A A C 会 員 と し て の 誇 り と 自 覚 を !


AAC会員

鎌苅 滝生氏

       年の瀬も押しせまり、今年も残りわずかになりました。この一年間、芦屋浜アスリート
       クラブの会員として私の心に去来していた思いを取りまとめましたので、皆さんに提
       案・提起したいと思います。即ち、「芦屋浜アスリートクラブの会員としての誇りを
         持ち、自覚する
」ことを今一度認識し、行動に表すことが必要なのではないか、とい
       うのが私の問題提起です。

       マラソンもトライアスロンも個人競技です。(チームを結成して出場する駅伝は別にし
       て)個人競技だから一人でレースに出て、その結果についても自己の責任下にあり、
       それを分析・判断し、練習を重ねて以降のレースに備えるもので、他人はまったく関
       係ない?果たして、本当にそう言って良いものでしょうか。
       なぜ芦屋浜アスリートクラブに入会し、仲間とともに練習することになったのでしょうか。
       改めて、初心に立ち帰って思い起こすべきだと考えます。AACに入り、仲間と一緒に
       明るく、楽しく練習に参加して汗を流し、メンバーとともに切磋琢磨しあい、記録の向
       上を目指す。そして、他のメンバーと支えあい、サポートしあい、自己研鑽に励む、だ
       からこそより大きな達成感・充実感が得られるのではないのでしょうか。

       AACのホームページに掲げられているAACの目標を確認して下さい。
         *楽しいスポーツ
         *健康スポーツ
           *生涯スポーツ

       この目標を達成し、充実したスポーツライフをおくるために、われわれメンバーは以下
       の行動を実践することを提案したいと思います。

       1.レースに参加するときは、必ず所属を「芦屋浜AC」でエントリーすること。
        AACのメンバーであることの「証し」を明確にしよう。
        誇りあるクラブの一員として申し込み、レースに参戦するからこそ、モチベー
        ションも高まり、それを維持することもでき、目標記録の達成に向けての大き
        な原動力になる。

       2.ユニフォームを着用してレースに出場すること。
        ユニフォームを着用すれば、楽しくレースに参加することができ、元気が出る。
        特に後半の疲労が蓄積されてきたときに『芦屋浜AC頑張れ!』と声援をおく
        られると疲れもふっ飛び、『ようしもうひと頑張り』の気持ちが湧き起こってくる。
        そしてカメラマンが見つけやすく、確実に記念写真を撮ってもらえるのです。
        まだユニフォームを持っていない人は、是非次回の機会に作ってもらって、
        一緒にレースに参加しましょう。記録が良くなること、請け負います。

       3.レース結果は、必ずホームページ局に報告すること。
        早くても遅くても結果は掲載されてこそ意味がある。自己記録や目標タイム
        をクリアーすれば、より大きな達成感・満足感が得られることはもちろんのこ
        と、結果が良くないときは次のレースで更新しよう、目標とする仲間に追いつ
        き・追い越せるよう頑張ろうと、向上心の高揚につながる。

       4.AAC主催行事には、積極的に参加すること。
        家庭第一、仕事第二、そして第三は趣味としての行事ではあるが、余裕があれば
        自ら進んで参加しよう。仲間との連携・交流を確認し、助け合うことでより絆を深め、
        元気な活動を目指して行動することで、身も心も楽しく美しくなる。

       AACのメンバーは、現在200名を超えるとのことであるが、若い人から私のような
       年寄りまで老若男女、またトップクラスの実力の人から完走をめざす遅い人まで、ベ
       テランから初心者まで、様々な人たちから構成されているが、それぞれの立場で、
       明るく楽しく健康で充実したスポーツ人生を満喫したいものです。
       人は、絶対に一人では生きて行けないものです。アリストテレスが言うように、他者
       とお互いに協力したり競争したりしながら生きる“社会的動物”なのです。
       今、皆さんが、芦屋浜アスリートクラブの一員であることを再確認し、メンバーと協力
       し、競争し、楽しく過ごせる、そんな活動でありますように祈念いたします。