清水山城

所 在 地  長崎県対馬市厳原町西里 別 名  
遺 構  石垣 曲輪 形 式  山城(標高210m)
築 城 者  豊臣秀吉 築 城 年  天正19年(1591)
歴 史 清水山城は、天正19年(19591)に、豊臣秀吉の朝鮮出兵に先だって兵站のための城の一つとして築城された。
肥前の名護屋城、壱岐の勝本城、この清水山城、上対馬の撃方山城が、朝鮮出兵の際の兵站線の駅城である。
歴 代 城 主  


本丸


標高210mの清水山の山頂部に本丸を置き、馬の背状の稜線に沿って階段状に二の丸、三の丸を配置する。
本丸、二の丸、三の丸のそれぞれに石垣が点在しており、虎口や枡形の遺構が良好に残っている。


三の丸 三の丸


二の丸 二の丸


本丸 本丸から厳原港方面の眺望


 <アクセス>
対馬歴史民俗博物館の北側に有明山・清水山のハイキング登山口がある。標識に沿って行けばこの登山口に着く。登山口で道は左右に分かれるが、右の山道を登ると清水山城の三の丸の石垣が見える。石垣が点在する中を上っていくと、二の丸から本丸へとたどり着く。(2012.10.28)
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