腰神神社
2008.5.3

祭神
箕島宿禰、八大竜王、猿田彦命
創始は大化改新の頃(645)と伝わる。
紀伊国の豪族、箕島宿禰は文武の師範として、紀伊見峠を越え宇礼志村に移り住む。
宿禰の側室タマモ姫は大和国桜井の豪族の娘、宿禰は河州にて文武を広めた後、宇礼志村腰神神社にお祭された。
元仁の頃(1224)、楠木正成、金胎山に楠公十七支城の一つを築く。
感心寺に居た正成が後醍醐の幕府討伐の途中、馬の腰が立たなくなり、神社の藤の木につないでおいた所、腰が直ったそうである。
水墨画の巨匠雪舟(1486)の”道ばたにうつ蒼たるや藤の森”の句がここで詠まれた。
(由緒書:昭和63年12月、上野亀雄、中川正博氏記)に手を加えた。文責:神奈備
今の季節は藤の花がとても綺麗に咲いています。