椿尾城

所 在 地  奈良県奈良市北椿尾町 別 名  椿尾上城
遺 構 曲輪 土塁 石垣 空堀 堀切 土橋 形 式  山城
築 城 者  筒井順昭 築 城 年  天文年間(1532-55)
歴 史 椿尾城は、筒井城を本拠とする筒井順昭(筒井順慶の父)により、天文年間に築城された。
永禄2年(1559)に筒井城が松永久秀に攻められて落城した際に、筒井順慶は椿尾城を本拠にした。
天正8年(1580)、筒井順慶は織田信長より大和20万石に封じられたが、居城の郡山城以外の城の破却を命じられ、椿尾城は廃城となった。
歴 代 城 主  筒井氏


本曲輪下の空堀 本曲輪下の石垣


土橋 土塁


 <アクセス>
椿尾城跡のある城山は、近鉄筒井駅の東約9km。名阪国道五ケ谷ICを下りて、名阪国道の東側の道を北上し、道なりに進んで三叉路を北へ左折する。次の二股を右へ進み、さらに三叉路を右折し、400m先の二股を左へ進む(行き止まりの表示があるが構わず進む)。名阪国道の下を潜ってあとは道なりに進むと、フェンスで道が封鎖された行き止まりになる。車はこの付近の道端に止める。左側に山へ入るコンクリート道があり、この林道を5〜600m進むと右側にチェーンを張った山道がある。この道を登るとまもなく城跡。(2016.01.17)