八橋城

所 在 地  鳥取県東伯郡琴浦町八橋 別 名  大江城
遺 構  曲輪 石垣 形 式  平山城
築 城 者  行松氏 築 城 年  不明
歴 史 八橋城は伯耆の国人・行松氏の居城であるが、築城年等は不明。
大永4年(1524)、出雲の尼子経久は八橋城を攻略し、吉田左京亮を置いて伯耆支配の拠点とした。
永禄8年(1565)、毛利氏は八橋城を落城させ、杉原盛重を配置した。天正年間に織田方の勢力が山陰に及ぶと、八橋城は毛利方の防衛の最前線となった。
豊臣政権下では八橋城は南条氏の領有するところになるが、関ヶ原の役で西軍についた南条氏は改易となり、中村氏、次いで市橋氏の所有となる。
元和3年(1617)に鳥取藩領となり、八橋城には池田長明が入った。さらに寛永9年(1632)に鳥取藩の津田氏が領有し、陣屋を置いて明治維新に至る。
歴 代 城 主  行松氏 吉田氏 杉原氏 南条氏 中村氏 市橋氏


本丸と二ノ丸からなり、周囲に堀を巡らせていた。


 <アクセス>
八橋城跡は、JR山陰線「八橋駅」の駅前広場西側にある。駅前に駐車できる。(2018.09.12)