与板陣屋

所 在 地  新潟県長岡市与板町与板 別 名  与板城
遺 構  移築門 形 式  陣屋
築 城 者  牧野康成 築 城 年  明暦3年(1657年)
歴 史 長岡藩主牧野忠成の次男康成が1万石を分知され、寛永11年(1634)に与板藩を立藩した。明暦3年に与板陣屋を構えたが、元禄15年(1702)に牧野氏は信濃小諸に転封された。
宝永2年(1705)、井伊直矩が入封し、井伊氏は城主格であるので築城に着手し、文政6年(1823)に与板城が完成した。
慶応4年(1868)の戊辰戦争に際して井伊氏は新政府軍に属し、旧幕府軍と戦って与板城は焼失した。
歴 代 城 主  牧野氏(1万石) 井伊氏(2万石)


陣屋跡地のふれあい交流センター ふれあい交流センター内の石碑


陣屋跡に建つふれあい交流センターの門は陣屋風の冠木門。陣屋跡に遺構はないが、大手門、切手門が移築されて現存する。


 <アクセス>
陣屋跡のふれあい交流センターは、与板小学校の西約400m。与板の市街地を南北に縦貫する国道403号線の「堂前」信号交差点を北上し、450m先のクランク状に道が屈曲する手前の三差路を西に左折するとふれあい交流センターの前に出る。駐車場はない。(2017.09.04)