仮面ライダーW（ダブル）

公式サイト　http://www.tv-asahi.co.jp/double/index.html

作品総括 二人で一人の仮面ライダーで始まったこのシリーズ。 2話で1エピソード構成（最終回のみ1話1エピソード）と毎回個性的な依頼者と敵ドーパント そして完成度の高いシナリオで最後まで楽しめました。 文句無しに平成ライダーシリーズでは傑作でしょう。 こちらの感想は後半のみですが前半もいいエピソードがありますので未見の方は是非 DVD購入またはレンタルして視聴する事をお勧めいたします。

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仮面ライダーダブル(W) 最終話 Eにさよなら／この街に正義の花束を いよいよ最終回と相成りました。 失われた相棒への悲しみを背に風都の平和を守る男・・・・ あれから1年の歳月が流れたある日、姉を救ってほしいという少年が現れる。 愚かな若者達による馬鹿な野望をを砕くために一人痩せ我慢して戦う翔太郎を前に 心境を変化した少年もまた姉を救う行動する様子はいい痩せ我慢です。 そして今回一番やられたのが最終回最大のハイライト・フィリップ復活劇！ てっきり若造達の教祖が若菜と思ったら1年前に消滅していたとは・・・・・ しかも復活直後にやっと分かり合えた家族との別れ、あの遺跡さえ無ければ今も幸せだったかもしれない 運命とは残酷です。そしていかにも小者臭プンプンの教祖に撃たれた翔太郎を救い喜びの再会。 そして若菜が引き起こしたガイアインパクト・風都最強の守護神”仮面ライダーW”の復活、 早速オープニング曲が流れる中で愚かな小者をコテンパンにしてから最後のキメセリフ・・・・ ”さあ、お前の罪を数えろ！” まあエピローグなので人から見れば弱いものイジメに見えるかも知れませんが 今だにガイアメモリの脅威が消えない現状で彼等の戦いは終わらない！ 本当に素晴らしいラストだったと思います。 ※次回から仮面ライダーOOO（オーズ）の感想を開始予定です！※

仮面ライダーダブル(W) 第47話 残されたU／フィリップからの依頼 　　　　　　　　　第48話 残されたU／永遠の相棒 ビギンズナイトのあの日から始まり、あらゆる苦難を乗り越えてきた二人に遂に別れの時が訪れた。 ガイアインパクトの件がキッカケで消滅する運命の相棒、しかも変身できるのはあと1回・・・・ そんな相棒の最後の願いを聞き入れた翔太郎は若菜の行方を追う。 だが彼等の前に立ち塞がるのは財団Xの使者・加頭！あのテラードーパントを上回る最凶最悪ユートピア に変身しアクセルを赤子のように扱う化物ぶり！！苦悩する翔太郎を尻目に再びガイアインパクトの危機が！ だがそんな中でNEVERであった加頭の苦悩と狂気が描かれます。 フィリップを苦しめる事で若菜を覚醒できる事を知った加頭による翔太郎の仲間を倒していく様は 彼の狂気が描かれる一方、心から愛した冴子に拒絶され殺害してしまい無表情の中にある悲しみが伝わる 様子は彼もまた一人の人間だという事が判ります。本当にこの作品は敵にも魂が宿っています。 そして、最後の変身から加頭の最後、二人の別れの流れは機会があればご覧下さい。 今まで全話視聴してきた人なら本当に涙無しでは語れません・・・・・ いよいよ次回はエピローグ・・・・・残された翔太郎”仮面ライダージョーカー”の運命は？

