました。昨年のちょうど今頃にこのAACに参加させて頂き1年が過
     ぎました。振り返ってみると色々な事に挑戦させて頂いた1年間でした。
     カヌーアスロン、ウルトラマラソン、トレイルラン、六甲山全山縦走・・・

       どれも1年前まではまさか自分が挑戦するとは考えもしていなかった事ばか
     りです。

     それまでは決まったコースをひたすら毎日走るだけの練習ばかりで、入会し
     た動機も「もっと早く走れるようになりたい!」という単純なもの。
     ところが仲間の皆さんはマラソン以外にも色々な事に挑戦されて、楽しそう
     にその話をされていて、ここで初めて「私にも何かできるかなぁ」と自分の
     可能性を試してみたくなりました。


     カヌーは悪戦苦闘しながらも漕げるように(?)なりました。「丹後100
     キロウルトラマラソン」では100キロという距離に怖いもの知らずで挑戦
     しましたが、完走することが出来ました。(大袈裟ですが、人生観が変わる
     ほどの経験でした。)トレイルラン、六甲山全山縦走は自然の中を走る楽し
     さを知りましたし、おかげで随分脚が鍛えられました。

     どれも楽しみながら挑戦した事でしたがそれが良いトレーニングとなり、達
     成感が自信に変わり、その結果として今シーズンのフルやハーフマラソンの
     自己ベストを更新させてくれたのだと思っています。

     中でもうれしかったのが先日の篠山マラソンで3時間40分を切れた事です。
     「自己ベスト更新」という欲もありましたが、意気込んで臨んだ加古川マラ
     ソンでの失敗をずっと引きずり、不安を抱えたままのスタートでした。途中、
     持病の坐骨神経痛の痛みがジワジワ襲ってきてどこまでもつのか冷や冷やし
     ました。決して楽なレースではありませんでしたが、初めて最後まで冷静に
     走れたような気がします。


        来シーズンもAACの皆さんと色々な事に挑戦しながら楽しく走り、早くも
     フルの目標を「3時間35分」(サブ3.5はもう少し先にしておきます。)
     と決めましたので、達成できるように頑張りたいと思っています。


        最後となりましたが、この1年間いろんな方が色々と助言して下さり感謝し
     ています。レース途中にはAACの方々やそのご家族の方が沿道で応援して
     下さった事も大きな励みになりました。ありがとうございました。

       これからもよろしくお願いいたします。



第二六七号

                泉州での初フル完走と篠山での撃沈!

2011年3月9日
AAC会員
久野 淳子氏

        思えば、AACの土曜練習に参加するようになって早7か月。220日の泉州国際
        市民マラソンにて、念願の(!)初フルデビューとなりました。

        ベテランのAAC諸氏には、どうってこと無いのでしょうが、フルマラソン未経験の身
        としては、42.195キロとはどんなものか全く未知数で、何をどうすればよいのやら見
        当もつきません。今までの10キロとかハーフとか30キロの完走とか、数少ない持ち
        ネタから「10キロまではこのペース、30キロ地点でこのタイムなら、4時間半の関門
        に間に合う」などと色々計画し、周囲からも「初めからトバすな」とアドバイスを受け
        てたのに・・・。

        号砲と共に全てが吹き飛んでしまいました。自分より若干ペースの遅い前の人たち
        を追い抜くうちに知らず知らずペースが上がってしまい気づけば10キロ地点で10
        ロレース並みのタイム。ハーフでもほぼ自己ベスト。このまま行けそうかな〜♪と思
        った途端に案の定失速。自分が抜いた見覚えのある人たちにどんどん抜かれて、
        「私ってバカぁ〜」。その後は「どこまで足が動いてくれるのか?」という恐怖心しか
        ありません。

        ただ、終盤直前までがフラットなコース設定だった事に救われたのでしょう。最後の
        難関、2つの橋越え往復ではメンバー達とすれ違えたのが幸運だったのでしょう。
        しんどいなりにも何とか走り続け結果はまさかのサブフォー。
        タイム34629にて完走することが出来ました。
        ゴールの瞬間は、この経験(初のフルマラソン)は一生に一度、今この時だけなん
        だ、と思いつき、勝手に目がうるうる。うるうるしたまま、振る舞いの豚汁をおいしく
        頂きました。

        そのたった2週間後の36日、無謀にも篠山ABCマラソンに参加しました。先に
        結論を報告すると、「撃沈」でした。
        まず、泉州の疲れが取れてませんでした。日常生活や、土曜練習では感じないも
        のの、やはり体の芯での疲労が回復できていなかったようです。スタート後、10
        ロあたりまでは快調だったものの、あっという間にガス欠。泉州での勢いが嘘のよ
        うに辛く長い道のりになってしまいました。

        それと、きっと自分の中にフルをなめてた部分もあったと思います。前回があまり
        にも上出来すぎて「今回もいける」と甘く見ていました。その結果のタイムは、グロス
        40418、ネット40020 。
        二つのレースを経験して得たことは、「自分の体力はまだこんなもの」という反省と、
        「こんな体力でも何とか完走は出来るものなんだ」という妙な自信(?)。

        この先、参加するレースではもっと色んな事があるのでしょうが、幸い私は一人で
        走ってる訳ではなく、AACという恵まれた環境の中にいます。今回の経験を一つの
        区切りスタートとして、これからもがんばって行きたいと思いますので、皆さんよろし
        くお願いいたします。
     泉州国際市民マラソン大会開催日:
2011・2・20
      篠山ABCマラソン大会開催日    :
2011・3・ 6



