上原諏訪氏館

所 在 地  長野県茅野市ちの 別 名  
遺 構  なし 形 式  館
築 城 者  諏訪氏 築 城 年  室町時代後期
歴 史 上原諏訪氏館は、諏訪地方を支配した諏訪氏の拠点。
諏訪氏は信濃に侵入を図る武田氏と戦いを繰り返したが、天文11年(1542)に武田信晴に敗れ、諏訪惣領家は滅んだ。
上原諏訪氏館は武田氏の信濃攻略の拠点の一つとして利用され、重臣の板垣信方が城代として入った。天正10年(1582)に武田氏が滅びると、上原諏訪氏館も廃された。
歴 代 城 主 諏訪氏 


「上原城諏訪氏館跡」の石碑  右側が、居館があった板垣平


現地解説板の地図

居館跡は、金毘羅山の中腹の「板垣平」に設けられている。130m程上の山頂部には詰めの城として上原城が構築された。
「板垣平」は100×50m程の広さであり、城代の板垣氏にちなんで呼ばれるようになった。


 <アクセス>
館跡はJR茅野駅の北約1.6kmの地点。国道20号線の「上原頼岳寺」交差点を東に入り、線路をくぐって突き当りを右折し、「上原城2.5km」の標識があるすぐの三叉路を左折する。館跡はここから約1km。館の案内板の前に駐車スペースがある。(2013.06.28)