管理者からのお願い!
              この特集欄はスポーツをこよなく愛し活動する方々、若しくはスポーツに関心のある全ての方々を
       対象とし、政治・宗教関係を除くその他全般に関する記事を掲載していただくコーナーとして利用し
       て下さい。そして日頃から思っていたこと・記録として残しておきたかったこと・提案してみたかった
        こと等、公是良俗に違反せず他者を誹謗中傷しない範囲で、自分の日記代わりに思いの丈を投稿
       して下さい。   (投稿は何でも連絡帖メール・手紙・はがき・メモ等でご連絡ください!)



第二二号−

             
ご報告!(その1)
2010年12月16日
AAC会員
山口 孝

        皆様はじめまして。山口と申します。今年の7月に出場した皆生トライアスロンで、
        久しぶりに宗政さんにお会いし、クラブへの加入を勧められ、お仲間に入れて頂
        きました。気がつけばもう今年もあとわずか。遅くなりましたが、自己紹介をさせ
        て頂きます。

        とあるきっかけで始めたトライアスロンですが、かれこれ20年ばかり楽しんでい
        ます。14回大会から毎年出場していた皆生に、今年は4年ぶりに出場しました。
        練習不足で走りきれるか心配でしたが、非常に暑い条件下、タイムは良くありま
        せんでしたが目標の100位以内も達成でき、楽しいレースでした。多くの仲間に
        声を掛けて頂きました。出場できなかった3年半は、日本の反対側 中南米に位
        置する 『メキシコ』 に赴任していました。

        本当は行きたくなかったのですが、色々理由を並べても企業というところはそう
        甘くは無く、2007年4月からメキシコに赴任することになりました。メキシコは高地、
        盆地で空気は悪い、治安も良くない、という情報の中、室内で乗るためのロード
        レーサー、町乗りのMTBを引っさげて、まずは2年という約束で、日本の住民票を
        抹消、メキシコでの在留邦人となりました。

        メキシコって知っていますか? サボテンに山高帽、テキーラにギター、そんなイ
        メージですね。私が住んだのはメキシコの中でも一番の大都市、メキシコシティー。
        2千万人が暮らす、メキシコ一番の大都市です。標高は2240mの高地、居るだけ
        で高地トレーニングです。言語はスペイン語。ご本家スペインとは少し異なる、す
        こしなまったスペイン語。日本で事前に少し学習はしましたが、言葉の壁は厚い。

        まずは住居探し。メキシコは危険な地域ということで、住居は24時間ガードマン
        が常駐していることが条件。幸運にも新築のアパート(マンション)が見つかり、
        そのアパートのオーナーがモニカていうおばさん(失礼)。歯科医で日本に留学し
        た経験があり、日本語が話せました。

        その次はスポーツクラブ探し。アパートの近くにショッピングモールがあり、その中
        にSports Cityというメキシコで全国展開のスポーツクラブがあり、そこに入会。た
        だ、裕福層のスポーツクラブで、入会金日本円で20万円、月会費が2.5万円程し
        ます。安くならないか・・・と交渉し、入会金は20% の割引でした。スポーツクラブ
        は・・・やはり高価だけあってレベルが高かったです。スピナッチって、音楽に合
        わせ固定式の自転車を漕ぐクラスがあるのですが、ほとんど全員がハートレイト
        モニターを装着。トレッドミルのランナーも殆んどが心拍数管理をしています。どこ
        かヨーロッパの雰囲気が漂うスポーツクラブでした。 スペインに侵略されたメキ
        シコ、ヨーロッパ系の白人も多く住んでいます。

        プールには・・・いましたよ、アイアンマンのキャプを被った人が、カルロスという
        2m近いドイツ系、ルーベンというナイスガイ。彼らと知り合い、彼らのチームに入
        れてもらい、私のメキシコライフは非常に有意義なものになりました。彼らは外資
        系(アメリカ系)企業に勤めていて、まあお金持ち。英語やスペイン語でコミュニ
        ケーションを取っていて、ある日練習会に誘われました。私のアパートを教え、カ
        ルロスの車で迎えに来てもらいましたが、約束の時間の20分位遅れ、ホンダC
        RVで現れました。まあ、約束の20分遅れはメキシコでは許容範囲でしょう。
        (未だその癖が抜けないのは困ったものです・・・)

        その日の練習はバイクとラン。私のアパートから20分くらい走り、練習場所であ
        るオートドモロていうサーキットに到着。後で知ったのですが、1988年頃にF1を
        開催した世界レベルのサーキットで、こけら落としのF1で練習走行中にメキシコ
        の英雄ロドリゲスが事故死するいわくつきのサーキットでセナVSプロストの全盛
        期、最終コーナーでセナもクラッシュしたサーキットです。ちなみに、すぐそばに
        野球場もあり、ワールドクラシックベースボールも見に行きました。このサーキッ
        ト、自動車のイベントが無い限り一般開放しており、週末、特に予定がないとき
        は、このサーキットに電話して予定を確認して、フリーに使えるときにはよく走り
        ました。国際クラスのサーキットですが、何と無料開放。自転車をはじめランニン
        グ、ローラースケート、三輪車なんても走っています。自転車レースも定期的に
        開催していて、私も2度ほど参加しましたが、悲しい出来事があり、その後は参加
        してませんでした。この話は、また機会があれば。

        チームの練習は、チームの専属のコーチが居てコーチが指示を出します。大体
        は、一周4km程のサーキットを3−4周ランニングして、バイクを2−3時間先頭
        交代で走り、そして最後にランを3−4周で、朝の7時頃から大体昼前後にコー
        チが注意事項を話して終わります。このサーキット、かなりタイトなコーナーが連
        続しますが、セーフティーゾーンも広く、そのエリアでサッカーを楽しんでいます。
        メキシコ人はサッカー好きで、セーフティーゾーンでもゲームに熱中しているので、
        ボールがコースに転がってきて、時より怖い思いをしたものです。このコース、全
        く平らで、バイクでは先頭交代しながら走ります。日本人でここで走っているのは
        私ぐらいなので、私は日本代表。 メキシコ人には負けるものかと、けっこうマジ
        に走りました。

