山崎陣屋

所 在 地  兵庫県宍粟市山崎町鹿沢 別 名 穴澤陣屋 山崎城
遺 構  陣屋門 石垣 形 式  陣屋
築 城 者  松平輝澄 築 城 年  元和元年(1615)
歴 史 元和元年(1615)、松平輝澄(池田輝政の4男、徳川家康の孫)が宍粟郡の地を与えられて、山崎の地に築城したのが始まり。
寛永17年(1641)、お家騒動により領地没収となり、代わって泉州・岸和田から松平康映(やすひで)が入封する。松平康映によって城下が整備されたが、
慶安2年(1649)、松平康映は石見・浜田に移封され、岡山の池田光政の弟・池田恒元が城主となる。延宝6年(1678)、無嗣断絶により、領地は幕領となる。
延宝7年(1679)、本田忠英が入封し、以後本多氏が明治維新まで在封する。
歴 代 城 主 松平氏1代(6.8万石)、松平(松井)氏1代(5万石)、池田氏3代(3万石)、本多氏10代(1万石)


山崎藩陣屋門
資金寄贈者にちなんで「紙屋門」と呼ばれる。


陣屋門の奥の本丸跡
「鹿澤城本丸跡」と表記されている。
表御門跡
所門のなかで最も大きく、外枡型であった。


現地説明板の
「穴澤御陣屋堀之内の図」
(享保10年)

揖保川とその支流の菅野川によって形成された河岸段丘上に築かれている。
段丘を堀によって南北に分け、北を町屋敷、南を城域とした。


 <アクセス>
陣屋跡は、中国自動車道山崎ICの北西700mの市立図書館の奥。山崎ICを出て国道29号線を北上し、次の中広瀬の信号を西方面へ折れる。700m先の山崎市民局前の信号を南側へ曲がると、100mで市立図書館がある。この市立図書館の奥に陣屋門が建っている。市立図書館の駐車場を利用するか、南東2〜300mほどのショッピングセンターの駐車場を利用する。(2012.05.21)

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