仮面ライダーダブル(W) 第46話 Kが求めたもの／最後の晩餐 己の野望に狂いし園咲琉兵衛に最後の時がやってきた。 自らの良心を悪魔のしっぽであるハケに封じ込め死人である長男を生贄にして 進化させた自身の娘を媒体にガイアメモリを大量増産する恐るべき計画・・・・・ もしこれが実現すれば世界中は間違い無く混沌と化していたのは確実だった・・・・ だが最後の晩餐でシュラウドが言い残した”切り札は左翔太郎”という言葉通り 悪魔のしっぽの意味を知った翔太郎とダブルドライバーのシステムによりその野望は潰える事となる。 まさに驕れる帝王が愚者（翔太郎）と赤き戦士（竜）に倒される形で・・・・ （今回の戦闘は必見です！本当に総力戦といえる内容でした！） 思えば園咲琉兵衛も地球の意思に飲み込まれ狂気の存在となった犠牲者だった。 テラーのメモリを砕かれ炎上している屋敷の中で幸せだった頃の思い出に浸りながら踊る様は この男の悲劇を感じさせます。 だが第二楽章が終了しても話はまだ終わりません。遂に動き出した財団Xの使者・加頭！ 若菜を奪い何処かへ？

仮面ライダーダブル(W) 第45話 Kが求めたもの／悪魔のしっぽ KYな冒険女出現で遂に一年間続いた風都の物語も最終楽章の始まりとなった。 最初の出会いで仕組まれた恐怖心の植え付け・・・・・所詮凡人にすぎない探偵は無力・・・・・ 更に謎の多かった相棒は”死亡”という残酷な現実を突きつけられる。 唯一闘志を失わなかった刑事も恐怖の龍に喰われ苦しめられ危機！ まさに”テラー”に相応しい強敵・・・・もはや打つ手は無いのだろうか？ 今回は多くは語りません・・・・・静かに見守るのみです。 次回・第二楽章・・・・最後の晩餐とミュージアム最終計画発動・・・・・・ 照井が不屈の闘志で再び立ち上がる中、恐怖に怯える翔太郎は？ （次回の感想は私が関西在住ですので再来週となります）

仮面ライダーダブル(W) 第44話 Oの連鎖／シュラウドの告白 復讐の連鎖と馬鹿らしさという今回のテーマが描かれる中でシュラウドの悲しい過去が明かされる。 親のエゴの振り回されながらも懸命に信じあう老人にされた子供達を抱きしめて怒りを覚える翔太郎。 一方、竜もシュラウドの過去と後悔を知り許す辺り今までのエピソードの積み重ねによる結論を感じます。 今回一番のハイライトは竜が自らを仮面ライダーアクセルと堂々と名乗り敵を粉砕した辺りにカタルシス！ 最後は親達も一応和解したらしく一件落着・・・・・ だが次回から遂に最終決戦開幕！果たしてどうなるか？

仮面ライダーダブル(W) 第43話 Oの連鎖／老人探偵 子供を巡る親達の見栄が生んだ今回の事件。 今宵の屑は人を老人にする行為をビジネスにする呆れた男。 しかし子供へのエゴの為にここまでやるか？もし現実にガイアメモリが存在するなら 今のご時勢ならこんな事件が多発するのは間違いありません。 そして翔太郎老人の数々の暴走で大爆笑の中、運命の歯車が大きく回り始め 他の人々の動きがシュラウドを中心に活発化していく・・・・・ 次世代メモリを所持していた財団Xの男、彼女の正体を知り星の本棚で錯乱する若菜 再び竜とのコンビを迫られるフィリップ、だが今回一番動きがあったのは真の敵を知った竜！ しかしここまでの動きがありながら主役なのに蚊帳の外の翔太郎・・・・・ だがこれがいいのかも知れません。 そして次回も歯車が回り続ける・・・・・

仮面ライダーダブル(W) 第42話 Jの迷宮／ダイヤモンドは傷ついて 正直今回はいい意味でやられました・・・・まさか屑は男の役者のほうだったとは・・・ 三人の親友達による恋愛模様にそれを見守っていた巡査時代の刀野。 しかし彼女、刀野さんを守る為に牢屋に入れた辺り相当必死だったのでしょう。 今回の事件解決は翔太郎の素晴らしい洞察力とフィリップが若菜との駆け引きに打ち勝った事でしょう。 それにより屑男の正体を見破り、倒す事に成功しました！ それと刀野刑事の素晴らしき騙され上手も勝因になった事も忘れてはいけません。 しかし・・・・・ナマクラ刑事の屑最低ぶりと嘘から出た雪男には言葉が出なかった・・・・ 次回、翔太郎老人に！