        自転車の練習ではこんなのもありました。集合場所からチーム員の車に自分の
        車でついて行き、着いたのが郊外の山の中。辺りはまだ薄暗い。ここで車を置き
        バイクを組み立て走り出します。サポートカーが2-3台つきながら、登り20km下り
        10kmそしてまだ登り15km。そこで折り返して下り15km登り10kmそしてゴール。
        標高はスタート地点が2000m途中では3000m付近まで登ります。さすがに寒い。
        3000m級まで登ると、景色が変わります。高原道路。高地で呼吸も苦しいですが、
        路面の悪さには参ります。至る所に穴が開いています。下りは恐怖、穴を避けな
        がらのスラローム。日本の道路のすばらしさを、再確認です。

        トライアスロンのレースの方は、2007年はメキシコ・カンクンというリゾート地でワ
        ールドカップがあり、エイジの部で出場。日本人は私だけだったので、その後で
        開催されたワールドカップでは男女10名ほどの日本人選手が出場したので応援
        に。ここで上田藍選手と山倉コーチと知り合いになり、彼女らは毎年メキシコのク
        エルナバカって所に合宿に来られており、私も2回ほど参加させて頂き、トップ女
        子選手の実力を見せて頂きました。2008年にはカンクンのハーフアイアンマン
        とケレタロって言うメキシコの田舎のハーフアイアンマン。現地に住む、日本人の
        方取られた写真が添付の写真です。(日本人が走っており驚いたと申しておられ
        ました) 2009年は同じくカンクンのハーフアイアンマンに出場。世界で屈指のリ
        ゾート地でのアイアンマン、世界選手権の切符も手に入れましたが、この話もまた
        の機会に紹介します。

        マラソン大会は、一番規模が大きいのがメキシコシティーを縦横に走るメキシコ
        マラソン。ハーフもありました。Nikeの10kmマラソンやハーフ10kmなど、多いと
        きには毎週アパートの近くで大会がありました。多くは賞金レースで、1位が日本
        円で5-6万円位の賞金。メキシコの平均労働者の月収くらいはあるのはないか
        な。ランのレベルは高いです。この高地なのに、10kmの草レースの優勝タイム
        は32−33分です。私は本気で走っても50分以上掛かりました。
        (メキシコ生活の詳細はmixiでTyingメキシコ っていう名前で紹介しています)

        3年間メキシコに勤務しましたが、トライアスロンのお陰で充実した日々を過ごす
        事ができました。トライアスロンに出会って・・・・非常に充実した日々を過ごす事
        ができましたす。メキシコでの赴任生活で、メキシコ人の友人ができたのもトラ
        イアスロンのお陰です。これからも、未だ衰えを知らない諸先輩方を見習い、楽
        しく参加させて頂きたいと思っています。今後は三田マスターズ、そして東京マ
        ラソンに出場します。



第二一号−

           
T A K U M I 便 り !(その8)
2010年12月8日
チームエフォーツ所属
小原 工

        ◇近況報告
        師走を迎え何かとあわただしい季節となりました。芦屋浜アスリートクラブのみな
        さんにはお元気でお過ごしでしょうか?1年は本当に早いものですね。
        またまた大変ご無沙汰してしまい申し訳なく思っております。確か今年の1月頃に
        投稿をさせていただいてから、書こう書こうと思いながら12月となってしまいまし
        た。皆さんのご活躍はいつもHPを通して拝見させていただいており元気をいただ
        いています。

        私は今年もトライアスロンを通していろいろな経験をすることができました。現在、
        米子市観光協会の方でトライアスロンを中心としたスポーツ観光を主な業務とし
        て合宿誘致など鳥取県の観光振興に繋がるよう取り組んでいます。昨年は始め
        たばかりで思うような誘致を出来ませんでしたが、今年は日本代表選手数名を
        始め、実業団選手、一般愛好家のチーム、クラブなど100名以上の方に米子へ
        来ていただき合計で270泊以上の合宿を行っていただきました。たくさんの方々
        が米子へ来て下さり大変嬉しく思っております。来年は芦屋浜アスリートクラブの
        みなさんで日本トライアスロン発祥の地での楽しい合宿はいかがでしょうか!?

        さて、私も今年、出来る限り大会に出場しました。大会での成績はあまり良くなく、
        石垣島大会9位、ハワイ湯梨浜大会5位、皆生大会35位、千葉国体26位と目標
        としていた結果は残せませんでした。元オリンピアンとはいえ練習をしなければ
        ただの人ということを本人が一番痛感しております。どこの大会に行っても期待
        度は大きいのですが今はこれくらいしかできないのかなと。でも毎日すごく楽し
        く充実しているのは事実です!もう少し練習しないと・・・

        嬉しいこともすごくたくさんありました。現在ジュニア選手を中心に地元の選手の
        指導をさせていただいていますが、指導する小、中、校生が各地のジュニアレー
        スで活躍してくれていることです。一番は日本ジュニアトライアスロン選手権(長
        良川)で中学2年の女子選手が6位入賞してくれたこと、オールキッズトライアス
        ロン大会(昭和記念公園)で別の中学2年の女子選手が優勝し、二人ともが山陰
        地方初のJTUジュニア強化指定D(15歳以下)選手に選ばれたことです。今月、
        山口県で行われる全国中学駅伝にもこの二人が所属する中学が鳥取県代表で
        出場します。この他の選手達もみんな努力無限を胸にがんばってくれています。

