山科本願寺

所 在 地  京都府京都市山科区西野 別 名  
遺 構  土塁 形 式  寺内町
築 城 者  実如 証如 築 城 年  16世紀はじめ
歴 史 山科本願j寺は、浄土真宗中興の祖とされる第8世蓮如により、天明10年(1478)に造営された。
第9世実如、第10世証如の時代に城郭化されたとされる。
しかし天文元年(1532)、細川晴元率いる法華宗徒、延暦寺、六角氏の連合軍に攻められて落城し、炎上した。
翌天文2年(1533)、石山本願寺に本拠が移された。
歴 代 城 主  蓮如 実如 証如


山科中央公園の土塁 西宗寺の東の土塁


現地解説板の
山科本願寺推定復元図

土塁の一部が残るだけ。
山科中央公園の北部に東西75m、南北60mに渡って残る土塁は国史跡に指定されている。
西宗寺の東100m付近にも土塁が見られる。


 <アクセス>
山科中央公園はJR山科駅の南西約1km。山科駅の南正面の道を南下し、「外環渋谷」交差点を西に折れる。次に「山科団地北」交差点を南に折れて南下すると、左手に山科中央公園がある。山科中央公園の南端の交差点を西の路地路へと入り、突き当りが西宗寺であるが、その手前100mほどの南側の民家の裏手にも土塁がある。(2014.09.15)