横手城

所 在 地  秋田県横手市城山町 別 名  朝倉城 韮城
遺 構  曲輪 土塁 模擬天守  形 式  平山城
築 城 者  小野寺輝道 築 城 年 天文・弘治年間(1532-1557) 
歴 史 横手城は、天文・弘治年間に小野寺輝道によって築城されたとされる。小野寺氏は南北朝時代に奥羽に進出し、小野寺輝道とその子の義道の時代に最盛期を迎えた。小野寺義道は関ヶ原の戦いに際して西軍についたとみなされ、改易された。
横手城は、慶長7年(1602)に秋田に入封した佐竹氏の支城となり、伊達盛重、次いで須田盛久が城代として配された。
寛文12年(1672)からは戸村義連が城代となり、戸村氏の支配のもと明治維新に至る。
慶応4年(1868)の戊辰戦争に際して、横手城は庄内藩・仙台藩に攻められて落城・焼失した。
歴 代 城 主  小野寺氏 最上氏 伊達氏 須田氏 戸村氏


本 丸 二ノ丸


横手川と牛沼を天然の堀とする要害の地に築城されている。主郭は本丸と二の丸からなり、二の丸には戸村氏の居住する城代屋敷があった。
現在、横手公園として整備されており、二の丸に内部が郷土資料館となる模擬天守が建てられている。


模擬天守


 <アクセス>
城跡のある横手公園は、JR横手駅の北東約1.4kmの地点。国道13号線の「石町」信号を東に入り、1km先の「幸町」信号を北へ左折する。200m先の十字路を東へ右折し、道なりに進むと横手公園へと入り、二の丸の下の駐車場に着く。(2016.09.22)

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