        そして、この中から6年後に正式種目となる国体(成年、少年の部)や日本選手
        権、さらには世界へと羽ばたく選手を育成するという願いを込めて指導をしてい
        ます。指導は非常に難しくまだまだ勉強が足りないと思いますが、選手と喜びを
        共有することができ、元気に成長する姿をみているとトライアスロンはいろいろな
        ことを学べる楽しいスポーツであるということが分かります。これからも指導者と
        選手として学び、仕事にも努力を続けます。今後ともご指導の程、よろしくお願い
        いたします。少し早いかも知れませんがみなさん良いお年をお迎えください。

        ◇鳥取県の大会イベント情報 
        第3回ハワイ湯梨浜トライアスロン大会 平成23年6月19日 開催決定
        再生神話の郷 マラニック50km 平成23年6月5日 開催決定



第二〇号

             新しい世界にふみ入った勇者たち!
               2010年5月23日に開催された
            「丹波市ファインキッズトライアスロン大会」で
       トライアスロンデビューされたAAC仲間の感動の記録を一挙に公開します!




                  25年越しの夢、トライアスロン初完走!

                         西川 秀郎氏

       1984年10月19日、31歳のときにダイエット目的で始めたランニング。最初は5分
       も走れなかった。翌年NHKで日本初のトライアスロン大会「宮古島トライアスロン」
       の生中継があり、いつかは参加したいと思った。あれから25年、夢の実現への第一
       歩を踏み出した!

       前日から大雨の予報。朝5時に起きるとやはり雨。5時45分に出発し、途中ボランテ
       ィア参加のA・Mさん、T・Mさん、M・Mさん、選手のK・Yさんが同乗、7時30分にグ
       リーンベル青垣に到着。受付を済ませ荷物を運び、バイクを組み立てる間もずっと雨。
       プールのロビーに場所を確保し、AACメンバー9名が全員集合したところで記念撮影。
       その後各自着替えや食事、キッズの部の応援等しているうちに女性の部のスタート
       時間。K・Yさん、Y・Kさんの登場です。ウォーミングアップはリラックスして泳いでいた
       が、レースになるとやはり力の入った泳ぎになった。でも時間内で完泳し次のバイクへ。

       11時5分いよいよスイムのコール時間、そのままプールサイドへ行きスタートを待つ。
       案外緊張はしなかった。11時17分からウォーミングアップ開始、ゆっくり1往復し、11
       時20分20秒スタート!ゆっくり泳ぐつもりがやはり力が入り、いつもより息が苦しい、
       腕が疲れる、足が重い。12分かかって何とか完泳!バイク置き場へ急ぐ。濡れてい
       るので靴下も靴もはきにくい。手袋、ヘルメットを着用し15分過ぎにバイクスタート。
       コース上の路面が濡れている、1周目は安全走行し2周目から少しスピードアップ。
       何人か追い抜いたが順位は不明。コーナーごとにいるスタッフの方から安全注意と
       応援の温かい声援をもらって元気が出る。4周しトランジットエリアへ、ヘルメットを外
       し靴を履き替え46分過ぎにランスタート。

       最初は足がフワフワして文字どおり地に足がつかない感じだったが、5分ほど走ると
       いつもの調子になる。K・Kさんとすれ違う、速い。給水をとり折り返しへ、ここでも温
       かい声援をもらいペースアップ。M・Sさん、H・Oさん、K・Tさんとすれ違い声を掛け合
       う。グランドへ入りラストスパート、ゴール前でS・Kさんに声をかけてもらいようやくゴ
       ール!タイムは1時間18分19秒で55歳以上の部8人中4位、スイム終了時は7位
       だったのでバイクとランで3人抜いたようだ。当初の目標タイムがスイム12分、バイ
       ク40分、ラン22分だったのでほぼ予定通りで行けたようだ。

       課題は 1、スイムのレベルアップ(50mを1分で泳げるように)
             2、バイクのペースの把握(もっと速く走れたのに自重していたようだ)
             3、バイクからランへの切り替え(バイク練習後にランの練習が必要)
             4、トランジットのスピードアップ(シミュレーションと練習が必要)
       と沢山見つかり、今年予定しているあと4つのレースで少しずつ克服していきたいと
       思う。

       最後になりましたが、無事完走できたのはいつもアドバイスしていただいた宗政会長、
       中川トライアスロン部長、スイム練習会の久保田コーチはじめAAC会員の皆様のお
       かげだと思います。ありがとうございました。




                    初 め て の ト ラ イ ア ス ロ ン (~_~) !

                         片岡 由紀子氏

       5月23日 AACの仲間9名とともに、第12回丹波市ファインキッズトライアスロン大
       会に参加してきました♪ 天候は「雨・雨・雨」。 金曜日も土曜日も快晴だったのに、
       なぜ〜〜〜 実はまだ当日が雨だと知る前は、「そういえば、泳いでびしょびしょ
       のままバイクに乗るなんて、サドルがぬれちゃう、髪も濡れたままヘルメットを
       かぶらなきゃいけないんだ・・・
」なんて心配をしていました。(恥ずかしながら・・)
       でも、雨。そんなことも、もう心配する必要はありません。どうせぐちゃぐちゃです。

       レースはまずプールでスイム400m。これがとにかくとにかく死にそうに長くつらく、苦
       しかったです。10時35分、中川さんの笛とともに、私の第3コースは第一泳者の大
       学1年生がスタートしました。私はその10秒後にスタートです。大学生や周りの人が
       あまりに速くて、日頃一回かくごとに一回キックしていたのですが、あわててばたばた
       足を動かしてしまい、150m泳いだだけで疲れきってしまいました。直前に堀内さん
       に言われていたのですが、青垣のプールは壁が高い為、ジムでは25m泳ぐごとに壁
       につかまって大きく呼吸してからまた泳ぎだしていましたが、青垣ではそれが出来ま
       せんでした。「スイムでリタイア!!」の文字が頭をよぎりました。大学生には何周
       も抜かれいつの間にか一人です。途中からは周りのペースを気にするのをやめ、と
       にかく止められるまでがんばろう、と25mごとに止まりながらもひたすら泳ぎました。
       外から見たらおぼれてるように見えるかな〜?と思うくらいむちゃくちゃな泳ぎでした。