第二六六号

             シンドイけれど不思議な魅力のあるマラソン!
                  ===篠山でフルマラソン30回を完走===
2011年3月8日
AAC会員
片岡 由紀子氏

        走り始めたきっかけは、友達がダイエットの為に週2日朝走っているというのを聞
        いて、「えらいな〜私も走ろうかなぁ、でも目標がないと三日坊主で終わっちゃうな
        ぁ」と言うと友達が、「ホノルル行く?」と冗談半分で言って、私も冗談半分で、「行
        こっか(^o^)」と答えたことでした。 
        その当時私も友達も「マラソン」といえばフルマラソンしか知らず、その上ホノルル
        マラソンしか知りませんでした。(^^‘‘   そしてホノルルに向け走り始めたのが
        1996年7月15日でした。

        最初30分ジョグからスタートし徐々に時間を延ばし、60分走れるようになりました。
        その当時はまだ女性ランナー(私はジョガー)は珍しかったのか、近所を走ってい
        ると見知らぬおじさんに、「女の子が走ってえらいね〜」と言われました・・・。
        エライ???

        10月ごろ、「フルマラソンの練習で60分しか走らないのは少なすぎる」と気づき
        (遅い〜)、自分がどれくらいの距離をどれくらいかかるか計るため武庫川の河川
        敷に行き、報徳学園前から南に向かって7キロ先まで500mごとに距離表示があ
        るのでまず1往復14km走りました。(1時間45分)
        次は2往復しようとしたら、20km(2時間20分)で足が筋肉痛になり走れなくなり
        ました。
        その次は28km(3時間30分)、最終11月の終わりに35km(4時間43分)わた
        った一人で走りました。(今一人で35km走れと言われても無理です!)
        当時確かフルマラソンを走るには7キロを1時間が私のペースだなぁと思ったよう
        な・・記憶があります。

        そうして初マラソンから今日まで数々の大会に出てきました。
          1996.12.8 ホノルルマラソン 初フル 5:57:23 (スタート地点まで20分、
                  トイレに20分並んでもまだまだ後ろには人の行列。途切れること
                  のない応援にフルマラソンってなんて楽しいんだろうと思った素晴
                  らしい大会)

          1997.7. 6 鳥取大栄町すいかながいもマラソン 10km 1:07:17 (走り
                  終わった後すいか食べ放題♪コナンを書いた人の出身地?らし
                  くアニメ入りTシャツが参加賞でした)
              9.28 北海道全日本マスターズマラソン フル回目 4:58:53 (参加
                  者520人くらい?しかいなくて応援もほとんどいない、淋しい大会。
                  しかも雨でした・・・)
             11.23 尼崎シティ国際マラソン ハーフ 2:06:08

         1998.6.28  鳥取大栄町すいかながいもマラソン 10km 1:03:15 (速く走
                  ろうという気持ちが全くなく、ただ走ることが楽しくて完走できるだ
                  けで満足でした(~_~) 
              9.13 妙見山岳マラソン(兵庫県川西市) 5km 32:12 (坂しかなく
                  てとてもきつかった大会)
              9.23  ユニセフカップ西宮国際ハーフマラソン 2:07:26
             10.10 千里シティマラソン 10km 56:10くらい
             11. 1 淀川マラソン フル回目 4:53:01

         1999.3. 7 篠山ABCマラソン フル回目 4:38:32(30キロ地点で関門閉
                   鎖10秒前に通過!振り返るとロープをはりホントにきっちり閉鎖し
                   ていました、危なかった〜)
              4.18 ABC万博マラソン 5km 26:24
              6. 6 嵐山チャリティマラソン フル回目 5:34:36 (「一日だけ誰か
                  のために走りませんか?」だったかそのようなキャッチコピーにつ
                  られ申し込んだら暑いし片道2.5キロを8往複もするしんどい大
                  会でした。走ることで人のためになるならよかった。)
              9.12 妙見山岳マラソン 15km 1:45:42
             11. 7 淀川マラソン フル回目 4:49:08
             11.14 阪神クロスカントリー甲山森林公園 7km 52:43 (29歳以下
                  の女性が一人だった為、遅くても年代別優勝、表彰してもらい立派
                  な盾までもらう (^^♪ラッキ〜)
             11.28 尼崎シティ国際マラソン フル回目 4:10:01 自己ベスト♪

          2000. 1. 9 かんぽ健康マラソン 10km 51:15くらい
              3. 5 篠山ABCマラソン フル回目 4:20:31
              3.12 武庫川ロード記録会 5km 24:55
              4. 9       〃      ハーフ 2:04:23
              4.23 ABC万博マラソン 5km 25:04
              5.28 ユニセフカップ西宮国際ハーフマラソン 2:09:27
              6.25 ゴールドコーストマラソン フル回目 4:26:44
              8.13 武庫川ロード記録会 5km 26:57
              9.10       〃     10km 59:53
              9.17 くすのき駅伝 一人3km 14:50くらい
             11. 5 淀川マラソン フル10回目 4:40:03
             11.26 ユニセフカップ尼崎シティ国際マラソン フル11回目 4:20:04

