竹島城

所 在 地  三重県伊賀市愛田 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 虎口 空堀 形 式  山城
築 城 者  竹島氏 築 城 年  室町時代
歴 史 竹島城は、伊勢国司北畠氏に属した竹島氏の居城である。築城時期は明らかではないが、出土品から室町時代と考えられている。
13代景勝の妻として松尾芭蕉の姉が嫁ぎ、その墓碑が近くの松栄寺の墓地にあるとか。
歴 代 城 主  竹島氏


                   主 郭
主郭の周囲は土塁で囲まれている。土塁の残存状態は良好であり、3m程度の高さで残っている。


竹島城は丘陵の端部に築かれており、東西100m、南北120mの規模を持つ。主郭は明瞭な形で残っており、また雑木や下草が刈られているなど整備状態が良く、気持ちよく見学することができる。


主郭の南の虎口 主郭の東側の空堀


 <アクセス>
名阪国道の下柘植ICの下を通る県道146号線を600m程南下すると、東側へと愛田の集落に入る道がある。集落内を道に沿って1km程進むと、左側に「愛田公民館」がある。この公民館の前に駐車することができる。公民館の向かって左の道を起点にして、案内標識に従って山へと入る。金属のフェンスの扉を開けて(閉め忘れに注意)、通過すると、すぐ左に見逃しそうな細い山道がある。この山道沿いに城跡の説明板が建っており、主郭はその先。(2013.03.17)

日本の城目次へ戻る