津和野城
所 在 地 | 島根県鹿足郡津和野町後田 | 別 名 | 三本松城 |
遺 構 | 石垣 虎口 堀切 現存櫓2 | 形 式 | 山城(比高200m) |
築 城 者 | 吉見頼行 | 築 城 年 | 永仁3年(1295) |
歴 史 | 津和野城は、永仁3年に吉見頼行により築城された三本松城に始まる。吉見氏は、源頼範の孫を初代とする。 慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの後、吉見氏当主の広長は毛利氏に従って長門に退去した。 翌慶長6年(1601)に坂崎直盛が入封し、三本松城を大改修して津和野城と改めた。元和2年(1616)、千姫事件で坂崎直盛は自害し、坂崎氏はとり潰しとなった。 翌元和3年(1617)、亀井政矩が因幡鹿野が入り、以後亀井氏が明治維新まで在封した。 |
歴 代 城 主 | 吉見氏 坂崎氏(3万石) 亀井氏11代(4.3万石) |
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霊亀山山頂部の石垣 | 三十間台(本丸)の石垣と虎口 |
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現地解説板の地図 津和野城は霊亀山山頂部に築かれており、本城と出丸からなる。 津和野高校の西端の向かいに大手登山口があり、600mの大手道を登ってもよい。 |
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出丸の虎口 | 人質櫓台の高石垣 |
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馬場先櫓 | 物見櫓 |
<アクセス> 津和野城跡はJR津和野駅の南西南の霊亀山山頂部。津和野高校の西側の三差路を西に入って250m行くと、観光リフト用の駐車場がある。リフト5分で山上に至り、そこから山道を5分くと出丸に着く。さらに5分で本城に着く。(2017.05.30) |