         2001.3. 4  篠山ABCマラソン フル12回目 4:46:43

         2003.3. 2       〃     フル13回目 4:49:54

         2004.2.29 淡路島うずしおマラソン  ハーフ 2:13:0

         2005.3. 6 篠山ABCマラソン フル14回目 4:27:53
             11. 6 長居公園20kmロードレース 1:49:12
             11.23  福知山マラソン フル15回目 4:23:38

         2006.2.26 第14回おきなわマラソン フル16回目 4:43:26(沖縄に「沖縄
                  市」という市があることを申し込んだ後知りました。途中嘉手納基
                  地の中を走りました)
              3. 5 篠山ABCマラソン フル17回目 4:54:52
              4. 9 芦屋国際ファンラン ハーフ 1:50:39
             11. 5 大阪・淀川市民マラソン フル18回目 5:19:05(久々の5時間
                  台。淀川マラソンは平地なのに苦手)
             11.23 第25回川西一庫(ひとくら)ダム周遊マラソン ハーフ 1:59:41
             12.23 第2回宝塚ハーフマラソン 1:56:48

         2007.1.21 第15回高槻シティ国際ハーフマラソン 1:57:01
              2.11 神戸バレンタインラブラン ハーフ 1:48:01
              3. 4 第27回篠山ABCマラソン フル19回目 4:21:40
              3.18 千里国際チャリティラン 10マイル 1:17:31(マイルで言われ
                  るとイマイチぴんとこない大会)
              4. 8  芦屋国際ファンラン  ハーフ 1:45:11
             10. 7 芦屋浜潮風ウルトラマラソン☆☆☆  初 50km 
                  5:29:34(初めてフルマラソンより長い距離を走る。応援がホノ
                  ルルと同じくらい嬉しかった大会)
             11. 4 西宮国際ハーフマラソン 1:44:59
             11.23 第17回福知山マラソン フル20回目 3:58:20(ネット)  
                  やっとサブ4〜♪
             12.23 ニシ・スポーツ杯 万博クロスカントリー 10km 51:20
                  (芝生を走ったり、少しだけ自然を感じられるお気に入りの大会。
                  気軽に出られるからいい)

         2008.1.27 大阪ハーフマラソン 1:45:59
              2.10  神戸バレンタインラブラン ハーフ 1:40:55
              3. 2 第28回篠山ABCマラソン フル21回目  3:48:45
              3.16 千里国際チャリティラン 10マイル 1:19:27
              4.13 芦屋国際ファンラン ハーフ 1:45:46
              5. 3 第16回武庫川ユリカモメウルトラ70km 初70km 8:16:25
             10. 5 芦屋浜潮風ウルトラマラソン☆☆☆ 70km 2回目
                  7:54:19
             10.26 第20回ユリカモメ in 武庫川 50km 2回目 4:51:54
             11. 2 ユニセフカップ2008 西宮国際ハーフマラソン 1:49:00
             11.23 第27回川西一庫ダム周遊マラソン ハーフ 1:48:31
                  (12月6日 AAC練習会☆☆☆ 初参加(^o^)丿♪「高座の
                  滝」コースでした)
             12.23 ミズノ杯 万博クロスカントリー大会 10km 49:14

         2009. 3. 1 第29回篠山ABCマラソン フル22回目 3:45:11
              3.15 庫川月例マラソン 10km 47:50
              4.12 芦屋国際ファンラン ハーフ 1:43:32
              5.17 武庫川月例マラソン フル23回目 4:03:31(35キロすぎから
                  豪雨。河川敷なのでドロドロに・・・)
              6.21 第4回 隠岐の島ウルトラマラソン 初100km (^^♪ワクワク 
                  13:32:53 (長〜い一日でした(~_~) 
              9.27 くすのき駅伝 一人3km(1本目・・・真剣に走り 12:51  
                  2本目・・・仮装でも結構真剣に走り 13:48)
             10. 4 芦屋浜潮風ウルトラマラソン☆☆☆ 70km 3回目 7:08:30
             10.25 第21回ユリカモメ in 武庫川 50km 3回目 4:20:11
             11.15 第28回 川西一庫ダム周遊マラソン ハーフ 1:43:13
             11.23 福知山マラソン フル24回目 3:32:35
             12. 6 芦屋浜涼風エキデン 2010m 9:12   3350m 15:41  
             12.23 加古川マラソン フル25回目 3:25:06 うれしい3時間半切り♪

         2010. 1. 9 尼崎記録会 トラックで初めて 5000m 21:21
              1.17 第63回大阪実業団駅伝 一人 3.3km 13:19
              2. 7 木津川マラソン フル26回目 3:31:39(キロ4分40秒で入る
                  が後半ばてる〜)
              3. 7 第30回篠山ABCマラソン フル27回目 3:33:05(木津川の
                  失敗からキロ4分50秒で入ってもさらに後半ばてる〜〜〜(><))
              4. 3 芦屋浜涼風エキデン 3350m 14:07
              4.11 芦屋国際ファンラン 10km 45:07
              5. 3 ユリカモメウルトラ70km  70km4回目 6:47:45(中川師匠
                  に後一歩届かず〜〜さすが師匠は勝負強い!)
              5.23 第21回丹波市ファインキッズトライアスロン大会  初トライアス
                  ロン(スイム・プールで400m、バイク20km、ラン5km)
                  1:19:55(プールで溺れそうになる) 
              7.25 大阪国際TA舞洲大会 51.5km(S1.5km  B40km,R10
                  km) 3:17:22(ウエットスーツのお陰で何とか完泳)
              9. 5 第160回チームしらさぎTA練習会 51.5km 3:35:37
                  (またまたスイムビリであやうく先頭に1周抜かれてやめさせられ
                  そうになるがなんとか完泳)
              9.26 第1回潮芦屋アクアスロン大会 11km(S1km R10km)
                  1:14:24(今まではスタートしてすぐビリだったので初めて人並み
                  にバトルをちょっとだけ体験。)
             11.21 2010神戸全日本女子ハーフマラソン 1:33:18
             12.12 東山三十六峰マウンテンマラソン 初トレイルレース♪ 30km 
                  3:05:56
             12.23 第23回加古川マラソン フル28回目  3:16:54 
                  (自己ベスト(^o^) ウレシイ)

