鶴田陣屋

所 在 地  岡山県津山市桑下 別 名  
遺 構  曲輪 石垣 形 式  陣屋
築 城 者  松平武聡(たけあきら) 築 城 年  明治4年(1781)
歴 史 慶応2年(1866)の第二次長州征伐において、石見・浜田藩は長州軍に敗北し、浜田城に火を放って退去した。藩主の松平武聡は飛地領の美作鶴田に落ち延び、大庄屋宅を仮の陣屋として、鶴田藩と称した。
その後、正式に陣屋を築くことになり、明治4年(1781)に鶴田(たずた)陣屋が完成した。しかし、廃藩置県により藩主は東京へ召集され、鶴田陣屋で藩主が起居したのは3か月という。
歴 代 城 主 松平(越智)氏


陣屋跡の南面の腰巻石垣


陣屋跡 陣屋跡の西御殿の敷地


 <アクセス>
国道53号線に国道429号線が交差する「高尾」交差点から国道429号線に入り、約4km西進すると、北上する県道159号線が交差する信号がある。この交差点の北東側にコンビニがある。県道159号線を北へ折れ、二つ目の筋を右折する。橋を渡って次の三叉路を左折すると、右手に階段があり、階段を上がると、陣屋の西御殿跡。付近に車を置くことはできないので、先ほどのコンビニを利用するのが便利。

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