仮面ライダーダブル(W) 第41話 Jの迷宮／猟奇的な悪女 今回は刀野刑事を軸にした事件・・・・・ 今まで散々エゲツ無い悪女が登場しましたが今回は実力、悪知恵、容姿全てにおいて 最悪最凶の部類の悪女です。恐るべき防御力の前にWの攻撃は全く意味が無い上 若菜が星の本棚に介入されたせいで弱点も調べられない為にエクストリームまでも・・・・ 更に調べているうちに全ては3人の友人達の色恋沙汰が原因・・・・しかも女は破壊思考者・・・・ その目的は恋焦がれる男の命！ しかし今回の救いは刀野刑事の過去でしょう。誰か様みたいなお人好しぶりに救いを感じます。 次回、解決編で無実証明なるか？更にあの化物悪女に攻略手段はあるのか？

仮面ライダーダブル(W) 第40話 Gの可能性／あなたが許せない 自分の意思・・・・まさに今回のテーマといえるでしょう。 亜樹子所長から見れば若菜と透は単に流されているだけという考え・・・・ どんな相手だろうと許せないならスリッパを叩き説教する辺りは正直恐るべしです。 そして変わる事に決めた透と流され続けるように力と権力を求める若菜。 更に今回もフィリップと若菜とのやり取りが悲劇を予感させます。 星の本棚で邂逅する二人とすれ違い・・・・果たして二人に救いが訪れるのか？ だが今回一番の爆笑ポイントはラストの竜の大暴走！ 周辺の洒落にならないならない状況でも最後は大爆笑、これでこそWです。 次回は刀野刑事が拘置所からご依頼・・・・今度も楽しみです。

仮面ライダーダブル(W) 第39話 Gの可能性／バッドシネマパラダイス 今回のドーパントは遺伝子操作が出来る引っ込み思案男。 7時間もする映画を強制的に見せる拷問行為には思わず爆笑！ そうこうしているうちに引っ込み思案男を立ち直らせる為にレギュラー一同で映画製作へ・・・ だがそこへ彼の能力を狙って黒若菜が襲来、更にナスカメモリを入手した冴子姐様まで乱入して 収拾がつかない大混乱で今回は終わり・・・・ 全体的に久々の爆笑編でしたが敵サイドでは重要な事が多数発生。 次回は若菜がエクストリーム！？

仮面ライダーダブル(W) 第38話 来訪者X／ミュージアムの名のもとに やはりというかフィリップの正体は園崎家の人間、若菜もいよいよ覚悟完了と相成りフィリップと敵対宣言、 久々のファングジョーカー登場が今回のハイライト。 だがもう一つのハイライトといえる刺客女VSアクセルもかなりのもの。 しかも猫に口封じされるオチが敵の恐ろしさを感じさせます。 ちなみに久々に刑事コンビ登場だがホッパー女（しかも警官コスプレに笑った）にあっさりやられるとは相変わらず！ 次回は久々の爆笑編！だが来週はおやすみ・・・・

仮面ライダーダブル(W) 第37話 来訪者X／約束の橋 いよいよ第三部開始！フィリップの記憶を奪った科学者登場に始まり園崎家の全貌が明らかになり 支援組織登場、追われる立場になりミックの襲われ池ボチャの冴子・・・・ フィリップと若菜とのやり取りに刺客ホッパー女のキャラの強烈ぶりが今回の爆笑ポイント！ しかもミュージアム関連は本棚閲覧不可！が敵の恐ろしさを感じさせます。 次回、逃げ出そうとする若菜姫の運命はいかに？そしてフィリップの正体は？？