         2011.1.16 第64回大阪実業団駅伝  第2部 一区7.1km  28:46 
                  (まさかの1区!私が?すごく速い方々に混じりスタート前だけ
                  エリート気分♪)
              2.20 泉州国際市民マラソン  フル29回目  3:22:33 (15分切り
                  がまた遠ざかってしまった・・体重が重いと気持ちも重かった)
              3. 6 篠山ABCマラソン     フル30回目   3:24:25

        初フルに6時間近くもかかり、10年くらいルンルンランナーだった私が、3時間半
        を切るなんて予想もしなかったし、ましてや15分切りを目指すなんてほんの数年
        前まで思いもしませんでした。こんな亀のような私が大きな目標を持てるようにな
        ったのもAACに入ってみなさんと一緒に楽しく走っていただいたお陰です。
        そして何より入ってよかったと思うのは、先日の篠山マラソンの時もそうですが、
        すれ違う時「片岡さんがんばって!」と声をかけていただいたり、沿道から応援し
        ていただいたことです。

        マラソンは個人競技ですが、私はいつもマラソンを走っていると周りのランナーも
        ボランティアの方々も沿道で応援してくださる方々もみ〜んな仲間のように感じます。
        シンドイけれど不思議な魅力のあるマラソン。
        これからも皆さんと一緒に楽しく走っていきたいです。 (^ 0 ^)♪



第二六五号

                いわきサンシャインマラソンのご紹介!

2011年3月4日
AAC会員
鎌苅 滝生氏

       2月13日に福島県いわき市で開催された「いわきサンシャインマラソン」に出場した
       が、その紹介をします。いわき市のこと関西在住の者にはあまりなじみのない所であ
       るが、福島県の東端、太平洋に沿った浜通りの南東に位置し、福島県で最大の人口
       (約34万人)を持ち(東北地方では仙台に次ぐ2位)、工業製造品出荷額が県内第1
       位の工業都市である。1966年(昭和41年)に、当時の平市、常磐市、磐城市等14
       市町村が合併し、いわき市が誕生した。1994年(平成6年)にJR平駅がいわき駅に
       名称変更。東北地方では年間日照時間が最も長く、平均気温が最も高い都市で、こ
       れに因んでマラソン大会が「サンシャイン」と名づけられた由。いわき出身ランナーを
       紹介しておきます。箱根駅伝第5区で3年連続区間最高記録を樹立した「新・山の神」
       柏原竜二(東洋大学)がいわき市の出身です。

       サンシャインマラソンの概要
       今年が2回目の大会で、種目はフルマラソンの他に、10km、5km、2kmがある。
       フルマラソンは、定員4,000人で、東北地方では最大規模、制限時間は6時間。
       コースは陸連公認コースで、スタートはいわき陸上競技場(商業・行政の中心である
       平地区の南部)、ゴールは小名浜アクアマリンパーク(工業・海上交通の中心)。高低
       差は約60mで、スタート直後が下りで1kmから2kmまで上り、その後4km付近ま
       で下り、8kmで2度目のアップダウン、中間点直後にコース最大のアップダウン(福
       知山の最後の坂を上り・下るという感じ)、終盤の32km、36kmでアップダウンと、
       どちらかと言えばハードである。エイドステーションは、スタート・ゴールを含めて14ヶ
       所、水・スポーツドリンク・梅干・チョコレート・飴が用意され、後半はバナナ・おにぎり・
       アンパンが供給される。中間点直後の最大の坂を上り切った最もきつい地点で、トマ
       ト・イチゴで一息つけるという心憎いサービスもある。

       大会の運営と応援について
       スタート・ゴールが異なるので荷物を預けることになるが、この受渡しが非常にスムー
       ズである。殊にゴールではゼッケン番号ごとに仕分けられたカウンターに行くと既に
       係員が荷物を持って待受けており、全く待たされることがなかった。シャトルバスもほ
       とんど待ち時間がないほど頻繁に運行され、参加者には好評であった。エイドステー
       ションは、テーブルがたくさん用意され縦長になっており、コップが間隔をあけ置かれ
       ており、ランナーの接触や混乱もほとんどなく、これまた好評価である。荷物の受渡し
       とシャトルバスに関しては、昨年の第1回目の時、指摘をされたこともあり、今回は他
       の大会を参考に大幅に改善されているようである。ゴール地点での更衣場所が仮説
       テントのみで、かなり手狭であったが(屋外での着替えはあまりに寒いので不適)、改
       善の余地があるとすれば、これ位であろう。
       尚、ゼッケン、チップは3週間前に事前送付されるが、荷物預け用の袋を貰うために
       受付は必ず必要となっており、これも事前送付されれば有難いと思われた。(因みに
       静岡のしまだ大井川マラソンの場合、ゼッケン・チップ・荷物用袋が事前に送付される)
       応援はスタート・ゴール・折返しのみならず全体的に非常に多くの方が熱心であった。
       ブラスバンドやチアガール、和太鼓、更には大漁旗を振っての応援と、これも他の人
       気の大会に比べても遜色はない。
       全般的に運営は非常にスムーズで、用意周到な準備を行っている大会関係者の熱
       意が感じ取れ、市民挙げての応援も熱心で、私が参加した大会の中でもトップクラス
       のもの言えよう。ただ、開催日が2月の第2日曜日と、寒くて冷たい時期であることだ
       けが問題か東京マラソンの抽選落ちの人々の受け皿としての意味合いから、この
       時期の開催となっている模様である。

