弓庄城

所 在 地  富山県中新郡上市町館 別 名  
遺 構  曲輪 形 式  平城
築 城 者  土肥氏 築 城 年  室町時代
歴 史 弓庄城は新川郡一帯を領した土肥氏の居城。土肥氏は、鎌倉幕府創建の功臣・土肥実平の後裔とされる。
土肥氏の越中入部は正平年間(1346-1370)であるが、戦国時代には在地領主化し、上杉に従った。
天正年間には織田氏の侵攻を受け、天正11年には佐々成政と和議を結んで城を明け渡し、土肥氏は越後へ退去した。
歴 代 城 主  土肥氏


本丸の石碑 本丸
弓庄城は、南北600m、東西150mの規模の平城。本丸周辺を除いて、圃場整備で遺構は残っていない。城址の前に「弓の里歴史文化館」(無料)があり、城の復元模型等が展示されている。


 <アクセス>
北陸自動車道・立山ICの東約3kmに位置する。立山ICを下りて、上市町の南陽小学校をめざす。小学校の手前の「女川」交差点を南へ折れ、約1km先の「弓の里歴史文化館」の標識がある角を東に入る。次の角を北へ折れると、右側に弓の里歴史文化館がある。この文化館あるいは近辺に駐車できる。城跡の碑は文化館の道を挟んだ前方にある。(2014.09.07)