       女子選手全員の中で一番最後にスイム終了。トランジションエリアで、もたもたとサン
       グラス、ヘルメット、ナンバーベルト、靴下、靴、手袋をしていると川崎さんが、「片岡
       さん、スイムよかったよ〜
」と言ってくれました。(確か・・) 私は多くのAACメンバ
       ーの前であんなダントツビリで恥ずかしくて情けなかったのにそう言ってもらい、とて
       も嬉しかったです。”これより下はない。だから後はとにかく頑張ろう♪”と思いま
       した。

       バイクは1周5kmを4周します。お嬢さんの応援に来られていた松田英子さんも応援
       してくれました。雨は全く気になりません。必死です。でも直角カーブを曲がる時だけ
       はテクニックもないし、こけたら余計タイムロスだと思い、最減速して曲がりました。バ
       イクになってようやくしんどいけれど少し楽しいと思いました。

       最後のランは途中までバイクコースを走り折り返す5kmです。ちょうど私が走ってい
       るときバイクに乗った川崎さんと西川さんがそれぞれすれ違う時声をかけて下さいま
       した。ランの最初は足が動きませんでしたが走っているうちに少しずつ走れるように
       なってきました。スタート前はランが5kmなんて短いなぁ。10kmくらいだったらいい
       のに、と思っていましたが、泳いで自転車をこいだ足には5kmでも長く、フィニッシュ
       したときにはとにかく、終わった〜〜〜とホッとしました。

       青垣は距離が短いからなんとかなるかな、と思っていた自分が甘かったです。とって
       もとってもハードでした。ゴール直後、英子さんが、「トライアスロンはおもしろいでし
       ょ!!
」っと言われましたが素直に、「はい♪」とは言えませんでした。こんなしんど
       いこと・・・。アイアンマンなんて人間じゃない、と思いました。
       でも、終わって30分もたつと、不思議と、おもしろかった〜〜〜と心の奥のほうで思
       い始めました。私の青垣はとにかくスイムが死にそうに苦しかった。今までマラソンで
       70kmや100km走る時だってスタートしたらゴールするまで一度だってリタイアを考
       えたことはなかったのに、スイムはたった150mで、もう無理かもぉおおおと思うくら
       い苦しかったです。でも、よくよく考えたら、ジムでも400m12分くらいでしか泳げな
       かったので、今回が特に遅かったのではなく、これが今の実力でした。。。結論は、
       トライアスロンはオモシロいスポーツです。

       次は7月25日の舞洲トライアスロン(S=1.5km B=40km R=10km)に向け
       またがんばります。今回の大会はAACの方もたくさんボランティアに来てくださり、そ
       して多くの仲間と一緒に参加出来とても楽しかったです。
       みなさん、どうもありがとうございました。(*^ 0 ^*)/




                 激 雨 の ト ラ イ ア ス ロ ン デ ビ ュ −!

                         田中 弘治氏

       2月にAACに入会させて頂き、主に木曜ラン練習会に参加させて頂いております田
       中です。以前からロードバイクには興味がありましたが、その延長戦上にロードバイ
       クをするならトライアスロンにもいつかは出場したいと思うくらいで、また現実にロー
       ドバイクをすぐに購入するとは思っても見ませんでした。いざ始めてみると、ロードバ
       イクのカッコ良さとは反比例して、初めて体験するビンディングの装着とか前傾姿勢
       での乗車などすべてが新鮮でもありましたが難しく、なんといっても始めて参加した
       篠山へのバイク練習会では、諸先輩方についていけずヘロヘロになりご迷惑をおか
       けしました。この練習会で今まで自分がもっていた自転車への考え方が180度変わ
       りました。自転車=ママチャリ=サイクリングというカル〜イ感覚でしたが、まさに競
       技としての自転車ということがわかりました。

       前置きが長くなりましたが、自転車の練習を始めて1ヶ月で始めてのトライアスロンが
       、「丹波ファインキッズトライアスロン大会」になりました。当日は朝から、雨模様です。
       スタートになっても雨はやむ気配もなく、まず水泳(400M)10秒間隔で3名がスタート
       していき3番目のスタートです。水泳は順調にこなしおそらく7分30秒、次が問題のバ
       イクパート、バイクのエリアにあらかじめ置いていた用具に着替えるのですが、ナンバ
       ーカードが外れてしまい結構時間がかかってしましました。

       ようやくバイクスタート〜とりあえず転倒することなく無事ランにつなぐように心がけま
       したが、やはり1番不得意のパートだけに時間もかかってしましました。雨中走行中に
       は、「なんで雨の中自転車こがなあかんねん」と思いつつも最後の1周ではやっとラ
       ンにいける安堵感がわいてきました。

       ランにはいっても両足は自分の足ではないような感覚で、3`くらいからようやくいつ
       もの感覚に戻り始めこれも貴重な体験ができました。記録は1時間20分10秒とふる
       いませんでしたが、バイクの練習をもっと頑張らないといけないと感じたこと、トランジ
       ッションがとても重要なことが痛感でき、今後の課題もみえてとても参加してよかった
       大会になりました。次回は7月の大阪舞洲トライアスロンに参加予定ですので、今回
       の経験を生かしたいと思います。

       そして、篠山バイク練習会でアドバイスを頂いた宗政会長はじめAACの諸先輩方、
       またトライアスロンを始めるきっかけをつくって下さり、始めてのバイク練習に連れて
       行っていただきお世話になりました、堀内さんに感謝しお礼申し上げます。今後とも
       引き続きよろしくお願い致します。




          初 め て の ト ラ イ ア ス ロ ン !

