岩屋城

所 在 地  福岡県太宰府市大宰府 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀切 形 式  山城
築 城 者  高橋鑑種 築 城 年 天文年間(1532-54)
歴 史 岩屋城は天文年間に、大友氏の家臣である高橋鑑種(あきたね)により、宝満城の支城として築城された。
永禄12年(1569)、高橋鑑種は大友義鎮(宗麟)を裏切ったことにより家督をはく奪され、翌元亀元年(1570)、大友氏の家臣の吉弘鎮理(しげまさ)が家督を継いで城主として入った。後の高橋紹運(じょううん)である。
天正14年(1586)、島津の大軍に攻められ、700名の城兵は全員討ち死にして落城した。
歴 代 城 主  高橋氏


本丸 「嗚呼壮烈岩屋城址」の石碑


本丸の土塁 二ノ丸 高橋紹運の墓がある


 <アクセス>
岩屋城は、西鉄大宰府線「大宰府」駅の東の山中にある。「大宰府」駅の東側を南北に走る県道35号線を北上し、駅から300m程北の三差路を左折して赤い橋を渡る。あとは道なりに約3km程進むと、右側に「岩屋城跡(本丸跡)」の解説板が立っている。城跡は山道を上るとすぐ。二の丸への入口は、道を挟んだ向かい側にある。手前30m左側に車一台分の駐車スペースがある。(2017.03.21)