       レース結果の報告
       さて、私自身の結果は4時間8分30秒でした。スタート前から気温が低くて右脚に持
       病の痛みが出るのではと心配していたが、現実に風速6〜7mの冷たい風もあり、4
       キロ付近から脚に痛みが出始め、第1返し(16キロ付近)からは海岸沿いを走ること
       になり、そこから冷たくて一段と強くなった風がまともの向かい風となり、急速に体温
       が奪われることとなり、痛みがしびれを伴うものに変わり、18キロ地点からキロ7分
       を越える速度まで落ちました。34キロ付近の第2折返し以降は、追い風になり、気温
       も上がってきたようで汗もかなりかき、脚の痛みも和らぎ、何とか4時間を切れるよう
       にと時計をチェックしたが、中盤で時間が掛かりすぎており、時既に遅く、上記の結果
       に終わりましたが、60歳過ぎの故障持ちのオジンには、冷たくて厳しいレースでした。
       景観も良く折角のすばらしい大会なので、もう少し暖かくて気候の良い時期に走りた
       かったと言う思いが残る大会でした。



第二六四号

                  念 願 の サ ブ ス リ ー を 達 成 !

2011年3月2日
AAC会員
前川  裕氏

        このたび、東京マラソンの裏番組?として開催された岡山そうじゃ吉備路マラソン
        にて、わたくし2時間49分40秒の生涯初のサブスリーを達成いたしました。30km
        を2時間で行くことだけを目標に、10km38分59秒・ハーフ1時間22分01秒・30
        km1時間58分21秒で、その後はキロ4分15〜20秒を行ったり来たりでしたが、
        2時間50分を切れて大喜びでゴールいたしました。

        思い起こせば、昨年12月のシンガポールマラソンで撃沈後、次は絶対に達成した
        いと毎日のように「サブスリー」のことを考え続けてました。レースも練習。数打てば
        当たるかも・・・と2月〜4月毎月フルマラソンをエントリーし年越ししました。

        シンガポールマラソン後、1つのきっかけとなったのが1月の大阪実業団駅伝に参
        加させて頂いた事です。3.3kmを1km3分30秒という今までの自分では考えられ
        ないペースで走り切った事で、10kmを3分40秒以内・ハーフを3分40〜50秒で
        走れるんじゃないかと精神的な余裕が出た事です。これによりフルのレースペース
        を大きく見直すことができ、練習内容もずいぶんと変わりました。

        あとは、顔も分らないお話もしたことのないAAC会員の方々の大会記録を見るたび
        に勝手に刺激を受け、自分もいつか達成したいという気持ちを持続できたことでしょ
        うか。AACに入会して本当に良かったなと感謝いたします。

        次なる目標は、フルの自己記録更新とウルトラマラソンでサブ10を目指したいと思
        います。これからも楽しく頑張りたく思いますので、みなさまどうぞよろしくお願いしま
        す。(#^.^#)
        大会開催日:2011・2・27



第二六三号

              初 心 者 の 宮 古 島 合 宿 体 験 !

2011年2月18日
AAC会員
松川 幹雄氏
>
         2月10日〜14日にかけて、おそれ多いですが トライアスロン未経験の私が
         思い切って体験して来ました。どれだけ初心者と言えば、スイムは久保田早紀
         コーチの教室で参加メンバーの最後尾を何とかアップアップで付いて行くのが
         やっと・・・自転車はバイクシューズも2ケ月前に履いたばかりで連続50km
         以上乗ったことも無い初心者です。ランは土曜練習で皆さんご存知でしょう。
       
         そんな私が冒険とも思える宮古島合宿参加を決めたのは、 トライアスリート
         の久保田早紀プロの「直接指導」が受けられると聞き即決めました。不安がい
         っぱいでしたが、「あかんかったらレンタカーを借りて観光でも」と考え気楽な
         気分で行きました。

         前置きが長くなりましたが、宮古島着の10日は晴天で24度、さすが南国です!
         早速送ったバイクの組み立てですが勿論一人で出来ずクラブの松下さんに
         手伝って戴きました。その後松下さんと二人で砂山ビーチまでの13Kをランを
         しましたが、エメラルドグリーンの海と白い砂浜には感動!

         2日目はくもり竜巻注意報が出るぐらいの強風でしたので、前日から予約して
         いたプールで一人一コース貸しきりで8時から2000mをドリル練習です。
         その後着替えてバイクです。何と私に与えられたのが宮古島一周の100km!

