中学の同期会開催にあたり、準備の参考になりそうな情報を集めてみました。 同期会は自分達の手作り(自主開催)としましたが、情報源は「同窓会幹事代行業者」のサイトが多くなっています。 幹事代行業者を利用するメリットとしては、以下の2点が挙げらると思います。
「笑屋の同窓会」という幹事代行業者のサイトから、「こだわり・コンセプト」のページをピックアップしました。「再会が新しい出会いにつながっていく」というフレーズが気に入っています。この業者では、高機能な同窓生専用ページ「同窓会グラフ」がセールスポイントにされていて、別のページで、「平均参加率は35%と通常の同窓会より参加率は高いです。」と宣伝されています(以前のサイトでは、一般:25%、笑屋の同窓会:40%となっていました)。「料金は会費のみ」という、その会費は、ホテルや飲食店へ支払う金額+2,500円だそうです。
「同窓会プロ」という幹事代行業者が、「代行サービスは使わず、自分たちで同窓会を開きたい」という幹事向けに掲載しているマニュアルです。この業者の料金プランには、会費のみの「丸ごとプラン」と、事前準備のみを任せる「お手軽プラン」の2種類があり、後者の費用は、案内ハガキ発送枚数×300円+当日の参加人数×1000円との事です。ハガキ発送枚数の1/3の人数が出席してくれるとすれば、「お手軽プラン」で幹事代行業者に支払う費用は、参加者一人当たり1900円という事になります。この業者の「同窓会専用ホームページ」は、幅広い年齢層の方が使い易い様に工夫されているそうです。
「同窓会本舗」という幹事代行業者が提供している同窓生専用ホームページのサンプルです。日時、会場、会費等の基本情報を表示するホームページの他、「参加者名簿」、「掲示板」、「photoアルバム」などの機能があります。ホームページさえ立ち上げれば、「掲示板」や 「photoアルバム」は、無料ソフトでも比較的簡単に実現可能な機能です。一方、同期生がネット上で出欠の返答をしたり、他の出席予定者をリアルタイムで確認できる「参加者名簿」については、使い易い無料ソフトを見つける事ができませんでしたので、今回は自作してみました。あるいは、私自身は使ってみた事がありませんが、Googleスプレッドシートを利用して、同様な機能を実現できるかも知れません。
「同窓会ネット」という幹事代行業者のサイトです。転居先不明者について、「同窓会専用ホームページ、ブログやSNS(facebookやmixiなど)を活用して、同窓生からの情報を募る方法が効率的です。手分けして転居先不明者の情報を収集し、一人でも多くの方に同窓会をお知らせしましょう。」と書かれています。実際、既に連絡がついた同期の方全員に、未だ連絡がついていない方は誰かが判るようにした事で、つながりが広がった様に思います。
「同窓会幹事代行ローレル」という業者のサイトです。この業者が同窓生用にネット上で提供している特典は、掲示板のみのようです。Web上で写真を閲覧・ダウンロードできる一般的なサービスの代わりに、「全員集合写真を当日(2次会に参加する)全員にプレゼント」というサービス項目があり、他の業者と比較すると、かなりアナログな感じがします。でも確かに、普段ネットを使われていない方への配慮も必要ですね。
「グルメスポット」という関西の会場紹介業者のサイトです。同窓会を開催する場合に、色々な時点で確認すべき項目がリストアップされています。会費は銀行振込みを利用して事前徴収する事が提案されています。要はドタキャンへの対応を考えておくように、という事だと思いますので、我々の同期会では、余裕を見た予算を組み、事前の銀行振り込みは求めませんでした。 また、殆どのサイトで案内状は郵送する事が前提とされていますが、我々の同期会では可能な限りe-mailを活用し、案内状の郵送は必要最小限にとどめました。しかし、終わってみると、一部の方から「案内状が来るものと思っていた」という声もありました。
「柏崎インサツ」という新潟の印刷屋さんのサイトで、特に案内状や名札の事が詳しく書かれています。読み進むと「最近はmixi、facebookへの案内を紹介する方も多くなってきました。」と書かれています。我々の同期の方にも、facebook等を利用されている方は大勢いますが、同期全員に「facebook(最近の若者ならline?)に登録して」というのは、無理がある様に感じました。
「秋葉原バンキンヤ」というライブレストランのサイトです。同窓会を盛り上げる企画に関する記事が充実しています。共通の思い出を生かすのが鍵のようです。
幹事代行業者のサイトではなく、中学校の学年同窓会の幹事をされた方の記事です。「当時の流行の音楽をBGMに流すなどの演出をすると同窓生のテンションも上がります。」という部分、なるほど、と思いました。
2010年1月に開催された猪高中85年卒業生の40歳記念同窓会に出席された先生がコメントを書かれています。我々より6年若い学年で、同窓会前の半年間はBBS(web上の電子掲示板)を通じて盛り上がり、当日は130名が参加され、同窓会後もSNSによる交流が続いているそうです。