大野城

所 在 地 福岡県粕屋郡宇美町・大宰府市・大野城市 別 名  
遺 構  石垣 土塁 門跡 形 式  古代山城
築 城 者  大和朝廷 築 城 年 665年(天智天皇4年)
歴 史 中大兄皇子(天智天皇)称制の663年(天智2年)、百済救援軍が新羅・唐の連合軍に白村江で大敗した。
近江朝廷は新羅・唐の侵略に備えて、翌664年に水城(みずき)を築き、さらに665年に大宰府を守る城として大野城を築いた。
歴 代 城 主  


百間石垣


現地解説板の地図

大野城は、大宰府政庁の北側背後の四天王山に築かれた山城であり、総延長約8kmの土塁で囲まれている。土塁の内部に倉庫などの施設が置かれ、城門は9か所が確認されている。


大宰府口城門跡 大宰府口城門の石垣


尾花地区の土塁 増長天礎石群


 <アクセス>
大野城は、西鉄大宰府線「大宰府」駅の東の山中にある。「大宰府」駅の東側を南北に走る県道35号線を北上し、駅から300m程北の三差路を左折して赤い橋を渡る。あとは道なりに4km程進むと、右側に駐車場がある。「大宰府口城門」や「増長天礎石」などにはここから行ける。この駐車場からさらに0.9kmの先の三差路を右折し、0.7km程行くと左側に「百間石垣」が見える。道端に車1台分の駐車スペースがある。(2019.03.21)