東氏館

所 在 地  岐阜県郡上市大和町牧 別 名  
遺 構  復元庭園 形 式  館
築 城 者  東氏 築 城 年  鎌倉時代
歴 史 (とう)氏は千葉氏の庶流であり、承久の乱の戦功により美濃国山田荘の地頭となり、土着した。
東氏は篠脇山の篠脇城を居城とし、その麓に居館を営んだ。
東氏館は、応仁2年(1468)に斎藤妙椿に攻められたとき、天文9年(1540)に越前の朝倉氏に攻められたとき、それぞれ焼失した。
天文10年(1541)に居城を篠脇城から赤坂山に移転したのに伴い、東氏館は放棄された。
歴 代 城 主 東氏


池泉回遊庭園 館跡と篠脇城のある篠脇山


現地説明版の図

東氏の館は不明であったが、昭和54年の発掘調査で確認された。特に池泉庭園の遺構はは中世武将庭園として学術的価値が高く、国の名勝に指定された。


 <アクセス>
篠脇城を参照。明建神社の前の橋を越えて左側が東氏館跡。