米沢城

所 在 地  山形県米沢市丸の内1丁目 別 名  松ヶ岬城
遺 構  曲輪 堀 土塁 形 式  平城
築 城 者  長井時広 築 城 年  暦仁元年(1238)
歴 史 米沢城は、鎌倉期の暦仁元年に、鎌倉幕府重臣・大江広元の子の長井時広により築城されたのに始まるとされる。
その後、伊達氏により侵略され、天文17年(1548)には伊達晴宗が本拠を米沢に移し、輝宗・政宗の三代で米沢城と城下が整備された。
天正19(1591).、豊臣秀吉の奥州仕置きにより、伊達政宗は岩出山に移り、蒲生氏郷の家臣の蒲生郷安が入った。
慶長3年(1598)、上杉景勝が会津に入封し、米沢城にはその重臣の直江兼続が配された。
慶長6年(1601)、関ヶ原戦いで西軍に与した上杉景勝は減封されて米沢城に入った。以後上杉氏の居城として明治維新を迎えた。
歴 代 城 主 長井氏 伊達氏 蒲生氏 直江氏 上杉氏13代(30万石→15万石)


内 堀


本丸を二の丸が、二の丸を三の丸が囲む輪郭式の平城。江戸時代には本丸に米沢藩の藩庁が、二の丸に米沢新田藩の藩庁が置かれた。
現在、城跡は松ヶ岬公園となっており、本丸跡は上杉神社の境内。


本丸土塁


 <アクセス>
城跡の松ヶ岬公園(上杉神社)は、JR米沢駅の西1.5km。JR米沢駅の駅前通りを西に進んだ1.5km先の信号交差点を南に入る。道なりに左にカーブすると左側に公園用の無料駐車場の入口がある。(2016.09.25)