宇津山城

所 在 地  静岡県湖西市入出 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 石塁 形 式  山城
築 城 者  今川氏親 築 城 年  永承3年(1506)
歴 史  宇津山城は、駿河守護・今川氏親が三河を攻略する拠点として、永承3年(1506)に浜名湖西岸に築城された。
永禄3年(1560)に桶狭間で今川義元が討たれた後、今川氏から自立した徳川家康は遠江へ侵攻を開始し、永禄12年(1569)に徳川方により落城した。
以後、徳川方の城となったが、廃城の時期は不明。l
歴 代 城 主  今川氏 長池氏 小原氏 朝比奈氏 徳川氏


主郭の周囲の土塁


標高50mの宇津山山頂に、南北240m、幅35mの規模で築城されている。現在確認されるのは三の曲輪で、40m×30mのほぼ正方形の曲輪。周囲は土塁で囲まれており、土塁の内側は土止め用の石積みになっている。


土塁の内側の石積みは、延々と続いている 主郭


 <アクセス>
宇津山城は、浜名湖の西岸に突き出る正太寺鼻の宇津山の山頂にある。国道301号線の湖西市「太田」交差点を東へ折れる。正太寺鼻へ向けて道なりに約2.5km進む。湖沿いの道になると、左手に墓地が見えるので、左折して墓地内へと上がる坂道に入る。400m程坂道を進むと宇津山の山頂に至る。道の終点に駐車することができる。城跡はすぐそこ。(2013.03.24)

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