         皆さんの「大丈夫・大丈夫」の言葉で参加者6人そろってスタートです。凄い強
         風だった為、早紀コーチが私の前を走ってくださり風の壁となり指導していた
         だきました。今回の合宿の楽しみのひとつに池間島に渡る大橋をバイクで走
         る事でした。でも さすがこの強風にはビビリました。橋の上では向かい風・横
         風もありバイクメーターは9〜10km/hでなかなか進みません。でも池間大
         橋から見る海中の珊瑚礁は感動物です。この難関を通過後はサトウキビ畑を
         見ながら強風の中、日本百景の東平安名崎や来間島、心が癒された東洋一
         の前浜ビーチ(宮古島トライアスロンのスイムコース)経由で無事3ケ所の休
         憩を挟み100kmの完走です。バイクコースは全体に淡路島よりアップダウン
         は少ないとの事です。このコースが宮古島トライアスロンのバイクコースと聞き、
         ちょっと「ヤッター」との気分でした。宿舎に戻り すぐ全員でラン5kmを走り終
         了でしたが、時計を見ると18時を回り、私の宮古島2日目はバテバテで完了
         です。夕食のオリオンビールは最高に旨かった!

         3日目も強風が吹き海で泳げず・・ 私は一人で 昨日同様バイクでの島一周に
         チャレンジです。道に迷わないかパンクしないか心配ハラハラのスタートです。
         でも無事完走! プラス 観光&写真も撮りまくり、130kmを走り2日連続の
         100km超え経験で自信が付きました。松下さんや他のメンバーは島2周の
         200kmです。「凄い凄い!」 4日目やっと願いも叶い風も無く南国らしい暖
         かい晴天で「万歳〜万歳!」 宿舎から歩いて行ける海岸で水温21度・・・
         ウエットに着替えすぐエメラルドグリーンの海に飛び込みました。透明度がす
         ごく綺麗な海で250m先のブイを何度か往復した後は早紀コーチのトライア
         スロンスイムの指導を受け合宿の締めくくりと成りました。昼からは早紀コー
         チらはバイクでまたまた島一周ですが、私はオリックスのキャンプ見学など観
         光で休養です。

         宿舎のペンションですが、食事が抜群です! 郷土料理は勿論、魚肉・野菜
         などバランス良い料理を満喫しました。バイク練習中に寄ったタコ丼・宮古そ
         ば・海鮮丼・オムライス・マンゴージュースなどなど最高でした。

         初心者の私に親切にいろいろ教えてくださった早紀コーチを始め、 川面さん・
         小田夫妻・AACの松下さんのお蔭で楽しく素晴らしい体験が出来た事に、感
         謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとう御座いました。
         最後になりますが、13日市内観光した時に市役所の垂れ幕に『海・風・太陽
         熱き思い 君を待つ 宮古島トライアスロン』まであと70日と書かれていました。
         出場される方々頑張ってください!


第二六二号

              フルマラソンの恐ろしさをタップリと体験しました!

2011年2月5日
AAC会員
栗宗  誠氏

       皆様はじめまして、昨年入会しました、栗宗 誠(くりむね まこと)です。
       まずは自己紹介、家族構成は妻1人子供4人(上から8歳6歳5歳1歳全員男の子で
       す)、宝塚市在住の35歳、体型と顔立ちからターミネーターとか山田さん(SASUKE
       に出ている)と言われますが、もちろん違います(人間です…山田さんも人間です)。

       入会経緯は、今年度に入ってなかなか時間が取れず、運動不足気味になっていた
       ところ、「ロード練の後ランニングしませんか?」と誘われ、AAC土曜日練習会に参
       加するようになりました。ほとんど土曜日練習会のみですが、出来るだけ参加してい
       きたいと思っています。宜しくお願いします。 

       昨年年末に加古川マラソン、年始に大阪実業団駅伝に出場させていただきました。
       加古川マラソンは、初めてのフルマラソンなので、まずはサブスリーを目標にしよう
       とスタート前までは思っていたのですが、結局周りのペースに惑わされ(調子に乗っ
       て先頭グループに付いていってしまいました…)10km過ぎまでは3分40秒ペースの
       36分33秒、橋を渡って向かい風になったところからは4分弱のペースに落とし(落ち
       て)、ハーフ通過時点でタイムは1時間19分45秒、走り込み不足により股ずれになっ
       てきたので、折り返し地点のエイドステーションでワセリンを塗り、屈伸をして再スタ
       ート、30km地点は1時間56分で通過、そこまではまだ良かったのですが、31km手前
       で足に痙攣がおき、止まってストレッチ、落ち着いたら走る、を繰り返しながら37km
       地点で2時間30分、その後いよいよ足が動かなくなり、足だけではなく腕まで痙攣を
       おこし、ストレッチしながら何とか徒歩でゴール。結局3時間35分17秒かかり、フルマ
       ラソンの恐ろしさをタップリと体験しました。

       年始、加古川マラソンの筋肉痛も抜けてきて、走れるようになったところで、大阪実
       業団駅伝に出場させていただきました。1部の3区3.3kmと、3部の1区7.1kmを走り、
       1部3区では順位を落とさずに(Time11’27)、3部1区では2位でたすきを渡しました
       (Time25’18)。…が、しかし、ペース配分はめちゃくちゃで、たすきをもらって走り出
       しが一番速く、渡す際にはエネルギー切れの状態でしたので(2回共)、今の自分の
       走力が把握できていないのが良くわかりました。大会自体は、会場アナウンスも本
       格的で、沿道の応援もあり、とても楽しかったです。 又機会があればいろんな大会
       に参加してみたいと思います(次からは勢いだけではなく頭を使って…)。



第二六一号

                 恒例の初詣巡りランに参加しました!

