柳之御所

所 在 地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字加羅楽108-1 別 名  平泉館
遺 構 曲輪 堀 井戸 建物跡 園池 形 式  居館
築 城 者  藤原清衡  築 城 年 平安末期(12世紀)
歴 史 柳之御所は、奥州藤原氏初代・藤原清衡が、江刺豊田館から平泉に移って居館を構えたところ。奥州藤原氏四代の政庁、平泉館にあたると推定されている。
文治5年(1189)、四代藤原泰衡のとき、源頼朝の大軍に攻められて炎上し、奥州藤原氏は滅んだ。
歴 代 城 主  奥州藤原氏四代


中心建物跡


遺跡は北上川と猫間ケ淵の間の台地上に広がる。平泉・中尊寺の南東に位置し、金色堂を北西に望み見るように造営されたとされる。
発掘調査により、建物跡、堀、道路跡、井戸、園池などが見つかっており、「柳之御所遺跡公園」として整備・保存されている。国道4号線平泉バイパス


 <アクセス>
柳之御所遺跡公園は、JR東北線平泉駅の北東0.6kmの位置。東北自動車道「平泉前沢IC」から国道4号線平泉バイパスに入って南下する。3.5km先の信号交差点(柳之御所の案内標識あり)を西に入ると、すぐ左に柳之御所遺跡公園の資料館と駐車場がある。(2016.07.24)

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