                         大村 広之氏

       5月23日(日)青垣ファインキッズトライアスロンに参加してきました!まずその前に
       自己紹介をさせていただきます。スポーツ暦は、中学時代よりバスケットボールをず
       っとやっていまして現在も大阪の実業団リーグに参加しています。(バスケ暦約28年)
       マラソン暦は約3年で妻が走り始めたことがキッカケで走り始め、夫婦そろっていろん
       なレースにも参加してきました。(元々は、長距離走は大の苦手でした・・・。)
       レース会場に行くと、いつも『芦屋浜アスリートクラブ』ののぼりや横断幕を見かけ、
       このクラブの存在を知りました。そんな中で、同じスポーツクラブに通っている堀内さ
       んが声を掛けてくださり、3ヶ月ほど前にAACに入会させていただきました。

       今年の篠山マラソンの日に今回のトライアスロンの話を聞き、デビューされる方が他
       にもいらっしゃるという事で私も挑戦することにしました。しかし、SWIMは学生の頃
       に体育で教えてもらったぐらいで、BIKEも持っておらず、ママチャリぐらいしか乗った
       ことがありません。挑戦するとは言ったものの大会の日が近づくにつれだんだん不安
       になってきたのですが、BIKEをAACの中村さんから貸していただけることになり、堀
       内さんにもヘルメットやカードベルトなどをお借りし、BIKEの操作や乗り方まで教えて
       いただきました!お二人には、大変感謝しております!!

       いつもマラソンのレースは妻と二人で参加しているのですが、今回のレースはひとり
       での参加です。当日は『初めてのトライアスロン』、『初めてひとりでのレース参
       加
』、『大雨』と不安な3要素が勢ぞろいし、ひとり寂しく青垣まで車を走らせて行きま
       した。現地ではAACのメンバーと合流することができ不安も少し解消され、ほっとした
       のもつかの間、先にスタートしているSWIM競技を見ていると、「めっちゃ速い!」、
       「ターンが全然違う!」と再び不安が襲ってきました。いよいよスタートです。

      ●SWIM
       1コース3人のウェーブスタート(初めての言葉)をするのですが、順番を見ると1番ス
       タートになっており、すごいプレッシャーが掛かってきました。25mを泳ぎ、ターンをし
       ようとしたのですが・・・。事前に聞いてはいたのですが、練習していたプールとは全く
       違い、手を着こうしても高くて手が届かない!いつもと同じターンができない!と焦る
       気持ちばかりで、何度もターンの時に立ち上がってしまいました。ラスト50mになり、
       ビード板が目の前に下りて来た時は正直「やっと終わりや!」とホットしました。400
       mを泳ぎきり、プールを上がり周りを見ると私の後にはほんの数人しかおらず、かなり
       焦りながらトランジッションエリアに向かいました。

      ●BIKE
       靴を履こうとすると足が濡れていて靴下がうまく履けない。靴紐を締めようと逆を引っ
       張り抜けてしまう。ヘルメットがずれてしまったりとボロボロの状態でした。この時「
       らんことや!
」という宗政会長の言葉を思い出し、気持ちを落ち着かせスタートしまし
       た。初めてのBIKEレースで、何も分からず前だけを見て必死に漕ぎつづけました。
       前方を走っていたBIKEに追い着き、「右抜きまーす!」とちょっといい気になって追
       い越しました。しかし、後ろから「抜きまーす!」と一瞬で抜かれることが多く、そのス
       ピードにびっくりしました。5kmコースを4周するのですが、自分の周回数が間違って
       いないか心配しながら無事4周し再びトランジッションエリアに到着しました。

      ●RUN
       BIKEの時からランニングシューズを履いていたので、スムーズにRUNへ移ることが
       できました。走り始めると・・・アレ!・・・自分の足ではないみたいで、ふくらはぎもピ
       クピクし、足がつって全く走れるような状態ではありませんでした。ゆっくり走り始める
       とじょじょに足も温まり走れるようになってきました。途中AACの方々ともすれ違い、
       皆さんの頑張っている姿が力になり5kmを完走することができました。やっぱりAAC
       に入って良かったなぁと思いました!

      ●ゴール
       ゴールに入るとAACのボランティアの方々が、「どうやった?」と声を掛けてください
       ました。BIKEからRUNの足の話をすると中川さんが「それが楽しいんや!」と一言。
       本当に色々な体験ができたレースで楽しかったです。初めてのトライアスロンは大雨
       でしたが、沢山のAACの方々に支えられ完走することができました。本当にありがと
       うございました!まだ次回のレースの予定はありませんが、次回にはMyBIKEを購
       入して参加したいと思っています。今後とも、ご指導よろしくお願いします!




               青垣でトライアスロンデビューしました!
     
                         池条 年弘氏

       みなさんこんにちは!池条です。今回青垣でトライアスロンデビューしまして、それに
       関しての投稿をさしていただきます。結果から述べれば、スプリントディスタンスで1時
       間5分ちょっとでした。完走できただけでもすごく充実感でいっぱいです。
       ここに至るまでの経過として、今年の3月からスイムをはじめるためにジムに入会して、

       毎日泳ぎにいきました。初めは25mを泳ぐのが精いっぱいで、着々と距離を延ばして
       いくことができ、5月に入ってからは1000mを足をつくことなく泳げるようになりました。
       しかし、スピードはいまいちで満足はできないのが現状です。下半身がよく沈んでい
       るといわれます。克服には時間がかかりそうです。水泳の練習に平行してバイクとラ
       ンもやりこみました。

       バイクは通勤で練習していて、片道12km遠回りして20km一日平均30kmこいで、月
       間600km以上ははしりました。それに加えて5月の1日から2日の夕方にかけて西宮
       から千葉までロードバイクで走る企画を成功させました。自分の中ではtour de tou
       kaidou って感じで楽しく、そしてMになって走りきりました。体は最後まで平気でした
       がケツがみみずばれになり、千葉に着くころにはサドルに座れたもんじゃありません
       でした。こんな無謀な練習をやりとげれたのでトライアスロンでのバイクに不安はあり
       ませんでした。

