宇土城

所 在 地  熊本県宇土市古城町 別 名  鶴ノ城
遺 構  曲輪 石垣 土塁 形 式  平山城
築 城 者  小西行長 築 城 年 天正17年(1589)
歴 史 天正16年(1588)小西行長は肥後南三郡を与えられ、翌年、宇土古城の東に宇土城を築城した。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いにおいて小西行長は西軍に属し、破れて刑死した。宇土城は加藤清正に攻められて開城し、清正の支城となった。
慶長13年(1608)頃、宇土城は清正の隠居所として改修されたが、清正の死後、慶長17年(1612)に幕府の命により宇土城は取り壊された。
歴 代 城 主  小西氏 加藤氏


本丸 本丸東面の石垣


 現地解説板の復元図

熊本城の宇土櫓は宇土城天守が移築されたものとの伝承があるが、最近では熊本城子天守が宇土城天守であったのではないかとも考えられている。


 <アクセス>
JR宇土駅の南南西約2kmの宇土城山公園が城跡。県立宇土高校の北側の道から南に入る細い道がある。「宇土城跡」の標識があるのでここを入ると、墓地を抜けた先に駐車場がある。(2020.10.23)