鵜殿城

所 在 地  三重県南牟禮郡紀宝町鵜殿 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 横堀 形 式  山城
築 城 者  鵜殿氏 築 城 年  不明
歴 史 鵜殿城は、鵜殿氏によって鎌倉時代あるいは室町時代に築城されとされるが、詳細は不明。
南北朝期には抗争の舞台となり、興国4年(1431)に南朝軍が押し寄せたが、押し返したと記録されている。
慶長20年(1615)の大坂の役に際して鵜殿氏は豊臣方に属し、敗れた後、歴史から消えた。
歴 代 城 主  鵜殿氏


主郭 主郭の土塁


現地解説板の図

鵜殿城は、標高40m程の小山の山頂部にある。
単郭で、周囲を土塁で囲むとともに、南北に横堀を設ける。
現在、児童公園として整備されている。


 <アクセス>
JR紀勢線の鵜殿駅の前を東西に走る国道42号線(旧道)沿い。矢渕中学校の前から東に200mの三叉路に「散策道案内図」の看板がある。この看板の横の道を北に入ると、150m程で紀宝町ふるさと歴史館の駐車場に着く。この歴史館の裏の公園が城跡。(2014.03.25)