       ランに関しても毎日走るようにしました。しかしこんなにやりこんでも体重は落ちなか
       ったのが不思議です。Tour de toukaidou を終えてからは、極力毎日3種目練習す
       ることをこころがけ、本番に備えました。

       レースの様子
       AACのみんなが次々と出走していく中、自分が一番最後の出走となってしましました。
       心細かったですがなんとか出走して、いきなりスイムで修羅場を迎えました。青垣の
       プールはプールサイドの壁が高くてジムでやっているようなタッチターンをしようと思っ
       ても手が届かず思うようにターンができませんでした。結局足をついてターンをした方
       が楽なことに気がついたので、そのやり方に急きょ切り替えました。自分がスイムを
       終わるころには半分以上の人がプールからでていて、取り残された感じでした。プー
       ルからトランジションエリアまでがすごく長く感じました。

       無事トランジションを終えて、バイクに乗ったときのそう快感は忘れられません。雨が
       降っていなければもっと気持ちよかったと思います。バイクではスピードを36〜38km
       で維持していきましたが、濡れ路面と横風のため、カーブの度に減速をしてしまい、そ
       の度に加速をしなければならなかったので下半身に疲労がたまっていくのがわかり
       ましたが、ガンガン気にせずロードバイクを楽しみました。バイクのサイクルコンピュ
       ーターのタイムをみると34分台だったのでよかったのかなと思います。

       しかし、2度のトランジションで手間取ってタイムロスが非常に悔やまれます。そこから
       ランに移った時の足の感触は一瞬リタイアを考えさせるぐらいのものでした。心肺機
       能は低下していなくても、下半身が棒のようになってしまいスピードがでない状況で水
       の中を走っているような感触でした。思ったようにタイムは伸びなかったと思います。
       雨の中走り続けてやっとの思いでグランドまでたどり着き、やっとゴールだと思いまし
       た。ラストスパートをかける余裕は残っていませんでした。

       今思えば、トランジションを上手にこなせばあと2分は短縮できたと思います。ランニン
       グシューズは紐靴よりもマジックテープ式の方がよさげに感じました。あと、水泳をこ
       れからもやりこんでスプリントディスタンスで1時間ぎりを目標に頑張っていきたいと思
       います。これからは、ロードバイクを乗った後にすぐに走るような練習を取り入れてい
       きたいと考えています。先日ポートアイランドでどこかいいとこないかと偵察していたと
       ころ、神戸空港の奥の方に1周3kmのいいコースを発見しまして、そこならバイクとラン
       の練習を同時にやりやすそうなので、みなさん使ってみてください。トランジション練
       習を含めるならば車でいくのがいいかもしれません。これからも日々鍛錬していきま
       すので、よろしくお願いします。ありがとうございました。



第十九号−

                    初めて参加した大会のご紹介

2010年4月7日
AAC会員
鎌苅 滝生氏

       年齢的には記録の上積みが期待できないこともあり、これからはもっとランニングを楽
      しもうと決め、今まで参加したことのない大会にできるだけ出場することにしました。

       特にAACの会員の方があまり参加していないレースに出て、大会の模様やコースの
      状況を投稿を通じて紹介できればと思っております。

       早速、3月に走った2つの大会について、報告致します。

      《能登和倉万葉の里マラソン》 ― 冷たい雨と強風の中の厳しい条件
       まずは大会の概要紹介をします。
       *開催日:平成22年3月7日(今年第2回目の大会)
       *開催種目は、フルマラソン、10キロ、5キロ、1.4キロ(親子)でフルは陸連公認
       コースで、制限時間7時間。

       *フルのコースは、石川県七尾市の和倉温泉の中心をスタートとし、七尾湾を時計周りと
       反対に周回して、和倉温泉に戻る。距離表示は1キロごとで正確でした。
       (公認コースなので当然であるが)

        上り坂の数、坂の延長距離が看板で表示されている。例えば、[/10 400]という
       表示、これは10箇所ある坂の2番目で、坂の延長は400メートルを表わしている。

       大会案内には、30キロまでに10箇所の坂があり、その後はほぼ平坦とあったが、
       実際には30キロ以降も何度も小さなアップダウンがあった。坂の高低差は、概ね30
       〜40メートル。アップダウンが多くて、かなりハードなコースと言え、記録狙いには
       適しているとは言えないが、天気が良ければ景観がすばらしく、気持ち良く走れると思
       われます。

       エイドステイションは、5キロ以降12箇所で、すべてのエイドで水とスポーツドリン
       ク(アミノバリュー)、塩が用意されており、後半はバナナ、あんぱん、細まき(巻き
       寿司)、チョコレート等が準備されていた。

       記録証は、ゴール後直ぐに発行され、グロスタイム(ネットタイム表示はなし)、総合
       順位、年代別順位、5キロごとのスプリットタイムが記載されている。

       参加賞は、スポーツタオル、カキ鍋、殻付のカキ。カキ鍋はカキや野菜がたっぷりの
       「具だくさん」、殻付カキは大きなカキを5個もらい、イベント会場の炭火焼きコー
       ナーで賞味できる。会場には、カキ以外に、海老や魚、野菜も安価で販売されていて、
       炭火焼きが堪能できます。

       ボランティアと応援
          大会の規模の割りには、多くのボランティアの方で和倉温泉を中心として七尾市挙げて
       の大会との印象を強く感じました。土地柄から年配の方が多かったが、寒くて冷たい雨
       の中にも拘わらず、皆さん親切で、各エイドで終始ランナーに声を掛けてくれます。沿
       道は民家が少なく、天候も悪く、応援の人は少ないのは当然ですが、熱心に応援してく
       れました。特に、20キロ過ぎの地元の高校生(野球部)の応援には、ちょっと感激し
       ました。傘も差さずにずぶ濡れのまま、声をからして「頑張って下さい。あと半分です。
       」の声援には、歩いている者でも思わず走り出すような勢いでした。