2011年1月7日
AAC会員
野上 亨氏

        我がクラブで、毎年恒例になっています「五社一寺初詣マラニック」を2日に開
        催しました。これは、お正月に初詣を兼ねて、ゆっくりランで芦屋・西宮にある五
        つの神社と一つの お寺を巡るものです。9時30分に、いつもの集合場所である
        芦屋中央公園に集まったのは 22人。熱心な信心を持った?ランナーが集いま
        した。今年は、西宮→芦屋へ向かうコースになりました。

        前日と違い、今日は寒さが少し緩み、風も無い、絶好のマラニック日和になりま
        した。予定どおり、9時30分過ぎに出発。まず最初に目指すは、阪神打出駅北の
        「打出天神社」。臨港線から北上、鳴尾御影線にある阿保親王塚碑を見て、打
        出天神社到着。爽やかな朝の空気の中、お詣り。

        次は、全国の戎社総本山の「西宮神社」。ここは、福男を決める神事で、ランナ
        ーが境内を猛スピードで駆けることで有名です。一週間後には、十日戎が開催
        されて、こちらも賑わいます。今年は、例年に比べて参拝者が少ない印象でした。

        三つめは「廣田神社」。こちらは、プロ野球阪神タイガースがシーズン開幕前に
        祈願に訪れることで知られます。一応、ニャン吉君も「トラキチ」ですので、今年
        の優勝をお祈りしました。こちらでは、お神酒もいただき、燃料補給??皆さん、
        飲酒ランはダメですよ。と言っても、全く説得力無いかぁ・・・

        廣田神社を出ると、旧西国街道を通って、マラニック中 唯一の お寺である「門戸
        厄神」へ。正式には東光寺と言います。東光寺と聞けば、ニャン吉は、「山口100
        萩往還マラニック」のコースにある、山口県萩市の東光寺を思い出しますね。こち
        らは、かなりの参拝者が訪れていて、お正月気分が ようやく感じられました。

        門戸厄神を出て、途中、お昼になり、沿線のコンビニでエネルギー補給。これか
        らは、山麓への上り坂になります。上りが苦手な上に、前日の練習による疲れ
        が足に出て、ニャン吉には厳しいコースになりました。夙川を過ぎると、苦楽園へ
        通じる上りに入り、半分ヘロヘロ状態で「越木岩神社」に到着。この神社には「甑
        岩」というご神体が社殿西奥にあります。今まで見たことがありませんでしたが、
        今日は、この岩の前で集合写真を撮りました。やはり厳かな雰囲気で、今、流行
        りのパワースポットという感じでしたね。

        最後は、我がクラブ地元の「芦屋神社」。越木岩神社を出てからは、夙川学院を
        左に見て、延々と上り坂。県立西宮北高校から苦楽園、六麓荘を通って、ようや
        く芦屋神社へ到着。時間的に、昼食後の初詣の参拝者で混み合う中で参拝しま
        した。ニャン吉は、参拝後、いつものように「おみくじ」を引きました。今年は「小吉」
        をゲット。「枯れ枯れて、冬に向はむ木も草も、やがて花咲く春を待つべし」→幸
        運は後からやって参ります、とのことまずは、出だし好調ということかな?

        これで全ての行程は終わり、出発点の芦屋中央公園へ帰還。今年も、事故無く
        無事に皆さん完走でした。集合後、会長から「参加できる方は新年会をしたいと
        思いますので、ご参加ください。」と提案があり、臨港線の夙川手前のエスニック
        レストランで開催しました。大会の話で会話が弾み、次はタカラヅカや劇団四季
        の文化的な話題も出て、果ては mixi の話題で盛り上がり、意外に多くの人が
        mixi 仲間であることが判明。最後は、紅白歌合戦ならぬマイミク登録合戦で盛り
        上がりました。新しいマイミクさんが増えて、皆さんに感謝です。今日は本当に、
        お疲れ様でした! m(_ _)m ゆっくりランとはいえ、25km程ありましたので、足な
        ど、しっかりケアしてくださいね!お付き合い、ありがとうございました!



第二六〇号

                  ドバイの日常生活とドバイマラソン!

2011年1月4日
AAC会員
金本 順也氏

       こんにちは。世界中を賑わす中近東・アラブ首長国連邦へ8ヶ月に亘る工事出張
       が2009年夏頃に急遽決まってしまい、ここぞチャンスと思いアラブの世界に飛び
       込んで行って参りました。こちらではドバイ・アブダビでの仕事・生活面やドバイマ
       ラソンまでの道のりを紹介させていただきます。

       アラブとえば、暑いとイメージあるようですが、その通り!メチャメチャ暑いです。
       行ったのは8月末で、ドバイでは最低気温30℃ 最高となると50℃まで上がりま
       す。地理的に湾岸部に面している為、湿度もかなり高い。まるでサウナに入って
       いるのとあまり変りません。

       工事では、現地業者の監督業務の為、このクソ暑い中はずっと現場での仕事でし
       た。一歩外へ出たら20分位で作業着はビショ濡れになり1時間位で休憩を兼ねて
       下着から作業着全部を着替えます。

