魚津城

所 在 地  富山県魚津市本町 別 名  小津城 小戸城
遺 構  なし 形 式  平城
築 城 者  椎名頼胤 築 城 年  建武2年(1335)
歴 史 魚津城は、建武2年に松倉城主の椎名頼胤により築城されたとされる。
永禄12年(1569)、上杉謙信は椎名氏の松倉城を攻略し、このとき魚津城も陥落した。魚津城は上杉氏の越中支配の拠点となり、河田長親が入城した。
天正10年(1582)、越中に侵入した織田軍により魚津城は落城したが、本能寺の変により、織田軍は撤退した。
翌天正11年、佐々成政により再び攻められ、魚津城は開城した。魚津城は、佐々成政が本城とした富山城の支城となった。
天正15年(1587)、佐々成政は肥後熊本に移封となり、越中は前田利家が領有することになり、魚津城には城代が置かれた。
元和元年(1815)の一国一城令により、この頃廃城となった。
歴 代 城 主  椎名氏 上杉氏 佐々氏 前田氏


大町小学校の玄関前にある石碑


現地解説板の
越中魚津町惣絵図

方形の本丸を水堀で囲み、北、東、南の三方を二の丸で囲む。


 <アクセス>
富山電鉄「電鉄魚津駅」の北西300mに位置する大町小学校が城跡。大町小学校の前の道路に面して解説板があるが、路地様の道を入った小学校の玄関入口に石碑や解説板が設置されている。駐車場はないので、小学校の南150mのコンビニ駐車場を拝借する。(2014.07.08)