          ゴールしてチップをはずし、その後、記録証を受け取るというのはどの大会でも同じで
       すが、ここでは、記録証受け取りの前に、「足湯」ならぬ「手湯」が用意されていまし
       た。テーブルの上に湯をたっぷり入れた洗面器が並べられており、冷え切った手を温め
       ることができます。温泉地なので湯は有り余るほどあるのは当然だが、こころ温まるサ
       ービスといえる。

       レースの報告
          さて、最後に私のレースの報告です。
         例年は篠山に出場していたが、重度の花粉症の私にとっては、スギ花粉のピーク時に当
       り、いつも辛いレースになることもあり、少しでも花粉の影響の小さいと思わ れるこの
        大会を選んだのであるが、低温かつ雨という気象条件で花粉の影響は全くなかった。

          しかし、気温2℃、時折みぞれが混じる冷たい雨がふり、更には強風が吹き荒れるという
       厳しい条件で、スタートしてまもなく持病の脚の痛みが出て、苦しいレースで終始しま
       した。制限時間7時間のレースですが、アップダウンの多いコースに加え、非常に厳し
       い気象条件でかなりの途中棄権者が出たようであるが、何とか走り切ることができまし
       たが、結果は、3時間58分49秒、順位は558位
/1842人、年代別37位/?でし
       た。コース条件は厳しいが、前述の通りボランティアも充実しており、和倉温泉周辺地
       区挙げての大会という印象で、参加者の評価も高いのもうなずけます。お勧めの大会だ
       と思いますが、難は足の便が悪いことかと思われる。


     《呉とびしまマラソン》 ― わがルーツを尋ねてのレース
       *開催日:平成22年3月21日(今年第1回目の大会)
       *開催種目は、ハーフマラソン、5キロ、2キロ(親子)でハーフは未公認コースで、制
       限時間2時間30分。

       *ハーフのコースは、広島県呉市蒲刈(かまがり)町をスタート・ゴールとするもの。
       呉の沖に上蒲刈島・下蒲刈島という小さな島があり、その上蒲刈島をスタートし、東に
       位置する豊島に渡り、折り返すという非常にアップダウンのきついハードなコース。

       *参加賞は、スポーツタオル、蒲刈産の塩とデコポン、ウーロン茶缶。
      *「蒲刈」はわがルーツ? 蒲刈とは珍しい地名であるが、2世紀の末に神功皇后がこの島
       に立ち寄った際、櫛を落とし、その櫛を探すために「蒲」を刈ったことに由来すると言
       われている。私の姓である「鎌苅」とは漢字は異なるが、私の家に残る言い伝えでは、
       わが先祖は平氏の落武者で、壇ノ浦の戦いに敗れた後、この島に逃れ、その後瀬戸内海
       を東に向かい、現在の大阪府堺市に移り住んだと言われております。
       李氏朝鮮の「海東諸国記」には、15世紀に「周防州上関太守鎌苅源義就」と名乗る人
       物が朝鮮に遣使している。この人物は村上水軍の一族の「村上義有」と同年代であるが、
       「義就(よしなり・ギユウ)」、「義有(よしあり・ギユウ)」で音の似通いから、同
       一人物ではなかろうか。言い伝えはすべて歴史的事実とは言えないが、その中にはある
       程度の歴史的事実を反映しているものもあることは、学会の常識となっているが、私は
       この地域を支配していた海賊の末裔では
?(平氏の落武者とは考え難い)

       レースの報告
       当日の天候はうす曇り(中国からの黄砂の影響もあったが)で強風が吹き荒れる一日で
       した。島は平地が少なく、ほとんどが山という地形で(従ってアップダウンの激しいコ
       ースとなる)、島内のスギの木が強風にあおられ、花粉が舞い散るという状況の中、花
       粉症の私には、厳しいレースとなりました。特にスタート直後から3キロ辺りまでは、
       かなりの昇りで、なおかつ強烈な向かい風で、レース中では最も苦しい区間でした。こ
       の間でかなりの花粉を吸い込んだものと思われ、10キロ過ぎまで鼻水を垂らしながら
       のレースで、終わってみれば現在の実力通りの1時間
49分20秒 順位は384位/
       76人でした。記録証は、ゴール後発行されることになっていたが、主催者からスター
       ト前に「強風のため記録証の発行は取り止め、後日郵送する」と発表され、1週間後に
       送られて来ました。コースはハードであったが、島内住民のボランティアに加え、呉市
       の本州からの応援も多数あり(特に呉の自衛隊隊員)、こころ温まるもてなしで家族的
       な雰囲気のある良い大会との印象でした。(私のルーツに関わるかも知れない所で、多
       少ひいき目の評価かも
?)受付時に大会関係者から、「かまがりさん」は「この島と関
       係あるのですか」、「頑張って下さい。また、来年も来てください。」と声を掛けられ、
       なんだかちょっぴり嬉しかったが、来年どうしようかと思案中で、私にとって気になる
       大会である。




十八号ー

                 マラソンレースの”距離”について!
                ムネムネの「貧困なる精神シリーズ!」より

2010年2月26日
芦屋浜アスリートクラブ
会員宗政 義仁氏

       今回のテーマは、日頃からあまり誰も気にしてない、マラソンレースの距離について
       考えてみたい。走る距離は当然大会主催者が発表している 距離=長さ がある(
       正確だ)と誰もが思っている。だが、実際はそうとは限らないのだ。

       ジョギングによる健康志向の楽しいランニングに親しむ中で、段々と走力が付いてき
       たので次はマラソンレースに参加したいと思う。そして、自分の走力を試してみたくな
       る。いつの間にか仲間と一緒に喜びを共有したくなって、クラブ活動に参加するよう
       になるのは自然な流れである。