       しかし、現場にでないと仕事にならない為、着替えてすぐに出て行きますが次の1
       時間後の休憩で最初に干しておいた作業着、下着を再度着替えるという事を繰り
       返します。一日が終わって宿舎に戻るのに現地のパキスタン人ドライバーに送っ
       てもらうのです。それも80キロ先のドバイまで帰るのですが、道路が空いていれ
       ば30分位で帰ります。スピードも150キロで飛ばしまくるので最初は怖かったで
       すが目は馴れるものですね。

       帰ったら19時から日課のジョグを1時間位やります。半袖、短パン姿ですが、汗で
       ビッショりになりシューズまでズブ濡れになるので、毎日シューズを洗っていました。

       最初の頃、一番ショックが冷たい水が出ないこと。40階建てのアパートに住んで
       いましたが、日中は水槽タンクが暖められて水がお湯に変ってしまうので、自炊す
       る時に米を研ぐのはいつもお湯。アパートは日系企業から提供されていたのでク
       ーラーも効き過ぎるくらいで快適でした。

       住んでいた所は、ドバイマリーナと呼ばれる新規開拓地で目の前はヒルトン、シェ
       ラトン、リッツカールトンの高級ホテルが並ぶアラビア海に面したリゾート地でした。
       そりゃ、休みで気温が穏やかなときは、ビーチで遊ぶグラマーなヨーロピアンで埋
       め尽くしていました。不思議なのはアジア系はあまり見当たらない。でも、今だか
       ら言えますが日本人女性の方がよっぽどスタイルが良いと感じています。

       こちらでは、イスラム教国なので週1回は金曜日が休みの日となり、午前中は毎
       週と言っても良いほど2、3時間ジョグでした。しかし、暑さで何度も根をあげそうに
       なり、当然の事ながら、地元のアラブ人だけでなく昼間の日中を道路を歩いている
       人は見かけません。

       午後からは3000円で1時間と安いタイ式マッサージをしてくれるところがあり予約
       を入れてはトレーニングと兼ね合いをしていました。

       ドバイだけでなく、この周辺のアラブ諸国は「お酒」の事が特にうるさい。販売はし
       ていますが、購入許可免許証が無いと買えない。また、「お酒」の瓶を持って歩くと
       警察に逮捕され、留置場行きになります。ホテルでは飲むことはできますが、生ビ
       ール1杯1000円位はします。だからって呑まなかった訳でなく、ビールを少しでも
       安く出してくれる地元ホテルを探し出してはバーに入って呑みました。

       ある時、練習をしているとトイレに行きたくなり、立ちションをしていたら、アラブの
       オッサンに見つけられえらい怒鳴られた事があります。相手は車に乗っていたの
       で当然、私は走って逃げました。

       1月から3月頃はドバイではスポーツ時期となり、ドバイマラソンも1月中旬に行わ
       れます。この時期で朝は20℃くらい、日中は30℃位で、日本の初夏くらいです。
       夏場には見かけなかったアラブの女性もスポーツには興味あるようで、大きな公
       園を歩いているのをよく見かけました。ただし、あの真っ黒な服装で頭から覆って
       一生懸命走っている女性も見かけました。

       さて、本題のドバイマラソンです。ドバイマラソンはインターネットで直接申し込みす
       る事が出来たのでクレジットカード決済にて行いました。興行は地元しているよう
       ですが、実際の運営はドイツ系の会社が請け負っているようです。

       スタートは朝6時半。 気温は20℃前後。コースは練習で何度も走ったので熟知し
       ているというものの、凄くストレスがかかる。アップダウンは全く無し。 ただ、殆ど
       直線でひたすら真っ直ぐなコース。最初の入りはジャスト1キロ4分。キロ地点では、
       1キロ4分10秒位に落ちる。朝が早いのでコース上の応援は少ないが、1時間も
       すればようやくインド人の建設現場の作業員がこちらを見ている。ヒンズー語で
       「快調!」と言ってやると、まさか変な日本人が喋ると思っていなかったのだろう。
       仰け反るようにビックリしていました。

       15キロ過ぎに髭モジャのオッサンランナーと引っ張りあう。この頃、1キロ4分20秒
       位に落ちてくる。「フォー・トゥエンティ」と言ったら頷いていた。しかし、この髭モジャ
       ランナーさんは、ハーフの地点で落ちていった。折り返す頃は子供の応援も目立っ
       てきて缶コーラ一瓶渡してくれるけれど、とても全部呑めない。

       何が辛いかと言うと、ひたすら真っ直ぐなのが少し萎えそう。何とか後半は少し粘っ
       たお陰か余りスピードも変化なく、ゴールができた。ゴール手前で日本人の応援し
       てくれている声が聞こえた。「頑張って〜」 久しぶりに聞いた日本語だった。

       ちゃんとした練習が出来ていなかったのでサブスリーに届かず。仕事でこちらに来
       たのだから仕方ないか・・・
         ハーフラップ 01:28:42
         ゴールラップ 01:35:39
         ゴールタイム 03:04:20
         男子総合42位
         年代別3位

       この大会は男女10名まで優勝賞金が出る。エチオピアから男女10名づつ招待さ
       れるから彼らが失速しない限りは賞金は無理かもしれないが、それでも10位に入
       れば1万米ドル(約84万円)が手に入る。
       写真:私は左側、社内の友人ランナーで、日本からドバイマラソンに出るために駆
       けつけてくれました。