仮面ライダーダブル(W) 第36話 Rの彼方に／全てを振り切れ 翔太郎達が少女を保護する中で照井はトライアルメモリーを使いこなす為にバイクによる特訓 ミュージアムではいよいよ反旗を翻した伊坂先生とタブー姐さん、ついでに少女をさらい照井をさそう。 個人的には野外での反逆者達のお茶会には思わず爆笑。 しかしシュラウドさん興味が失せたとはいえタイムを偽るとは意外とエゲツない。 そしてアクセルとウェザーのタイマン勝負！トライアル発動でウェザー撃破！！ やはり復讐よりも誰かを守る心のほうが強いという教訓でしょうね。 悪魔に相応しい末路を迎えた伊坂先生、だが最後に言い残した”全てはシュラウドに仕組まれた事” 照井も復讐を終え笑顔が戻り物語は新たなる局面へ・・・・果たして今後どうなるのか？

仮面ライダーダブル(W) 第35話 Rの彼方に／やがて怪物という名の雨 痴漢と間違われても動じない照井刑事から始まり 子供の依頼を受けて少女を探す事になった翔太郎。 その頃いよいよ伊坂先生がテラー様に反旗を翻す動きが・・・・そして、やはり少女は伊坂先生の実験台。 今回は伊坂先生の過去が語られますが・・・・やはり真性の悪党だったなコイツ！ 今週のハイライトは後半でのバトルですが久しぶりにリボルギャリー（現実では）登場！ しかし何故かガンナーユニットが収まってるので空飛ぶ怪鳥を打ち落す事に。 なんとシールドを足場にして人間大砲みたいに飛ぶとは・・・・ 最後は照井刑事が昭和ライダーのノリでの特訓でシメ！！ 次回、アクセル新形態登場！

仮面ライダーダブル(W) 第34話 悲劇のY／あにいもうと 今回の解決編は単純だがある意味納得いく話。 回想限定で霧彦再登場、妹とのやりとりを見ていると改めて死ぬには惜しい奴だった。 .そして復讐決行！だが恐るべき伊坂先生、タブー姐さんを改造してイエスタディの能力を無力化とは。 哀れ能力を跳ね返されてハーフボイルドと対決する羽目に。 そこへウェザーとアクセルが乱入して大混戦、2つの復讐が交差する展開に。 そして今回のハイライトはエクストリームによるライダーキック！ジョーカーエクストリームよりもいい感じ。 復讐の報いなのか霧彦妹は記憶を失い・・・・・ 次回は恐らくアクセルとウェザーとの因縁決着編！こちらの復讐劇の結末はどうなる？

仮面ライダーダブル(W) 第33話 悲劇のY／きのうを探す女 猫を探して欲しいという女、一目惚れするハーフボイルド。 そして謎の地上げ屋飛び込み自殺未遂事件というプロローグ。 猫を探している内に砂時計の化物に砂時計を仕込まれて見事翌日ビデオの再生のごとく利用されるW。 しかも標的は泣く子も黙るタブーの姐さん。 なんとかアクセルが暗殺阻止、砂時計無効化に最強形態を使うのは正直見事！ そしてやはり敵の正体は依頼者でしかも霧彦の妹！そしてその目的はミュージアムの幹部になるって じゃあなんで姐さんの命を狙うのか？意味不明のまま次回へと続きます。

仮面ライダーW　32話　風が呼ぶB／今、輝きの中で 正直過去の話の感想書くのは大変なのでWとプリキュアの感想は今週分から・・・・ 少しは丸くなったと思ったらメモリに対応できないと見るや見切りをつけようとする魔少年・・・・ 当然所長から非難轟々、おまけに熊の中にはガイアメモリ、更にやはりWお約束の最低悪女！ しかも悪女は宙に浮くピラミッド！力と特殊能力のドーパントタッグに照井フルボッコ、強い！！ そんな中”完璧な人間はいない”というおやっさんのメッセージと絆の再確認。 おやっさんが歌う挿入歌、そして最終形態誕生への流れは素晴らしい。 しかしミュージアム本部でのやりとりを見ると正直不吉を感じるのは私だけでは無い筈。 最後まで頭ごつかれる翔太郎にりんご飴売る女子高生コンビ。 やはり今までの平成ライダーとはいい意味で空気が違うと思います。