山形城

所 在 地  山形県山形市霞城町 別 名  霞城 吉字城
遺 構  曲輪 堀 石垣 土塁 復元門 形 式  平城
築 城 者  斯波兼頼 築 城 年  延文元年(1356)
歴 史 山形城の歴史は、南北朝時代に、出羽探題として入部した北朝方の斯波兼頼によって築城されたのに始まる。以後、出羽斯波氏は最上氏を名乗り、山形城は最上氏の居城となった。今の山形城は、文禄年間(1592-96)に最上義光が整備したもの。
元和8年(1622)、最上氏はお家騒動を理由に改易され、代わって鳥居忠政が入封した。
以後、山形城の城主はめまぐるしく変わり、天領の時代を挟んで11家が入れ替わって、明治維新を迎えた。
歴 代 城 主 斯波氏→最上氏(57万石) 鳥居氏 保科氏 松平氏 奥平氏 堀田氏 松平(奥平)氏 堀田氏 松平(大給)氏 秋元氏 水野氏(5万石)


二ノ丸堀 二ノ丸土塁


本丸を二の丸が囲み、二の丸を三の丸が囲む輪郭式の城郭。
現在、本丸と二の丸が霞城公園となっている。堀や石垣の復元が進み、二の丸東大手門や本丸一文字門が復元されている。


二ノ丸東大手門(復元) 本丸一文字門(復元)


 <アクセス>
山形城跡の霞城公園は、JR山形駅の北500m。車の場合、北側から公園内に入る。二の丸の北門跡から公園内に入ってすぐを左折すると、右側に広い無料駐車場がある。(2016.09.24)