       マラソンレースに参加し完走する事によって新鮮な達成感を知ると、レース直後の
       あまりの苦しさにもうレースには出ないぞと思ったとしても、次の日には次の参加
       レースを探してる。これって、思い当たる人が多いと思う。そして、回を重ねるにつれ
       今度は完走時間を気にするようになり、次回はモット速く走り自己新記録を達成し
       たくなるのはランナーの性である。

       我が”芦屋浜アスリートクラブ”の活動目標は  @楽しく A健康で B一生涯
       
スポーツを楽しもうと言うことだが、この目標を達成しようと走る中でマラソンレース
       に参加すると言う事は、非常に大きな励みとなる。そして、そういう中での自己新記
       録の達成は大きな喜びとなる。

       だが、そこで問題になるのがマラソンレースにおける距離である。距離の設定方法
       については大きく分けて2種類ある。
         1、日本陸上競技連盟の計測基準によって設定した公認コースの距離で、
           国際大会や一部民間大会でも採用されている。
         2、各大会が独自に設定した未公認コースの距離で、計測値は短い場合い
           長い場合もあり多々バラツキがある。

       自らの成長と距離・時間を楽しんでいるだけならいいが、自己新記録の達成を目標
       にするともなると話は違ってくる。近年、衛星から電波をうけて正確な時間や距離
       を計測
する腕時計が販売され、またパソコンでも知ることが出来る昨今である。そ
       んな時代になってるのに、未公認コースの大会とは言いながら走る距離が、10km
       やハーフで数百メートルも短い大会がある。こんな時代の流れに乗れない大会っ
       て情けないではないか!

       こんな大会で幾ら自己新記録達成をしても幻に過ぎない。せっかく大会を開催する
       のだから労を惜しまずに、コース上に折返個所や乗越スロープなど工夫して設け、
       より正確な距離にする努力をすべきである。またついでの事ながら、高低差の大き
       い大会は高低差グラフも公開して欲しい。この様な問題のある大会の主催者は、意
       識改革と猛省改善して、お客様であるランナーが心から喜びを知り、より満足でき
       る素晴らしい大会を開催して欲しいと切に願うものである!



第十七号ー

                     TAKUMI便り!(その7)
2010年1月14日
チーム エフォーツ所属
小原 工氏

     芦屋浜アスリートクラブのみなさん 新年明けましておめでとうございます。
     久々に鳥取県のチームエフォーツ小原工です。いつもあたたかい応援をい
     ただき誠にありがとうございます。昨年は地元での活動がいろいろと重なり
     なかなか投稿することができませんでしたが、今年はこちら鳥取県トライア
     スロン協会や中国ブロックの活動報告も兼ねて投稿させていただきたいと思
     います。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

     現在、チームエフォーツの活動の中心はエフォーツ米子トライアスロンスク
     ールでのジュニア選手の育成、キッズ・シニアへのトライアスロンの普及活
     動、高い目標を持つ若手選手の育成・強化です。キッズスクールは現在
22
     、ジュニアは
5名指導しています。あとは地元や県外の若い選手数名を指導
     しています。その他、二つのスポーツクラブで週に
1度ずつスイムセッショ
     ンを行っています。参加者のほとんどがトライアスリートですが、中にはオ
     ープンウオータースイムやマスターズスイムをやっている人、これからトラ
     イアスロンを始めたい人、健康のために泳いでいる人などもおられます。
     指導する上で一番大事にしていることは参加された方が楽しいと感じてもら
     えるように工夫すること。楽しいと思えることは長く続けられますからね。
     もちろん子どもたちには「礼儀」と「感謝」を一番大事に指導しています。


     ◆6時間耐久スイム
     新年の110日、島根県トライアスロン協会主催の6時間耐久スイムに参
     加してきました。このイベントには昨年と今回で
2回目の参加。今年はエフ
     ォーツジュニア(中学生)
4人とエフォーツ2世代(小学生と小原両コーチ)
     
5人の2チームで参加。1人で泳ぐもよし、グループ(最高5人まで)で泳ぐも
     よし、楽しむことが
1番のイベント。もちろん泳いだ距離は自分たちのチー
     ムでカウントしていきます。交代する距離も自由なのでトップを目指すチー
     ムは前半から短い距離で交代していました。

     スタートは午前
10時ですので終了時間は自動的に夕方4時。ジュニアチーム
     はたくさん泳ぐというより認定記録会に向けたトレーニングと位置づけ、前
     半は長めの距離や個人メドレーで泳いで交代させ、後半に短い距離(
100
        50m
)で刺激を入れました。みんな泳ぐフォームは前半の元気のいい時より
     後半の方がいい動きになっていましたね。


        2世代チームは前半コーチ陣が400mを泳ぎ小学生が200mを泳いで交代してい
     ましたが
2時間も経つと「距離を短くしてほしい」と小学生が言うので50m
     つ短くしていき、ラスト
1時間半は全員50mで交代して泳ぎました。それまで
     トップを独走する隣のコースを泳いでいた小学生(スイミングの選手達)
5
     チームが最初から最後まで
50m交代で泳いでいて速かったので、「追いつ
     くためにはマネしないと」という
2世代チームの小学生の提案があったからで
     す。上位に入ると賞品があったからそれを狙っていたようです。その小学生
     はうちの長男でした。


        6時間でジュニアチームが23,600m泳ぎ、4人チームの部2位、2世代チームが
     
24,300m泳ぎ5人チームの部3位でした。1日貸切りにしてプールサイドで飲食
     
OKなんて出来るところはなかなかないと思いますが、一日中みんなで楽しく
     泳げて最高でした。子どもたちはたくさん泳いで賞品ももらえて大変満足だ
     ったようです。島根県協会のみなさんありがとうございました。

        また投稿いたします。